ML.K 3月例会

札幌市北区民センターでML.Kの3月例会がありました。参加者7人。
Dominion (RGG)・Hotel Samoa (Z-man)・7 Wonders (Repos)・Letters from Whitechapel (Nexus/HJ)をプレイしました。

とりあえずは人待ちドミニオン3人。拡張全部入りランダム。1枚だけ出た要ポーションカードの念視の泉が強かったです。1戦1敗。

ホテルサモア5人。6部屋のホテルを経営し、使い切りのカードの競りで設備投資したり客集めたりするゲーム。入札カードは使ったら捨て札ですが、何も売買しなければ手札に戻るので、どのカードから切っていくかが重要。バーゲン価格から先に切ってみましたが大失敗。序盤は当たればラッキーで高額宿泊料を提示し、ここぞというところでバーゲンすべきでした。

7不思議6人。この人数ではどのカードも完全に一期一会。今回も軍事力上げるか早々に見切りつけるかの見極めが決め手になったような感じ。

ホワイトチャペル6人。切り裂きジャック1人と警官5人に分かれて追いつ追われつするスコットランドヤード風のゲーム。
単純に衝突したら逮捕というシステムではなく、ジャックの移動ポイントと警官の移動ポイントが別々になっていて、警官が立っている交差点から隣にあるジャックの移動ポイントを捜査する仕組みになっているところがスコットランドヤードとちょっと違います。キワどいスレ違いが発生しやすくなっているのかなと思います。
ルールはいつものHJ訳。第1パートに捜査主任が娼婦を動かすときは全員を一度に移動させます。原文ではeachとはっきり書いてありますが、和訳では何人動かすのか明確ではありません。なんで「それぞれ」とか「すべての」の一語が入れられないのか。
警官側を担当。3日めの追跡で予想逃走経路に先回りして華麗に摘発して勝利。

最後は7不思議7人。やはりこの人数吸収耐性はすごい。ギザのピラミッドでピラミッド完成などこれ以上ないプレイで1位。軍事に強いロードス島の隣の隣という位置もよかったです。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Stich-Meister (Amigo)・Poseidon (Lookout)・Glory to Rome (Cambridge Games Factory)・Dominion (RGG)をプレイしました。

まずは軽くフリーゼのトリックマイスターから。基本的なシステムはごくごく普通でWikipediaのトリックテイキングゲームの項のルールとほとんど同じ、マストフォロー切り札なし1トリック1点というゲームなのですが、4枚のルールカードが登場し、プレイごとにまるで違ったトリックテイクが遊べるという逸品です。
なぜか僕だけマイナス点。

次はLookout/Z-manのポセイドン。18xxのシステムを流用しエーゲ海を舞台にしたギリシャ都市国家間の商業競争です。
会社(国)を建てて株券(商人)を買って列車(船)を買って収益を上げるゲームの流れは18xxと同じですが、海の上なので線路タイルはなく他社の駅がルートをブロックしません。最大の特徴は各社20個くらいずつあるトークンを好きなだけ株券として発行し、残りが駅トークンになるというシステムです。列車収入×発行株式数が総収入で、いくら株を発行しても一株あたり収入は変わらないため、好きなだけ株を発行して資金調達していいのですが、やりすぎると駅トークンが足りなくなるという塩梅です。
アテナとメガロポリスの2社経営でしたが最下位。初期トークン数の差が意外と効いてきます。

ちょっと前のゲームですが、評判のよいグローリー・トゥ・ローマ。ローマを舞台にカードプレイで建物を建てる箱庭系カードゲーム。1枚のカードが様々な役割をこなす独特のシステムで確かに面白いのですが、今回はフォーラム勝ちであっさり終わってしまい、勝利条件の設定としてちと微妙な感じがしました。普通に得点計算まで行くと違うのかもしれません。

最後にドミニオンは錬金術込みでランダム。4戦2勝。10種の組み合わせは一期一会ですが、もともと強い引き切り系の戦術が有利な場になりやすくなっているのかなという印象。

ML.K 裏例会

ML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
Agricola (Lookout)・Dominion (RGG)をプレイしました。

アグリコラは基本セット + Gamers’ Deck。職業も進歩も全部Gデッキのカードを使用しました。さすがに世界中のゲーマーが激しくテストプレイしただけあって、どのカードも独特の効果を持ちながら強すぎず弱すぎずと絶妙なバランス調整がされています。泥沼みたいなインフレでないところも好感が持てます。

ドミニオンは錬金術以外全部入り。さすがに全部入れて繁栄率が下がるとプラチナ貨と植民地もあまり出て来ないので、カードのバリエーションが増えた分をそのまま楽しめます。ところで木こりの時代はいつ来るんでしょうか。7戦2勝。

ML.K 12月例会

札幌市東区民センターでML.Kの12月例会がありました。参加者6人。
Dominion (RGG)・東方紅魔花伝(はらきりサーカス)・London (Treefrog)・Space Alert (CGE)をプレイしました。

ドミニオンは繁栄入り。4人。やはりプラチナ貨と植民地が入るとゲームがそれに喰われてしまいます。序盤は様々なアクションカードが飛び交っていたのに、終盤はプラチナ貨でごりごりと高額VPを買いあさるいつものパターンな雰囲気で少し残念。1戦1敗。

東方紅魔花伝はクニツィアのフロカティサーカスの翻案。少し弄ってあって色数が減ったりしてます。元ゲーと同じらしいのですが、ちょっと特殊カードの効果がばつぐんすぎるような。基本的に手札に要らないカードはないゲームなので、1枚ランダムに抜かれると作戦立ちません。

1人入れ替わって、割と評価の高いワレスのロンドン。大火後のロンドンに建物を建てまくるゲームです。ワレスゲーらしくお金はいつも通りカツカツで借金もあるよというバランスなのですが、建物カードが持て余すくらい潤沢に供給され、ちょっと普段とバランス感覚が違います。投資に対するリターンが見えにくいところがあるので、大量に引かされたカードを処理しているだけでなんとなくゲームが進んでしまい、それでも十分ゲームにはなっているのですが、評判ほどではないかなと感じました。借金は利息5割で返せないと大量マイナス点とか、最初聞くとけっこうビビるのですが、実際のところ3金2VPを越えるレートでVPに変換できれば返済しなくてもトントンなので、あまり気にせずバンバン拡大してよさそうでした。

1人増えて最近ヘビーローテーションなスペースアラート。シミュレーションシナリオで肩慣らしして本番ミッションと意気込んだのですが、宇宙船撃沈されまくりでした。

終了後、移動して裏例会4人。
The Castle of the Devil (dV Giochi)・Cyclades (Matagot)・Space Alert (CGE)をプレイしました。

最近再版された悪魔城への馬車。4人くらいの方が情報を確定させやすく無意味に長びかないのでよいように思いました。負け。

キクラデスはギリシャ海を舞台にした戦争ゲーム。アメンラー式の競りでアクション権を獲得して神殿建てたり軍隊を増強したりします。システムはシンプルなのですが、毎ターン1匹ずつギリシャ神話の怪物が登場し、お金で雇って様々な特殊効果を発動させるという豪快なルールがあります。割と面白いです。いい感じにリードしてたつもりが及ばず。

スペースアラートは拡張のダブルアクションカードを使用。Easyerシナリオで2戦2敗。簡単シナリオでも2回行動カードのプロットはちょっと難しすぎでした。

ML.K 裏例会

ML.Kの裏例会がありました。参加者4人。
7 Wonders (Repos Production)・Dominion (RGG)・High Frontier (Sierra Madre Games)をプレイしました。

まずはエッセン一番人気の7不思議から。ブースタードラフトの要領でカードを選んで建物やら7不思議やらを建設し、勝利得点を競います。建物を建設するには資源が必要なのですが、これは隣の人から借りれるので、下手に生産力を増強するよりお金を貯めて必要なものだけ借りてきた方が早いです。というか、隣が他力本願なプレイヤーだと一方的に利用されるだけで全然いいことがありません(お金はもらえますが)。どど負け。

1人減ってドミニオンは繁栄のカードを入れて4戦1勝。5金のプラチナ貨と10VPの植民地は必ずしも毎回入れないのがルールですが、今回は4回とも入れてみました。どちらもゲーム全体を乗っ取る勢いのあるカードなので、ルール通り入れるのは時々にした方がよいようです。

ハイフロンティアは地球からロケットを打ち上げて太陽系の惑星や小惑星を開拓する近未来SFゲーム。ロケットの重量や推進力、燃料消費量などを細かく計算して目的の天体に到達できるかどうか判定するのですが、この辺の処理はディテールを保ったまま極力簡略化されていて、ゲームとしては常識的な範囲に収まっています。プレイヤーインタラクションが発生するのは技術の競りだけで、ロケットの打ち上げやら惑星の開発やらといったゲームの根幹部分はソロプレイ感満点ですが、テーマ的には仕方ないところでしょうか。拡張入れると変わってくるかもしれません。今回は基本ルールだけでしたが、マップがちと狭いので、基本ルールしか使わないときでも拡張マップを含む太陽系全体を使った方がよいように思います。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Dominion (RGG)・Age of Industry (Treefrog)・Last Train to Wensleydale (Treefrog)をプレイしました。

次の拡張が出る前に錬金術を遊び倒すべく、まずはドミニオンから。3戦1勝。

ワレスのAge of Industry。ブラスの簡略版で、水路時代と鉄道時代の前後編構成が鉄道時代のみに1本化されてプレイ時間が短縮されました。ドイツマップをプレイしました。どど負け。基本的なコンセプトはブラスのままですが、ドイツマップで船カードに捨て札以外の使い道がないことと、ブラスの都市カードが地域色カードに変更になって産業カードと比べると異様に使い勝手がよくなっていることによって、カードの引き運ゲー度がさらに上がってしまったのが残念です。

ウェンズリーデイルの最終列車は、初期配置でセトル市に反対派の白コマが3つ置かれてマップの西半分に入りにくい状況から始まりました。といっても反対派は最大でも3個しか置かれないので政府影響力に注力すればよいだけの話ではあるのですが。ニュルンベルグマップでこの辺も含めてバランスが良くなって欲しいところです。1点差1位でした。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Dominion (RGG)・Agricola (Lookout)・Russian Rails (Mayfair)をプレイしました。

ドミニオンは錬金術のカードを3種類ずつと、その他全部からランダムで。へそくり+航海士が強力でしたが、この使い方では劣化宰相なので何かいい活用方法はないもんでしょうか。3戦3勝。

アグリコラは泥沼とÖデッキ入り。Öデッキはオーストリアデッキで、「中立国」とかのオーストリアっぽい24枚のカードです。玉石混交ですが割と強烈なのが多い感じ。勝負はHedge Keeper強かったですねという結果で、ただでさえ強いのが泥沼になって木が貴重になった分さらに強化されていました。3点差3位。

最後はロシアンレイルズ。ロシアマップは東西に長いので、端にいるときに反対側の端のデマンドしか引けないとかなり困ります。困ったときは3枚替えとばかりに皆さんどんどん手札を替えて山札が2山めの半ばまで回りました。やや届かず。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Dominion (RGG)・Stronghold (Portal)をプレイしました。

旭川~増毛間で留萌本線100周年記念の臨時列車が走るというので、午前中はそれを撮りに行ってきました。高速無料化万歳。

ドミニオンは錬金術の12枚を1回に3枚ずつ投入して4戦2勝。とりあえず錬金術のカードは1回ずつは見たというところです。すぐに次の拡張も出るようですし、どこまで続くんでしょうか。

あまり聞いたことのない謎のメーカーから出てきた去年のエッセンの話題作ストロングホールド。攻城側と防衛側に分かれて城を強襲します。攻撃側が攻勢準備に支払ったアクションのコストがそのまま防御側の防衛準備のアクション数となり、互いに戦力を積み上げていくという基本設計は、レベル上げると敵も強くなるデキの悪いRPGを彷彿とさせますが、単純に計算できない複雑なシステムが作戦的な面白さと攻城戦らしい雰囲気をうまく両立しています。複雑な分、ルールの記述には若干疑問点が多いように思います。BGGとかで補完するのが必須でしょう。
攻撃側左翼を担当。後半、左右2ヶ所で攻勢に出て城壁の一角を崩して城は陥落させましたが、得点上はキワドいところで防御側の勝ち。よく計算すると、攻城側が勝つには、もう1ターン待って破城槌の突破と城壁の突破のタイミングを合わせつつ、さらに2ヶ所で攻勢に出る必要があったようです。簡単には落とせないし守りきれないシビアなバランスであると分かりました。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Dominion (RGG)・Die Goldene Stadt (KOSMOS)・Titan (AH)をプレイしました。

Dominionはせっかく日本語版が出る前に英語版買ったのに全然遊んでない錬金術入りで。錬金術から3枚と残りは他のセットからランダムに選ぶとやや海辺が多めでした。憑依と海賊船がよく回って勝ち。

黄金都市はどこだか良く分からない黄金都市の島に上陸して商館を建てるゲーム。いかにもゲーム的な地形の島ですが、商館を建てるには対応する地形のカードを競りで入手し、自分の他の商館と道が続いていなければならないというシステムで、入札とエリア支配/ネットワーク構築のゲームになっています。シンプルですがなかなか難易度の高いゲームです。

最後にタイタン。3人戦なので盤面やや広めでのびのびと育成できます。K藤氏はヒドラ、T口氏はサーペント、僕はウォーロックとコロッサス、という三者三様なスタックが育ちました。レンジャー・ゴーゴン・ヒドラといった人気モンスターが狩り尽くされて、徐々に大スタック同士の激突が始まったあたりで時間切れ終了。

ML.K 裏例会

夜はML.Kの裏例会。参加者3人。
Dominion (RGG)・Pandemic (Z-man)・Le Havre (Lookout)をプレイしました。

とりあえずのドミニオンは貧民街・貴族・研究所とアクションもドローも多めの場。貴族を買いまくったところまではよかったのですが、魔女の呪いを貯めすぎて手札の数を生かせませんでした。1戦1敗。

パンデミックはバイオテロリストバリアント。私のテロリスト対残りの2人という構図です。テロリストはスコットランドヤードのように紙にプロットしながら世界中に紫のキューブをばら撒いていき、人類が負けたら勝ち、紫が根絶されたら負け、というルールです。悪いことをしようとすると位置がバレるのと、人類が2人ではテロリストを追っている余裕がないのとで、あまりテロリストの活躍をアピールする間もなく自滅するかのように人類滅亡。一応テロリストの勝ちは勝ちですが、も少し人類が多い方がよさそうな感じです。ルールブックによると4対1は非推奨なので、これは3対1固定かもしれません。

ル・アーブルは久しぶりでしょうか。1番N村氏は借金戦術を試すと宣言して、ものすごい勢いで借金を重ねていきます。裁判所で2枚返せば1手で差し引き14VP相当なんで意外と有力戦術かもしれません。2番K川氏はパン工場・屠殺場・造船所2つと食料供給源をみんなに使ってもらう作戦のようです。私は決算時にボーナスの入る建物を重点的に確保して追加点を狙ってみました。最後に豪華客船も建てて今度こそ勝てたかと思ったら…本当に勝ってました。やっと初勝利です。