P.S.ripゲーム会

T崎さん主催のボードゲーム会に参加してきました。参加者8人。
Stew (Button Shy/Quined Games)・サメマゲドン(Azb.Studio)・ファクトリア(よぐゲームズ/サニーバード)・Family Inc. (Piatnik)・フォグサイト(SoLunerG/アークライト)・Mercado de Lisboa (Eagle-Gryphon Games)・Cards Against Humanity (Cards Against Humanity)をプレイしました。

シチュー4人。闇鍋式に共通場に具材カードを投入してシチューを作ったりシチューを狙う野生動物をブロックするのにカードを消費しつつ頃合いを見てシチューの完成を宣言します。そこに規定ポイント以上の具材が入っていれば得点、というチキンレースゲーム。絶対これイケてるだろうと思ったら石の入った生姜汁で全然シチューじゃなかった、という展開で負け。

サメマゲドン4人。頭と尻尾の間にどんどんカードを挟んで長い名前のサメを作って戦わせるゲーム。とりあえず長くすれば強いし笑いも取れるしで、ソクラテスラでどう組み合わせても微妙なのにしかならん配牌のときよりは楽しめると思います。

ファクトリア4人。届いたばかりのキックスターター版です。同時ブロットで行き先を決め、リソースエクスチェンジしてお金を稼ぐゲーム。バッティングゲームですが、他人と行き先が被ったときも被らなったときもそれぞれ別のボーナスがあって、そのときの作戦のとの兼ね合いはもちろんありますが、バッティングで負けただけでは必敗とはならない遊びやすいゲーム。売り口上通りのインフレゲーで、序盤チマチマ稼いでいたのが後半どんどん回転率が上がっていくのも爽快感があります。おおむね文句はない完成度ですが、もっぱら所持金トラックとして使用される個人ボードは評判通り使いにくいです。ストレッチゴールでダブルレイヤーにはなったのですが。早速拡張入りでプレイして勝ち。

ファミリーインク7人。チーキーモンキーのリメイクです。得点システムが若干変わっていますが、良い方向の改良だと思います。ぬいぐるみがついてこなくなったのだけが欠点です。勝利条件の100点に対して95点まで稼いだのですが華麗に抜かれていきました。

フォグサイト4人。ゲームマスターの迷宮担当と探検家で1対3に分かれる対戦ゲーム。迷宮担当側が5×5マスのダンジョンを用意するので、バラバラに配置された探検家側は時間内に全員合流することを目指します。探検家側は視界0マスで体当たりしないと先が壁なのか通路なのかも分からないので、あてもなく右往左往しながら味方同士でマッピングした結果を突き合わせて自分の位置を推測するというゲーム。探検家側で時間切れ負け。ちょっとガーディアンに殴られすぎました。

リスボアマーケット4人。同じラセルダのリスボアのシステムから一部を切り出して単独ゲーム化したんだそうです。元のリスボアやったことはないですが。碁盤目状のマーケットに店を置いたり客を置いたりして、客と店で列と商品が一致していれば収入が入るというパズルゲームです。あれもこれもやりたいけど置きたいところにはどんどん他人のコマが置かれるというゲーム。2位。

最後はカード・アゲンスト・ヒューマニティで時間調整して解散。

[Spoiler]グルームヘイヴンソロプレイ(IB8)

グルームヘイヴンソロプレイ168回目。
コミュニティドリブンキャンペーン「インフィニット・ビヨンド」のシナリオ8「無限の向こう側」
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M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
7 Wonders: Architects (Repos Production/HJ)・Aeon’s End: Legacy (Indie Boards & Cards)をプレイしました。

世界の七不思議:建築家たちはホビージャパンの日本語版。言語依存性ないですが。
七不思議建てるテーマは元の七不思議と同じですが、ゲームとしては完全に別もの。手番には文明固有らしい左右のカードか中央の伏せ山札の3択から1枚カードを引いてそれをプレイするだけの軽ゲーです。
資源集めたり文明揃えたり軍事力上げたり七不思議建てたりとやってることは変わらないので、割と7不思議感はあります。バビロンで負け。

イーオンズエンドレガシー。
システムは基本のイーオンズエンドと同じ。序盤はいくつかルールを抜いた簡略版からシナリオごとに要素を追加して3章かそこらで一通り揃うというプログラム学習方式になっているので、イーオンズエンド未プレイでも楽しめるという親切設計。
レガシー要素で、全員共通のプレーンな主人公が章が進むごとに固有能力を貼って成長していきます。これはなかなか愛着湧くのではないでしょうか。
全何シナリオなのか知りませんが、とりあえず7章分の封筒が見えているのを4章まで終わらせたのでおそらく半分くらい。章進むごとにサプライのカードセットをある程度自由に選べるので、サプライの組み合わせが悪くて負けるというストレスはなく、これも良い感じです。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Chronicles of Crime: 1400 (Lucky Duck Games)・Lost Ruins of Arnak (CGE)をプレイしました。

クロニクル・オブ・クライム1400。ミレニアムシリーズとして1400・1900・2400の3つの独立型拡張がキックスターターで同時リリースされたというもの。キック時のアドオンとして3本すべてのコンポーネントを1つに収められる空箱があって、それなら最初から1箱のゲームとして発売すればよかったのではという話。
1400はシャルル6世の時代のフランスのパリで、プレイヤーは犯罪捜査をする天才騎士アベラール・ラヴェルになります。協力ゲームですが、探偵は明確に1人の人物して描写されているのでチーム感は薄いです。ラヴェルさんなぜ天才呼ばわりされているかというと、予知夢を手がかりに難事件を次々を解決してるからだそうで、それって…
シナリオ冒頭に騎士ラヴェルの予知夢がイラストのみのカードとして提示されます。とりあえず再利用されるモブっぽい登場人物の中からシナリオの主要人物を見分ける役には立ちます。
1400固有の追加ルールはラヴェルさんの飼っている犬のパーシヴァル(本当はもっとフランス語っぽく読むのかも)。パーシヴァル→証拠品の順番にQRコードを読ませると、匂いを追跡して本来の持ち主のところに案内してくれます。これで新しいロケーションが出現することもあるという優秀さ。現代版クロニクル・オブ・クライムにいてもおかしくないよく訓練された警察犬です。
チュートリアルと一番簡単なシナリオ#1をプレイ。元のクロニクル・オブ・クライムと基本システムの違いはなく、どちらのシナリオも書いてある通り難易度低め。

アルナックの失われし遺跡。今回は研究トラックをできるだけ伸ばすことを目標にしてみました。とりあえず虫眼鏡は最上段。やればできるもんですね。日記帳もそこそこ進めることができた分で勝ち。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
The Castles of Burgundy (alea)・Tainted Grail (Awaken Realms)をプレイしました。

まずはブルゴーニュ。新しめのalea20周年版。基本セットの他に今まで出た10種類の拡張全部と新しいシールド拡張が入っているお買い得仕様です。
ダイス2個振って出目に応じたアクションを2回プレイして箱庭を作るところはブルゴーニュカードゲームやブルゴーニュダイスゲームと同じだそうですが、だったら本物がひとつあれば十分な気が。
新拡張のシールドですが、ゾロ目を振ったときだけ獲得できる特殊能力タイルで、維持費がかかる代わりにどれも常時発動効果を持ち終了時ボーナス得点まで入る高性能。もともとゾロ目振ってしまうと選択肢半減で俄然不利になるゲームだったのを強力に補正しています。料理しょっぱすぎたので砂糖入れてみました感はちょっとあります。
ゾロ目振る機会なくてシールドは獲得できず2位。やはり新要素に触りもしないでは勝てなさそう。

テインテッドグレイルはキックスターター特典のラストナイトシナリオ。ブックレットの厚みを見る限りでは本編と同程度のボリュームがありそう。
本編の400年後が舞台で登場キャラクターは一新されています。よく分かりませんが、技術が失なわれたのかメンヒルが1本も建っていない状態からスタートです。メンヒルなしで活動するためのルールや凍てついた島を冒険する際の寒さのルールなどが追加されています。
いつの間にか吹雪の中で迷子になっていたという導入で、どうにかお家に帰りついてチャプター1が完了したところまで。

ML.K 10月例会

札幌市北区民センターでML.Kの10月例会がありました。参加者8人。
やっと緊急事態が解除されて区民センターでの集団接種も終わって半年ぶりに開催できました。

Cards Against Humanity (Cards Against Humanity)・Cartographers Heroes (Thunderworks Games)・Arkwright: The Card Game (Game Brewer)・Space Race (Boardcubator)・57577 (幻冬舎)をプレイしました。

カード・アゲンスト・ヒューマニティは何年か前のキックスターター発のカードゲーム。
当時輸入した人による和訳タイトルは「人権侵害カードゲーム」ですが、これのタイトルは「Crime Against Humanity (人道に反する罪)」を踏まえているので人権は全然関係ないということはないですがあまり関係ないですね。
ゲームとしては私の世界の見方の丸パクリで、単にカードの内容が政治的だったり人種差別的だったり下品だったりするというだけです。600枚もの大量のカードが入っていて、訳を貼るのもそれを積み重ねるのも大変そうだったので直接サインペンで訳を書き込んでみました。適当に2巡くらい回してみましたが、まあ普通に面白いです。BGG5点台は評価低すぎでしょう。これがゲームかと言われると確かに疑問ではありますが。さすがにカード内容的にはアメリカ人の笑いのツボを抑えておく必要がある感じです。

カルトグラファーヒーローズはキックスターターのコレクター版。
大箱にヒーローズとその他3つの小拡張が入っています。基本セットは入っていませんが、混ぜても遊べるそうです。
モンスターを退治してくれる新地形のヒーローが追加されたのが大きな違い。その他、毎ラウンドの得点条件カードが癖のあるのに入れ替わっているようです。
ヒーローはモンスターの後に出てくればモンスター倒してくれるお役立ちキャラですが、先に引かれてしまうと何もない空き地にただ登場して周囲のわずかなヘクスをモンスターから守ってくれるだけという使えなさ。まあこの辺の運ゲーっぷりを楽しむゲームではあるのですが。

卓分けて3人でアークライトカードゲーム。
カードゲームとは名ばかりで、トークンやトラックなどのコンポーネントがカードで代用されているだけで中身は普通にアークライトのボードゲーム版ということで評判です。デッキからカード引く要素は全くありません。
4種類の産物を生産する工場を建てて労働者を雇ってお金を稼ぐところは、確かにアークライトのボードゲーム版と全く同じでした。最初から2種類の工場を持っているのですが、3種類に増やすと手数が足りず、2種類のままだと儲ける機会が少なく競合が減って他のプレイヤーを楽させてしまう、というジレンマもたぶん変わってないと思います。
パン工場とランプ工場の2種類から手は広げずに地道に稼いで勝ち。

3人でスペースレース。
担当国は中国を選択。序盤ちょっと後ろからスタートですが、後半から追い上げるタイプの国のようです。
他のプレイヤーはソ連とEU。今回はエリアマジョリティに全然勝てなかったのですが、さすがに国特性か最後のプロジェクトタイルから大量得点した分で追い付いて勝ち。

3人で57577。
5文字と7文字のフレーズのカードが50枚ずつ入っているので、5を2枚と7を3枚組み合わせて短歌を作るゲーム。
これはちょっとセンスが問われますね。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Charterstone (SM)をプレイしました。

チャーターストーンの続き。
引き続き人間3人+オートマ1人の仮想4人プレイです。BGGでは最適プレイ人数は6人となっていますが、4人くらいの方が1ゲーム小一時間で終わってちょうどいいんじゃないでしょうか。
一気に8戦してキャンペーン終了。途中で開封されるレガシー要素で、普通のボードゲームでは登場しそうにないコンポーネントが出てきました。これは一見の価値があるかもしれません。
結局12戦3勝で最終決算すると2位。毎回の得点の10分の1端数切捨てを累積したのが総得点の大半です。オーソドックスなワーカープレースなのでここではあまりプレイヤー間の差はつかず、勝敗を決めたのはやはりカードプレイから来た得点だったようです。キャパシティはできれば全部埋めたいので、ペルソナの達成数と建物の価値が得点源になります。カードは普通に獲得しようとすると1金1資源1アクションとけっこう高価なので、安価にカードを入手する手段を持っていると有利だと思います。
建物を建てると手元に箱が残り、箱をアンロックすると次の建物が手に入るというループで、ゲームシステムは本質的にはテックツリー構築です。ツリーの中身がプレイヤーに公開されていないところが、レガシーゲームのワクワク感と結局運ゲーかよ感の功罪両面があって、結果としてちょっと微妙な評価につながっているのかな、という感想です。
別売りのリチャージパックを買うともう1回遊べるドンだそうです。中身は全く同じで、BGGの評価点はなぜか本体より高かったりしますが、同じレガシーをもう1回遊ぶかというとどうなんでしょう。

[Spoiler]グルームヘイヴンソロプレイ(IB5)

グルームヘイヴンソロプレイ165回目。
コミュニティドリブンキャンペーン「インフィニット・ビヨンド」のシナリオ5「G’threbraxの角」
本編でも出てこない初出の固有名詞です。ゲトレブラックス?
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