虎杖浜温泉ホテル ぬくもりの湯

白老町の虎杖浜温泉地区の中心近く、国道沿いの温泉ホテル。漁師町らしい早朝から営業している熱々温泉です。
以前はホテルを休止して日帰り専門温泉になっていましたが、何年か前にホテルの営業を再開しています。ホテル側はそのときに改装されてきれいになっているらしいのですが、温泉は以前のままでちょっと設備には古さを感じます。
浴槽は内湯4・露天1で、内湯はジャグジーと熱々、熱め、ぬる湯、かけ流しで浴槽へりから溢水させています。露天はやや熱めで周囲板囲いで景観なし、となっています。薄い褐色透明の湯です。熱いですが、虎杖浜らしいヌルヌルしっとりとした浴感で意外と長く入っていられる、と思ったらしっかりとした食塩泉で想像以上に温まります。
25mのプールが併設されているそうですが、今回は水着持っていかなかったので見てきていません。

データ
住所:白老町虎杖浜73-5
料金:600円
時間:6:00~23:00
加水なし・加温なし・循環なし・消毒なし

湯元ホロホロ山荘

コロナの緊急事態も解除ということで施設によりますが、各地で営業を再開してきてるといったところ。
こちらは北湯沢に3つある野口観光系列の温泉の一つ。3つの中で一番小さい代わりに循環なしのかけ流しとなっています。
さすがに日帰りでもちょっとお値段高めですが、小さいとはいえ施設は立派です。広いのはいいのですが敷地細長すぎなような。
露天2槽と内湯多数。中には深さ1.2mの立ち湯などもあります。山荘風の本館から駐車場に向けて張り出している棟が浴場となっているため、露天は壁に囲まれて景観はありません。泉質は無色透明無臭。源泉温度高いので加水していますが、元々成分薄い単純泉なので分からんですね。内湯は適温・露天は熱めとなっています。せっかく浴槽たくさんあるのに湯温が統一されていて、好みに合わないと行き場がないのがちょっともったいないです。加水量で調整できそうに思うのですが。

データ
住所:伊達市大滝区北湯沢温泉町34
料金:900円
時間:10:00~21:00
加水あり・加温なし・循環なし・消毒なし

沙流川温泉 ひだか高原荘

国道274号の日高の道の駅のそばの交差点を直進した先にあるオートキャンプ場とスキー場に併設されているホテルの温泉です。
コロナ騒動のため、日帰り温泉は当分の間は平日のみの短縮営業となっています。お客さんもほとんどおらず貸切状態。
内湯1槽のみの小規模温泉です。湯量の細い冷鉱泉なので加温循環消毒ですが、浴場に入ると意外と濃厚な硫黄臭がします。無色透明の湯が湯口からざぶざぶと注湯されていて、浴槽へりからもそれなりに溢水しています。浴槽側壁の吸水口から勢いよく吸われているので確かに循環ではありますが。塩素感はほとんどありませんでした。

データ
住所:日高町字富岡441-1
料金:500円
時間:10:00~21:00
加水なし・加温あり・循環あり・消毒あり

新冠温泉 レ・コードの湯

運休中の日高本線新冠駅からはかなり離れているのですが、街外れの高台にある温泉です。
日高地方は地熱ないのか、だいたいが沸かし湯温泉のようでここも循環塩素湯。無色透明の湯です。
内湯に温泉浴槽と真湯のジャグジー。露天1槽という構成。どちらも適温です。泉質はともかくとして、露天の眺望はなかなか。立地がよいので海までよく見えます。

データ
住所:新冠町字西泊津16-3
料金:500円
時間:10:00~22:00
加水なし・加温あり・循環あり・消毒あり

登別カルルス温泉 湯元オロフレ荘

登別カルルス温泉です。何軒だか集まった温泉地ですがオロフレ峠の道道から一番手前の一軒。
さすが湯元を称するだけあって浴場は広いです。十分に大きな浴槽が5つも設置されており、それぞれ少しずつ温度違えてあります。ただ、表示してる温度とはちょっと差があるような。ぬるめから熱々まで好きに選べます。
湯は無色透明無臭。浴槽内給湯ですが、浴槽へりから溢れているのを見ると十分な量がかけ流されているようです。
露天は1槽のみ。内湯と比較してしまうので思わず狭っと思ってしまいますが、浴槽そのものは3~4人入っても十分足が伸ばせる広さです。小さな庭があるだけで塀で囲われて眺望がないのが狭く感じる原因でしょうか。こちらは適温。温泉っぽい吐水口からざぶざぶと給湯され、そのまま勢いよく溢水しています。

データ
住所:登別市カルルス町7
料金:500円
時間:12:00~20:00
加水あり・加温なし・循環なし・消毒なし

アルテンゆのみの湯

苫小牧と白老の間にある日帰り温泉施設です。
立地の割には混み混み。施設のサイズは普通ですが浴場は十分に広く、そこまでの混み感はありませんが。
内湯は温泉大浴槽・ジャグジー・寝湯・サウナの水風呂と普通のスパ銭っぽい作り。温泉は加水されて薄く濁った半透明の湯でやや熱め。さすがにジャグジーは塩素湯ですが、温泉の方はそれほどでもない感じ。
露天風呂は加温のみの源泉かけ流し。びっくりするほど不透明の薄茶色で金気臭とまさにそれらしい温泉。適温で浴槽深さも内湯よりちょっと浅く作られていてちょうどよいです。

データ
住所:苫小牧市字樽前421-4
料金:600円
時間:11:00~22:00
加水あり・加温あり・循環あり・消毒あり

伊達温泉

伊達温泉に行ってきました。
伊達市は特に温泉地というわけではないのですが、十分な地熱があるらしく湯らん銭伊達店同様に高温の源泉を持っています。
病院みたいと言われた無機質な建物は外壁をリフォームしたらしく、ちょっとシックな濃茶で温泉らしくなりました。
湯銭は銭湯価格の440円。内湯2・露天1であまり広くはないところにこの価格ですから、ちょっと混み感はあります。設備も銭湯並で、シャンプーボディソープなどの備え付けはなく固定シャワーです。
内湯は高温中温のはずですがどっちも熱々、露天は適温です。無色透明の食塩泉。浴槽内循環で底の給水口からぬるめの湯が噴出していますが、それとは別に温泉っぽい吐水口からかなり熱い湯が注がれていてオーバーフローさせています。塩素臭はなく、ほのかに温泉っぽい香りがします。一応4項目加温以外全部ありですが、それなりに源泉注いでいそうな感じ。

データ
住所:伊達市館山下町223
料金:440円
時間:8:00~23:00
加水あり・加温なし・循環あり・消毒あり
シャンプーボディソープなし

ばんけい温泉 湯人家

蟠渓駅跡近くにある温泉旅館です。
裏手の長流川との間の胆振線の路盤跡では大規模に工事が行なわれています。今は国道453号線の直角カーブを直進した先にありますが、いずれ国道沿いになるんでしょうか。
蟠渓地区は古くからの温泉地で、最近まで5軒の温泉旅館・日帰り入浴施設があったのですが、現在営業しているのはここを含む2軒だけとなっています。
内湯2槽・露天1槽でサイズ小さめ、浴槽深めのオールドスタイルですが設備は新しいです。湯は無色透明。かけ流しで浴槽へりから盛大にオーバーフローしています。内湯は浴槽内給湯で高温中温とある方の中温は適温に収まっていますが、露天は熱々の源泉が吐水口から注がれ尋常な熱さではないです。湯もみでどうなるというレベルではなく蛇口ついてるのでそこから加水するしかなさそう。

データ
住所:壮瞥町字蟠渓8-10
料金:500円
時間:11:00~21:00
加水あり・加温なし・循環なし・消毒なし

ゆとりろ洞爺湖

洞爺湖温泉街の東端、最近付け替えられて道道2号線に昇格したビジターセンター通り沿いのホテルです。
日帰り入浴は平日ならリーズナブルでしょうか。
内湯1・露天1で規模は大きくないです。露天はよしずで四方と屋根を覆っています。
浴槽は内湯露天どちらもほどよく大きめサイズ。内湯は熱め、露天はぬるめとなっています。温度差は給湯量でつけているのでしょうか、内湯は景気よく浴槽へりからオーバーフローさせています。露天は浴槽内給湯のようで、同じく浴槽ヘリから溢水していますが量は少なめ。
白濁微硫黄臭の湯でした。洞爺湖温泉は共同配湯なので湯はどこも一緒かもしれません。

データ
住所:洞爺湖町洞爺湖温泉78
料金:500円(日祝1000円)
時間:15:00~20:00
加水なし・加温なし・循環なし・消毒なし

七重浜の湯

北斗市になった元上磯町の温泉です。
30年以上前にプールを備えたレジャー施設、函館スパビーチとしてオープンしたのですが、現在はプールは老朽化したため日帰り温泉としてだけ営業しています。
浴場入るなり強烈な塩素臭ですが、さすがにスーパー銭湯らしくひろびろとした設備。
露天の眺望もよく、海の向こうに函館山が見える絶好のロケーションです。
内湯5・露天1のうち、内湯1・露天1が温泉です。
100%天然温泉を名乗ってはいるのですが、分析書も何も掲示していない謎の湯。黄褐色透明で弱金気臭があります。内湯は浴槽内給湯、露天は立派な吐水口があり、どちらも浴槽へりから溢れるまま床に排水していてかけ流しっぽい雰囲気。けっこう良さげに見えるのですが、何か明かせない秘密があるのでしょうか。
温泉以外の浴槽も充実していて、薬湯と称する良く分からない白濁した湯とか、人口炭酸泉でものすごい泡つきで湯温の割にぽかぽかと温まる湯があります。

データ
住所:北斗市七重浜8丁目4-1
料金:500円
時間:5:00~24:00
温泉成分に影響を与える4項目不明
2021/9/30〜閉店予定
2022/6ごろ再開