芦別岳バック

先々週の下金山カーブはイマイチ天気良くなかったので再挑戦。
今日は晴天激山、沿線はすっかり雪もなくなりました。2474Dと2471Dを下金山カーブで理想的なコンディションで撮影できました。
2474Dは国鉄一般色のキハ40-1759でした。去年まで主に新得釧路間を走っていた車両ですが、釧路運転所の他のキハ40と一緒に旭川に転属になったようです。結果、今年3月のダイヤ改正以降は宗谷線、石北線、根室線北部などで使用されているキハ40のカラーバリエーションがかなり増えました。
9時すぎの2478Dは場所を変えて山部の富良野市民球場の近く、同じく芦別岳をバックにサイドから撮れるポイントに移動。ここもなかなか良い撮影地だと思います。

下金山カーブ

先日、函館本線長万部~小樽間の廃止が決定したと報じられましたが、いつの間にか廃線決定済み時期未定という路線が増えてきました。
根室本線富良野~東鹿越間もその一つです。
この区間の屈指の名撮影地、下金山カーブに来てみました。大カーブの背後に芦別岳が迫る迫力の撮影ポイントです。
国道38号と237号の交点の三叉路から南に少し行ったところにある数件の民家に向かう側道を進み、線路沿いから撮影します。0.7の距離標(たぶん72.7km)からレベルの勾配標のあたりまでどこから撮っても同じような構図になるので、キャパは十分と思います。2021年のダイヤ改正で昼ごろの便がなくなったので、基本的には午前中の2往復(うち6時ごろの下り1本は回送)のみが撮影対象で、午後の便からは逆光または夜間です。
芦別岳が頂上まではっきり見えて空は晴天、というのが理想ですが、なかなか都合よくは行かないです。

厚岸湖

厚岸湖の湖畔を進む5262D。
厚岸湖はこの湖岸沿いではすっかり結氷しています。
白鳥はくつろいでいて列車の音に動じる気配もありません。
ここは昔は漁港の船着場だったんではないかと思うんですが、それを感じさせるような遺構のたぐいは全くありません。

別寒辺牛湿原俯瞰

厚岸の北東に別寒辺牛湿原という湿原が広がっていて、そこを根室本線が通っています。
厚岸水鳥観察館という施設の東西に小山があって、その上から撮影可能な場所がいくつかあるようです。その中でも最も有名なのは線路が直線に見える一番東側のポイントだと思われます。
線路の延長線から場所の特定は容易なのですが、下から見上げると常識的に考えてここはないだろう的なコンクリ製の擁壁の上になっています。小山を反時計回りにまわり込んで東の稜線づたいに上ると最高点から少し下って目的地に到達できます。冬ならば鉄っちゃんと鹿の足跡をたどれば迷うことはないと思います。
写真のように広角的に撮るなら100mmくらい。直線部分を切り取るなら200~300mmは必要です。バズーカ抱えてここ登るのはちょっとためらわれますね。

音別S字カーブ

2/6の大雪以来運休が続いていた札幌発着特急の運行が再開されています。
釧路発第1便のキハ283系おおぞら4号を音別S字で。
馬主来沼の音別側の跨線橋わきの側道を進んだ先の5トン制限の橋を越えた先すぐのところです。
所定5両のところ、さすがに今日は1両増結して6両運行となっていました。

HOKKAIDO LOVE! ひとめぐり号

キハ261系はまなす編成による北海道一周団臨が運行されています。
本当は10月の第1週にラベンダー編成が投入される予定だったのですが、その便だけコロナで運休になりました。はまなす編成による残り3回の運行は予定通り行なわれています。
富良野を経由するのとしないのとで運行ルートが2パターンあって、最終回となる今日の便は富良野発。午前中に臨時列車が空知川第四橋梁を上って富良野を出るのは割と珍しいのでは。
天気もよく冠雪した十勝岳連峰が激山でした。

赤平ズリ山階段

赤平駅のちょうど裏手に、炭鉱から出た廃石を積んでできた人工山があります。
観光地として整備されていて、まっすぐの階段をひたすら登ると頂上の展望広場につくようになっています。
ここから赤平駅とその前後の線路を撮影できるのですが、年月とともに樹木が繁茂して今ではかなり視界が制限されています。
また、根室線の滝川~富良野間は最近の減便でちょうど昼ごろ走る列車がなくなっていて、朝か夕方の便しか撮影できません。
とりあえず夕刻日没前の普通列車を撮影。ラベンダーエクスプレスの通過時間には日は当たりません。もう少し早い時期ならちょうどよさそうですが。

ロイヤルエクスプレス

ロイヤルエクスプレスの本運転、2年目の1回目の1日目が無事運行されました。
オリンピックが終わるなり涼しくなりましたが、今日走った道央から道東にかけては良く晴れたようです。
写真は新得町の南の蕎麦畑エリアにある新得1号踏切。ロイヤルエクスプレス1日目は昼前から午後にかけて東へ進むルートなので札幌近郊千歳線エリア以外は割とどこで撮っても逆光で、例えば有名撮影地の大成カーブなんかは真っ黒なのですが、ここはバッチリ順光で撮れる晴天ポイント。あまり作例とか見ないので穴場なのかと思ってましたが、隠れた有名ポイントらしく普通に撮り鉄大集合でした。わざわざ新得まで出かけて普通の踏切写真かよと思わなくもないですが、増田山とか熊怖すぎですしね。

かなやま湖のラベンダー

かなやま湖のラベンダー畑が満開だそうで、対岸を通る根室線の列車をあわせて撮れる人気撮影ポイントになっております。
線路はほとんど森の向こうなのですが、途中で橋を渡るポイントだけが見通せるようになっています。
橋の長さはちょうど列車1両分の20mかそこらしかないのでシャッターチャンスは1回だけで、誰が撮ってもあまり構図を工夫する余地はありません。
午後順光ポイントなので午後3時前後に東鹿越で折り返してくる列車が狙いめです。