M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Dominion (RGG)・Blazon (25th Century Games)・Discordia (Irongames)・Die Zukunft von Camelot (Schmidt)をプレイしました。
ドミニオンは最新のPlunder拡張。
新要素は15枚のTrait。セットアップ時に、10種類の王国カードのランダムな1種類にTraitカードを1枚引いて貼りつけます。このゲーム中はそのカードだけちょっと普段とはコストとか効果とかが改変された状態でプレイするというリプレイ性向上効果。ドミニオンでこれ以上リプレイ性上げるとかどんだけドミニオン漬けな人を想定しているのか。
新要素その2はLootカード。15種2枚ずつ計30枚のカードを裏向きの山札にしてシャッフルしておきます。Lootカードを獲得、という効果のカードが何枚かあるので、それで指定されたらルートボックスからガチャが引けるという仕組み。Lootカードは基本的にどれも3金+1購入+αの効果の財宝カードなので損はしないです。
その他、王国カードは財宝多め、持続効果のアクションカード多め、最近の拡張には割と入っているイベントカードが15枚追加、という構成です。全体的には金量多めで加速感のある展開になりそう。1戦1勝。
キックスターターものらしいブレイゾン。
カードプレイで僕の考えた最強の紋章を作ります。盾型の個人ボードに手札から紋章の要素を配置して得点をもらったり、セットコレクションで追加の得点をもらったり。誰かが個人ボードを全部埋めて紋章を完成させたら終了。
テーマ勝ちのゲームで、例えば画像の一番下に置いてる下向きのEは長男を示すマークだとか、紋章学について詳しければより楽しめると思います。
ゲームとしては、手札の補充が山引きしてから場のカードと見比べて望むなら交換してもよい、というシステムでちょっとテンポを損なっています。要素の種類が多いので、こうしないと必要なものが全然揃わないのでやむを得ないというのは分かりますが。負け。
最近の話題作のディスコルディア。
ローマのどこかが舞台らしいです。ダイスピックでアクション選択をして個人ボードに建てた建物にワーカーを置いていきます。見た目ワーカープレースっぽいですが、このワーカー、毎ラウンド溢れんばかりに補充されてくるのを使い切った人が勝ち、というあまりに独特のシステム。
毎ラウンドの終了時にゲルマン人が襲ってきます。真面目にゲルマン人と戦おうと思ったら兵舎を建てて赤ワーカー配置して、とかなりの手数を必要とします。その割には負けたときのペナルティも勝ったときのボーナスも大したことないので、勝てたらラッキーくらいでよさそうです。どこかで赤ワーカーを消費しないといけないのは確かなのですが、少ない手数で大量のワーカーを消費できるように個人ボードを組み立てていくことの方が勝敗を分ける感じ。負け。
キャメロットはアーサー王の宮廷でワーカー置いてマジョリティ勝負をするゲーム。
各ラウンドの開始時に各自このラウンドに自分が使いたい0~3人のワーカーを握ります。で、全体で何人のワーカーが握られているか予想してビットします。これに勝った人から順にやりたいアクションができる、というシステム。
ワーカーの置き先は4箇所あってそれぞれ得点の方法が違っていて、それぞれ裏表で2種類セットアップ時に決める仕組みなのでリプレイ性にも配慮していますという今風のデザイン。
マジョリティの巧緻は当然あるんですが、それ以前にワーカー数の予想当てないと話にもならんというゲームです。負け。