K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
El Grande (HiG/RGG)・Dominion (RGG)・Caylus (Ystari)・Trains (OKAZU Brand)・Power Grid: The First Sparks (2F/RGG)をプレイしました。

久しぶりのような気がするエルグランデ。基本セットのみ。2位。最後の塔のコマの降り先で少し失敗しました。大公置いてる本拠地の得点ゲージに変なの置かれると詰むので、気合の入ってるカードは3枚ある置き換えアクションが出るときまで大事にした方がよさそう。

次の拡張が出るまでにまずは今のセットを堪能しておきたいドミニオン、拡張全部入り。3戦1勝。公使の性能で勝っただけなのであまり頑張ったとも言えず。

再版される(された?)らしいケイラスを旧版で。昔から良いゲームだと分かってはいるのですが、リソースエクスチェンジなので初プレイの人にはちょっと勝手が分からなかったり、運の要素がないうえに前手番プレイヤーの行動の影響受けすぎだったりで、どうしてもプレイ時間かかります。時代3まで進んだところで時間切れ終了。

1人減って3人トレインズ。熟練するまで常にサプライに入れておくこと推奨な埋立地ですが、うまいこと廃棄物と一緒に引かないと意味ありません。3枚買って1回も使わなかったりすると、あえて買わなくてもいいのかなという感じ。2戦め観光列車が出ると誰も線路引かない全然別のゲームになりました。2戦2敗。

最後は最初の火花。中盤隣接空きスペース数の関係で一躍トップに躍り出てしまいました。きっちり締められて僕以外同点同額勝ちの1人負け。ランダム要素薄いので、使えないと評判ながら実は所持金隠せる火の技術カードが足元見られないためには必要なのかも。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Dominion (RGG)・Cleopatra’s Caboose (Z-man)・China Moon (Eurogames)をプレイしました。

まずはドミニオン全部入り。前回プエルトリコを遊んだので、1回だけプロモカードの総督を入れてみました。+1アクションに加えて3種類の役割から1つ選んで全員に効果を発動する(自分だけちょっと効果が大きくなる)という、とてもプエルトリコらしいカードです。十分強いのですが、5コストなので展開速すぎる場だと微妙かもといったところ。4戦して全員1勝ずつ。

クレオパトラ鉄道。箱には18♀♀ゲーム、と書いてありますが、システム的には18xxよりも蒸気の時代に近い感じ。順番を競って役割を選択して線路引いたり商品運んだりします。手番にできるアクションはターンごとにランダムに公開されるカードから早い者勝ちで取るシステムなので、あまり先々まで読んで計画できるようにはなっていません。なので順番の競りが重要なのですが、借金はありません。おおむねワレスのフォルダンプや蒸気の時代などの良いところも悪いところも合体させたようなプレイ感です。
ルールはかなり複雑ですが、文字しか書いてないサマリーシートとあまり文字書いてないカードという組み合わせは情報量に乏しく、そのくせ馴染みのないエジプトの地名は変体フォントで読みにくい、何ともプレイしにくいゲームです。他にも入ってるはずの得点マーカーが入ってないとか、外周の得点トラックの四隅に罠のように何にも使わないマスが置いてあるとか、いつものZ-manなのかもしれませんがコンポーネントの出来はよくありません。少しプレイ回数重ねないと深いところまで見えてこなそうな重厚なゲームですが、このゲームをヘビーに回すかというと微妙なところ。
最終得点決算はなぜかエリアマジョリティなので、3位でいいのでなるべく多くの都市にからむ作戦で行ってみました。一応勝ち。

最後はチャイナムーン。箱には30分と書いてますが、どうしてもみんな長考するので30分では終わりません。黒蓮の分で1点差2位。

ML.K 12月例会

札幌市北区民センターでML.Kの11月例会がありました。参加者4人。
Elder Sign (FFG)・Nippon Rails (Mayfair)・Dominion (RGG)・Forbidden Island (Gamewright)・San Juan (alea)をプレイしました。

まずは3人エルダーサイン。旧支配者はランダム引きでイグ。難易度高いのは相変わらずですが、集中と協力のシステムをうまく使うとそこそこの確率で成功させられるようです。それでも破滅トラックはあと1マスでギリギリでした。

続いてニッポンレイルズ。3人が十分上限人数に近く、4人め入れるとかなりキツそうです。日本列島が細長いので、線路が無駄になりにくく1回1回の取引が大きくて、狭いことを除けばプレイのテンポは軽快です。

ドミニオンは辺境入り。勝ったり負けたり。Schemeで1枚の攻撃カードが何回も回ると強烈です。

1人増えて4人で禁断の島。ノーマルレベルで余裕勝ち、エキスパートレベルでちょうどいいタイミングで勝ち。パンデミック並みのハードなゲームを楽しむなら、やはりレジェンダリーレベルに手を出すべきかもしれません。

最後にサンファンはアレアの宝箱の拡張入り。安い建物しか建たず惨敗。

終了後は場所を変えて裏例会。参加者3人。Dominionをプレイしました。
3枚ずつ投入して8戦して辺境の新しいカードを全部一通り見ました。見ただけで、まだ一枚も買ってないカードも多いですが。次からは全部入りランダムでもよいかも。勝ったり負けたり。

ML.K 11月例会

札幌市北区民センターでML.Kの11月例会がありました。参加者6人。
Seven Card Samurai (Mindtwister USA)・The Impossible Machine (GlowFly Games)・Telestrations (USAopoly)・俺の嘘彼女は世界一(童想会)・Airlines Europe (AbacusSpiele/HJ)・Trendy (Spiel Spass)・Geschenkt (Amigo)をプレイしました。

まずは5人で7人のカード侍。8人までとプレイ可能人数の幅は妙に広いですが、5ラウンドプレイすることになっているので多分5人が丁度よいのだと思います。

アリエナイマシーンは全員で協力してピタゴラスイッチを作るゲーム。原題はおそらくThe Incredible Machineのパロディなので、日本語タイトルもちょっと工夫して欲しかった。通常ルールでも一瞬で終わるので、ゲーマー向きには長時間ルールの方がよいのかもしれません。

1人増えてテレストレーションはCOQさんから訳をいただきました。142枚のカードの両面が完璧に訳されていてがぜん遊びやすくなります。ありがとうございました。今日はプレイ時間<シール貼り時間でしたが…
このゲームはやはり人数多いほどよいです。そして席順が超重要です;-)

1人減って俺の嘘彼女…ですが最初に彼女を2人選ぶところに意外な罠が。どちらを使うかはシチュエーションカードを見る前に決めなければならないので、弱点を補いあうように選んでも無意味です。逆に主張カードで強制的に入れ換えられてしまう可能性があるので、どちらを出しても作戦が狂わないよう似たキャラで揃えた方がよいかもです。負け負け。

エアラインズヨーロッパはホビージャパンの日本語版。エアラインズのリメイクのユニオンパシフィックのリメイクです。ところでボード上の地名とか訳されてないんですが…
UPとの最大の違いは線路カードの概念がなくなって、つながってさえいればお金だけでどこでも好きなところに路線を引けるようになったこと。メンテナンスしなければならない手札が1セット減ってかなり遊びやすくなりました。盤上に登場しないエア・アバカス(以前のUPに相当)の収益が大きく、ここをどう制するかがキーになるなど、ゲーム性はあまり変わっていないようです。
最終ターン、手をつけた会社がほとんど2位どまりでしたがAAの社長を取った分で僅差1位。

クニチーのトレンディ。モダンアートカードゲームに似ていますが(こっちが先なのでMACGの方が似ているのですが)、驚くほどスピーディーな短時間ゲームでした。負け負け。

最後はゲシェンク。2回プレイして2回ともやむなく取ったデカい数字の前後が綺麗に抜かれてて大敗。

終了後は移動して裏例会。参加者4人。
Dominion (RGG)・Travel Blog (CGE)をプレイしました。

ドミニオンは異郷入り。今回の新趣向は獲得時に発動する効果だそうで、確かにそのようなカードが揃っているのですが、結局プレイ中1回しか発動しないので、それほど驚異というわけでもない感じです。それなりに癖のあるカードが揃ってはいるのですが。勝ったり負けたり。

トラベルブログはヨーロッパ(もしくはマップの選択によってアメリカ)をなるべく費用をかけずに旅行するゲーム。移動手段の選択などはなく、単に国境越えるごとに一律10ユーロという計算なので、ロシアやフランスなどの大きな国をうまく活用することがコツでしょうか。地理の勉強ゲーム。システムは単純なのでご当地ものをいくらでも作れそうです。僅差勝ち。

ML.K 10月例会

札幌市北区民センターでML.Kの10月例会がありました。参加者3人。
Dominion (RGG)・Mansions of Madness (FFG)・7 Wonders (Repos)・Automobile (Mayfair)をプレイしました。

まずは人待ちドミニオン2人。エッセンではすでに辺境が出ているようですが。礼拝と弟子の圧縮場で1戦1勝。

人増えないので2人マンションオブマッドネス。探索者1人キーパー1人です。はよアークライトの日本語版出てくれないと持ち主が探索者できませんw シナリオ2は狂信者のウヨウヨするカルトの修道院に忍び込む話。1人だと手数足りなさそうかと思いましたが、割と好調なペースで探索が進んで探索者の勝ち。きっちり作戦研究してから持ち込まないとキーパー勝てないバランスなのかもしれません。

1人増えて3人7不思議はリーダー拡張入り。シュピールボックス誌の付録のスティービーワンダー持ってくればよかった。ゲーム開始時に各自4人のリーダーをドラフトして持ち、各時代の最初にお金払ってリーダーを建てると以後その特殊能力が使えるという仕掛けです。今まで大した点にならなかったお金の重要性がぐんと上がりますが、一方でリーダーの能力が極端な分、運ゲー度も上がってしまうようです。霊廟で技術3セット揃えましたが負け。

オートモビル。車種の出てくる順番が固定なので何度プレイしてもそれほど劇的に展開変わるゲームではありませんが、どうやら中盤早めの一通りの車種がすべて登場するタイミングで、利幅の大きい高級車に食い込んでおくのが良いらしい。タイミングよく各車種に参入して売れ残りも少なめにできて僅差勝ち。

最後はもう一度ドミニオン。大使で差し込まれた銅貨を海賊船で盗まれるサイクルに嵌められて負け負け。

ML.K 9月例会

札幌市北区民センターでML.Kの9月例会がありました。参加者6人。
Can’t Stop (F2F)・San Juan (Ravensburger/メビウス)・The Resistance (Indie Boards and Cards)・Isla Dorada (FFG/アークライト)・Dominion (RGG)をプレイしました。

まずは人待ち3人キャントストップ。ちょっと安全策すぎて負け。
1人増えてサンファン。アリアの宝箱の拡張入り。日英混在でちょっと遊びにくいですが、やはり拡張入ってた方がよいです。地震が1回しか回らなかったのもよかった。ギルホ建て負け。

もう1人増えて5人レジスタンスを2戦。英語版ですが特にプレイに支障はありません。構成員の4割が政府のスパイという終わってるレジスタンス組織で、選挙でスパイを排除する人狼系のゲーム。人狼と違って負け抜けじゃないのがよいです。序盤の人数の少ないミッションでスパイが裏切ると相方には確実にバレるので、そのあたりは慎重に行動した方がよいみたいです。2回ともスパイで2戦1勝。

黄金の島イスラ・ドラーダはアークライトの日本語版。サマリーが日本語化されているのがよいです。地名がカタカナなのは分かりやすいようでやっぱり分かりにくい。原語のままよりはよいですが。
全員で1コマの探検隊の行き先を競りで決めつつ、個人的な勝利条件都市を巡回させるというゲーム。独特のシステムはなかなか面白く、カードのイベント等が多彩で意外性もあるのですが、一通りの目的を達成すると後はヒマなのでやや後半ダレるきらいが。勝利条件や財宝の目的地で行きたい都市がせいぜい各自5~6箇所前後くらいなのに対して探検隊の移動の競りは16回、特殊な条件や重複などを考慮すると5人の全員分を回るのも十分可能な範囲です。僅差1位。

さらに1人増えて6人レジスタンス。レジスタンス側でおおむね読めていたのですが足並みが揃わず最後のミッションが失敗して敗北。

2卓に分けて3人ドミニオン全部入り。収穫祭を3枚ずつ入れて3戦。カルカソンヌ10周年記念プロモのWalled Villageは効果の割にはちょっとコスト高いですが見た目よりは使えます。3戦2勝。
他の卓ではOlympos (Ystari)がプレイされていました。日本語版はポーランド語版とセットという謎構成。

ML.K 8月例会

札幌市東区民センターでML.Kの8月例会がありました。参加者4人。
Dominion (RGG)・Hansa Teutonica (Z-man)・Automobile (Mayfair)をプレイしました。

まずは人待ちでドニミオン収穫祭入り。これでとりあえず収穫祭のカードを全部一度は見ました。カードの種類が効いてくるカードが多いのでスロースタートな展開になりますが、繁栄の単にカードのコストを上げていくよりは工夫しがいがありそうです。3戦2勝。

4人になってハンザテウトニカ。アクションポイント制のネットワーク建設ゲームというところはそう珍しくはないのですが、他人の邪魔をするためのペナルティコストと邪魔された側のボーナスが絶妙で、濃密なプレイヤーインタラクションが発生するゲームです。僅差勝ち。

最後はオートモビル。今回は2~3ターンで全体の需要が大きく増えたあたりで全員強気で山程生産して、最終的にはほとんど全員が借金して全車格に参入する勢いでした。さすがにそんなには売れないので、投げ売りしても売れ残る始末。でも一人だけ生産絞っても他人を楽にするだけなので、血を吐きながら悲しいマラソンを続けなければなりません。ちょっと黒キューブ取りすぎました。2位。

終了後は移動して裏例会。参加者3人。
魔法少女まどか☆マギカカードゲーム(いちあさ企画)・Caligula (ElfinWerks)をプレイしました。

ゲームマーケットの人気投票では今イチな評価だったまどマギカードゲーム。どんだけダメなゲームかと思ったら、原作要素を必要十分に盛り込みつつプレイ可能なシステムに仕上げていて、意外と遊べるという印象です。他人の評価はあてになりませんね。箱の15分というのは全然嘘ですが。魔法少女の勧誘が初回成功率3分の1で難しい。QBさん敏腕だとよく分かるゲームです。勝ち。

謎のメーカーのカリグラはアクションを入札して陰謀カードを獲得し、皇帝を暗殺して得点を稼ぐカードゲーム。メインは競りなのですが、競り対象のランダムに出てくる10枚のアクションカードが解決順の相互作用で意外な効果を発揮し、パズル要素の高いゲームです。一応勝ちましたが得点計算ルールを間違えていたらしく疑惑の勝利。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Spring Fever (Filosofia Editions)・Dominion (RGG)・Avanti (Zoch)・Michelangelo (Bucephalus Games)・ニョロニョロBIRI-BIRI (パペルクリエイション)をプレイしました。

まずはフリーゼのスプリングフィーバー。フリーゼ独特のセンスの光るブラフゲーム。6人までプレイできますが、強烈なカードが簡単に一周してしまう少人数プレイが良さげな感じ。

ドミニオンは収穫祭入り。推奨セットその1をプレイしました。移動動物園・豊穣の角・収穫などアクション数多めでエキスパンションテーマのカード種類が効いてくるカードが重点的にセレクトされたセットです。少しプレイ時間長引きがちな気もしますが、プレイしていて面白いセットです。1戦1敗。

ツォッホのアバンティはよくできたミニカーが特徴のお手軽なレースゲーム。全員手札を1枚ずつ同時に出して進むよくあるルールですが、衝突すると飛び石的にポンポン飛び越えて進むシステムは爽快感があります。1手番ごとに1位の車にお金を払うという何を再現してるのかよく分からないルールも、カード選択の悩みどころを増やしてゲーム性を高める効果をあげています。

聞いたことないメーカーの作品ですが、ミケランジェロはミケランジェロの弟子になって作品の完成を手伝うゲーム。コンポーネントは綺麗ですが、英文ルールがいろいろ不完全でメビウス訳に訳注がたくさんあります。プレイヤーのコマとミケランジェロ自身のコマが規定数揃えば作品完成というあたり伊能大図に似ていますが、どうも作品カードが引かれたときのスタートプレーヤーの位置で相当に有利不利があり運ゲー分が強いです。1位。

ニョロニョロビリビリはムーミンに出てくるニョロニョロを感電しないように集めるゲーム。プラスチック製のニョロニョロコマがよくできています。システムはただの坊主めくりでゲーム性は全くありませんが、なぜかみんなESP能力をいかんなく発揮してしまい妙に盛り上がりました。

ML.K 5月例会

札幌市北区民センターでML.Kの5月例会がありました。参加者6名。
Dominion (RGG)・Glen More (alea)・Dominant Species (GMT)をプレイしました。

ドミニオンはインストがてら基本セットのカードだけでプレイ。2戦1勝。
4人でグレンモア。序盤の石と木が重要らしいのですが、木1枚しか取れず。牛と肉屋ではちょっと力不足でした。得点固定の酒場がやはり強そうでした。

GMTの優先種は氷河期を前にした地球で哺乳類・爬虫類・鳥類・両生類・蜘蛛・昆虫が生存競争をするというゲーム。
システムは割と普通のワーカープレースメント+エリアマジョリティです。かなり緻密で手ごたえのあるゲームなのですが、得点計算時により環境適応度の高い種族のプレイヤーに与えられるドミナンスカードが非常に強力で、どれもゲームを引っくり返すレベルの影響を持っています。この辺のバランス感覚がいかにもGMTらしいゲームです。
6人プレイで鳥類を担当。種族ごとに一つだけ固有の特殊能力があるのですが、他はどれも常時発動型の能力なのに対して、鳥類の2マス移動の能力だけは移動アクションを選択しないと効果がありません。6人プレイでは1ラウンド3アクションしかなく、なかなか移動まで手が回らないので、アクション数の多い少人数プレイ向きの能力のような気がします。
ゲームは序盤から主食の木の実が潤沢に供給された鳥類が順調に得点を先行させましたが、中盤にかけて生存地域がどんどんツンドラ化(別に一位のあんたを邪魔してるわけじゃないんだから勘違いしないでよねっ)して苦しくなってきました。ちなみに一度凍ったタイルは融けけないのでデレ期は来ません。水に高度に適応した両生類が北西部に大水源地帯を作って繁栄する一方、多産の能力を持つ昆虫が東の砂漠地帯からツンドラを越えてものすごい勢いで勢力圏を広げそうといったところで会場の時間制限で終了となりました。

終了後は場所を変えて裏例会。参加者3人。
Alien Frontiers (Clever Mojo Games)・Jump Gate (Matt Worden Games)・Pirates 2ed (Ku??nia Gier)をプレイしました。

エイリアンフロンティアは聞いたことない謎のメーカーの話題作。惑星開発がテーマのSFゲームですが、ダイスゲーム+ワーカープレースメントという、これまた最近話題のTroyesに似たシステムです。サクサクとテンポ良く進む好ゲームで、これは人気が出るのも当然と分かります。勝ち。

同じく聞いたことないメーカーのジャンプゲートは、2011年ゲームズ誌大賞なるこれまた聞いたことない賞の受賞作。しかも箱に燦然と輝く第2版の表記。カードの裏のデザインでもしつこいくらい2版と主張しています。アートワークにはかなり力が入ってるに、カードのサイズが微妙に揃ってないという品質管理も驚愕ものです。宇宙船でワープしながら星々を巡り採掘した資源の組み合わせて得点を競うという内容のカードゲームです。独特のシステムでプレイ時間も短い良作でした。勝ち。

パイレーツ2版も知らないメーカーですが、どうやらポーランド産らしいです。初版がどんななのかBGGにすら情報がない謎ゲームですが、商売したり商船襲ったり軍艦に追われたり海賊同士で戦ったりする極めて普通の海賊ゲーム。かなり頻繁に戦闘が起こり、リスクに応じた報酬が設定されていて適度なバランスで楽しめるという、海賊ゲームの中ではなかなかバランス良くデザインされている好ゲームでした。

ML.K 4月例会

札幌市東区民センターでML.Kの4月例会がありました。参加者は初参加の1名を含む7人でした。
Dominion (RGG)・7 Wonders (Repos)・De Vulgari Eloquentia (Z-man)・Inca Empire (Z-man)をプレイしました。

4人でドミニオンは全部入り。ここによると全部入りランダムで錬金術を入れるときはランダマイザーの8枚めが錬金術のときは残り2枚も錬金術にするといいそうです。そうしてみましたが、今回は錬金術は登場せず、と思ったら闇市場が入ったので結局ポーションを使用、しかも詐欺師がいて4コストカードは使い道のないポーションに変換されてしまうという微妙なセット。序盤から詐欺師が飛び交いましたが、繁栄のプラチナ・植民地と策士の相性が良く、最後は基本に忠実なパワーゲームに。1戦1敗。

7人になったので7不思議。技術3種を2セット完成させましたが、軍事放置で全敗して-6VPの分で大敗。

ここから2卓に分けてT口さん持ち込みのZ-man卓。3人。
まずは俗語論。イタリア半島を歩き回って辞書を作ります。システムはオーソドックスなアクションポイント制のリソースエクスチェンジ。
ルールはちょっとザルい感じで、ボードに一目で分かる間違いがあるとか移動のルールが分かりにくいとか、いつものZ-manクオリティの低い方といった感じ。ゲーム自体はなかなか頭使う面白い作品です。プレイ中は大差ついてるような気がしてなりませんでしたが、最後に蓋を開けてみたら絶妙な僅差でした。

続いてインカ帝国。首都のクスコから道路のネットワークを延ばしつつ街や砦を建てて得点を獲得するゲーム。
3~4人用ですが、3人プレイでバランスが取れているようにはちょっと見えません。特にマップが異様に細長く雪隠詰めになりがちなのがよくないです。これがインカ帝国の版図なんですと言われると文句のつけようがないのですが。道路さえ引き込めば他人の建物からも得点できるというシステム的にも4人必須だと思います。
コンポーネントは文盲仕様ですが、全く逆の効果のカードがよく似たアイコンで表されていてちょっと親切ではありません。これもちょっと褒められない出来です。

他の卓ではサンダーストーン、アグリコラが展開されていました。