M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Daybreak (CMYK)・Forbidden Jungle (Gamewright)・Conspiracy (Restoration Games)をプレイしました。
デイブレイクはe-Missionのタイトルでドイツ語版がSdJ黒ポーンの候補作になっています。
CO2排出量を削減して気温上昇を止めるのが目的の協力ゲーム。
プレイヤーはそれぞれアメリカ・ヨーロッパ・中国・その他の発展途上国を担当して、同時進行で自分の個人ボードでエンジンビルドをして発電所をクリーンなものに建て替えたり、その他の産業のCO2排出量を削減したりします。
全員が手札を使い切ってすることなくなったら決算。全員分のCO2を合計して森林や海洋に吸収された分を差し引いてマイナスになってれば勝ち、そうでなければCO2の累積に応じて気温が上昇し、気温が上がれば上がるほどランダムな災害が発生してひどいめにあう、というのを繰り返します。地球気温が2℃上昇するか、1人でも災害で国が滅ぶか、時間切れになると負け。
2戦1勝。標準ルールで難易度はおそらく適切といったところ、調整用のバリアントも豊富なので、リプレイ性は十分そう。
カード1枚1枚の隅にQRコードが印刷されていて、スマホでスキャンすればカードの解説とか効果の補足説明とかのページに飛ばされます。これがけっこうなボリュームあって(例)、黒ポーン候補作なのでいずれどこかが日本語版出すと思いますが、全部訳すのは大変なような気がします。
禁断のジャングル.
前作禁断の空の続きで、ロケットで脱出した面々は謎の異星生物の闊歩するジャングルに不時着したという話。
わらわら増殖する異星生物を狩りながら、ルーム25みたいにマップタイルを移動させてポータルに4つのクリスタルを接続して脱出しようという協力ゲーム。
前にも増してストーリーが荒唐無稽になってますが、ゲーム内容はいつもの禁断シリーズ。箱は例によって缶ですが、電池で動くロケットの変なギミックはなくなってコンポーネントは普通の厚紙タイルです。
異星生物の増殖ペースがイマイチ読みにくくなっていて、何度もあわやという状況になりましたが、運よく1戦で脱出成功。続編ではまた脱出した先で遭難するに決まっているのですが。
コンスピラシー。
かなり古いゲームの再版。6人のスパイを買収して1つしかない機密文書を奪いあったり殺しあったりしながら最後に自分の本拠地に機密文書を持ち帰った人の勝ちというゲーム。
もともとは$10,000を$100単位で名前以外には違いのない8人のスパイに賭けるのを紙に記録するゲームだったらしいのですが、新版では$30を$1単位で固有の特殊能力を持った6人のスパイに賭けるようになっていて、シールドの後ろでお金トークンを積むスタイルに変更されています。かなり別ゲーになってるような。
時短のためにもう一つルールが追加されていて、一定時間内にゲームが終わらなかったときの代替勝利条件として、中立のDr.ソロモンという特殊なスパイが追加されています。Dr.ソロモンはボード上には登場せず機密文書を運ぶ役には立ちませんが、時間切れのときはDr.ソロモンに一番ビッドしていた人の勝ち、というシステム。
時間切れDr.ソロモン勝ち。