K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
The New Science (Conquistador Games)・Müll+Money (HiG)・Ruhrschifffahrt 1769-1890 (Spielworxx)をプレイしました。

ニューサイエンスですが、3人プレイだと5種類ある科学ジャンルの3種類しか使わず、その3種類のうち天文学と物理学はもともと同系統の上位下位でしかないので戦略の幅が狭く微妙な感じ。やはり運ゲーという印象は変わりません。ダイス振った後で休息ポイントを消費して足りない分を埋められるようにしないと、実験能力の低い科学者はちょっと不利すぎるように思います。2位。

利益廃液は2回の査察をうまいこと賄賂カードで切り抜けることができましたが1点差負け。ちゃんと原料買っておけばよかった。

ルール石炭輸送はルールを正しく解読できればそこそこゲームにはなっています。逃げ切り勝ち。逆転要素少ないのは確かなのですが、いい感じに追い付かれてたので、も少しやり込めば実はいいバランスだったりするのかも。

ML.K 1月例会

札幌市北区民センターでML.Kの1月例会がありました。参加者9人。
Alien Frontiers (Clever Mojo Games)・The New Science (Conquistador Games)・The Resistance: Avalon (Indie)をプレイしました。

今日はとても集まりが良く最初から2卓立つ勢い。
まずは4人エイリアンフロンティア。アップグレードキットのコロニー駒が入って見た目がすごくカッコ良くなりました。占領地ボーナスをイマイチ活用しきれず最下位。

続けて同じ卓でニューサイエンス。ルネッサンス期の科学者の一人となって新たな科学理論を研究して名声を獲得するゲームです。Kickstarterでプレオーダーしたのに限定拡張セットは別便らしくまだ届いていません。
オーソドックスなワーカープレースメントで、技術開発系ゲームの常として、それぞれの理論は系統ごとに簡単なものから難しいものへとレベル分けされていて、低いレベルのものを開発済みにして前提条件を満たさないと次へ進めないようになっています。
研究には調査・実験・論文発表の3ステップを要し、同時に複数の科学者が同じ物を研究しても構わないのですが、各理論ごとに最初に論文発表した科学者だけが発見者としての名声を獲得することができます。ただし、論文として発表してしまうとその理論は公知になり、他の全員から前提条件として利用されてしまうようになります。ここで研究を実験までで止めておき論文発表を後回しにすることで、名声を得られない代わりに自分だけその理論を前提条件とするさらに先の研究に進むことができます。また、論文発表には様々な社会とのコネの条件が必要で、例えば教会に何の縁もない人が勝手に地動説みたいな不信心な理論を発表することはできないので、研究成果を世に問うタイミングが重要になってきます。
なかなかテーマの再現性には工夫のあるゲームですが、システム的には凡庸な印象。悪くないというかかなり良いゲームではあるのですが、緻密に他プレイヤーの挙動を読んでワーカー置いても肝心の研究がダイス判定なのと、イベントカードの善し悪し差が大きいので結局運ゲーかよ感があります。
バランス能力のライプツィヒで数学を重点的に研究、さすがに微積には届きませんでしたが、世界一たくさん論文発表して勝ち。

他の卓ではKeyflower・Fundstücke・Dominionがプレイされていました。

最後に8人でレジスタンス:アバロン。レジスタンスのシステムはそのままでテーマがアーサー王になったもの。一部のプレイヤーに特殊能力つきの役職が割り当てられるようになりました。今回は善人にマーリンとパーシバル、悪人にアサシンを入れています。マーリンは悪人全員を知っていて、パーシバルはマーリンを知っていて、アサシンはゲーム終了後にマーリンが誰か当てることで自動的に悪人勝利にできます。
陣営配られたら普通の善人。成功失敗成功失敗と来て最後きれいに善人5人でクエストを達成して勝利、と思いきやアサシンがマーリンを当てて結局悪人の勝ち。人狼の予言者と一緒でマーリン最後まで隠しきるのはやはり難しそう。善人側の情報とリスクがぐっと増えているのでなかなか難易度の高いゲームに化けています。

終了後は移動して裏例会6人。Linq (KOSMOS/アークライト)・Outpost (Stronghold)をプレイしました。
ペアペア連想ゲームはペア2組と?2人という難しそうな人数配分。プレイヤー数増えるとペアがバレたときの支払いが痛いので、迷彩かけるのが非常に重要なようです。ちょっと分かりやすすぎたのか、やや及ばず。
アウトポストは人数多からず少なからずといい感じなバランス。トップ2人はデータライブラリ独占からの黄色派とメガ水メガチタン派でまれに見る接戦となりました。そこからずっと離された3位。少し生産力足りませんでした。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Biblios (IELLO)・Cat & Chocolate (Qvinta Essentia/Moonster Games)・Skull & Roses (Asmodee)・King of Tokyo (IELLO)・The Message: Emissary Crisis (Swan Panasia)をプレイしました。

昼からエッセンサッポロで新年会でした。すごい美味しかったです(小並感)。そのままM上氏宅に移動しました。

いい感じに酔ってたのであまりゲームの内容まで覚えてないですが、軽めの小物を連続してプレイしました。基本負け負けでした。ビブリオスは金貨の競りで小出しに何枚か競り落した割には肝心の色で競り負け。キャットアンドチョコレートは基本セットのホラー編とゾンビ編のテキサスゾンビーズでどちらも悪くなかったですが、いかにも実生活でありそうなシチュのビジネス編の方が好みかなという感じ。髑髏と薔薇は最初に1ポイント取っただけでそれっきりでした。キングオブトーキョーは途中ダイス分のVPでけっこういい所まで行ったのですが、HP減りすぎたのにビビって安全運転に方針転換してしまい、いい所なしでした。

ボックスアートから見るからにカッコイイ雰囲気を漂わせているスワンパナシアのエミッサリークライシス。2対2の陣営に分かれてお互いの陣営を探りながら味方に味方のメッセージカード3枚を送りつける正体隠匿ゲーム。悪魔城の馬車を今風にリメイクしたような感じです。おっさんばっかりなビジュアルのくせに絵ばかりデカくて特殊効果の字小さすぎでプレイアビリティ高くないのが難点ですが、虚実入り乱れながら展開スピーディーで良さそうなゲーム。酔っ払いにはちと難易度高く、あからさまな行動を読まれて味方殺された上に2対1で嬲られて大敗。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Yspahan (Ystari)・Keyflower (R&D Games)・Ruhrschifffahrt 1769-1890 (Spielworxx)をプレイしました。

まずはイスファハン。イスタリボックスの拡張入り。ルール修正が入ってバランス良くなってはいるのですが、カードがどれも1枚ずつになって強力なカードが減ってしまったので引き勝負で結果が出ないとショック大きいです。負け。

いいゲームなんだけど的な評価のゲームが続いていたキーシリーズの最新作は誰に聞いても手放しで高評価なキーフラワー。競り+ワーカープレースメントな箱庭建設で多様な得点要素を用意するという、流行りの要素を盛り込みつつバランス良く調整された作品です。競りに使ったワーカーは捨てられ、他人のタイルを利用したワーカーはそのまま献上、自分のタイルを使ったワーカーは次ラウンドも再利用という独特かつ合理的なシステムがベースになっていて、わずか4ラウンドと短いなかに濃密なゲーム性が詰め込まれています。最下位タイ。

最後はルール石炭輸送。箱のスミに思わせぶりに大きく1と書いてます。良く分かりませんが、理性の時代を数えずにこのメーカー初のオリジナル作品ということでしょうか。
世間の評価はそこそこ高いようで期待していたのですが、ゲームの評価の前にルールの解読という高難度ゲームをクリアする必要があります。フルカラーで図の多いルールブックや綺麗にデザインされた言語依存性の低そうなボードなど、ちょっと見は良さげなのですが、実際はサルでも分かるコトしか図になっていなくて分かりにくい箇所を明らかにする役には全く立たない図、説明不足でページを行きつ戻りつしないと理解できないムチャクチャな構成のルールブック、ゲーム上重要な情報がわざと目立たないように描写されている上に肝心な情報がルールの方にしかないボードなど、どういう悪意をもってデザインするとこうなるのか分からないコンポーネントです。プレイ経験者にインストしてもらえない環境でプレイするのはとてもじゃないですがお勧めできません。
ゲームはルール地方の運河で石炭を輸送するピック&デリバリー。上流のプレイヤーから順番に下流に向けてしか移動できないなど、運要素低めでユニークなシステムは評判通りとは思いますが、最初はできることが少なくてゲームの進行とともにそれまでの成果に応じて行動の選択肢が解禁されるシステムなのに、何もかもが早い者勝ちでちょっと逆転要素少なそうなのが出遅れたプレイヤーにはキツいかもしれません。勝ち。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Flaschenteufel (Bambus)・Dungeon Petz (CGE)・惨劇RoopeR (BakaFire Party)・Goblins, Inc. (CGE)をプレイしました。

まずは人待ち3人ボトルインプ。インプ掴んだターンに全然トリック取れず大量点を献上してトップとは桁違いの大敗。

ダンジョンペット4人。さりげなくSpielbox誌付録の追加ペットを投入。3人プレイのときより1ラウンド短くなるので、ペットが十分育つ前にゲームが終わってしまい育成ゲーム的にはちょっと消化不良気味。短期決戦な分、第1ラウンドにペット買える限定3人に乗り遅れると挽回難しそう。ワーカープレースメントとしては、人数増えた分で独特のワーカーのグループ化のシステムがすごく良く機能して悩ましいゲームになります。が、そんな細かい差とは全然関係なく超絶に優秀なウ○コ製造機を3倍で売り抜けたT井氏が他の全員をほとんど周回遅れにする圧勝。

惨劇RoopeRはシナリオ2。脚本家側を担当。だいたい持ち主は脚本家しかできないです。シナリオ1と比べて敗北条件そのものは少ないのですが、その分回避するのが難しく、入門シナリオと銘打っている割にはプレイヤー側に練度が必要そうに思えます。3ループ回っても情報が足りず脚本家の勝ち。

最後は最近出るゲーム出るゲーム次々とヒット作なチェコゲームズの(株)ゴブリン。2対2でペアを組んでロボットを組み立てて戦闘するゲーム。
見た目もシステムもギャラクシートラッカーの流用で、ランダムに引いたタイルを並べてロボットを組み立てます。ギャラクシートラッカーと違ってリアルタイム要素はなく、じっくり考えてロボットを設計できるのでおおらかなシステムの割に達成感があります。戦闘もギャラクシートラッカー同様ダイス振って出目の列のパーツが吹き飛ぶシステムですが、ダイス振る前にエンジン出力を計算しつつ旋回方向と攻撃方向と作戦をプロットするという手順が入っていて、いかにもタクティカルな戦闘をしているという雰囲気が出ています。ほぼ4人固定なところが難点ですが、バカゲーの雰囲気をそのままにゲーム性を向上してきた怪作。僅差勝ち。

T井氏宅ゲーム会

T井氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
Kalimambo (Zoch)・Forum Romanum (Franckh-Kosmos)・Schlacht am Buffet (Kosmos)・Kingsburg (Mario Truant)をプレイしました。

まずはカリマンボー。1~11の数字の手札を1枚ずつプレイして前に進んだり進まなかったりする競争をします。毎ラウンド最後尾のプレイヤーは後ろからサイに突かれてアッー!ってなるので、できるだけ前にいたいのですが、前に出たら出たでウンコを踏んだだの踏まないだのでマイナス点が来るので気が休まるヒマがありません。よくできたバッティングゲームですが、手札使い捨てバッティングゲームの性質上、一度バッティングした相手とは高い確率で再度バッティングしてしまう傾向があります。盤面やテーマの見た目にそぐわぬシビアな心理戦ゲーム。2戦2敗。

フォーラム・ロマナムはコスモスの旧版。たぶん内容は変わってないと思いますが。7×7の区画に1つづつポーンを置いていき、縦・横・斜め・エリアのいずれがが埋まるごとに決算するエリアマジョリティ。プラスなのは単独トップだけで6~9VPなのに対して、最下位が単独ならマイナス4、タイなら全員マイナス2なので、1位1人他全員最下位というよくあるパターンだと全体的な出入りはほぼトントンで、プラスになったりマイナスになったりとなかなか浮いた実感のないゲームですが、噂に違わぬ名作。序盤にバッティングして最後までなかなか決算されなかったエリアに1人だけ絡んでなかった分で自由に使えるコマが多かったおかげで勝ち。

ビュッフェの戦いはカードの巡りがよく、ほとんど1抜けのカード交換を利用することなく手なりで打っているだけで一通りの食材が集まって勝ち。

最後はキングスブルグ。ダイスゲーなので運要素強いのですが、序盤から毎ラウンド期待値以上の出目をキープできて1人順調に展開して圧勝雰囲気と思っていたら、最終ラウンド唐突にブレーキがかかって4とか5しか出なくなり急減速。高得点の宗教系建物を連打されて一気に抜かれましたが、最後の敵のバーバリアンに国王軍が対抗できず、建物壊していってくれたおかげで再逆転勝ち。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Agents of SMERSH (8th Summit)・Animal Olympics (Ravensburger)・Escape (Queen)をプレイしました。

このゲームしか出してない謎メーカーのエージェント・オブ・スメルシ。国連所属の正義のスパイとなって悪の秘密組織と戦う協力型ゲームです。パンデミックによく似た世界地図のボードから推測できる通り、各プレイヤー1人のスパイを担当して世界各地を飛び回って活動するわけですが、アクションごとにぶ厚いパラグラフブックを引いて遭遇を解決するというTales of the Arabian Nights (WEG/Z-man)のようなゲームでした。1手番ごとに大量の英文読まないとならんのでけっこうプレイ負荷は高いですが、いかにもスパイ映画っぽいシチュエーション目白押しの快作です。セットアップ時に選んだスキルがうまく噛み合ったおかげか難易度は低めに感じました。無難にドクター・ロボの陰謀を阻止してプレイヤー陣営の勝利。

ラベンスバーガーの古い作品のアニマルオリンピック。隣のプレイヤーとカード交換しながら手札を正しい順番に並べるだけの子供向けゲームですが意外と難易度高いです。

鍋の後は大会社QueenなのになぜかKickstarterなエスケープ。神殿からお宝持って逃げ出すのが目的なのですが、CD音源を使用するリアルタイムダイスゲームで協力型という他では見たことのない独特のシステム。ちょっと酔っぱらい達には厳しかったらしく、あと一歩のところで全員生き埋め。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Tzolk’in (CGE)・Merchant of Venus (FFG)をプレイしました。

人類滅亡予定日もつつがなく終わってしまいましたが、マヤ歴がテーマの話題の新作ツォルキン。1ラウンドごとにボードの中央の巨大な歯車が回転してコマが運ばれていくという、ちょっと他にないギミックが組み込まれたワーカープレースメントゲームです。置いたワーカーを放置プレイにして熟成すればするほど効果が大きくなるというシステムをうまく表現しています。リソース集めて技術に投資したり建物建てて特殊効果をもらったり、アグリコラっぽい食料供給システムもあったりで、基本的にはオーソドックスなリソースマネジメントです。2位。

続いて金星の商人を新版ルールで。やはり宇宙の広さ的にもプレイ時間的にも3人ベストな感じです。1位。全然負けてたんですがFuzzy Diceの一投分で勝ってしまいました。

石北臨貨

石北臨貨を撮りに北見方面に転戦しました。
通常冬期間は車では乗り入れられない146kmポスト地点ですが、材木伐採のためにきれいに除雪されています。いつまでこの状態かは分かりませんが。
道東らしい好天のはずだったのですが、通過時刻だけ猛吹雪に。めったに来れない厳冬期の常紋峠なのでこれはこれでよいかと。

宗谷本線ラッセル

稚内まで宗谷本線の排雪列車を撮りに行ってきました。
道北も今年は12月からどかんどかんと雪降ってるらしく、今日はいい感じに雪跳ねてくれました。天気が悪くて明るさが足りなかったですが、こればっかりは雪の量と排他なのでよほど運がいいか通い詰めるしかないでしょう。