K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Kolejka (Instytut Pamięci Narodowej)・Händler auf dem Forum Romanum (Isensee Verlag)・Stonehenge (Titanic games)・The Big Idea (Funforge/アークライト)をプレイしました。

まずは最近話題のポーランドの行列ゲーム、コレイカをプレイ。ワーカープレースメント風にコマを置いて店の前に並び、順番に1個ずつ商品を買っていくゲームですが、4人プレイで全体のワーカー総数は20体もあるのに商品は毎ターンわずか4~6個しか供給されません。商品が来てからカードプレイフェイズがあるので、そこで手札を使って列を操作して商品を奪い合うという過酷な生存競争ゲームでした。
日本語ルールを含む多国語版で最初から各国語のシールまでついてくるという充実仕様。ポーランド政府恐るべし。
お買い物リストを達成して余剰商品差で勝ったのですが、ちょっとルール間違えていて全体の商品総数が多すぎでした。

フォーラムロマーナの商人は序盤にワイン生産所2枚を押さえてそこそこの価格を維持できた分で勝ち。

ストーンヘンジはジェームスアーネストの入札ゲームを選択。同じコンポーネントで様々なゲームがプレイできる、というのが売りですが、しばらくプレイしてないとどのゲームが当たりだったか覚えてられません。メモしとかないと。今日のは軽めでやや良。

最後はアークライトのビッグアイディアで締め。

特急ヌプリ

8月中限定で運行している特急ヌプリを見に行ってきました。
珍しく函館本線の長万部小樽間を特急が走るということで、撮影者もそこそこ集まってました。車両そのものは修学旅行臨などでときどき普通に函館本線にも入ってるので、特に珍しいというわけではないですが。外から見た感じでは乗客は微妙に空いてそう、休日でこれだと平日はガラガラかもしれないですね。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Saustall (HUCH! & friends)・Railways of the Western U.S. (Eagle Games)・Automobile (Mayfair)・Caylus Magna Carta (Ystari)・Power Grid: The First Sparks (2F)をプレイしました。

まずは軽く豚小屋。とある豚小屋で起きた殺人事件をみんなで捜査します。
珍しいことに、クルード系の推理ゲームなのにセットアップ時にはまだ犯人が決まっていません。プレイヤーの立場は警察で、情報ほぼゼロのゲーム開始時に当てずっぽうな推理をプロットしておき、カードプレイで意中の人のアリバイを成立させたり成立させなかったりという捜査活動を行います。最後にアリバイの成立しなかった容疑者のうち不幸な1人だけが犯人に仕立て上げられしまうという。さすが警察ずさんな捜査してんなーというゲームです。
あまりあからさまに行動すると意図を読まれてしまうので、1回通してプレイして独特のコンセプトを把握するくらいでないととちょっと難しいです。比較的短時間で終わるので、何回かくり返して遊んでみたいところです。

レイルウェイズ・オブ・ザ・ウェスタンUSはレイルロードタイクーン/レイルウェイズ・オブ・ザ・ワールドの拡張マップです。マップサイズは基本セットとほぼ同じで大人数向け。基本の東海岸マップよりはバランスよさそうに見えます。
追加ルールで燃料補給所と回転式都市マーカーが入っています。燃料補給所は線路建設のついでに設置し、消費することで輸送時に都市の色を無視したり2手番連続して長距離輸送を行なったりできます。回転式都市マーカーは、セットアップ時にランダムな都市に2色めを追加し、輸送するごとにダイヤルを回して2色めが順番に入れ替わっていくというギミックです。どちらもうまく活用できるとぐっと収入を伸ばせる面白そうなシステムです。どちらもマップとは独立した選択ルールなので、他の拡張に投入することもできます。勝ち。

オートモビル。高級車に参入するタイミングがなく、ひたすら大衆車を量産する経営。高級車の熾烈な販売合戦を横目に大衆車はいい感じにシェアを分け合うことができ、余剰在庫をそれなりに出しつつも勝ち。

ケイラスマグナカルタはイスタリボックスの拡張入り。王の恩寵のルールが追加され、元のケイラスから欠けた要素はほとんどなくなりました。ケイラスの恩寵と異なり、単純に勝利得点取る他に6種類の特殊能力が選べて、ゲームしてる感を強く感じられる面白い拡張です。勝ち。

最後は最初の火花。やはり一気に人口増やすと維持費が意外と重いので地道に前進するのが良いのかな、という印象。人口トップタイ、残り食料同数で同着1位。よくバランス取れてるゲームだと思います。

丘珠空港航空ページェント

丘珠空港のエアショーを見に行ってきました。空港は通常営業で自衛隊の駐屯地の方が会場です。開門1時間前に着いたのにすでに駐屯地前は長蛇の列。珍しくいちいいち来場者全員身体検査してます。空港だから当たり前といえば当たり前ですが、丘珠駐屯地の基地祭のときはそんなのないのですが。
朝から閉門の午後3時までいろんな飛行機が飛ぶメニューがみっしり詰まっていて、見学者はメシ食うヒマもありません。目玉はハリアーの地上展示とかスーパーホーネットの航過飛行とかですが、残念なことにF16が墜落の影響で来なくなってしまいました。さすがに急に代わりを用意することはできなかったらしく、F16の機動飛行の時間は他の機の飛行の時間をズラして間が空きすぎないように調整しただけで、単にプログラムが減っただけでした。スーパーホーネットの航過飛行もトラブルらしく1回減っていて米軍さんどうしたの、という感じです。
見応えあったのはグライダーのアクロバット飛行。要は降下しているだけ、のはずなのですが、ループやキリモミは当たり前、ストールターンのような普通の飛行機ではちょっと見れない機動も織り交ぜてて動力がないとは思えません。

ML.K 7月例会

札幌市北区民センターでML.Kの7月例会がありました。参加者7人。
Cthulhu Dice (SJG)・Takenoko (Bombyx/HJ)・Innovation (IELLO/HJ)・London (Treefrog)をプレイしました。

まずは人待ち4人でクトゥルフダイス。全員にSAN値を3点ずつ配って専用の12面ダイスを振り、出目のアイコンによってSANが増えたり減ったりするだけ。ゲームとして意思決定するところはほとんどありません。

Speilbox誌の表紙になった話題作のタケノコを4人で。HJの日本語版です。日本で竹を生やしてパンダを育てるという、ちょっと聞くだけでは何もかも間違っていて不安になる設定ですが、彩色済みのパンダと農夫のコマを含むコンポーネントは綺麗にできていて期待も膨らみます。
謎に竹は3色もあって、目的カード竹の色で地形タイルのパターンだとか、生えている竹のパターンだとか、パンダの食った竹のパターンだとかが指定されているので、各自のアクションを消費してカタン風の地形タイルを並べて竹林作ったり、農夫を動かして竹の世話をしたり、パンダを動かして竹を貪り食ったりして条件を満たすと得点になります。
割とオーソドックスで分かりやすいシステムなのに、プレイすると誰もがウーンと唸ってしまう微妙作。というのも毎回ダイスを振ってチェックする無料のボーナス行動に+1アクションがあって運の良い人有利すぎとか、目的カードの配点が微妙で簡単なのに高得点だったり難しい割にさっぱりだったりでやっぱり運の良い人有利すぎとか、全体的に運ゲー度が高すぎる感じがします。ポテンシャルは高そうなので、もう少しデベロップ段階で煮つめれば化けそうな気がする惜しいゲームでした。

2人増えたので3人ずつ2卓に分けてイノベーション。これもHJの日本語版。先史時代から現代までの技術開発をテーマにしたカードゲーム。
手札からカード出して技術を獲得してその効果でゲームを有利に進める、といったあたりは基本に忠実な感じで、多種多様な技術が次々と登場する面白いゲームです。
難点があるとすれば、1枚として同じカードがないので、どの技術も一期一会で作戦も何もあったもんじゃないとか、一部の技術の効果があまりに劇的(例えば海賊とか海賊とか海賊とか)で引きゲーだとか、「優越型教義」などの訳語がちょっと気持ち悪い(BGGにHJ版以外の和訳が2本も上がっててそれぞれ苦労してるのである意味仕方ない)とか、1手番2アクションしかないのに、どのカードも効果を得るまでにカードドロー・カードプレイ・カード効果発動と3アクション必要なせいで、一度手が止まるとテンポが悪くなり閉塞感を感じるところとかでしょうか。文句しかつけてないように見えますが、どんなに軽く作ってもガチガチのゲーマーズゲームになって1回プレイしたらお腹いっぱいなこの手のジャンルの中で、技術開発だけにテーマを絞ってユニークなゲームを作ることに成功した一作ではあると思います。

続けてロンドン3人。このゲームは£10借りると£15返すか-7VP、というルールなのですが、例えば建築コスト£10のカードに普通に6VPついてたりするので、返せればラッキー精神で踏み倒しても大したことないはず、ということで序盤から積極的に手を拡げる作戦で。結局ほとんど返せませんでしたが、途中イングランド銀行で£12ずつ借りれるようにしたり、終盤地形の都合上他プレイヤーに無料で地下鉄通してもらったりした分で僅差勝ち。やっぱりご利用は計画的になのかも。

別卓ではダンジョンペットなどがプレイされていました。

終了後は移動して裏例会。7人参加。
BigBang(同人)・Ohne Furcht und Adel (HiG)をプレイしました。
久し振りプレイなビッグバン。これで最近の常連さんにも一通りルール覚えてもらったので、次回からは人待ちとか時間合わせにプレイできるはず。
最後は操り人形。建築家で8軒駆け込みに成功するも同点トップでタイブレーク負け。紫に手が出せなかったのが痛かった。

静内駐屯地祭

静内駐屯地の創設記念行事を見に行ってきました。
3年ぶりの実弾射撃訓練の公開、のはずだったのですが、射場への船舶侵入で自走高射砲の射撃の開始が遅れ、代わりに出てきた指揮通信車は機銃の弾詰まりで撃てず、やっと侵入船舶が出ていって短SAMの番になりましたが、これも標的機をロックできなかったか何かで発射不能でした。
結局実施されたのは無人標的機の発進と自走高射砲の点検射だけ。お楽しみはまた来年という結果でした。

散水列車試運転

散水列車の試運転があったので撮りに行ってきました。
毎年同じ日に実施してるらしいのですが、今年は運よく土曜日なので撮りに来てる人も多かったです。
最近かなり夏らしく暑い日が続いてるので試運転と言わずにバンバン走ってもらってもよさそうな気もします。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Dominion (RGG)・Manifest Destiny (GMT)・Rumis (Murmel)をプレイしました。

まずは3人ドミニオン全部入り。属州を12÷人数分普通に買っただけでは当然勝ってないわけで、そこから他人より一足先に伸ばすにはどうしたらいいかと考えるとなかなか難しいゲームです。5戦2勝。

そのまま3人マニフェストデスティニー。少人数だとサーカスでカード買うのをちょっと頑張るだけで回転速度上がる比率が大きいのか、予想よりハイペースで時代が進んだような気がします。ルール多くていろいろ間違えてたり忘れてたりした所多くてインストとしてはグダグダでした。用語整理して見やすいサマリー作るとかした方がよいかもしれません。一応1点差1位。

最後に1人増えてルミ。激戦区から少し離れたところで平和にブロック組んでいたのですが何だかんだで上に積まれて大敗。しかしいつの間にか綺麗にブロック使い切ってる人はどんな手品使ってるんでしょうか。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Baubylon (Das Spiel)・Vegas (alea)・Caylus (Ystari)・Cartel (Gamut of Games)・Pergamemnon (Ironames)をプレイしました。

まずは古い謎ゲーのバビロンから。最初に積み木でバビロンの城壁みたいな感じのコースを作ります。よく分からないのでルールブックの例の通りに組み上げました。できあがったら後はダイスを振ってスゴロクをするだけ。段差を登り降りするのにも出目が必要だったり、最初に作ったコース次第ですがルートが何通りもあったり、他人を踏み台にするルールがあったりで、スゴロクとしては割と面白いです。コース次第で人数調整が効くのもよさそう。

次は大賞逃がして残念賞のベガス。各自8個のダイスを振って出目に対応した1~6番のカジノに送るエリアマジョリティ。はげたか方式で2人が同じ数ずつ置くとキャンセルしあって次点が繰り上がるという、ダイスゲームでは意外と見ないシステム。古き良きaleaブランドの感じは全くしませんが、サルでも分かる簡単なルールで戦略性も一応はあるけど、気合を込めてダイス振るのが一番重要という好ゲーム。勝ち。

ケイラスは王の恩寵で資源を伸ばす作戦で、金貯めて最後に大きな青建物で点取る皮算用です。作戦以前に安易に宿屋にコマ置いたのが敗着らしく、1コマ宿屋にバインドされたまま思ったほど活躍せず、肝心なところでワーカーの数が足りない罠。ルールによると残したままにしてもよいし回収してもいいらしいが、完全に失念していた。最終ラウンドに城の建築に行くのが遅く、結局マス数足らずで立てられなかった分も痛かった。2位。

これもずいぶん古いゲームのカルテルは、株を発行したり借金したりして資金調達しながら会社を買収しまくって総資産を増やすゲーム。購入対象の52社がボード上に格子状に並んでいて、隣りあった会社を持っていると収益にボーナスがあるので、手札から直接買ったり競りをしたりしてうまく繋げて効率を上げていきます。見た目よりずっとモダンなゲームでお金をヤリクリするのは楽しいのですが、序盤の数ドルの差がどんどん拡大再生産されるシステムなので実は最初の1~2ターンで勝敗決まっているという、いかにも昔のアメゲーでした。も少し初期状態を調整すればバランス良くなると思います。

最後はペルガメムノン。担当国は手札4枚が強いペルシャ。出てきた怪物が安かったのか皆さんものすごい勢いで怪物買い漁っていて、ペルシャで暴れる間もなくあっと言うまに終わりました。戦闘力重視でイマイチ点低めの怪物しか買っておらず大敗。