K川氏宅ゲーム会

9/21はK川氏の自宅ゲーム会に参加しました。ML.Kの後輩のY沢氏がひさしぶりに札幌に帰ってきたので、これを迎撃するために平日だというのに集まりました。参加者5人。
サンファン(alea)・BigBang(同人)・ラー(überplay/alea)・18FL(Deep Thought)をプレイしました。

とりあえず人待ちで4人サンファン。初回の建築でK川氏が図書館を建ててきます。低コストで強い建物の出が悪かったので、この優位を保ったまま6コスト建物を3軒建ててK川氏の圧勝でした。

1人増えてBigBangはグレーテストエクリップスシナリオ。アイアコス+ヒュプノスの冥闘士陣営を担当。大抵真っ先に標的になるアイアコスですが、ハーデス担当だと思われていた割りには意外と保ちました。聖闘士陣営を全滅させて勝利。

ラーはüberplay版。ルールをよく読むと初期得点が5点ではなく10点であるという意外な事実が判明。これだと前半のマイナス点は気にせず最終ラウンドで決算する資源にのみ投資するという作戦は使いにくそうです。勝者はaleaゲーなら何でも強いマスターアリアN田氏。僕は残念ながら1点差の2位。

1人減って18xxをやりたいというY沢氏のリクエストで18FL。SR1を終えてK川SAL+追加タイル・Y沢SR+港・私FEC年金生活・M上L&N+追加駅。何度やってもFECのうまい使い方は思いつきません。SR3には私ACL・K川FEC・Y沢Plantを設立。すぐに5列車まで進みます。2社持ちの2人は資金操作で主力は数字+3Eもう1社は数字列車1両の体制、1社持ちの2人は内部留保して2両目を買います。全員1社ずつJAX中心の優良路線の会社ができましたが株価はずいぶんと差がつきました。Y沢氏のSRは株価が高すぎて上限で止まってしまいましたが、基本的には優良会社は最後まで2段前進するのであまり差は詰まりません。さすがに何度もやると18FLサイズのゲームは展開が固定してくる気配です。ただ今回はマイアミ周辺にあまり駅が置かれなかったので、2社持ちプレイヤーの1両だけの方の会社も意外と稼ぎました。勝者は株価株数の分でK川氏でした。

K川氏宅ゲーム会

続けてK川氏の自宅ゲーム会にも参加。参加者4人。
チャイナレイルズ(Mayfair)・BigBang(同人)・18FL(Deep Thought)をプレイしました。

面子が違うのでやはり新作のチャイナレイルズからプレイ。今回はN村氏がチベット方面へチャレンジャブルな線路を引いていきます。そしてこれが意外と稼ぐのが驚異。ゲーム自体は新疆路線で高額取り引きをたて続けに成功させたY田氏の勝利でした。K川氏は大都市接続に必要ない無駄路線をほとんど引かずとも勝負形に持ち込めていたので、そういう戦い方でもいけるようです。

BigBangは悪陣営でダンテ、味方はアイオリア。対するは氷河+カミュの師弟コンビ。カミュは初手でダンテの鋼球鎖に粉砕されてしまいました。氷河の後ろにムウが隠れていたのが意外でしたが、残り全員をアイオリアが光速で殴り倒して悪陣営の勝利。

18FLはY田氏Plant+追加駅、K川氏SR+港、私SAL+追加タイル、N村氏FEC年金生活の順でスタート。PlantとSRで協調路線かと思いきや、SRはPlantの路線への乗り入れを拒否してあらぬ方向に線路を引きます。SRの収入は港トークンの効果でそこそこの水準を達成しましたが、あての外れたPlantの収益は予想を大きく割り込み、Y田氏はこの時点で大打撃を被ります。SR3にN村氏が今日は相場師作戦に徹するとして会社を建てるのを見送ったので、Y田氏L&N、私ACL、K川氏FECを設立して全員2社体制。一気に廃車にならない列車まで進みます。K川氏はFECを4列車1両にとどめSRに5+3Eを集めます。私は内部留保と公開市場の株の配当でなんとか2社とも3E+数字列車の体制、Y田氏は2社に1両ずつで伸び悩みます。N村氏はK川氏の両社の副社長に収まりましたが社長には追い付けず、株価配当ともに世界一のSRの社長のK川氏が順当に勝利しました。

ML.K 裏例会

9/15は某所でML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
18EU(Deep Thought)をプレイしました。

小会社の競りで私1,2,3,6、N村氏4,5,8,9,13、K川氏7,10,11,12,14,15とK川氏が一社多いですが、会社の強弱を考えると妥当なところでしょうか。
SR2に2,4,15が大会社に変換し、OR2-2には早くも4列車が登場し、SR3に1+3,8+9,7+12が大会社に変換します。一気に5列車まで進んでSR4の前にマージラウンド。ここで5,6,11が閉鎖し、オーストリアからイタリアにかけて空白地になりました。SR4でK川氏が元13に、N村氏が元11に大会社を設立し、これですべての会社が登場しました。
5列車が登場した直後に元2の北西のタイルを左下向きのK村に置き換えたので、ドイツ北部からはロンドンに抜けられず、各社いまひとつ収益が伸びません。私はタイミングよく5列車2両を確保したのですが、会社の株を吐いてしまったので半配当しながら次の列車を目指します。N村氏は4列車を3両買っていたので各社1両+Pの体制でベルリン・ウィーン間の路線を整備しながら金庫株の配当分で列車のアップグレードを図ります。列車数の少ないK川氏は列車を操作しながらパリの南からロンドンへ抜ける線路を開発していきます。
各社にパーマネントが行き渡ってから2ターンほどで銀行破産でゲーム終了。僅差でN村氏の勝利、私はわずかに届きませんでした。半配当して2社とも5+8列車体制にしましたが路線が狭くて全然活用できなかったので5+Pにとどめて全配当した方がよかったようです。
EUは過去数回の何度かプレイでは毎回都市を迂回する路線を作ってトークンを置かなくてもそこそこの路線を持てるようにしていたのですが、うまく締める向きに村を置き換えると相当雰囲気が変わるのではないかという印象です。

ML.K裏例会

9/1は某所でML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
ディアボロの橋(Hans)・18West(Deep Thought)をプレイしました。

とりあえず人待ちでディアボロの橋。タイルを置いて島を作り島同士を橋でつないで得点を上げるゲームですが、置き方にいくつか制限があって囲碁のような陣取りになります。悪くなさそうなのですが、布石をすべき序盤にどう打つと布石になるのかよく分からないちょっと難しいゲームです。うまく橋でつなげることができて勝ち。

18Westは前回からバージョンが2つくらい進んでいます。3人プレイの初期資金だと、小会社3社+大会社1社か小2+大2もしくは小0+大3という組み合わせが可能です。一見小会社が強いので小3がよさそうに見えるのですが、小会社に列車をまわすためには体力のある大会社が必要という罠。一人だけ小2+大2を選んだN村氏の圧勝でした。また大会社にも能力差がけっこうあって、どうやら目的地が近すぎて簡単に達成できてしまう会社よりも、ある程度目的地が遠くて政府の補助金をたくさんもらえる会社の方がよさげな感じです。という感じでしたが、帰ってみたらもう次のバージョンに改訂されていました。

K藤氏宅ゲーム会

8/12はK藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。4人。
ケイラスマグナカルタ(Ystari)・スルース(F2F)・18FL(Deep Thought)をプレイしました。

ケイラスマグナカルタは山札を分けるML.Kルールは使用せず、正式ルールのままでプレイ。引き運が大ハマリでなければこれでも特に問題はないです。あまり好きなカードを選べても展開がワンパターンになるだけなので。4人プレイの方が建物がたくさん建つので3人よりよい感じです。

シドサクソンのスルースはダイアモンドハンター(AH)の再版。ゲームの内容はまるっきりクルーです。種類・個数・色の3要素の組み合せで36枚ある宝石カードの1枚を隠し、残りを全員に分配して、隠された1枚の内容を推理します。同系統のゲームよりシンプルな分むしろ難易度は高い感じです。同じ人に同じ質問を2回してしまうオバカな私。

18xxを覚えたいというT井氏のリクエストで18FL。小規模18xxの中では会社経営の難易度が低くゲーム的なテクニックを悪用できない教育的な作品なので、ルールを覚えるだけならこれが最適だと思います。マップが狭く線路引きの面白さに欠けるきらいはありますが、どの18xxもやり込むと路線がパターン化してくるので程度問題でしょう。飽きたら広いゲームはいくらでもあります。
プライベートの競りが終わって、僕SR・K藤氏L&N・T井氏SAL・K川氏SAL副社長+FEC年金生活という順でスタート。K川氏はSALを卒業してPlant、4列車を見てFECを建てます。他の3人は1社経営。ACLは出番なし。2社あるK川氏のFECと運営タイミングの上手く合ったSALはスムーズに3E+数字列車の体制を作って高株価を維持、3Eを買うのに留保したSR・L&Nと5列車1両のPlantの株価は伸び悩みます。配当面では首尾よくJAXに駅を置くことができたL&NとSR・SALがほぼ同じ路線の高配当会社、FECがそれを追い、Plantは低収入です。
K藤氏が自社のL&Nの高配当を原資に優良株を買い揃えて勝利しました。

ML.K裏例会

7/7は某所でML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
18West(Deep Thought)をプレイしました。まだ公開テスト用のβ版です。

同じ作者の18USと同じく西部開拓期のアメリカが舞台です。
マップはシカゴ以西のアメリカの西半分で、18USから東海岸地方をカットしてマップ面積と登場会社数を拡張したような感じです。β版なのでコンポーネントには若干の不備がありますが、ルール上の問題点は特にないようでした。会社による有利不利があって初回プレイ時のゲームバランスはあまり良くないように感じられましたが、会社の特徴付けもゲームのテーマの一つであるようなので、このまま製品化される可能性が高いかもしれません。
全部で5社ある西部のランドグラント会社が強力で、列車を保有していなくても政府の補助金を株主に配当してしまいますし、都市の価値を2倍にするトークンもあります。他には社長株のみの小会社8社と普通の会社3社がありますが性能差は歴然で、このランドグラント会社を一人で3社経営したN村氏の圧勝でした。

ML.K裏例会

6/30は某所でML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
1841(Deep Thought)・アーカムホラー(FFG)・BigBang(同人)・ストーンヘンジ(Titanic Games)・ズーロレット(Abacus)をプレイしました。

3人1841。5列車が出るまでプレイしました。ゲームとしてはまだ中盤です。会社間では大金が飛び交う割に社長が儲からない18xxなので、この時点では優良会社の吸収合併で若干増えた分以外は全員の資産はほとんど増えていません。序盤の会社転がし用にはやはりトリノ周辺の会社が良いようです。1人増えたので途中終了。

アーカムホラーは黄衣の王を加えたフルセット版。せっかくなので旧支配者はハスターを選択しました。黄衣の王の新システムのイエローサイントークンは、恐怖レベルが上昇したときにいろいろと悪いことが起こるのですが、モンスターサージがほとんど起きなかったのと順調にモンスターを狩っていったので全然出番がありませんでした。恐怖レベルが0のまま破滅値が最大に達したので最終戦闘ですが、ハスターの戦闘修正は恐怖レベルの数値なので全然強くありません。あっさりとハスターを撃退してアーカムの平和を守りました。

BigBangを2戦。1戦めはムウ担当、これが一強であっさり終了、2戦めはカシオスで味方は一輝、一輝がシャカを倒してくれて善の聖闘士陣営の勝ち。

ストーンヘンジは5種類のゲームが含まれているお得なセット。とりあえず操り人形の作者がデザインした「上級ドルイド」をプレイ。短時間で終わるエリアマジョリティです。悪くはないですが初期配置の運の比重が少し大きすぎかもしれません。1/5相当の小品としてはこんなもんでしょうか。

今年の大賞のズーロレット。とりあえず2位でした。システムはまんまコロレットで、戦略戦術はコロレットと何も変わりません。得点がほとんど青天井だったコロレットと比べると、システム上の上限点数が割と手のとどく範囲なのでちょっと閉塞感。お金や繁殖の要素が入ってちょっと複雑になったルールもコロレットの特殊カードと比べるとこれと言って優れているわけでもなく、正直大賞としては疑問です。つかコロレットに大賞をあげてください。

お買い物メモ: 1826LE, 1841v2

1826と1841が到着しました。アメリカ→東京より東京→札幌の方が時間かかってたりするのは気のせいでしょうか?
シリアル番号は26が114番、41が94番で、同人ゲームの再版としては少ないような多いような。41はDeep Thoughtの他の18xxと同様の品質で、Geekとかに上がってる初版の画像と比べるとかなり美しい仕上りです。ルールも変わってるはずですし。26もクリス・ローソン版とはちょっとデザインが異なるようです。こちらはルールはたぶん変更なし。

ML.K裏例会

6/9は某所でML.Kの裏例会がありました。参加者4人。
インペリアル(Eggert Spiele)・ヘルマゴール(Mind the Move)・1889(Wild Heaven)・ペリクレス(Warfrog)をプレイしました。

とりあえず集った3人で重めの初プレイゲームを重点的に。
インペリアルはAntikeのシステムを流用した第一次世界大戦もののマルチです。プレイヤーは特定の国を担当するのではなく、各国の債券を購入して自分が最大出資者になっている国を操作します。序盤は軍拡や中小国の侵略がメインなのですが、後半は軍事活動よりも税収→配当→再出資のサイクルを回したり国家の経営権の奪い合いをしたりするのが忙しくてまるで18xx系ゲームのような雰囲気になってしまいます。Antikeと比べるとあまり地政学マルチっぽくはありません。ランダム要素は全くないので、その点も18xx風です。終了時の決算では一応僅差勝ちでしたが、K藤氏が最終手番で買ってしまった全く儲からない債券の分を巻き戻すとK藤氏の圧勝でした。

ヘルマゴールは仕入れた商品を村々に売り歩く商人のゲームです。仕入れはランダムに並べられた商品タイル群を対象に1コマずつ仕入れ人を派遣して陣取り式で獲得します。販売は仕入れとは一転して他プレイヤーとの相互作用はあまりなく盤上を好きなように巡って商品を売り歩きます。システムの個々の要素はオーソドックスですが、組み合わせの妙でユニークなゲームを構成しています。ランダム要素は商品タイルの引きだけで、これは公開情報なので戦略性は高いです。大差勝ち。

K藤氏の18xx入門用に規模の小さい1889をプレイ。K川氏が高額プライベートをまとめて引き取ったので、K藤氏が琴電、私は土佐電を設立。SR3には私が個人会社を引き取って不要になった土佐をK川氏に放出して讃岐に乗り換え。2社めとしてK川氏の宇和島・私の阿波・K藤氏の伊予電が順に設立され、列車は私455・K川氏45・K藤氏446と分配されました。私が最後にくろしおを設立したところで中断。くろしおが下取りD、運営順の関係でK川氏が最後の6列車を拾ってK藤氏が破産しそうという情勢でした。

4人めが到着して最後にペリクレス。選挙フェイズはカツカツな詰将棋のようなゲームですが、一旦戦闘フェイズになると豪快にダイスで解決するので以外な逆転が頻発します。勝者は最後のスパルタ7VPを劣勢ながら守りきったY田氏でした。