Phage 6月例会

6/24はPhageの6月例会に参加してきました。
大聖堂(Kosmos)をプレイしました。

序盤から毎回割りと早めに建築家が引かれたので、イベントカードを事前に見れるエリンなど特権カードや職人は良いものを確保できました。その分の資金は払ってるので実際のところトータルの得点では大差ないのかもしれませんが。陶芸家・大工・彫刻家を1枚ずつ取ってしまい、効率は悪くないものの必要な資源を確保するのが大変です。下家のT井氏は熟練者らしくこまめに修道院で1点2点を確保していました。やはりそれが一番高効率ですかね。
結局私とT井氏が得点で同点トップ、残り資金も同額で引き分けでした。本当は下家締めないといかんのですが。

ML.K 6月例会

6/23は札幌市北区民センターでML.Kの6月例会がありました。参加者7人。
インペリアル(Eggert Spiele)・マンチキンインポシブル(SJG)・コズミックエンカウンター(Mayfair)・世界史(同人)をプレイしました。
今日は集まりがよく最初から2卓立ちました。素晴しい。

インペリアル4人。人数が多くなると国をコントロールするチャンス自体は減ります。しかし一国も担当していないプレイヤーは順番に関わらず債券を追加購入できるという特典があり、出資額が多くなるにつれて配当率が低くなっていくシステムなので、いちがいに不利とは限りません。むしろ18xx同様副社長戦術はかなり有力な作戦かと思われます。ランダム性のないゲームなので1~3位までそれぞれ1点差という接戦。3位。

卓を組み換えてマンチキン3人。インポシブルはスパイ大作戦ものです。種族がない代わりに忠誠(所属国)があります。ゲーム自体は普通のマンチキンですが、もはやそういうレベルではなく。マンチキンのなかではネタが分かりやすい方だと思います。勝利。

1人減って6人エンカウンター。ヒーラー・ミュータント・ボイド・ルーザー・アンチマター・フィランソロフィストで、ルーザー担当。割といい感じに能力の食い合せの悪い組み合せでした。ボイドが最後にフィランソロフィストを食って勝っていました。

世界史はモンゴル・ティムールと続けざまにプレイして一気に突き抜けたY田氏の圧勝でした。

他、宝石商(alea)・アルケミスト(amigo)がプレイされていました。

終了後、某所に移動して1841。参加者3人。
18xx北イタリア版です。他の18xxにない特殊ルールとして、会社が会社を設立できるというものがあります。これに会社間の合併が可能というルールを組み合わせると、プレイヤーが安い会社を設立→その会社が高額子会社を設立→両社が合併→株式交換でプレイヤーの安株が超優良株に変身というそれどこの投資ファンド?な手品が可能です。というかこのゲームでプレイヤーの資産価値を上げる主要手段です。プレイヤーは貧乏なのに妙に大金が飛び交うゲームになります。僅差で勝利。

お買い物メモ: 1826LE, 1841v2

1826と1841が到着しました。アメリカ→東京より東京→札幌の方が時間かかってたりするのは気のせいでしょうか?
シリアル番号は26が114番、41が94番で、同人ゲームの再版としては少ないような多いような。41はDeep Thoughtの他の18xxと同様の品質で、Geekとかに上がってる初版の画像と比べるとかなり美しい仕上りです。ルールも変わってるはずですし。26もクリス・ローソン版とはちょっとデザインが異なるようです。こちらはルールはたぶん変更なし。

ML.K 裏例会

6/16は某所でML.Kの裏例会がありました。参加者4人。
ノートルダム(alea)・アーカムホラー(FFG)・サンファン(alea)をプレイしました。

普通に良作なのに「aleaの大箱にしては」という微妙な枕詞のついてしまうかわいそうな作品のノートルダム。馬車が強すぎるらしいので、交差点チップの点数をすべて1点減じてみることにしました。特に問題はなくこれでバランス的にも良好なようですが、結局のところ序盤は全員馬車を優先していたので実際のところはあまり変わってないような気もします。ネズミが増えても気にせず狂ったように得点の建物を伸ばし続けたK川氏の勝利。上家(私)と上家の上家(Y田氏)が得点のカードを流しすぎました。初プレイのN田氏は「上家と同じ作戦では勝てない」という事実に気付いて驚愕していました。たしかに言われてみればその通り。

アーカムホラーはクリス・ティボデュー氏作の新(?)旧支配者からシアエガ。本体はそこそこ強靭で、カルティストが若干強化されるのですが、そのカルティストが全然引かれなかったのでゲートを6個封印して勝利。アーカムの平和は守られました。

最後に札幌チャンピオンのY田氏を倒すべくサンファン。凱旋門セットをコンプリートしたN田氏が勝ちました。

ML.K裏例会

6/9は某所でML.Kの裏例会がありました。参加者4人。
インペリアル(Eggert Spiele)・ヘルマゴール(Mind the Move)・1889(Wild Heaven)・ペリクレス(Warfrog)をプレイしました。

とりあえず集った3人で重めの初プレイゲームを重点的に。
インペリアルはAntikeのシステムを流用した第一次世界大戦もののマルチです。プレイヤーは特定の国を担当するのではなく、各国の債券を購入して自分が最大出資者になっている国を操作します。序盤は軍拡や中小国の侵略がメインなのですが、後半は軍事活動よりも税収→配当→再出資のサイクルを回したり国家の経営権の奪い合いをしたりするのが忙しくてまるで18xx系ゲームのような雰囲気になってしまいます。Antikeと比べるとあまり地政学マルチっぽくはありません。ランダム要素は全くないので、その点も18xx風です。終了時の決算では一応僅差勝ちでしたが、K藤氏が最終手番で買ってしまった全く儲からない債券の分を巻き戻すとK藤氏の圧勝でした。

ヘルマゴールは仕入れた商品を村々に売り歩く商人のゲームです。仕入れはランダムに並べられた商品タイル群を対象に1コマずつ仕入れ人を派遣して陣取り式で獲得します。販売は仕入れとは一転して他プレイヤーとの相互作用はあまりなく盤上を好きなように巡って商品を売り歩きます。システムの個々の要素はオーソドックスですが、組み合わせの妙でユニークなゲームを構成しています。ランダム要素は商品タイルの引きだけで、これは公開情報なので戦略性は高いです。大差勝ち。

K藤氏の18xx入門用に規模の小さい1889をプレイ。K川氏が高額プライベートをまとめて引き取ったので、K藤氏が琴電、私は土佐電を設立。SR3には私が個人会社を引き取って不要になった土佐をK川氏に放出して讃岐に乗り換え。2社めとしてK川氏の宇和島・私の阿波・K藤氏の伊予電が順に設立され、列車は私455・K川氏45・K藤氏446と分配されました。私が最後にくろしおを設立したところで中断。くろしおが下取りD、運営順の関係でK川氏が最後の6列車を拾ってK藤氏が破産しそうという情勢でした。

4人めが到着して最後にペリクレス。選挙フェイズはカツカツな詰将棋のようなゲームですが、一旦戦闘フェイズになると豪快にダイスで解決するので以外な逆転が頻発します。勝者は最後のスパルタ7VPを劣勢ながら守りきったY田氏でした。

USPS

Deep Thought Gamesに1826と1841を発注したら「USPSの国際小包にエコノミーがなくなったから代わりに速達で送るよ、高くなるのがイヤならキャンセルしてもいいけど」とか言ってきました。どうやら今年の5月からアメリカ郵政公社の船便が廃止になっていたみたいです。さすがアメリカというか、カナダとメキシコ以外は海外なんだから利用者も少ないわけじゃなかろうにと思うのですが。旧作のボードゲームなんぞに航空便使いたくないよぅ。というわけで来週か再来週くらいには届いちゃう予定。

ML.K裏例会

6/2は某所でML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
トラッパー(Clementoni)・18EU(Deep Thought)をプレイしました。

メビウス便の新作トラッパーは、猟師で獲物の動物を捕まえるゲームです。実際にはカードをプレイしてタイルを獲得して勝利得点にします。カヌーと動物のタイルを対応するように組み合わせないとマイナス点になるので無計画に集めるわけにもいきません。独特な割には既視感のあるメカニズムです。1プレイ30分くらいで短め。ルールの記述が分かりにくいとか、アートワークが綺麗すぎてヤマネコとオオカミの絵の区別がつきにくいといった欠点があってあまり高くは評価できません。どど負け。

18EUはいままで長いこと間違った(おそらく初期ベータ版のころの)ルールでプレイしていたことが判明したので、今度は正しいルールでプレイです。小会社の競りでN田氏は1,2,6,12で北仏~蘭、私は4,5,8,9,10,11で伊~墺、K川氏は3,7,13,14,15で南仏~独に展開しました。マップ南部は人気薄なので安価に人より多くの会社を購入できました。SR2からは順次合併して大会社を設立していきます。N田氏は1+2・私は5+10・K川氏は7+13+14。SR3にはN田氏12・私8+9・K川氏3+15でした。これで全員2社持ちで、6・4・11は列車なし資金なし合併相手なしで5列車が出るまで塩漬けの様相です。ここはもう少し列車操作や金庫株の売買を工夫して4と11を活用すべきところでしたが見逃がしてしまいました。N田氏はうまいタイミングで最初の5列車を獲得して5568列車とパーマネントを揃えるのは人より早かったのですが会社の路線と列車の歩数の組み合わせが悪く配当が不足ぎみ。K川氏は列車操作の間が悪く688Pですがエース会社が1回無配して1歩後退。私の列車は5888になってしまいパーマネントを揃えるのは遅れましたが、株価収益とも良好だったため僅差で勝利することができました。

ML.K 5月例会

5/26は札幌市北区民センターでML.Kの5月例会がありました。参加者7人。
Fire&Axe(Asmodee)・BigBang(同人)・アーカムホラー(FFG)をプレイしました。

今日は妙に集まりがよく、定刻に到着したのにもうサンファンが立っていました。

5人でFire&Axe。お題(サーガカード)は一度に3枚しかオープンにならないので、4番手以降は初手の方針が立たず3人が最適のような気がします。運よく前の順番のプレイヤーが達成しそこねたカードをかっさらう形で好調にサーガを集めることができました。サーガ2の途中でまだ中盤でしたが、私の判定勝利ということに。

1人増えて6人BigBang。通常のゲームは善悪の聖闘士同士の戦いですが、今回は聖闘士(善)2人・(悪)2人・海闘士・冥闘士の4陣営に分かれてみました。一人二人脱落してもバランスが傾かないので長時間ゲームになります。善の聖闘士でしたがキャラの引きが悪く、まっさきに脱落してしまいました。相方の紫龍がねばってくれましたが、結局悪の聖闘士が勝利しました。

さらに1人増えて2卓に分けてアーカムホラー。旧支配者はアブホース。序盤から古き印やクルートークンで快調にゲートを封印していきましたが、それ以上のスピードでゲートが開き、あっというまに最終戦闘。2/3くらい削るのがせいいっぱいでした。

もう一卓ではプエルトリコが立っていました。

ML.K裏例会

某所でML.Kの裏例会がありました。参加者5人。
ジェノバの商人(alea)・ディマッヒャー(Hans)をプレイしました。

5人ジェノバはアクション権の相場が高くなりがちで、派手めに活動しているプレイヤーは実はアクション権を買うために余計な出費をしているので以外と勝ってなかったりするゲーム。他人が大取引をするアクションはあえて縛らずに高値で売るのがよいらしい。
土地の権利書と郵便でさりげなく稼ごうと思いましたが2位。あからさまに土地持ってるので全然さりげなくないですか。手紙は使い勝手の悪い組み合せのを1:1交換で捨てるプレイヤーがいると、2山めの質が悪くなってよろしくないようです。

ディマッヒャーはひさしぶりに発掘してみたら微妙にカビていて大ショック。ドイツゲーなのに外箱にプレイタイム4時間と書いてある大物なのでそうそう起動しないのが原因か。
政策カードを引いて自分の党の政策を変えるのですが、人数が多いと人気の政策はなかなか捨て札にならないのでいつまでたっても入手できないという罠がありました。プレイ時間も考えるとやや少なめでプレイした方がよいのかもしれません。
第1ターンにいきなり80議席で最大選挙区のノルトライン=ウェストファーレン州が出てくるという大波乱。全員ものすごい勢いで80議席に群がっているのを尻目に、ここは力を抜いて残りの6州のうち議席の多い半分に全力投入することにしました。4つ先の選挙区まで選挙活動できるので、最初の選挙をスルーした分、他のプレイヤーより一手早く先々の選挙区で地盤を固めていきます。作戦通り40~60議席の選挙区3つで最大議席を獲得して相当前進できましたが、最後の選挙区で勝ったN田氏に連邦政府の政策を華麗に変更され、政策点の分で逆転されてしまいました。

ML.K裏例会

某所でML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
1835(Hans)をプレイしました。

今回はJ.D.ガルト氏の同条件バリアントを導入しました。元のルールでByがゲーム開始時に設立されるのに対してSxがなかなか設立されない問題を解消するのが目的のバリアントルールです。その他細かなバランス調整がされています。主なルールは、

・プレイヤーの初期資金の変更(若干増加)
・By系個人会社でBy株の代わりにSxの株券を選択できる
・ByとSxの両方が設立されるまで、ByもSxも6株め以降の株券を購入できない
・2+2列車を2両追加
・WtとBaを入れ替え
・MSとOLの本社の都市の価値が増加
・その他の個人会社と小会社の能力や定価・収益の微調整
・その他のマップとタイルの微調整

となっています。

基本的にSxが大幅に強化された一方、Byはニュルンベルグ個人会社を利用した電撃的な北部進出ができなくなっています。その他にも従来弱かった会社が強化されていて、バランス的には相当改善しています。
勝者はこのバリアントでは全然変更されてないPrの社長のK川氏でした。