M上氏宅ゲーム会

4/19はM上氏宅でRunebound (FFG)オンリーゲーム会がありました。参加者3人。
Seven Scions拡張とCataclysm拡張、その他小箱拡張を入れて2ゲームプレイしました。

Seven Scionsは時間の経過とともに敵が小ボス中ボス大ボスと順番に襲いかかってきて、3体いる大ボスの撃墜数で勝敗を競います。
Cataclysmはそれぞれの街に各1体のボス敵といくつかのお使いミッションが用意されています。お使いをこなすとボス戦を有利にする特典がもらえます。
タイマーが組み込まれてるSeven Scionsの方が短時間向きかと思ったら、実際のプレイ時間はどちらも4時間で同じくらいでした。序盤の収支が悪くてつまらない時間帯を減らずためにML.Kハウスルールとしてレベルアップの必要経験値を現在のレベル数分としています。
その他の注目点としてはアイテムの小箱拡張で追加されたらしい新タイプのアイテム「Ritual」でしょうか。買っただけでは効果がなく、移動ダイスの出目を移動の代わりに積み立てて条件を満たしたら発動するようになっています。使わずに無駄にするだけだった移動ダイスを有効活用できます。少なくとも高価なわりに条件が厳しく効果も微妙だった「旗」よりはずっと使えそうに見えました。

マクンベツ湿原のミズバショウ

石狩町はマクンベツ湿原のミズバショウ群生地を見に行ってきました。
やたら広い湿原のあちらこちらにある程度まとまって生えています。一番大規模な群落の真ん中を貫通するように木道が整備されているのですが、どうも最近数が減ってるらしく見知らぬオッチャンが「網走のに比べるとまばらだな」とか言ってました。

ML.K 裏例会

4/12は某所でML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
Race for the Galaxy (Abacusspiele/Rio Grande)をプレイ。10時間近くRtfGだけやりました。1ゲーム30分かからないので一夜で20回以上プレイした計算になります。ひさしぶりに馬鹿な学生みたいなことしました。

サンファンと同様のプエルトリコのカードゲーム化ではあるのですが、出荷点の概念が残っていたり、6コスト建物の種類が大幅に増えていたり、開拓による星系の獲得方法に移民と征服の2種類があったりと簡潔なルールを維持しながらサンファンよりも多彩な展開が可能になっているのが魅力です。手札のVP変換効率を追求するサンファンに対して、特殊能力の組み合わせで展開を加速する技術を競うRftGといった感じです。

今日のプレイで確認された作戦を列挙すると

・建築型:発展(2)で技術を中心に伸ばす方法。Investment CreditsとPublic Worksが1コスト、Interstellar Bankが2コストと安く、6コストのGalactic Federation自身にも技術のコスト低減効果が付いてくるのが魅力。初期手札にこれらのカードがあれば、初期星系に関係なく進められる。
・侵略型:移住(3)で軍事ワールドを次々と征服し、最後はNew Galactic Orderで大ボーナスを獲得する。Galactic ImperiumやAlien Tech Instituteとの相性もよい。軍事ワールドはコスト不要なくせに得点の高いものが多く非常に効率はよい。初期星系New Spartaに向いているが、手持ちの戦力で倒せない星系には本当に手も足も出ないので、軍事ワールドが手札に来る順番に強く依存してしまう。しばしば探査(1)を選択せざるをえなくなって他人を利することも多い。
・出荷型:消費(4)で製品を出荷してVPチップを集める方法。VPチップは人数x12点しかないので、VP2倍ボーナスを駆使すれば一気にチップ切れでゲーム終了に持ち込める。初期星系がAlpha CentauriかEarth’s Lost Colonyだとやりやすいが、それよりも中盤に必要な色の星系や技術を確保できるかどうかの方が重要。移住(3)は主に非軍事ワールドが対象になるのでカード消費量が多く序盤は交易($)に頼ることになるが、ここで売れる商品がNovelty(青)だけだとちょっと苦しい。

とは言っても、結局カードゲームなので引かないと何も建てられないというのはサンファンと同じなので、高度な柔軟性を保ちつつ臨機応変に対処すべしという、それどこのフォーク准将状態です。おそらく勝敗を分けるのは、他人の選ぶフェイスを予測して自分の都合のよいフェイズのみが実行されるよううまくカードを選択するところにあるのでしょう。

K藤氏宅ゲーム会

4/6はK藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者2人。
Twilight Struggle (GMT)・GolfProfi (AZA Spiele)・Wing of War (FFG)と、一度遊んでみたいと思っていた割になかなか立たなかったゲームを集中してプレイできました。

早速メインイベントのTwilight Struggle。米ソ冷戦がテーマの2人用ゲーム。陣営を入れ替えて2回プレイしました。ソ連有利との評判通り2回ともソ連の勝利。1回目は序盤からソ連のカードコンボが炸裂して速攻でサドンデス終了、2回目はアメリカのイベントが好調で途中まで得点上は米国優勢でしたが、いつの間にかソ連が欧州もアジアも中東も真っ赤っかに染めあげていて最終決算でソ連が逆転。
引いたカードのプレイ順を考えることくらいしかできることはないので勝ち負けを云々するのは不毛な感じもしますが、アメリカプレイヤーにとっては非常に挑戦的なゲームです。マップ上の国や地域の隣接関係がよく考えられていて、アメリカは韓国やイスラエルのような要衝を死守しないと簡単に地域丸ごとソ連に持っていかれます。リアルのアメリカ政府はよく頑張ったと思いました。

GolfProfiは単純明快なゴルフゲーム。ホールは細かいヘクスマップになっており、ゴルフクラブの違いはフォーミュラ・デのようにいくつかの多面体ダイスを使い分けることで表現されています。後は一打ごとにダイスを振ってゴルフのルール通りにボールを進めるだけです。フックしたりスライスしたりでなかなか思う方向には飛んでくれませんが。シンプルかつ完璧にゴルフが再現された好ゲームでした。
Wing of WarはWW1の空戦カードゲーム。2機ずつ持って対戦しました。僚機との連携がうまくいって1機を撃墜。移動のプロットが3枚と少し多すぎな感じなのとダメージカードのばらつきが大きいのが気になりましたが、機動に関しては簡単なルールながら自由度が高く機体の特性もうまく表現されていて良かったです。

JR白老駅

JR白老駅のD51を見にいってきました。長らくポロト湖畔に置かれていたのが、この4月から駅裏に移設されたようです。保存状態は良好でした。
白老駅は駅前の自転車置き場から上り方面の線路が広く見渡せる構造で走る列車を撮るのによさげな感じ。しばし粘って何枚か撮ってみましたが結果はイマイチ。貨物列車が4本も通ったのに全部見逃してしまいました。

K藤氏宅ゲーム会

3/30はK川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
Container (Valley Games)・Sword of ROME (GMT)・Age of Empires III: The Age of Discovery (Tropical Games)をプレイしました。

Valley Gamesの話題作コンテナ。テーマ的には、工場で生産した商品を倉庫に保管し貨物船で外国へ輸送して売却するという何の変哲もない経営ゲームなのですが、工場→倉庫と倉庫→貨物船への商品の移動に関して「価格は任意に設定可能だが自分の商品を自分で購入することはできない」というルールがあり、それだけで非常にリアリティの高い経済シミュレーションが実現されています。生産や流通の独占で販売価格の高値維持を狙うのですが、すぐに他人がダンピング価格で対抗してくるので下手な値付けをすると不良在庫の山を築くことになります。逆にダンピングを仕掛ける側は量をこなさないと利益が出ないのですが、そのためには工場や倉庫に多額の設備投資が要求されます。さらに借金による運転資金の調達や、最終的な商品の売却時の入札など、シンプルながら経済ゲームに必要な要素はすべて入っています。コンポーネントの色の区別がつきにくいことだけが難点ですが。T井氏が売り買いともに大商いを成功させて圧勝しました。堅実な無借金経営を試みましたが及びませんでした。

Sword of ROMEは5人拡張入り。T井氏ガリア・T口氏エト/サム・K藤氏ギリシャ・私カルタゴ・I津氏ローマとなりました。カルタゴは、カードで安価に傭兵を雇用できたり強力な海上移動能力を持つという長所がある代わりに、正規兵の補充が少なく本国の治安維持に戦力を裂かれるという弱点があります。ギリシャとカルタゴはカード補充や指揮官の維持費で敵対しあうようなインセンティブが与えられています。
第1ターンにローマがヴォルスキを総攻撃しましたが、まさかの完敗で総戦力の半分を失ってしまいました。これによって好むと好まざるとに関わらずイタリア中心部でゲームが動きます。独立したカプアを占領したエト/サムがVPを伸ばし、ローマ方面で手一杯なエト/サムの背後を襲ってガリアもVPを獲得します。ギリシャはあまり冒険せずに戦力の増強につとめていました。カルタゴの傭兵ユニットは任期切れで除去されてしまうので、その前に便利使いしようとあちこちにちょっかいをかけてみましたが、これが全くいいところなく敗北して本国の不穏レベルを無意味に上昇させてVPを失っただけでした。時間切れ終了。後付けの拡張セットですが、5人用ゲームとして完璧に機能しているのは素晴しいです。

1人減ってAoE3。大航海時代の列強として新大陸への植民を競うゲームです。植民・交易品の獲得・貿易船の建造・特殊建物の建設・新大陸の探検・入植者の訓練・戦争とやるべきことが山ほどあって、各自毎ターン5人の入植者を各任務に割り当ててアクションを行います。システム的にはケイラスや大聖堂のようにポーンを椅子取りゲーム方式で置いていくタイプです。序盤のリソースの少ない時期の成果でその後の方向性が強く固まってしまう傾向にあるようですが、それ以外はバランス的にも問題のない良作と思われます。宣教師による教化でインディアンをどんどん改宗させたI津氏が僅差で逃げ切り勝ちしました。

お買い物メモ: smc PENTAX-DA 55-300mm F4-5.8ED

またカメラのレンズを買いました。smc PENTAX-DA 55-300mm F4-5.8EDです。テレ端300mmはちょっと手持ちでは厳しいくらいの望遠レンズです。
望遠レンズと言えば動物園ということで、一人動物園に行ってきました。今年度から通年営業している札幌市は円山動物園です。通年営業とは言っても、春の本格開園に備えて改修中らしくあちこち工事中でした。ただ雪のちらつくあいにくの天気で、外で写真を撮るには少し寒すぎでした。屋内に入ってしまうと望遠レンズの意味がまるでありません。人出はそこそこ、すいてはいましたが天候の割には来てました。人気展示のライオンの親子のおかげでしょうか。寒さに強い猿や熊はいつも通り屋外展示なので、これの写真を何枚か撮って帰りました。
DA 55-300はちょっとAFが合いにくい印象です。明るいレンズではないので仕方ないですが。ピンが合えば写りはシャープで発色もよいです。

長沼の白鳥

冬の三弦橋の写真を撮りに夕張まで行ってきました。
途中長沼を通過したのですが、馬追運河にたくさんの白鳥が来ておりました。観光客がエサを与えるのでムチャクチャ人に慣れています。この写真もDA18-55のテレ端で数メートル先から撮っています。画角的には換算83mmなのでほとんど人物撮りの距離です。