M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Council of Shadows (alea)・The Red Cathedral (Devir/すごろくや)をプレイしました。
影の評議会。
古い名作の再版が続いたaleaの新大箱シリーズの6番目。あまりaleaっぽくないSFテーマです。
カードプロットでエリアマジョリティをするゲーム。
強力なカードをプレイするとその分ゴールが遠くなる独特のシステムが特徴で、いろいろ感想とか見てもバランスが雑という評価ばかりな迷作。アイディアはユニークなんですが、カードパワーに対してコストが赤字だとゲームにならないし、黒字すぎるとバランスブレイカーになるわけで確かに調整は難しそう。
序盤から強そうなカードをバンバン切っていく作戦で勝ち。
ゲームバランスがどうこう以前にルールライティングの品質が低すぎです。英語版でプレイしたのですが、突然説明のないルール用語が飛び出したかと思うと実は前のページで説明した用語が途中から別の単語にスリ変わっていたりします。ドイツ語からの翻訳なので、もともとドイツ語がおかしいのか英語版でおかしくなったのかはよく分かりませんが。
赤の大聖堂+内つ国への使者拡張。すごろくやの日本語版です。
ダイスピックでリソースを集めてセットコレクションして大聖堂を建設し、尖塔ごとに建設の貢献度でエリアマジョリティで得点します。
内つ国への使者拡張でダイスが1色増えて職人を雇うアクションが増えています。こっちはこっちでセットコレクション要素があって注力すれば高得点そうに見えますが、ちょっと得点効率が悪いようです。職人は完全にスルーしたM上氏の大差勝ちでした。私は旗2本余して最下位。
拡張要素が微妙でも、基本ルールの範囲内で基本セットに混ぜられる追加カードが増えているので、拡張そのものはマストバイという悩ましい商品構成です。