M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者2人。
Imperial Struggle (GMT)・Undaunted: Normandy (Osprey Games)をプレイしました。

インペリアルストラグルはトワイライトストラグルのシステムで18世紀のイギリス対フランスの対立をシミュレートするウォーゲーム。
全6ターンで、途中でスペイン継承戦争・オーストリア継承戦争・7年戦争・アメリカ独立戦争と4回も世界規模の大戦争が発生します。冷戦時代より展開は派手めでしょうか。
システム的には、トワストみたいな普通のカードドリブンではなく共通場からアクションポイントタイルを1枚ずつドラフトするタイプであること、ランダムに配られるイベントカードと最初から固定で持ってる国ごとの閣僚カードのどちらも基本自分に有利な効果しかないことから、カードの引き運ではそこまで差がつかないと思います。ただし、各地域に自分の影響力を置いて支配を奪いあうところはトワストと同様なので、先置きが有利なところは変わっていません。
陣営ランダムに選んで英国担当。どうやら英国はお金持ち、フランスは外交巧者、と性格づけられているように見えます。フランスが旧大陸を政治的に支配し、英国が新大陸で経済的に伸びていく、という展開になりました。ヨーロッパの政治支配によるVPが大きく終始フランス優勢だったのと、最後にアメリカ独立戦争で完勝された分でフランスのサドンデス勝ち。

不屈のノルマンディーはUndaunted: Reinforcements拡張入り。日本語版は最初からこの拡張入りらしいです。英語版はカードの裏面があからさまに色違うという。
追加ルールの一番の目玉はやはり戦車でしょうか。不屈の北アフリカの車両ルールは煩雑な割に全然強くなかったですが、今回のは単純に強い普通のユニットとして表現されているのでとても使いやすいです。M3スチュアート<4号戦車<M4シャーマン<パンターという強弱関係です。シャーマンの評価がちょっと高すぎではという気がしないでもないですし、M3も高機動で歩兵が相手なら他の戦車と大差ない性能なので、シナリオ次第ですが総合的にはアメリカ軍やや有利かなと思います。
追加シナリオの1本めをプレイ。米軍を担当。米軍は2個分隊+迫撃砲+M3+M4、独軍は3個分隊+4号x2と戦力はほぼ互角ですが、米軍はさりげなく最初から迫撃砲を持っています。迫撃砲は照準と射撃が別アクションですが距離の影響を受けないので支援火力としては申し分ありません。火力で押し切って勝ち。

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