M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
Tokaido (Funforge)・RoboRally (AH)・大怪獣コトバモドス(一年中未来)をプレイしました。

さっそくボザの東海道から。コレクターエディションで、全拡張入り+すべてのフィギュアが彩色済みです。
テーベの東方式の常に末尾のプレイヤーにアクション権があるシステムで、京都から江戸まで旅をします。普通逆じゃないかと思うのですが帰り道なんでしょうか。途中のチェックポイントである宿屋に全員が到着するまで強制ストップなのと、あまりすっ飛ばしても得しないシステムなので、基本的には団子状態でつかず離れずしながら進んでいきます。
途中のマスごとに固有の方法で得点獲得できるポイントサラダですが、同じマスには2人と入れないので、当然ながら人と被らないよう独自路線を行くのがよいはず。盤面の得点ではいい感じでしたが、最後にお土産のセットコレクションを清算したら大差負け。

ガーフィールドのロボラリー。プロット方式でロボットを動かして規定のチェックポイントを踏めば勝ちというゲーム。曲がりたい方向のカードが手札に来るとは限らなかったり、ボード上の障害物や他のロボットが邪魔になって混沌とした展開になります。ゲームの性質上、ある程度は人口密度多い方がもり上がると思います。ただスタート直後はそれなりに密集していても、人より先に華麗にチェックポイント踏めたプレイヤーはそれ以後は他のロボットが追いついて来る前に1人で進む傾向にあるため、だんだん相互作用が少なくなってくるような気がします。途中で追加装備カードを拾ってロボットを強化することができるのですが、あまり入手機会が豊富ではなく、ほとんど活用されないのもちょっともったいない。負け。

最後はコトバモドス。最大5人までのゲームですが、やはり全員に1回ずつ出題できる5人プレイがベストなんでしょうか。

ML.K 1月例会

札幌市北区民センターでML.Kの1月例会がありました。参加者7人。
リアル謎解きボードゲーム小謎いっぱい福袋 (ミスボドゲームズ)・Ticket to Ride: Rails & Sails (DoW)・The Manhattan Project: Energy Empire (Minion Games)・Pandemic: the Cure (Z-man)・Dominion (RGG)をプレイしました。

まずは人待ちで福袋。謎解き系でよくあるタイプの問題が13問入っていて、全部解くと最後のキーワードが分かるという仕掛けです。さすがに制限時間15分は短いと思います。クロスワードは全部解く必要はない理論で分からない問題は飛ばしていいところまで行ったような感じはするのですが、結局正解不明。と思ったのですがさっき思いついた答えを公式サイトの判定ページに入力したら正解でした。

卓分けして4人で乗車券レイル&セイル。単体プレイ可能な独立型拡張です。マップが世界地図になって、鉄道路線だけじゃなくて海路も駆使してルートを作っていきます。船と列車はコマも別々になっていて、ゲーム開始時に合計60個になるようにそれぞれいくつずつ用意するか決めておき、どっちも過不足なく使い切ることを目指します。初回プレイなので、船40列車20の推奨配分で後は手なりですが。予定のルートをブロックされたりして迂回を余儀なくされるととたんに足りなくなるので要注意です。世界地図で西端と東端つながっているので、地球反対に回って迂回できるなど見た目以上にルート取りの自由度があるのは好印象。列車カードは従来の6色に加えて、船と列車で別々のカードになっていて、必要なときに必要なカードが並んでいる確率減っていますが、ワイルドの機関車は列車の方にしかない代わりに、船の方には1枚で2コマ置けるカードが混じっているなど、陸路と海路の特徴づけもされていて、なかなかに考えどころの多い良作でした。勝ち。

エネルギー帝国を3人で。初期からワーカーが1人多い中国を選択。あたり前ですが、普通にプレイしやすい強国でした。初期資産に鉄があるので序盤に発電所を建設しやすいのもポイント高いです。今回はみんなエコ発電所に寄せたせいか、あまり汚染の蔓延しない展開でした。1点差負け。

パンデミックダイスゲームは拡張から役職と紫ダイスの変異種のみを投入。難易度は一番簡単な導入レベルで勝ち。もう少し難易度上げても大丈夫そう。

ドミニオンは全拡張に加えて基本セットと陰謀の2版で差し替えられたカードを投入。宰相とか泥棒とか、ポテンシャルはあるのですがイマイチ使いにくかったカードが調整された別カードになりました。とはいってもカードプールが多くて困るゲームではないので、普通に抜けたカードと一緒に混ぜてランダムに選ぶプレイしかしないと思います。2戦2敗。

終了後は移動して裏例会。参加者3人。Inhabit the Earth (R&D)をプレイしました。
世界の6大陸のそれぞれに自分の動物を配置してコースを進むレースゲームです。手札には1枚ごとに1種類の動物が書いてあるのですが、それをそのまま配置するのか、他の動物を強化するのに使うのか、アクションコストとして捨てるのか、移動に使うのかというように様々な使い方がある上に、それぞれ固有の特殊能力があったりで考えることが山ほどあります。カード補充した手番は補充だけで即終了になるなど、システム上の工夫はされているのですがそれでもダウンタイムは長め。このメーカーのゲームらしくどう打つと勝ちに近付いているのかよく分からない難敵です。慣れれば大陸間移動のルールをうまく使って有利な地形を渡り歩いたりできそうなのですが。勝ち。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
North American Railways (Spielworxx)・Oppai Go (Max Manga)・歴史悠久(Moaideas Game Design)・Ponzi Scheme (TMG)・American Railroads (HiG)をプレイしました。

ノースアメリカンレイルウェイズ。メーカー名とテーマから想像するよりもずいぶんと箱が小さいのに驚き、中身はほとんど小型のカードだけで二度驚愕するゲーム。とはいえカードを全部並べて1枚ずつ買っていくシステムで意外と場所取るため、このサイズで正解ではあるのですが。まずは会社の株買って会社の金庫に金を入れ、次に会社の金で全米各地の都市の駅を買って会社を成長させ、株券から配当をもらって再投資するという王道の鉄道ゲームです。セットアップ時点で将来買えるカードまですべて見えているので運要素は一切ないのですが、社長と同株数になった時点で即社長交代という意外なルールで思ったよりは悩ましい。都市カードは名前だけで接続関係とかは一切なく線路引いてる気がしないので鉄道ゲームっぽさはあまりありません。負け。

キックスターターのおっぱいGOは1人1キャラ持ってお互いに服を脱がしあうお色気ゲー。ライフポイントを衣服の残り枚数と呼んでいるだけで特に部位的な何かがあるわけではありませんが。システムはちょっと工夫していて、スタートプレイヤーからカードを1枚ずつカタン方式のターンオーバーで計2枚までプレイして、全部出てからすべてのカードをプレイされた逆順に解決します。カードは全12種しかないのですが、その中に攻撃カードあり防御カードありで順番のマジックで複雑な応酬がされるという仕組みで、意外とちゃんとしたゲームになっていると思います。勝ち。

歴史悠久はポンジスキームと同じデザイナー。カードを買って文明を発展させるスルージエイジズタイプのゲーム。ただ流れてくるカードを拾うのではなく、まず一度値つけをして、1順誰もその値段で買わなければ次の自分の番に買えるシステムで、うまく自分の番に良いカードが出ても買えるとは限らないジレンマを作っているところが独特です。この手のゲームは一通りカード覚えてからというところはありますが、農業系のカードが意外とレアなのが要注意点でしょうか。1点差負け。

ポンジスキーム。1手番にできる借金は1枚だけで最大でも2桁ドルしかないので、100ドル以上の利息を1回で払うことになるととたんに金策厳しくなります。遅かれ早かれ誰かは破産するので、償還がそれより後になるよううまく計画できればよいのかもしれませんが。いい感じに会社買い集めたターンに破産者が出て勝ち。

ロシアンレイルロードはアメリカンレイルロード拡張。今回は黒線路と技術タイルがテーマのようで、ロシアやドイツと比べるとクリームや白などの高級線路に手出さず黒線路だけでも高得点が狙えるようになっているようです。線路延ばしたときの特典で機関車が到達していることを要求するポイントが多いようで、列車買うのも重要そうです。オーソドックスなx2タイルと白線路作戦をとりましたが全くの不発。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
Avenue (Aporta Games)・Key to the City London (R&D)・Concordia (PD-Vertag)・Ponzi Scheme (TMG)・Hit Z Road (Space cowboy)をプレイしました。

まずはアヴェニューはドゥードゥルシティのリメイク。ダイスの代わりにカードを引いて道路を延ばします。ある程度予測がつくようになってゲーム性は向上しています。いろいろな建物も赤ブドウと白ブドウの2種類にすっきり簡略化されて、線路引きの面がより強調されるようになりました。負け。

ロンドンの街の鍵はキーフラワーのリメイク。基本システムはほとんど一緒ですが、タイルのアップグレードアクションが、別途アップグレード能力を持つタイルを起動するのではなく、直接アップグレードしたい建物を起動するようになりました。貴重なアップグレード能力の奪い合いになるとか、アップグレードで強化した自分の建物を早速他人に利用されたりする問題が解決し、箱庭ゲーとしてかなりやりたいようにプレイできるようになったと思います。第1ラウンドの競りで技術タイルを生産するタイルを2枚確保しましたが、技術タイルの袋引きの要素がなくなった上に全員技術タイルを好きな技術タイルと1対1交換する能力を最初から持っているので、あまり技術タイルの需要は高くなかったようです。新要素の6色のパイプラインを生むタイルの方が生産系としては優秀そう。負け。

コンコルディアは拡張のガリア・コルシカマップからガリア面でサルサ拡張入り。通常通り人1船1持ってスタートですが、この船1は大西洋岸の都市に家を置くまで使えず最初から使えるのは入植者1人だけ、という特殊ルール。後順で行き先の選択肢限られてるプレイヤーの不利度が上がるだけであまりゲーム的な利点はないように思いますが。序盤に塩とレンガしか出ない属州で塩都市に2人で置きあったのが良くなかったです。総督ボーナスでレンガしかもらえないのに手数使って塩プレゼントするわけにも行かずでどちらも塩生産せず何のために塩都市取ったのか分からない展開。5人中の2人なのでちゃんと相談して交互に塩生産すれば塩レンガの組み合わせでお互いどんな都市にも置き放題とちょうどよかったのでしょう。大敗。

1人減って4人でポンジスキームは投資詐欺がテーマのゲーム。コンポーネントの革財布がカッコいい。無一文からスタートしてとりあえず借金をする→誰か1人プレイヤーを指名してペーパーカンパニーを売ったり買ったりする→ベラボーな利息を払う、ただし元本返してないので借金は減らない→次の利息を払うために新たな借金をする、という自転車操業を繰り返すだけのゲームです。誰かが転んだらそこで終了、会社を一番たくさん建ててる人の勝ち。借金はカードごとに利息の返済期限が3~5ラウンド先に設定されているのですが、時々1ラウンド短縮されるので、3ラウンドの借金は見た目以上に高利なのでは思います。とはいうものの5ラウンド周期のは5ラウンド分蓄積された返済額そのものが多いのでダメージの絶対値が大きく、倒れさえしなければよし、という観点からはより厳しいというところもあります。思ったより早く脱落者出たので返済用に貯めてた資金を有効活用できず2位。

ワレスのヒットザロードはシカゴからロサンゼルスを目指すゾンビゲー。競りで遭遇カードを取り合って資源を集めたりゾンビと戦ったりというのを8ラウンド繰り返します。競りでがんばると資源が減り、競りで手抜くと凶悪なゾンビが襲ってくるという仕組みです。さすがワレスというところか、ゾンビゲーのくせに普通に面白いです。最後弾薬をケチって素手で単身ロサンゼルスへの突破を試みて運よく成功、ケチった弾薬の分のボーナスで何とか2位。

East-i

函館まで新幹線の検測車を見に行ってきました。
新幹線の検測は隔週くらいのペースで定期的に行なわれているらしいのですが、基本的に北海道に来るのは木曜日の昼ごろでなかなか見る機会なかったところ、年末年始でスケジュール変わったのか日曜に新函館まで来る日程で運行されました。
写真は旧知内駅に新しくできた展望塔から見た上り列車。青函トンネル札幌側坑口(正確には第1湯の里トンネル坑口)から第2湯の里トンネルまで、すっきりと見通すことができる新眺望点です。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
War of the Rose (Z-man)・Pandemic: the Cure (Z-man)をプレイしました。

Z-manのバラ戦争。バラ戦争らしく、貴族や都市や教会の支持を集めたりイギリスの官職についたりしながら、赤薔薇派白薔薇派に分かれて勢力争いをします。ローゼンケーニッヒくらい抽象化しないと、どう作ってもシンプルなゲームにはならないテーマですが、ドラフトとプロット方式とエリアマジョリティを組み合わせてわずか5ラウンドの驚くほど簡潔なシステムにまとめられています。
戦力ランダムに決めると白薔薇はエドワード4世、まあ誰であっても色以外には何も違いはないですし、同じ派閥でも勝つのは1人だけですが。順番決めで運よく最初にドラフトできる状態で引かれた12枚の中には貴族はソールズベリー伯ネヴィル1人だけ。キングメーカーウォリック伯ネヴィルの父親で、この手のゲームでは大抵強キャラの一人です。特にこのゲームの場合、移動と戦闘の両方ができるのは貴族だけなので、これを選ばない理由がなく優先的にピック。スコットランド国境の田舎スタートなのは思った以上のハンデで序盤は赤薔薇派が先行しますが、中盤やっとソールズベリー伯を南まで進軍させ、さらに本命のウォリック伯も獲得して一気に白薔薇有利に逆転します。最終ラウンドはさすがに混戦模様となりますが僅差勝ち。

パンデミックダイスゲームは拡張入り。役職が増えてたり、紫の病原菌が追加されたりしていますが、それごとに専用のダイスが用意されていてコンポーネントは充実しています。難易度は導入で2戦1勝。世界地図を6地域にまとめてしまうなどシステム的にはダイスの特徴をうまく活用した良ゲームとはいえ、一方で狭すぎて展開がワンパターン化しがちな面もありましたが、新しいシステムが増えた分また新たな気分で楽しめそうです。

T井氏宅ゲーム会

新年初ゲームはT井氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
ギャンブラー×ギャンブル(cosaic)・Keltis (KOSMOS)・The Manhattan Project: Energy Empire (Minion Games)・Shakespeare (Ystari)をプレイしました。

まずはSNEのギャンブラー×ギャンブル。全員0金か1金のカードを1枚ずつ伏せ出しして、場の合計金額を当てるゲームです。親はオープンで出さなければならない代わりに最後に±1だけ調整できますが、開ける前にどっちに調整するか決めなければならないので、そうそうヒットしません。ゲームの進行に伴い新しいキャラクターを買うことで、当たり目を増やしたり、2金や3金のカードを選択肢に加えたりできます。世間の期待値はあまり高くさそうですが、渋い心理戦のゲームです。唯一当たればサドンデス勝ちの4金君を買いましたが、絶好の機会に自分で調整した分で外してしまい、そのままビリ。

ケルトは拡張ボード。一直線の道が5本あるだけだった基本ボードと違い、ルートがまるで生命の樹のように交差しながら上に登るアミダくじ状になっていて、自分の現在位置によって必要な色が刻々と変わるようになったのと、ボーナスチップに無料で捨て札アクションが追加されたのとで、相当戦略性が上がっています。負け。

エネルギー帝国。国連への貢献度を上げるアクションではその国の得意分野とされる資源(例えばイラクなら石油とか)を要求されるのですが、国の違いは初期資産がちょっと違うだけで、それ以降の収入には全く影響しないので、序盤で国連に献上しなければならない資源の産出方法を確立できるとぐっと戦いやすくなります。カナダで必要資源は鉄と科学だったところで、緑の原子力委員会がまさにそのセットを産出してくれる建物だったので真っ先に取りました。以後順調にVP伸ばして勝ち。

イスタリのシェイクスピア。役者や裏方を雇って脚本と衣装と舞台セットを用意するゲームです。人材はどれも相当の給料を要求するのですが、最後に清算したときに払えればよし、というかそれ以外にゲーム中でお金使うことはほとんどないので、いざとなれば女王から4金もらえば何とかなりそうな気もします。給料1金で職人の性能を+1してくれる弟子と、給料3金で金のタイル購入権になる金細工職人がコストパフォーマンスよさそうに見えました。役者は固有能力大したことない割に給料が高く、無給のエキストラでも衣装さえ着せれば本職と同程度のパフォーマンスが出るので優先度高くなさそうです。舞台装置に全然投資できず最下位。勝利ボーダーと言われる20点目指すにはやっぱりどの分野も手は抜けなさそうなバランスでしょうか。

宗谷本線ラッセル

宗谷本線の排雪列車を撮りに行ってきました。
毎年毎年今年で最後かも、と言われながら例年通りDE15ラッセル車で走っています。
前日あたり札幌から旭川くらいまで、みぞれ混じりの重い雪だったのですが、稚内まで来るとサラサラのパウダースノーで景気よく飛ばしておりました。