ML.K裏例会

6/2は某所でML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
トラッパー(Clementoni)・18EU(Deep Thought)をプレイしました。

メビウス便の新作トラッパーは、猟師で獲物の動物を捕まえるゲームです。実際にはカードをプレイしてタイルを獲得して勝利得点にします。カヌーと動物のタイルを対応するように組み合わせないとマイナス点になるので無計画に集めるわけにもいきません。独特な割には既視感のあるメカニズムです。1プレイ30分くらいで短め。ルールの記述が分かりにくいとか、アートワークが綺麗すぎてヤマネコとオオカミの絵の区別がつきにくいといった欠点があってあまり高くは評価できません。どど負け。

18EUはいままで長いこと間違った(おそらく初期ベータ版のころの)ルールでプレイしていたことが判明したので、今度は正しいルールでプレイです。小会社の競りでN田氏は1,2,6,12で北仏~蘭、私は4,5,8,9,10,11で伊~墺、K川氏は3,7,13,14,15で南仏~独に展開しました。マップ南部は人気薄なので安価に人より多くの会社を購入できました。SR2からは順次合併して大会社を設立していきます。N田氏は1+2・私は5+10・K川氏は7+13+14。SR3にはN田氏12・私8+9・K川氏3+15でした。これで全員2社持ちで、6・4・11は列車なし資金なし合併相手なしで5列車が出るまで塩漬けの様相です。ここはもう少し列車操作や金庫株の売買を工夫して4と11を活用すべきところでしたが見逃がしてしまいました。N田氏はうまいタイミングで最初の5列車を獲得して5568列車とパーマネントを揃えるのは人より早かったのですが会社の路線と列車の歩数の組み合わせが悪く配当が不足ぎみ。K川氏は列車操作の間が悪く688Pですがエース会社が1回無配して1歩後退。私の列車は5888になってしまいパーマネントを揃えるのは遅れましたが、株価収益とも良好だったため僅差で勝利することができました。

ML.K裏例会

某所でML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
1835(Hans)をプレイしました。

今回はJ.D.ガルト氏の同条件バリアントを導入しました。元のルールでByがゲーム開始時に設立されるのに対してSxがなかなか設立されない問題を解消するのが目的のバリアントルールです。その他細かなバランス調整がされています。主なルールは、

・プレイヤーの初期資金の変更(若干増加)
・By系個人会社でBy株の代わりにSxの株券を選択できる
・ByとSxの両方が設立されるまで、ByもSxも6株め以降の株券を購入できない
・2+2列車を2両追加
・WtとBaを入れ替え
・MSとOLの本社の都市の価値が増加
・その他の個人会社と小会社の能力や定価・収益の微調整
・その他のマップとタイルの微調整

となっています。

基本的にSxが大幅に強化された一方、Byはニュルンベルグ個人会社を利用した電撃的な北部進出ができなくなっています。その他にも従来弱かった会社が強化されていて、バランス的には相当改善しています。
勝者はこのバリアントでは全然変更されてないPrの社長のK川氏でした。

ML.K 4月例会

4/28は札幌市北区民センターで北大ML.Kの4月例会がありました。参加者6人。
BigBang(同人)・世界史(同人)・プエリトリコ(Alea)をプレイしました。

最初は5人でBigBang。海闘士入り。悪陣営でしたが2人とも白銀聖闘士、敵は一輝・星矢ペアとクリシュナという強敵。最後に勝ち残ったのはN田氏のムウでした。

6人で世界史。ペルシャ・ローマ・ポルトガルと要所で強国を担当でき、2位に大差をつけて勝ちました。

3人2卓に分けてプエルトリコ。旧建物・新建物に加えて、クリス・ティボデュー氏の同人版建物を入れてプレイしました。全建物1枚制限でコストごとの規定枚数分建てたら残りをゲームから除去、木こり農地不可としました。ティブ版はサンファンの建物をプエルトリコ化した感じのセットで、入植者不要で生産量の増える井戸が強いです。勝者はマスターアレアN田氏でした。
もう一卓ではジャイアントロボ(同人)がプレイされていました。

最後に6人BigBang。また悪陣営で白銀聖闘士。善陣営の勝ちでした。

終了後、某所に移動して裏例会。4人で1861(JKLM)をプレイしました。
18xxロシア版です。16社もある小会社を合併させて大会社を作ります。特徴は半配当あり借金あり社長の破産なし、株売却で値下がりしない、ロシア国鉄が非プレイヤー会社、普通は銀行破産しないなど。列車数も多く1830(AH)などと比べるとマイルドな感じです。勝者はモスクワ拠点の優良会社の社長だったY田氏でした。今回はみんな設立会社数を絞って健全経営に努めたのでどの会社の株も高騰するという展開でしたが、経営破綻した会社は国鉄に買収されて再度現金化されるルールなので、もしかしたら手当たりしだいに小会社を乱立させてサバイバルできた会社だけを残すという巫蠱のようなプレイが正しいのかもしれません。

意図したわけではないのですが、同人しばりな一日でした。

ML.K裏例会

4/8は某所でML.Kの裏例会がありました。と、その前に投票も忘れずに。
参加者3人。18EU(Deep Thought)・Fire & Axe(Asmodee)をプレイしました。

まず18EU。6,9,10,13,14と連結重視で盤面中央部の会社を押さえてみました。K川氏は3,8,11,12,15でうまくペアにはなってますが盤端に分散しています。N田氏は1,2,4,5,7と低地諸国から北ドイツにかけての会社を確保しました。全員5社ずつで残金も同程度。
例によって3列車と4列車が次々と売れていって、あっというまに5列車時代に入ります。運よく(悪く?)最初の2台の5列車を購入できましたが、手出しで100以上吐かされました。早期にパーマネント列車を確保できると会社の経営は楽なのですが、18EUは5列車では航続距離が不足ぎみなので、本当は6列車以上が欲しいところです。
北イタリアからアルプスを越えてバイエルン経由でウィーンに至る路線を私の2社で完全に押さえてしまったので、内部に取りのこされた会社は閉鎖したり株に交換したりで、小会社5と11のあたりが広く空になりました。6列車が出てから8列車まで早かったのですが、全会社が設立され各社必要十分なパーマネント列車を確保する見込みができた時点で、路線のよさから私の判定勝ちとなりました。

Fire & Axe はAsmodeeの再版時にカードが追加されています。使うかどうかは選択ルールです。今回は追加カードを入れてみました。強力な攻撃カードが多くて殺伐とした展開になるので人を選ぶようです。序盤は快調に襲撃を成功させ、何枚かサーガカードも獲得できていましたが、中盤以降大都市への襲撃や移民のダイスが奮るわず結局最下位でした。

ML.K裏例会

3/10は某所でML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
1830(AH)・ジェノヴァ(alea)・サンファン(alea)をプレイしました。

先週と同じ面子で1830。個人会社はM&HとC&Aを獲得。K川氏はCSLとD&H、N田氏は馬とB&O。3人プレイなので高額個人会社を買っても公共会社を建てる余裕は十分です。また最初に会社を建てる順番が回ってきたので今度はNYNHにしてみました。K川氏はCPR、N田氏は前回B&Oを乗っ取られたのを教訓にあえてプライオリティを捨てて最後にPRRを設立します。順調にOR2には3列車が出た(出した)ので全力で個人会社を吸ってSR3にNYCを設立。N田氏はB&Oを起動します。3列車4列車が景気よく売れていくなか、D&Hを吸ったCPRが特殊能力でトークンを投入。一気にNY周辺が混みあってきます。N田氏がB&OとPRRで列車をうまく操作して初の5列車を購入しますが、K川氏に茶色タイルでNYへの路線を巧妙に塞がれてしまいました。私は2社で3334列車と持ってしまったので、Erieを建てて事態の打開を図りましたが、同時にB&Mを建てたK川氏と残り2両の5列車を買う権利をめぐって熾烈な株価テロを繰り広げるはめになりました。株価は崩壊しましたがなんとか先手を取って5列車2両を購入、さらに列車操作で僕の下取りDとN田氏の手出しDが確定してN田氏投了。私とK川氏の勝敗は不明ということで終了にしました。

ジェノヴァはとても久しぶり。他人より一足早く資源を使いきったN田氏が終了スイッチを踏んで1ターン早く終わらせました。K川氏が土地の権利書に集中投資していましたが、N田氏の最初の1枚できっちり分断されていた(売却の誘いにも乗らなかった)ので全然伸びず、マスターアリアN田氏の勝利でした。

サンファンは知事官舎から市役所凱旋門コースで圧勝できました。引かないと建てられないゲームなので参議会と参議会でボーナスのある知事官舎は非常に重要です。

ML.K裏例会

3/3は某所でML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
ペリクレス(Warfrog)・BigBang(同人)・1830(AH)をプレイしました。

ペリクレスは選挙でギリシャ諸都市の支配を獲得して戦争するゲームです。6箇所の選挙を3ターン行なうので計18回となり、3人プレイだと均等に6回勝たないとバランスしません。もっと大人数の方がよいみたいです。最終ターンにアテネとスパルタの両方を獲得したK川氏が戦争でも他を圧倒しました。

BigBangは3人しかいないのでバトルロイヤル。いきなりポセイドンを担当してあっさりと全員をなぎ払って勝ちました。

1830は個人会社のビットで馬とC&Aを獲得。N田氏はD&HとB&Oで、K川氏はCSLとM&H。C&Aが200まで競り上がった他は定価で、全員特に文句ない配分。最初に会社を建てる番が回ってきたのでPRRを高めに設立できました。N田氏がNYNHを建てることにしたのでK川氏は社長株だけ手をつけたCPRを放置してB&Oを乗っとります。2ORには順調に3列車が出たのでC&Aを吸って3SRにC&Oを設立。同時にN田氏はNYC。K川氏はM&Hを吸わずにB&Oの経営に集中します。PRRとC&Oは2社とも3+4列車にしてほどほどに配当。N田氏はひたすらしゃがみ、K川氏はひたすら配当です。溜った資金でB&Mを設立して5+5+下取りDと購入。残りの5+6+6列車も他の3社に1両ずつ回ります。全社パーマネント1両体制で会社保有数が3社・2社・1社、株価は大差なく新しい会社を建てても逆転の目はなさそうということで中押し勝ちとなりました。

ML.K裏例会

2/10は某所でML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
18MEXと18FLをプレイしました。

18MEXは4列車が3両で5列車が2両しかありません。会社数の割に中盤を支える列車が少ないので一瞬で終盤に突入します。国鉄が設立されたラウンドに一気に時代が進んで2人が手出しで列車を買うはめになり国鉄社長のN村氏の判定勝ちとしました。

18FLは4列車からパーマネントなのでそもそも中盤がなく、会社数が少し増えたころには終盤と言っていい展開になります。倍配当で株価が2歩進むので先行するより配当で挽回する方が手堅いようです。1社経営に専念して優良会社の株だけを揃えたK川氏が2位に大差をつけて勝ちました。

ML.K裏例会

2/3は某所で北大ML.Kの裏例会がありました。参加者4人。
サンファン・プエルトリコ・1870をプレイしました。

とりあえず人待ちで3人サンファン。序盤の知事官舎で得た有利を生かして高額産物+ギルドホールで勝ちました。
4人になってプエルトリコ。3番手スタートとよい位置です。建設小屋で石を2個確保してから5教科工場と進みました。石2個だとちょっと力不足でギルドホールは取りそこないましたが、それでも1点差で勝利できました。2位のアリアマスターN田氏が間違えて倉庫に人を載せ忘れていたおかげという事実は秘密です。

最後はやたら時間のかかる1870。運よくKatyをやや高めで建てることができ、ミシシッピ河プライベートがあったので、コットンを設立しようとしていたK川氏に代わりにサンタフェを建てるよう勧めます。これでKatyとサンタフェで協力して目的地を目指す体制かと思ったらサンタフェが全然目的地に行こうとしません。同じく初手で建ったGMOとフリスコも交差で揉めてわずかとはいえ目的地が遠くなります。そうこうしてどの会社も記念運行ができないまま時代が進みます。4列車が多く8列車でこれらが飛んでしまったN村氏が会社を手放して新しい会社を建てて12列車を出そうとします。この魚雷を喰らったN田氏が切腹モードに入りましたが、資産も多いのでなかなか腹も切りきれません。何周かしてやっと破産してゲーム終了となりました。破産時の株価下がりの影響が少なかった分僅差で勝つことができました。

ML.K 1月例会

1/27は札幌市北区民センターで北大ML.Kの例会がありました。参加者5人。
大聖堂・ビザンチウム・ミッションレッドプラネットをプレイしました。

最初は3人大聖堂。最悪でも3番手なので、やりたいことやらないといけないことがたくさんあるのに手数が足りないゲームになります。4人プレイとはかなり違った印象。壺職人や彫刻家といった強力な職人が分散したので資源のやりくりが難しい展開でした。最初に指物師を取って最後に釣鐘職人を取ったN田氏の勝ちでした。彫刻家では追いつけませんでした。

4人に増えてビザンチウム。ブルガル人がコンスタンチノープルを落とすとビザンツの分の点が無効になるので、最初からそれを狙うことができてしまいます。ブルガリア人はターンあたり2回しか活性化しないので阻止は可能ですが、今回は2位でもいいやとばかりにブルガル人を突入させるプレイヤーも出てしまったので2ターン目の頭に終わりました。首都防衛に回って点を取ってなかったので最下位でした。

5人でミッション・レッド・プラネット。元の英語ルールがあいまいなうえに、HJの誤訳で若干混乱がありました。あやつり人形風味のエリアマジョリティです。ボーナスカードでかなり得点できましたが、高価値の資源にあまりからめなかったので残念ながら2位でした。

終了後、某所に移動して夜の部。参加者3人。
まずはクァークス。1強2弱になってしまい、あっさり終わってしまいました。
次に1890。3人プレイだから破産しにくいかなと思いましたが、全然そんなことはなく、4ターン目にものすごい勢いで株価破壊が行なわれ、さらに手出しDで破産しました。

ML.K裏例会

12/2は某所で北大ML.Kの裏例会がありました。参加者4人。
オセアニア・パラノイアカードゲーム・タルヴァ・18USをプレイしました。

オセアニアはいわゆる二人用エントデッカー。プレイ感はほとんど同じです。ただ、二人しかいないので置けないタイルを引いたときのペナルティが大きすぎて運ゲー度が強化されています。中央に巨大な島を作れた分で勝利。

1人増えて3人パラノイア。最近出た日本語版なのでプレイはしやすいのですが、ルールの和訳の質はちと微妙。原文も付けて欲しいところです。さすがに3人ではちょっと少なすぎな感もあります。ミッションごとにものすごい勢いで反逆者認定され最下位でした。

タルヴァはタイルを引いて建物を立てるカルカソンヌタイプのパズルですが、建物が足りなくなって置けなくなると脱落なのに、建物を建てきるのが勝利条件だったりして難易度はかなり高いです。ダウンタイムが長い感じなのが難点。

4人揃って18US。ルールの大改定後コンポーネントが一通り揃ってプレイしやすくなりました。4株会社→5株会社→10株会社→20株会社と成長させるゲームなのに4株会社のまま成長しなかった会社が配当最高額を達成したりするのは変です。会社数の差の分とかでちょっと差をつけられて2位でした。