ML.K 12月例会

札幌市北区民センターでML.Kの12月例会がありました。参加者7人。
エアリアルはガンダムじゃありません(同人)・Fancy Feathers (2F)・Jiangnan: Life of Gentry (Moaideas Game Design)・The Crew: Mission Deep Sea (KOSMOS)・Atlantis Rising (Elf Creek Games)をプレイしました。

エアリアルは〜は自作カードゲームのテストプレイ。4人。
1人がデリング総帥役になり、特徴カードをランダムに引いて「ガンダムである/でない条件」を秘密裏に決めます。例えばツノが生えてるか、シールド持ってるか、コアファイターついてるMSはガンダムなので不許可、ただし色が赤ければ他の条件にかかわらずガンダムとはみなさない、みたいな感じです。
残りのプレイヤーはベネリットグループの各子会社で、古今東西のモビルスーツを手札として持ち、1枚ずつ総帥に提示してガンダムかどうか判定してもらいます。何順か回して総帥の好みが推測できたら本命のコンペを行います。できるだけガンダムスレスレでガンダムじゃないMSを出せたプレイヤーの勝ち。
まあ1回笑いを取るだけの出落ちゲーではあるのですが、もう少し属性整理してカードデザインを改善すればモノになるかもといった感じ。

フリーゼのファザネリー。6人。
本来2人プレイ用のゲームなのですが、3箱買えば6人まで遊べるという、どこかで聞いたことのあるゲーム。
様々な鳥カードが1列に並んでいるので、順番にピックしたりしなかったりしてカードを獲得します。東海道システムというか、牛歩して1枚1枚拾っていくもよし、欲しいカードのところまで一気に進むもよし、という自由度。
鳥の種類によって得点条件が違い、人によって欲しい鳥とか誰にとっても欲しくない鳥とか様々用意されています。これ2人でやっても全然紛れがなくて苦しいだけな気がするので、最初から普通に多人数用のゲームとして売ってもよかったのでは。
結局のところ1人あたり獲得可能な枚数はそんな差はつかないので、得点効率を最大化するのが鍵のようです。負け。

台湾のパブリッシャーのキックスターターもの、江南。4人、
明王朝の時代の文化人になって芸術や文学の作品を発表して名声を稼ぐゲーム。
デラックス版なので厚紙で組み立てる船がボードの下に並んで壮観です。ただ、船の列の隣に平行して得点トラックが設置されていて、座り位置によってはトラックが全然見えません。船に載せてある得点タイルも見にくく、これ絶対設計ミスだと思います。この船はポーン乗せたまま1ラウンドに1歩ずつ移動していく仕掛けで、ただの船タイルより動かしやすくなってはいるのですが。
ゲームとしてはバックビルドとワーカープレースの合体。袋引きしたタイルで指定されたアクションマスにしかワーカーを置けません。初期状態はおおむね平等なのですが、ゲームが進むとプレイヤーによって行きやすいマスと行く機会のないマスが徐々に分かれていくという構造。不自由は不自由ですが、なかなか考えられてはいると思います。
初回プレイなので上級ルールは一切入らない基本ルールだけでプレイ。なんか都市を旅することによって得られる風景点が手間かからないくせに異様に高く評価されていて、普通に作品つくるより断然稼げる必須要素になっていました。バランス的にはちょっとどうなのかなという雰囲気。上級ルール入れると変わってくるのかもしれません。最下位。

海ザクルー4人。適当な難易度で勝ったり負けたり。

アトランティスライジング3人。今度は正しいルールで。どんどん島は沈んでいきますが、要は沈みきる前に必要なリソースを集めればよいので、危なげなく脱出成功。プレイヤー数多いと引き次第で思わぬところまで一気に島が沈んでしまうので、人数少ない方がそれなりに計算は立つ感じです。

ML.K 11月例会

札幌市北区民センターでML.Kの11月例会がありました。参加者6人。
Richard the Lionheart (CMOM)・Findorff (2F)・Atlantis Rising (Elf Creek Games)をプレイしました。

リチャード・ザ・ライオンハート。6人。ちょっと前のCMONのゲームです。フィギュアは常識的なサイズと数。
タイトルのリチャード王は十字軍の遠征中でゲームには登場せず、リチャード王支持派と反リチャード王のジョン王子陣営に分かれて1人1キャラ持ってイングランド中を旅して勢力争いをします。
ハンドマネジメントのゲームで、毎ラウンド全員で共通場にカードを供出し、その内容でリチャード王が勝ったりサラディンが勝ったりします。最終的に自分の陣営が勝ち、かつ自分の陣営中で一番VPを稼いでいた人の勝ち。
ランダムにキャラ配るとタック修道士。リチャード王派です。自陣営のカードを捨てると山からカードを追加で引けるという能力で、手札は基本余るくらい持ってるのですが、味方勝たせるカードはないという人。
序盤リチャード王がいい感じに先行してたのですが、あれよあれよという間にサラディンが猛追してイスラム教徒とジョン王子の逆転勝ち。

フィンドルフ。5人。
フリードマン・フリーゼの故郷の街で都市建設を行い、泥炭を商ったり鉄道を建設したりしてたくさん儲けた人の勝ち。
初期状態では1手番に1アクションしかできないのですが、追加アクショントークンを買うことで1手番のアクション数が増えて回転良くなるエンジンビルド。追加アクショントークンをたくさん買うにはまず購入アクションの追加アクショントークンを買わなきゃならんという。
人数が何人でも一定数の鉄道の建設が完了したら終了トリガーで、人数多いと意外と早く終わるので要注意です。勝ち。

アトランティスライジング。5人。
タイトルの割りにはアトランティス島は沈むばかりでほとんど浮上はしないのですが、完全水没する前に11個のアーティファクトを完成させて住民を避難させるというテーマ。
ワーカープレースの協力ゲームで、効率の良いアクションマスほど派遣したワーカーもろとも沈みやすい、というシステムになっています。
今回は神の怒りゲージを上げ忘れていたのでヌルゲーでしたが、正しいルールでプレイすればなかなか歯応えありそう。

ML.K 10月例会

札幌市北区民センターでML.Kの10月例会がありました。参加者8人。
Stich-Meister (Amigo/サニーバード)・Costa Rica (Lookout Games)・Nevada City (RGG)をプレイしました。

5人でトリックマイスター。プラス場でもマイナス場でも全然トリック取れなくて鳴かず飛ばず。切り札ルールを切ったときに限ってより強い切り札ルール切られて手札がいつも2流の切り札だったのが痛かった。

5人でコスタリカ。コスタリカのジャングルを探検して動物を集めるゲーム。インカの黄金とオイそれはオレの魚だぜ!を合わせたようなプレイ感。バーストしてもそれなりのものを持って帰れるので、最後の1人になるのが非常に強力です。あまりバランスが良い感じはしませんでしたが、5人プレイだったのが良くなかったのかも。3位。

4人でネバダシティ。開拓時代のネバダ州を舞台に、ワーカープレースで建物建てて拡大再生産してリソース交換でセットコレクションしてVP稼ぐゲーム。
初期状態で持ってるワーカーは父ちゃん母ちゃん息子と娘の4人の家族。息子と娘に結婚相手を用意することで2人まで増やして最大6人にできる、というところがまあ納得感がありつつそれほど極端でもなくいい塩梅。1ワーカーあたりのアクション数が1~3とちょっと幅があり、家系によって各家族に能力差があるなど独自性のあるシステム。建物建てたり農地を増やしたり契約を達成したりとVPの獲得手段も多彩に用意されています。これだけ聞くと失敗する要素なさそうでBGGの評価も別に悪くないのですが、実はただの運ゲーのくせに異様に時間かかる問題作。
各プレイヤーが家族を1人ずつ起動する一巡ごとにランダムイベントカード引いてその効果がけっこう致命的なのがいけません。定期収入なんてものはなくアクションで稼いでこないとお金ないカツカツシステムなのに、普通は持ってない額の罰金を要求されたり、お金稼ぐためのアクションマスが火事で燃えたりします。これイベントをマイルドにするか頻度減らさないと計画も作戦もあったものではありません。
たまたま自分の手番に強力な契約カードが落ちていたので、それ拾って大量点貰った分で勝ち。
箱には90~120分と書いてありますが、全然嘘で1人1時間ゲーです。もうちょっとプレイ時間短ければ運ゲーでも笑って済ませられますが、この重量でこのバランスはどうなのという印象。確かに面白くないわけじゃないんですが。

ML.K 9月例会

札幌市手稲コミュニティセンターでML.Kの9月例会がありました。集団接種でも何でもないのですが、どこの区民センターもいっぱいで部屋が空いてないという。3連休だからでしょうか。参加者4人。
Bouncy Beach Volleyball (Darkly Darkly Studios)・Beyond Humanity: Colonies (Three Headed Monster)・Dominion (RGG)をプレイしました。

バウンシー・ビーチ・バレーボールは水着のお姉ちゃんがバレーボールをするカードゲーム。キックスターター発の新作です。
アドオンの追加カードと差し替えると全裸のお姉ちゃんがバレーボールをするカードゲームになります。ゲーム内容は変わりません。意外な落とし穴ですが、全裸だとキャラの区別がつかなくて地味に遊びにくいです。
カウントアップ系のバーストゲーム。初手番プレイヤーのサーブから順に数字のカードとかキャラクターの特殊能力カードといった手札をプレイしたりダイス振ったりしてどんどん競り上げていって、出せなくなったらボール落としたことになって相手に得点。後は輪になって順ぐりにプレイするなりチーム戦するなり何本先取で勝ちにするか好きに決めてくださいという形式。
3本先取で1戦して敗北。
このメーカーの今までのゲームと比べると驚くほどゲームにはなっていますが、小綺麗なレイアウトの割には重要な情報がカードの真ん中とか下の方とかに書いてあって見にくいとか、同じことが違うカードには違う文章で書いてあるかと思えば、カードによって必要な記述が抜けてるとか余計なフレーバーがルールテキストと渾然一体になってるとか、まあ同人ゲームとしても完成度は下。BGGにはページありませんが、5点台がせいぜいでしょう。
お姉ちゃんのイラストがデカくて文字が小さすぎなのもプレイアビリティ下げてますが、これはゲームの性格上仕方ないところ。

ビヨンド・ヒューマニティ:コロニーズ。
今回はアルファケンタウリA星第3惑星。同じくベリーイージーですが、気候や環境的には第2惑星よりプレイしやすそうです。
プレイ人数変わってもアクションマスの数とか調整はされません。序盤は入り放題なカードドロー/建築のマスに集中するのであまり行き先に困る感じはしませんが、貴重な1アクション使ってスタP取ることが何回かあったのでやはり少し狭かったのかも。
スマホ併用ゲームでアプリはAndroid版もiPhone版も用意されていますが、Amazon Fireタブレットは非対応という罠(Google Playを導入してもダメ)。安くて大きいタブレットの選択肢が一つ減ってしまって困ります。仕方ないのでスマホで実行したアプリをAmazon Fire HD 10にVNCでリモート表示してみました。さすがにスマホよりは見やすくなったのではないかと思います。
ベリーイージーだけあって今回は災害全く起きずに20ラウンド終了。技術ステータスが緑に維持されていたのが良かったのかもしれません。大統領は逃がしましたが、ゴールの達成点で勝ち。

ドミニオンは2版の出た海辺と繁栄と異郷からランダム。
もともと古めのセットであまり複雑なギミックはありませんが、2版でメンドくさいカードが差し替えられていてプレイ感はさらに良くなったと思います。3戦1勝。

ML.K 8月例会

札幌市北区民センターでML.Kの8月例会がありました。参加者6人。
Banquet Royal (Bankiiiz Editions)・Palmyra (Irongames)・Dark Moon (Stronghold Games)・トレンド (STUDIO U×F)・Alien Frontiers (Game Salute)・Unusual Suspects (Cranio Creations/テンデイズ)をプレイしました。今日は少し古いゲームが多め。

4人で王族の晩餐。王様のテーブルの上にハンバーガー・プリン・パイナップル・野菜サラダの(ちょっと王様の食卓に並ぶかというとどうかな)4種の料理をどんどん並べていって、指定の並びができたら得点というセットコレクション。勝敗はお題カードの配り運がほぼすべてなので競技性は低いですが、プレイ中はなかなか楽しいです。トップタイ。

5人でパルミラ。中央の都市からタイル配置で領土を広げて税金を集めるゲーム。各自のコマが2つずつあり、兵士コマでタイルを置いたときは新しいタイルが補充できて、徴税官コマでタイルを置いたときは勝利得点である税金が獲得できるので、まわりの動向と残り枚数を見ながら溜めと攻めを切り替えるタイミングを測るゲーム。タイル総数を全員で分けあうシステム上4人以下くらいがちょうど良いのではという感想。勝ち。

5人でダークムーン。5人プレイだと2人も感染者がいるので。やや人間側不利な気がします。といっても裏切り者なしと仮定しても極端に難しくも易しくもなく、裏切り者もあまり目立つ行動するとすぐ吊るされてしまうので、バランスは取れていると思いますが。最初から最後まで真摯な村人であるかのように行動して悪いこと何もせず、感染者で勝ち。

6人でトレンド。少し前のゲムマ作品らしい。3×3の9マスの共通場に女の子カードを配置していって、服装の属性で同じものが1列揃えばその属性のカード持ってる全員に得点チャンスというゲーム。揃えた人は揃えるためにカード使ってるので得点できないことの方が多いのですが、代わりにボーナスでカードをたくさん補充できるという仕組みでバランスを取っています。5人ゲーを6人でプレイしているのでデザイナーの意図したバランスではないと思いますが、トレンドに全くひっかからない服をいくら在庫してもトレンド作れないトレンドに乗れないの二重苦というアパレル業界の苦悩を感じさせてくれるゲーム。勝ち。

3人でエイリアンフロンティア。全部入りのビッグボックスです。アドオンは足さなかったそうで、使いにくいと評判のロケットダイスではなく普通のダイス。Outer Belt拡張に由来するアステロイドカードが強そうでした(というほど極端に強力ではないはずですが、拡張で増えすぎて狙ったカードが出てくる保障のないエイリアンテックカードより獲得しやすく使いやすいです)。派閥パックからホームステッダーユニオンを選びましたが、6マスめで入植できる能力はあまり使う機会ありませんでした。負け。

5人でアンユージュアル・サスペクツ。12人の容疑者の中に1人だけ犯人が混じっています。プレイヤーの1人は目撃者で犯人が誰だか知っていて、残り全員で犯人を推理する協力ゲーム。目撃者にYES/NOの質問をして犯人を絞っていくのですが、質問はカードで引いたのを読むだけ。そしてその質問は「犯人はゾンビ映画で最初に死にそうですか?」みたいな顔で判断する第一印象を聞くものしかないという。これがゲームかというとそうではない気がしますが、間違いなく面白いことは保障できます。5戦全敗。

ML.K 7月例会

札幌市北区民センターでML.Kの7月例会がありました。参加者5人。
Carnegie (Quined Games/数寄ゲームズ)・D.E.I.: Divide et Impera (Ludus Magnus Studio)・Paper Dungeons (MeepleBR/テンデイズ)をプレイしました。

4人でカーネギー。
手番プレイヤーが人事・管理・建設・研究開発の4種類のアクションから1つを得選び、それを全員が実行するというプエルトリコ風のシステム。どのアクションを何度選んでもよいのでそのままプエルトリコ方式のアクションドラフトというわけではないですが。
各自会社の社屋として箱庭を持っていて、新しい部署を作って社員を配置したり、いったん配置した社員を共通マップに派遣したりして資源とお金を稼ぎます。資源はネットワークビルディングで自分の会社を成長させるのに使い、お金は寄付して追加のボーナス点をもらいます。
寄付金が安くてすむ部署を建ててどんどん寄付する作戦。2位。あまり点にならない寄付をたくさんするよりは、やはり寄付したところから確実にMAXの12点取る方がよいようです。
最近のキックスターターのゲームらしく、部署タイルとかの差し替え用とか拡張要素が最初からたくさん入っててリプレイアビリティも高そうでなかなか良いんじゃないでしょうか。

4人でDEI。
プレイヤーは寒そうな謎の惑星で盤面じゅうにバラ撒かれている資源を回収するスクラッパーだそうです。タイトルは分割して統治せよ、という意味だそうですが、あまり分割統治感はないです。
8枚の手札から2枚ずつプレイして、各カードに2つずつ描かれている行動をその数だけ実施、6枚プレイしたら全回収というシステム。1枚分のアクションをパスすると、アクションがたくさん書いてあったり強力なアクションが書いてあったりする新しいカードを1枚買えるので、拾った資源を払ってデッキを強化していく、という流れです。
初期状態でマップの四隅に4台のドローンが置かれていて。これも手札のアクションで稼動させるのですが、なかなかに強力な効果が設定されています。ワーカーをどんどん降下させるドローンの起動カードを買い集めて薄く広く広げる作戦で。2位。
序盤は落ちてるものは先に拾ったモン勝ちなので先手番有利ですが、後半にかけてエリアマジョリティ要素が出てくるので今度は後番有利になるという。ところが手番順はVPの逆順なのでなんか勝ってる人そのまま有利に進むような。
これも拡張要素が最初からついてきてるのでリプレイアビリティ高そうには見えます。

5人でペーパーダンジョン。
今回はちゃんとダンジョン探索する作戦で。ポーションの本数でVPなカードが来たのでポーションがぶ飲み、プリーストのレベルも早めに上げたのでHPのマイナス点を最小化できていい感じと思いましたが及ばず。
強い人はなんかだいたい壁抜け買ってるような気がします。

ML.K 6月例会

札幌市北区民センターでML.Kの6月例会がありました。参加者5人。
Sweet Treats (Darkly Darkly Studios)・Dungeons, Dice & Danger (alea)・Project L (Boardcubator)・Stich-Meister (Amigo)・Paper Dungeons (MeepleBR/テンデイズ)・Flash Point (Indie Boards & Cards)をプレイしました。

人待ち3人スイート・トリーツ。
同名のゲームがあるようですが、それとは全く関係ない最近のキックスターター発。出資者の集まりが悪かったのか、プロジェクトをキャンセルしてオンデマンド出版に移行したという作品。
M:tGの土地のように機能するお菓子カードからお菓子マナを出して、女の子を召喚したり奪ったり脱がしたりします。女の子には得点が設定されていて、ゲーム終了時に自分の手元に出ている女の子の合計得点が多い方が勝ち、というゲームのはず。はず、というのは、得点の合計で競うとはルールのどこにも書いてないから。
BGGにはページがなく世間の評価は分かりませんが、まあナシよりのナシでしょう。ルールがちゃんと書けてればBGG5点台は狙えると思います。

4人でダンジョン・ダイス・デンジャーはaleaの紙ペンゲー。箱には謎に1と書いてありますが、新たに紙ペンシリーズを始めてその1番ということでしょうか。
ダイス4つ振って2個ずつのペアにして、その数字で手元の紙のマスを埋めていくシステム。手番プレイヤーだけは黒ダイスを追加で1個振って5個から4個選べばいいので選択肢広いという感じ。
手元の用紙はダンジョンで、各マスが廊下か、部屋にいるモンスターのHPボックスになっています。モンスターをすべて倒すのが目的なので、さっさとボスのHPを埋めたくなるのですが、ボスは出目の待ちが広いのであまり急いで倒すと書けない数字が増えて危険、という構造です。
真っ先にボスを倒してどど負け。

5人でプロジェクトL。やっぱり序盤は点数なくてもさっさと埋められてすぐ報酬もらえるタイルがいいんでしょうかね。負け。

トリックマイスター。日本語版が出るとか出ないとかいう話を聞いたような気がしますが、どうなったんでしょうか。
だいたい毎回毎回雑な得点ルールになりがちなシステムですが、今日は意外と差のつかない接戦。同点トップ。

ペーパーダンジョンもダイス振って紙ペンなダンジョン探索ゲーム。こっちのがデカい特殊ダイスでちょっと豪勢です。
6個振られたダイスから3個をピックして、ダンジョンを進んだりレベルを上げたりアイテムを開発したりします。
ダンジョンは罠だらけでちょっと進むだけでガンガンHP減らされるリスクがあるのですが、ダイス1個で敵倒して報酬拾ってというのを2回または3回できるので、単純にダイス1個でレベルを1上げたりアイテムを1/2個獲得したりするより効率がよいようです。
ダンジョン探索は最小限にしてボス部屋に直行して残ったダイスはレベルに全投入する作戦で大敗。

1人減って4人でフラッシュポイント。たぶん基本セットの平屋の民家。かんたんレベルでも3戦してやっと1回成功。
消防車の放水銃が当たるかどうかでほぼ決まってしまうような気がします。

ML.K 5月例会

札幌市手稲コミュニティセンターでML.Kの5月例会がありました。参加者6人。
Dominion (RGG)・Imperial Steam (Capstone Games)・Minigolf Designer (Thematic Games)をプレイしました。

4人ドミニオン同盟+移動動物園。WayとEventとAllyで横長カード3枚も出すとただでさえ複雑なのがますます複雑になります。1戦1勝。

3人インペリアルスチーム。見ての通りの鉄道ゲー。オーストリアのウィーンを起点に鉄道ネットワークを建設してピック&デリバリーします。
誰かがトリエステまで線路を引くか、8ラウンドでゲーム終了、一番お金持ってた人の勝ち。
ゲームの見た目はワーカープレースですが、他人を邪魔する要素はなく単なるアクションポイント制です。
マップはウィーンとトリエステがそれぞれ端と端にある構造で、一応ウィーンからは線路4本出せますが4人プレイはちょっと狭いのでは。
お金が勝利得点とは言うものの、定期収入は雀の涙、商品の輸送でまとまったお金が入ってはきますが、一度配達した街は同じ商品をもう受け取らないのでゲームを通して最大15回と決まっていて、さらには商品は自分で工場建設して用意しなけりゃならんのに他人と競合するなどして機会を逃すと投資が無駄になるという厳しさ。おおむねゲーム中は常に自転車操業で、契約カードのセットコレクション要素と借金のマイナスで勝敗決める、といった感じではないでしょうか。2位。

5人ミニゴルフデザイナー。最初に自分のゴルフ場建設予定地をカード3枚から選ぶ際、複雑で広い土地は基礎点が高く、単純で狭い土地は基礎点低いという調整がされているのですが、単純な土地をさっさと埋めてしまえば先抜けボーナスで基礎点の差と大差ない点が入るので、高難度土地は単に不利なのではないかというバランス。1点差勝ち。

ML.K 4月例会

札幌市北区民センターでML.Kの4月例会がありました。参加者7人。
Dominion (RGG)・18Chesapeak (All-Aboard Games)・Vendetta (Horrible Guild)・逆統戦(ESC)をプレイしました。

4人でドミニオンは移動動物園+アライズ。Favorトークンはたぶん何が出ても地味に強いが強すぎるわけでもない、というところに調整されていると思うのですが、今回はカードのコストを永続的に減少させてくれる効果。改築系と微妙に相互作用していました。1戦1敗。

3人で18チェサピークはOff the Rails拡張入り。株価チャートが変更されて、1830に近いものになっています。
ただゲームに与えるインパクトは、株価チャートよりも、廃車になる列車が各2両、5列車が1両減らされて、D列車が1830と同じ$1,100になっていることの方が大きいです。もともと18チェサピークは1830より各列車1両ずつ多い代わりに輸出ルールで自動的に1両銀行に買われるので結局は1830とほぼ同じペース、という調整だったのですが、8社もあるのに序盤も中盤も一気にタイトになっています。これ全員で談合してゆっくり進行を徹底しないとあっさり破産して1時間くらいで終わってしまうのでは。3社も建ててみましたが建てすぎであっと言う間に負け。

3人でヴェンデッタはヴァンパイア:ザ・マスカレード原作のカードゲーム。犠牲者が3人並んでいるのを手札で競りをして獲得します。なのでゲーム自体は6人まで吸収可能なのですが3人ベストなのだとか。プレイヤーごとにカード内容はたぶん原作を反映しているらしく特殊能力盛り盛りという仕組みです。カード覚えてからのゲームなのは確かですが、特徴生かした打ち回しできるようになれば面白そう。負け。

4人で逆統戦。反乱側はとにかく組織を置きたくて、逆に中共は自分の組織を置くのはほどほどでよいけれど他勢力に対する攻撃カードが1枚でも多く欲しい、という風にプレイヤーごとに望ましいデッキ構成が異なっていて、見た目よりはやり込みに耐えそうなデッキ構築という感じはします。どちらにせよ資金がないと強力なカードは買えないので、序盤はいいカードが並んでいてもがまんして金量を優先した方がよさそう。デッキ圧縮ができるカードがそこそこレアで強力な割に安いので、自分の番に場にデッキ圧縮カードが来るかどうかで勝敗決まってしまうバランスの悪さはあるのですが。中共を担当して負け。

ML.K 3月例会

札幌市手稲コミュニティセンターでML.Kの3月例会がありました。参加者5人。
やはり手稲コミセンは立地が悪いので固定面子です。
1867 (All-Aboard Games/Grand Trunk Games)・The Crew Mission Deep Sea (KOSMOS)をプレイしました。

1867は18XXカナダ版。もともとJKLMから出ていた18XXロシア版の1861がAll-Aboard Gamesから再版された際に製作された独立型拡張なのですが、マップ以外のコンポーネントはほぼ共通なのでGrand Trunk Gamesからの再再版では1861/1867というタイトルの2-in-1になりました。
コンポーネントには特に不満はないのですが、お金が$1、 $5、 $20、 $100、 $500という刻みでムチャクチャ使いにくいです。バンク$15,000と普通の18XXより多めな点に注意が必要ですが、他の18XXの札を持ってくるかポーカーチップなどを別途用意した方がよいと思います。
18XXカナダはMayfairの1856という名作がありますが、1867はマップが北東に広がっていて、カナダの主要部分が大きく含まれています。1856同様、国鉄あり借金ありでカナダっぽさを出していますが、この辺のルールは1861と同じ。
1861同様、ゲーム開始時は小会社しか設立できません。1861では他の18XX同様会社の初期位置は固定でしたが、1867では会社の開始位置は一切指定されておらず、マップ上の都市のあるところならどこでも好きに会社を設立することができます。と言っても地図が決まっている以上有利な立地は限られているので、まずどこに建てたいか宣言してから競りをして、勝った人がお金出して会社を設立するというシステム。いい場所から始めたければゲーム開始時の個人会社の競りは全しゃがみした方がよいかもしれません。個人会社は個人会社で他の18XXより収益率高めに設定されているのであったらあったで儲かりそうではあるのですが。
このゲームは小会社も株価を持ち、それが一定以上になれば単独で、株価の条件を満たさなくても他の小会社と線路がつながっていれば2社以上合併して大会社になることができます。単独変換だと単純に小会社の社長株が大会社の社長株に変換されるだけですが、合併の場合は株券は2社の社長株2枚が大会社の社長株1枚に変換されるので株券数としては半減、ただし株価は2社の合計なので資産的には損はしていないはず、という計算です。ただし、株価が上がりすぎると社長が追加で株買えなくなって、社長の株が少ない→社長の配当が少ない→株価は爆上がりする→ますます社長が株買えない、の悪循環で資産増やしにくいので、1株あたりの配当は高くても株価はほどほどを維持したいところではあります。
マップは広いのですが、カナダなので人口密集地はトロント、オタワ、モントリオールといった大都市が連続しているマップ南端の五大湖からセントローレンス川沿いのエリアのみ。北半分はほぼ使わないと思います。オタワに本社を置いてトロントとモントリオールへのアクセス権を確保した優良会社を設立することができましたが、合併による株価高騰のため社長が全然株買えずにブービー。

海ザクルー。タスク難易度合計8~9程度で何戦かしましたが、やはり難しいですね。