ML.K 10月例会

札幌市北区民センターでML.Kの10月例会がありました。参加者8人。
やっと緊急事態が解除されて区民センターでの集団接種も終わって半年ぶりに開催できました。

Cards Against Humanity (Cards Against Humanity)・Cartographers Heroes (Thunderworks Games)・Arkwright: The Card Game (Game Brewer)・Space Race (Boardcubator)・57577 (幻冬舎)をプレイしました。

カード・アゲンスト・ヒューマニティは何年か前のキックスターター発のカードゲーム。
当時輸入した人による和訳タイトルは「人権侵害カードゲーム」ですが、これのタイトルは「Crime Against Humanity (人道に反する罪)」を踏まえているので人権は全然関係ないということはないですがあまり関係ないですね。
ゲームとしては私の世界の見方の丸パクリで、単にカードの内容が政治的だったり人種差別的だったり下品だったりするというだけです。600枚もの大量のカードが入っていて、訳を貼るのもそれを積み重ねるのも大変そうだったので直接サインペンで訳を書き込んでみました。適当に2巡くらい回してみましたが、まあ普通に面白いです。BGG5点台は評価低すぎでしょう。これがゲームかと言われると確かに疑問ではありますが。さすがにカード内容的にはアメリカ人の笑いのツボを抑えておく必要がある感じです。

カルトグラファーヒーローズはキックスターターのコレクター版。
大箱にヒーローズとその他3つの小拡張が入っています。基本セットは入っていませんが、混ぜても遊べるそうです。
モンスターを退治してくれる新地形のヒーローが追加されたのが大きな違い。その他、毎ラウンドの得点条件カードが癖のあるのに入れ替わっているようです。
ヒーローはモンスターの後に出てくればモンスター倒してくれるお役立ちキャラですが、先に引かれてしまうと何もない空き地にただ登場して周囲のわずかなヘクスをモンスターから守ってくれるだけという使えなさ。まあこの辺の運ゲーっぷりを楽しむゲームではあるのですが。

卓分けて3人でアークライトカードゲーム。
カードゲームとは名ばかりで、トークンやトラックなどのコンポーネントがカードで代用されているだけで中身は普通にアークライトのボードゲーム版ということで評判です。デッキからカード引く要素は全くありません。
4種類の産物を生産する工場を建てて労働者を雇ってお金を稼ぐところは、確かにアークライトのボードゲーム版と全く同じでした。最初から2種類の工場を持っているのですが、3種類に増やすと手数が足りず、2種類のままだと儲ける機会が少なく競合が減って他のプレイヤーを楽させてしまう、というジレンマもたぶん変わってないと思います。
パン工場とランプ工場の2種類から手は広げずに地道に稼いで勝ち。

3人でスペースレース。
担当国は中国を選択。序盤ちょっと後ろからスタートですが、後半から追い上げるタイプの国のようです。
他のプレイヤーはソ連とEU。今回はエリアマジョリティに全然勝てなかったのですが、さすがに国特性か最後のプロジェクトタイルから大量得点した分で追い付いて勝ち。

3人で57577。
5文字と7文字のフレーズのカードが50枚ずつ入っているので、5を2枚と7を3枚組み合わせて短歌を作るゲーム。
これはちょっとセンスが問われますね。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Charterstone (SM)をプレイしました。

チャーターストーンの続き。
引き続き人間3人+オートマ1人の仮想4人プレイです。BGGでは最適プレイ人数は6人となっていますが、4人くらいの方が1ゲーム小一時間で終わってちょうどいいんじゃないでしょうか。
一気に8戦してキャンペーン終了。途中で開封されるレガシー要素で、普通のボードゲームでは登場しそうにないコンポーネントが出てきました。これは一見の価値があるかもしれません。
結局12戦3勝で最終決算すると2位。毎回の得点の10分の1端数切捨てを累積したのが総得点の大半です。オーソドックスなワーカープレースなのでここではあまりプレイヤー間の差はつかず、勝敗を決めたのはやはりカードプレイから来た得点だったようです。キャパシティはできれば全部埋めたいので、ペルソナの達成数と建物の価値が得点源になります。カードは普通に獲得しようとすると1金1資源1アクションとけっこう高価なので、安価にカードを入手する手段を持っていると有利だと思います。
建物を建てると手元に箱が残り、箱をアンロックすると次の建物が手に入るというループで、ゲームシステムは本質的にはテックツリー構築です。ツリーの中身がプレイヤーに公開されていないところが、レガシーゲームのワクワク感と結局運ゲーかよ感の功罪両面があって、結果としてちょっと微妙な評価につながっているのかな、という感想です。
別売りのリチャージパックを買うともう1回遊べるドンだそうです。中身は全く同じで、BGGの評価点はなぜか本体より高かったりしますが、同じレガシーをもう1回遊ぶかというとどうなんでしょう。

[Spoiler]グルームヘイヴンソロプレイ(IB5)

グルームヘイヴンソロプレイ165回目。
コミュニティドリブンキャンペーン「インフィニット・ビヨンド」のシナリオ5「G’threbraxの角」
本編でも出てこない初出の固有名詞です。ゲトレブラックス?
続きを読む [Spoiler]グルームヘイヴンソロプレイ(IB5)

門別温泉とねっこの湯

門別町の日帰り温泉。牧場が広がる丘陵地帯の国道沿いです。
非常事態宣言中は土日休業でしたが、解除になったので平常通りの営業を再開しています。
浴場は広めで、内湯は十分なサイズの温泉大浴槽と真湯の気泡湯・寝湯に入浴剤湯という構成。露天は温泉とこちらにも真湯の気泡湯があります。
温泉は濃褐色のモール泉。ぬったり感は強いですがあまり香りはありません。内湯露天とも適温。

データ
住所:日高町富浜223
料金:500円
時間:10:00~22:00
加水なし・加温あり・循環なし・消毒あり

むかわ竜復興トレイン

むかわ町のシンボルとして売り出し中らしい、むかわ竜のラッピングが施されたキハ40の運行が開始されました。
末端部が廃止され最短の本線になってしまった日高本線ですが、閉じ込め運用というわけでもないようで、今日はラッピング車両は早朝の2往復にのみ充当されています。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Charterstone (SM)をプレイしました。

チャーターストーン3人。
王様に集められた6人の市民が街を作るという話。何にもない空き地を等分した領地にワーカープレースで建物を建てていく競争ゲーム。全12シナリオのレガシーです。The Rise of Queensdale (alea)と似たような設定ですがこっちが先発でしょうか。
ゲームとしては建物がアクションマスになっているよくあるワーカープレース。ワーカーは押し出し式で、押し出されたワーカーはすぐ手元に戻ってきて再利用可能。誰にも押し出されることなくワーカーを使い切った場合は1手番使ってワーカーを回収します。自分のワーカーを自分で押し出すことができ、同じアクションを続けている限りは永久に回収する必要がない。というのはちょっと珍しいかもしれません。
ワーカーは各自2人で(少なくとも序盤は)増えることはなさそう。途中でミニオンと呼ばれる二級のワーカーが入手でき、これは自分の領域の建物にしか置けず押し出しも押し出されもしない代わりに、使用時にちょっとボーナスがあるという仕組み。
というわけで若干癖はあるものの割と常識的なシステムです。建物が建ったりシナリオが進んだりするごとに新しいルールやコンポーネントが順次アンロックされていく、というのも基本に忠実な構造で、とりあえず序盤は次々と新しいギミックが展開されてなかなか面白そうです。
1~6人とプレイ人数の幅が広くて足りない分はオートマを入れることができます。とりあえずオートマを1人入れて仮想4人プレイで。オートマ意外と強くて、プレイヤーが資源管理に四苦八苦している間にどんどんVP稼ぐわサクサクと建物を建てるわでかなり場を荒らしてくれるので複数入れる必要はちょっとないかな、という感じ。
担当色適当に選んで黄色。4戦2勝。例によって序盤で勝ちすぎると能力ボーナスもらいそこねて地力がつかないのがよろしくなさそう。資源が担当色に対応した6種類あるリソースエクスチェンジで、最初から得意な資源も序盤に配られるカードの性能も決まっているので割と有利不利あるのでは?という気がします。