臨時急行ニセコ号

倶知安まで臨時急行ニセコ号を撮りに行ってきました。
名前こそ急行ニセコですが、別にSLでも何でもなく列車そのものは毎日はまなすで走ってる青いディーゼルと客車です。
天気は薄曇りながら、ヘッドマークのイラストと同じ形の羊蹄山が良く見える十分なコンディション。定番撮影ポイントはSLのときだってこんなに人来ねぇよといった大盛況でした。

SLオホーツク号

網走までSLオホーツク号を撮りに行ってきました。
運行ダイヤは去年と同じですが、機関車の向きが逆になっていて、午後の帰りの便が正向きになりました。日変わりとは行きませんが、去年バック運転しか撮れなかったいくつかの名撮影地で前から撮れるナイスなサービスです。

ML.K 6月例会

札幌市北区民センターでML.Kの6月例会がありました。参加者8人。
Virgin Queen (GMT)をプレイしました。

バージンクィーンを4人で。今回はトーナメントシナリオで第3ターンから開始しました。スコットランドがフランス領からプロテスタント領になっていることと、フランス南部にプロテスタント領ができていること以外は第1ターンのセットアップとあまり変わりません。となるとフランスだけ一方的に辛いような気がしますが、普通に第1~第2ターンをプレイしてもこんな感じにはなるはずです。
今回はスペインを担当。例によってオスマントルコの海賊が地中海を大暴れしてるのですが、初期配置でスペイン南部にオスマン兵に上陸されてるので、これを排除する方が先で海賊対策まで手がまわりません。一応海軍力は第1ターンのセットアップより増強されてるので、一方的に殴られるだけでないのが救いです。
スペインはオスマン対策が急務、フランスとプロテスタントはユグノー戦争で激突中、ということでイギリスが1人自由にVPを取れる展開でした。第5ターンに25VP越えてイギリスの勝ち。処女女王の5VPとドレーク船長の世界一周が主な得点源だったようです。さすがは主役勢力なので、もっとスパイ合戦の圧力と、中南米のスペイン植民地の要塞建設を抜かりなく進めて楽させないようにするべきでした。
半日あればトーナメントシナリオがちゃんと終わると分かったのが大収穫です。

もう一卓ではLast Will (CGE)などがプレイされていました。

終了後は場所を変えて裏例会。参加者7人。Junta (WEG/HJ)をプレイしました。
最近再版された黄色い箱のフンタ。かなり久し振りですが、最大人数の7人というのもなかなかプレイした記憶がないです。全員1役職ずつなのがよいと思います。
新版のコンポーネントは、マップの見た目は綺麗になったのですが線が多くてエリア間の隣接関係が見にくくなっています。もともと入り組んでいて分かりにくいマップではあるのですが。カードはフルカラーで大きくなりました。カートタイプの記述がすみっこに小さくしか書いてないので、投票カードと影響カードを見わけにくいです。全体的に少し字が小さいようです。ユニットは謎に予備がたくさん入っていますが、全体的に大きく厚くなっていて良いと思います。裏が黒一色で先制射撃ルールがなくなったのは、ルールの単純化とあわせて善し悪しでしょうか。
それ以外のルールの変更はほとんどないと思います。最大の違いはお金のミックスで、旧版は1Mペソ札が半分近く(以上?)で高額紙幣はレアだったのに対して、新版は1Mペソ札・2Mペソ札・3Mペソ札が均等に入っています。大統領がかなり金回り良くなった印象です。
1回大統領やる機会回ってきましたが、なぜか援助金に3Mペソ札入ってません。どういうことでしょうか。大敗。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Mundus Novus (Asmodee)・Star Trek: Expeditions (WizKids)・Inkognito (Winning Moves)・Quarriors! (WizKids/アークライト)をプレイしました。

ムンドゥスノーヴスは各プレイヤースペインの商人になって、カード交換によるセットコレクションを繰り返して、VP稼いだり船団を拡張したり倉庫建てたりしながら、規定のVP貯めるか10種類の商品全部を揃えた人の勝ち、というゲーム。配られる産物カードが完全ランダムだとか、特殊能力持った人物カードが割と癖のある効果なのに必ずしも自由に買えるわけではないとかで、運ゲー度は高いですが、いろいろと打ち筋ありそうで面白いです。10枚セット作って勝ち。

スタートレック:エクスペディションは名前の通りの原作ものの協力ゲーム。彩色済みフィギュア入りの豪華セットです。
各自登場人物1人を担当して、惑星ニビアを惑星連邦に加入させるため、惑星中をお使いしながらエネルギー問題とか内乱とかクリンゴン帝国とかの諸問題を解決していきます。クニチー作ですが、驚くほどシステムとテーマが噛み合った快作で、兄弟の中でも指輪あたりをデザインした人が担当だったに違いありません。つても僕原作はどのシリーズかも分からんのをたまたま偶然に1話見ただけなんで良く分かりませんが。
難易度3段階あって、1番簡単なのを1回と、中くらいのを1回プレイ。青色の簡単レベルは難なくクリアして本番の黄色レベルに挑戦。惑星上のミッションは全員それなりに見せ場作りつつ必要十分な達成ができましたが、軌道上でエンタープライズ号がクリンゴンの巡洋艦に負けまくり、沈みこそしませんでしたが惑星上での成果を完全に吹き飛ばす大敗。も少し熟練が必要そうです。

次はインコグニト。前回プレイ時は全然気がつきませんでしたが、大使強すぎです。うまく使うとかなり序盤から敵味方絞れるので、相当スピーディに展開します。2戦1勝。

最後はクォーリアーズ。拡張のクァルマゲドン入り。上級解雇ルール入れるとかなりバランス良くなってよいと思います。基本セット含めて全部のコンポーネントをきれいに収納できる箱もとても良さげです。あの缶もったいないですが。1戦1敗。ハニワブードゥー人形強すぎでした。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
El Grande (HiG/RGG)・Dominion (RGG)・Caylus (Ystari)・Trains (OKAZU Brand)・Power Grid: The First Sparks (2F/RGG)をプレイしました。

久しぶりのような気がするエルグランデ。基本セットのみ。2位。最後の塔のコマの降り先で少し失敗しました。大公置いてる本拠地の得点ゲージに変なの置かれると詰むので、気合の入ってるカードは3枚ある置き換えアクションが出るときまで大事にした方がよさそう。

次の拡張が出るまでにまずは今のセットを堪能しておきたいドミニオン、拡張全部入り。3戦1勝。公使の性能で勝っただけなのであまり頑張ったとも言えず。

再版される(された?)らしいケイラスを旧版で。昔から良いゲームだと分かってはいるのですが、リソースエクスチェンジなので初プレイの人にはちょっと勝手が分からなかったり、運の要素がないうえに前手番プレイヤーの行動の影響受けすぎだったりで、どうしてもプレイ時間かかります。時代3まで進んだところで時間切れ終了。

1人減って3人トレインズ。熟練するまで常にサプライに入れておくこと推奨な埋立地ですが、うまいこと廃棄物と一緒に引かないと意味ありません。3枚買って1回も使わなかったりすると、あえて買わなくてもいいのかなという感じ。2戦め観光列車が出ると誰も線路引かない全然別のゲームになりました。2戦2敗。

最後は最初の火花。中盤隣接空きスペース数の関係で一躍トップに躍り出てしまいました。きっちり締められて僕以外同点同額勝ちの1人負け。ランダム要素薄いので、使えないと評判ながら実は所持金隠せる火の技術カードが足元見られないためには必要なのかも。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Trains (OKAZU Brand)・Santiago de Cuba (eggertspiele)・Peloponnes (Irongames)・Discworld: Ankh-Morpork (Mayfair)をプレイしました。

まずはトレインズ。今回も東京マップで。さすがにドミニオンだけあってサプライのカードが変わると展開も大きく変わります。今回は案内所の効果で大金作り易かったせいか、属州じゃない高層ビルがにょきにょき建つ展開になりました。1位。

サンティアーゴ・デ・クーバはリーネックのキューバシリーズの新作。ロンデルとワーカープレースメントで味付けしたピック&デリバリーですが、いかにもゲーマーズゲームらしい複雑さを誇っていたキューバとは一転して分かりやすいシンプルなシステムに仕上がっています。と思いきやプレイは簡単ではなく、1金単位で他プレイヤーの動向を計算しながらギリギリのタイミングで港に駆け込む生き馬の目を抜くようなシビアなゲーム。のんびりプレイしすぎて大敗。

ペロポネソスは前回の反省を生かして人口と建物と食料のバランスを第一に。うまく両方とも無駄なく均衡させて僅差勝ち。

最後はワレスの新作ディスクワールド。カードに色々と人物の絵が書いてありますが、原作モノなので知らないとちょっと寂しいです。
正体隠匿系のゲームで、カードプレイでマップ上の各エリアに手下を派遣したり他プレイヤーの手下を暗殺したり建物建てたりして、各自の秘密勝利条件を目指します。それなりに迷彩できそうなのもバレバレなのもありますが、カードで引いてきたアクションしかできないので、必ずしも直接攻撃で妨害できるとは限らないです。
デッキのカードは山ほどありますが、手番ごとにものすごい勢いで消費されていき、1山尽きると強制終了なのでプレイ時間は短かめです。ルールも比較的簡単な部類でしょう。借金ルールは一応ありますが、これも特定のカード引いた人しかできず利息も大したことないので、あまりワレスゲーの雰囲気はありません。読みにくいルールブック以外には。
ランダムに配られた勝利条件は所持金貯めること。というわけで序盤から収入のあるカードを優先的に切っていきましたが、半分くらいしか貯められませんでした。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Defenders of the Realm (Eagle Games)・The Phantom League (Dragon Dawn)・Biblios (IELLO)・Nile DeLuxor (Minion Games)をプレイしました。

見た感じルーンバウンドかタリスマンか、といった雰囲気ですが実は中身パンデミックな王国の守護者。ものすごい勢いで増殖する4種類の雑魚モンスターを適宜駆除しながら、カードを貯めて4スミから侵攻してくるボスを倒すのが目的の協力ゲーム。
各プレイヤーにはクエストカードでサイドミッションが与えられ、クリアすると報酬として有利な特典が得られるのですが、たぶんこれは罠。寄り道せずに全力で感染を食い止めつつカードを揃えてボスを倒すタイミングを調整しないと勝利はおぼつきません。

ファントムリーグはカタン風にタイル並べた宇宙を舞台にしたピック&デリバリー。6角形のタイルは上下に分割されていて、2枚組み合わせて主星と伴星からなる1星系ができる、というところがちょっと光るアイディアでしょうか。船長と宇宙船と強化パーツの組み合わせで、宇宙商人から海賊まで様々なプレイスタイルに対応しているので、何度もプレイしたくなる良作です。

ここから1人減って3人。ビブリオスはシンプルなカードピック+競りゲーム。微妙な色合いのダイスが出てきて一見プレイアビリティが心配になりますが、遊んでみると十分に考えられたコンポーネントでストレスなくプレイできました。

最後はナイル・デラックス。手札のカードを畑に植え、洪水が来て収穫されるのを待つ、という独特のハンドマネジメントゲーム。ルール聞いてもさっぱりピンと来ませんが、1巡廻すと良く分かる単純明快なシステムです。運ゲー度も戦略性も高い良いカードゲームだと思います。選択ルールのモニュメントは少人数プレイではバランス悪い上に蛇足感が強くてちょっと微妙。多人数プレイだとうまく効いてくるかもしれません。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Virgin Queen (GMT)をプレイしました。

GMTの新作バージンクイーンを4人で。前作Here I Standの続編で、おおまかには相変らず宗教改革の時代ですが、ドイツ農民戦争が終わって西英仏の君主が代替わりしてユグノー戦争が始まるあたりからスタートします。
登場勢力は前作とほぼ同じ、ローマ教皇が中小国に格下げになって、スペインのハプスブルグ家から分家したオーストリアのハプスブルグ家が新しい主要勢力に昇格しました。基本システムは前作と全く同じカードドリブンで、移動と戦闘のルールは全く変っていません。少人数プレイの対応が前作より洗練されて、単純に2勢力同時持ちするのではなく、NPC勢力の支配を外交で取り合うシステムになりました。
国決めは早い物勝ちで好きなところを取ってもらい、残り物のフランスを担当しました。初プレイなのでルールを確認しながらのプレイで第3ターンまでしか回せませんでしたが、得点的には全員そこそこ団子状態でした。プロテスタントが布教しまくってサドンデス勝ちしそうだったので、旧教陣営(スペインとフランス)はプロテスタントを見つけ次第小まめに再改宗させておいた方がよいかもしれません。