M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Happy Hamster (Club Black)・Robinson Crusoe (Z-man)をプレイしました。

まずはハッピーハムスター。聞いたことないメーカーですが、国産の小箱のカードゲーム。北海道の会社だそうです。ハムスターになってひまわりの種を集めます。上家からババ抜きの要領でカードを1枚引き、夜カードなら1回休み、種カードならダイス判定で獲得チェック、一定数の種を集めれば勝ち、というゲームです。内容としては本当にただの坊主めくりでどこからカード引こうが勝ち負けには何の影響もありませんが、ここであえてババ抜き風にすることで何でもないところでニヤニヤしたり衝撃を受けたりできて謎の盛り上がりを見せます。ゲームが面白いかどうかは実はゲーム性とはちょっとベクトルの違うところにあるという好例。

ロビンソンクルーソーはシナリオ2。呪われた島から脱出するためには材木を集めて島中に十字架を建てて廻らなければならない、という話です。シナリオ1は材木を集めてキャンプファイアーのやぐらを組むシナリオだったので、何というかあまり違いがありません。このゲームに登場する資源は木と毛皮と食料の3種類だけで、そのうち食料は毎日バンバン消費するので、保存が効いて一定量の供給が見込める材木で何かするしか話作れなそうな気がしますがどうなんでしょうか。シナリオは他にもあるのでもう少し評価待った方がよいとは思いますが…

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Pandemic Legacy: Season 2 (Z-man/HJ)をプレイしました。

パンデミックレガシー・シーズン2、まずは0月の再プレイから始めて何事もなく成功したので本番プレイを開始。
まずは海上にある3つの開始都市に名前をつけるところから開始します。ニューヨーク沖はニューニューヨーク・地中海はニューカタン島・南大西洋はニュー新札幌と命名されました。
シーズン2ではゲーム開始時マップ上には大西洋沿岸地域しか見えていませんが、いくつかある世界の端から偵察することで新しい陸地が発見されて世界が広がっていく趣向です。広くなった土地にはシールを貼ってボードを上書きするのですが、貼るべきシールは向きも場所も決まっていて昔のどこぞのPCゲームのように架空の地形になったりはしません。
マップを見る限り明らかに北米・南米・欧州・中東・アフリカが未踏査地域なのですが、探検するためにはまず同色カード5枚を揃えてそこに基地を建ててから、再度同色4~5枚を揃えて偵察アクションを行う必要があるので、1回のプレイで同時に達成するのはかなり難しいです。勝利条件的にも地域を解放することそのものは複数ある勝利条件の一つであって必須ではないのですが、世界が広がらないと話進まないので、たとえ失敗するにしても月に1エリアをノルマにするくらいのペースで宿題を処理しておきたいところです。
0月○1月×○2月○3月××4月××5月×○で驚異の5連敗と惨憺たる結果でしたが、何とかこの先は持ち直しそう、といったところで中断。

観光列車モニターツアー臨

苦境のJR北海道を支援する試みの一つとして、観光列車の需要を探るモニター列車が運行されています。
今回は道東周遊3日間コースだそうで、キハ283に団体ヘッドマークを表示して帯広に向かって行きました。とりあえず千歳線は臨時北斗でよく使われるダイヤで来ていました。ダイヤは110km走行で引いてあるはずなので振り子の283持ち出さなくてもキハ183リゾート車両でいいんじゃないのと思いますが、車両繰りの都合か何かでしょうか。
ツアーは売れ行き好調だった模様ですが、単発ネタ列車で価格設定もお得となれば埋まるのは当たり前なので、これを何とか恒常的に運行して利益を出せるようにするのが路線存続のための課題になると思われます。

ニセコエクスプレスラストラン

JR北海道のリゾート列車ニセコエクスプレス車両が引退することになり、今週来週と札幌蘭越間を記念運行します。
写真は今日の往路を定番撮影地のワイス踏切で。SLかよってくらい人集まっていました。
バブル期に新規製造された一品ものの車両で、修理用部品の入手が困難になったための引退だそうです。足回りは他のNN183系気動車と同じで車体は苗穂工場製のはずですが、部品の製造をやめたのはどこの工場なんでしょうかねぇ。
一時期日ハムファイターズと提携してラッピング塗装だったのが、何年か前に原色の白一色に戻されて、それ以来先頭のヘッドマークは無地の白枠のまま走っていたと思うのですが、今日は昔のNisekoロゴに復元されていました。

ML.K 10月例会

札幌市北区民センターでML.Kの10月例会がありました。参加者5人。
Mountain of Madness (IELLO)・Pandemic Legacy: Season 2 (Z-man)・Gentes (Spielworxx)・Sticheln (AMIGO)・Half-Pint Heroes (Corax Games)・ギリギリカレー(EJIN研究所)をプレイしました。

まずは3人で狂気山脈。HJの日本語版です。一見クトゥルフものの協力ゲームかな、と思わせて全くその通りなのですが、このゲームのキモは狂気カードとして配られた狂人の演技を実際にプレイヤーがやらなければならないところ。これがうまくコミュニケーションを阻害するようにできているので、ゲームシステム上の難易度は大したことないのに進行に伴なってだんだんとミスが積み重なってうまく行かなくなるようになっています。狂人の真似とて大路を走らば即ち狂人なりと言いますが、リアルのプレイヤーのSAN値削ってくるゲームです。
どうせ終盤の都市エリアと山頂から脱出路は寄り道できる構造になっていないので、序盤の海岸エリアをくまなく回って十分な準備を整えてから登山を始めて一気に直攀するのがよさそうです。中腹の山岳エリアに時間かけすぎて負傷取りすぎ負け。

待望のパンデミックレガシーシーズン2もHJの日本語版。前作と同じく1月から12月までの12本のシナリオを連続プレイするのですが、今回は練習シナリオとしてレガシー要素なしの0月から始まります。前作は本家パンデミックとほとんど同じシステムでしたが、今回は病原菌もとりあえずは1種類しか出てこないとか大きく変わっているので、この0月で変更点に慣れてくれ、という話のようです。面子も揃ってないので0月を1回だけプレイ。大西洋岸に限られた狭い世界でどんどん減っていく物資をピックアップ&デリバリーするゲームになっていましたが、中身がパンデミックシステムなのは変わっていませんでした。無事成功。

箱絵にずいぶん枝ぶりのよい大樹が描かれていると思ったら街の絵だったジェンテス。自分の国の人口を増やしたり建物建てたりします。見ためポイント制のアクション選択システムですが、タイルの早取り要素があって本質的にはワーカープレースメントです。特徴は次のターンのワーカーを前借りするシステム。ゲーム内では砂時計マーカーで表されているのですが、要するにワーカーを2倍働かせる代わりに次のラウンドは1回休みにする仕組みです。ここぞというときにはこれをうまく使ってラッシュをかけろということなんでしょうか。1人だけ100点に届かない大敗。国力のベースになるのは人口なので、自分専用の人雇うアクションを供給してくれる建物が強そうです。

1人増えてスティッヒルン。いつのまにか版が代わって洒落た絵柄になっていますが、対応人数が減って別ゲームのハットトリックで遊べなくなった劣化版だとか。人増えたのとカード2枚くっついてた事件のためノーゲームで途中終了。

1人増えてハーフポイントヒーローは自分の取れるトリック数を宣言するビッド系のトリックテイク。ただし、トリックテイク部分はテキサスホールデムポーカーで何枚でも好きに出して場札と合わせて強い役作った人の勝ちという変則システム。6連続宣言達成勝ち。

ギリギリカレーは闇鍋でカレーを作ったのを1鍋掴んでグっと食するゲーム。1ラウンドだけのコロレットを複雑にしたような感じです。2番目に無難そうな鍋を取って抜けましたが、見た目通りのほどほどの点にしかならず。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Villages of Valeria (Daily Magic Games)・Anachrony (Mindclash Games)・Codenames (CGE)をプレイしました。

まずは人待ち3人でヴィレッジオブヴァレリア。プエルトリコみたいに親が選んだアクションを全員が実行して自分の箱庭を作るのですが、親だけちょっと得するタイプのアクション選択のカードゲーム。特定の種類のアクションに付随して追加効果を出す建物が多く、これが他人をフォローしたときも常に発動するので、計画的に建築を進めていくと下手な親よりよく回転するようになるなど、ただの劣化プエルトリコというわけではありません。手なりで打って特に何が良かったのか分かりませんが最後計算したら勝ってました。

1人増えて4人でフィギュアがごろごろ入ってるアナクロニー。ただし拡張も一緒に買わないとフィギュアついてこないそうです。近々隕石が落ちてくるので、資源集めたり建物たてたりしながらそれまでにシェルターに逃げ込めるように準備するというSFゲーム。
特徴的なのが借金システムで、毎ラウンド資源やワーカーなどを2個まで借りられる上に利息もつかないのですが、返済はタイムマシンに乗って借りた時点に戻って借りたものをそっくりそのまま返さなければなりません。資源だと途中で消費してしまうのでちょっと分かりにくいですが、ワーカーAさんを未来の自分から借りたとすると、そのワーカーAさんはしばらく自分の手元で働いた後、未来のどこかの時点でタイムマシンで過去の自分に送りつけられることになります。このワーカーAさんは生まれた記憶もないのに定期的にタイムマシンに乗って過去に戻って永久に働き続けるわけです。SF用語でこういうのを存在の環と言いますが、一見タイムパラドックスっぽいけど論理的な不整合はなく、でも何かダマされた気分になります。もっともゲーム内ではこの不条理を特に深く考察することもなく、単純に借金しすぎると時々ランダムにペナルティが降ってくるだけですが。
ゲームシステム的には普通のワーカープレースメントで、資源を集めたり、建物建てて自分の専用のアクションマス作ったり、技術開発したりします。個人ボードのアクションはワーカーだけで起動しますが、共通ボードのアクションはフィギュアのロボットとワーカーをペアで使わなければならないとか、ワーカー数と資源のやりくりに悩む系のゲームです。
今回は拡張モジュールからパイオニアオブニューアースを導入しました。ロボット強化したりシステム相手に戦闘して報酬もらったりできます。基本ルールだけだと共通ボードのアクションマスが数足りない感じなので、何がしかの拡張モジュールは入れた方がよさそうです。
1人だけ超技術を2つも開発するなどいい感じに進められましたが1点差負け。

最後はコードネーム。ドイツゲーム賞2016ミニ拡張セットに入っていたボードゲームとゲームデザイナーの名前セットのうちボードゲーム面をプレイ。ボードゲームの名前ばっかり25個並びますが、下手にワーカープレースとか言ってしまうとたくさんヒットしてしまうので難易度高いです。2戦2敗。

真狩温泉合宿

真狩温泉まで泊まりでゲーム合宿に行ってきました。参加者4人。
と言ってもゲームがメインというわけではないので、プレイしたのはTyrants of the Underdark (Gale Force Nine)・Big Bang (同人)だけでした。

真狩温泉は羊蹄山がよく見える絶好のロケーションの露天風呂が有名な源泉かけ流し。天気もよく、十分に風景を堪能できました。覗き見防止のための生垣で囲まれてるので漬かると山は見えませんが。ここ数日で急に気温下がったせいか、露天風呂はちょっと湯がぬるかったです。

アンダーダークの暴君たち。今回は初手で密偵送るカードを取れたので、バンバン密偵放って仕事しようかと思ったのですが、自分の点が全然取れておらず最下位。前回と同様の1強3弱の結果でしたが、仕事して止められる相手はせいぜい1人で、カード構成的に仕事しようにもできない人が出てくるので、構造的にプレイヤー間でバランス取りあうよりは無駄なく駆け抜ける方が早そうです。また、圧縮系のカードの登場率が高いのですが、購入数に制限がないことから初手に取れないとデッキがもの凄いで育ってしまい割と間に合いません。圧縮できそうならお金買ってデッキの質を上げたものを高回転させ、圧縮できなさそうなら盤面で勝負できるよう武力優先で買って常に安定した戦力を出せるように方がよいと思います。
鍋の後は星矢。2戦1勝。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Exit (KOSMOS)・Wasteland Express Delivery Service (Pandasaurus Games)・Café Melange (Clicker Spiele)・Tyrants of the Underdark (Gale Force Nine)をプレイしました。

まずは脱出:ザ・ゲーム荒れはてた小屋。原題直訳ではあるのですが微妙な邦題な気が。
1回しかプレイできない謎解きゲームです、破ったりなんだりすると書いていますが、このシナリオでは一部のカードで切り取ったり書き込みしたりした方が解き易いという程度で、パンデミックレガシーのように単に箱に戻せばいいだけなのに破棄しろとか言われることはありません。
アンロックと似た感じで、謎カードが何枚か引かれてそのパズルを解くたびに次の謎カードが出てくる仕組みで、一度解いた謎のカードは紛らわしくないよう以後は絶対に使わないと明記されています。アンロックと違ってアプリは使わず、回答もヒントもカード化されていて電源もスマホも必要ない親切設計です。
全くもって良くできたパズルゲームで難易度も適切であろうと思いますが、こうも謎解きゲームが流行してしまうとボードゲームというコンポーネントの制約の範囲内でできるアイディアは出尽くした感じで、新鮮な驚きよりも既視感を強く感じてしまうのは後発の不利なところでしょうか。
ヒント1回60分をやや超過で☆7 (確か10段階くらい?)の評価でした。

やたら箱デカく内容物もギッシリの荒地の配送屋。北斗の拳というかマッドマックスのアフターホロコーストものの世界観でトラックを駆って運び屋をするピック&デリバリー。中立のトラックを襲って(世界観の割にはプレイヤー間戦闘はないです)積荷を奪ったり自分のトラックを改造して強化したりもできます。要はガワを変えただけで本質的には運要素強めの海賊ゲームですが、魅力的なテーマで十分にプレイして楽しい作品に仕上がっています。負け。

カフェ・メランジェはオーストリアかどこかのレストランで席取りをするゲームなのですが、システム的には少し前に流行った量子人狼みたいな確率収束ゲームです。各座席には座席の色・テーブルの色・テーブルの形状の3要素が設定されていて、各要素に対応したカードを手札として持ちます。自分の手からカードをプレイすると要素を1つずつ確定させることができます。3要素すべてを確定させると自動的に席が決まるのですが、ゲームが進行するにつれて選択肢が減っていくので、より少ない情報でも可能性のある席が1つになるとそこで席を確定できたりします。手数を節約しつつ効率的に良い席を獲得していくゲームです。序盤のふんわり感から終盤の詰め将棋的にカチカチ計算していく展開の差が熱いです。ラス手番にうまく大量の席を確定させて1点差勝ち。

アンダーダークの暴君たちはD&Dの世界観らしいデッキ構築ゲーム。Clank!っぽいボードがついてきていますが、このゲームではここで陣取りをします。この手のゲームらしくカードからはお金と武力が出て、お金で新しいカードを買い、武力はボード上の陣取りに使います。デッキ構築部分はアセンションシステムですが売れ残りが流れるルールはありません。システム上どうしても自分の番で自分の前に強いカードが売りに出されるのを祈るゲームではあるのですが、陣取り部分は普通に直接攻撃なのでそこで頑張ってプレイヤー間でバランス取ることになります。殴りたいときに殴りたい相手を殴れないとバランス調整もへったくれもないので、進出先は慎重に選ぶべきで、共通アクションでは出せないスパイを出せるカードを早いタイミングで取ることにも気をつけた方がよいようです。負け。ボードが固定なのがちょっとあれですが、カードセットは適宜差し替えられるようになっていてリプレイ性は高そうです。

雨宮21号DL同時運行

やっと臨貨を撮り終えたので、昨日に引き続き丸瀬布いこいの森に来ました。
今日はSL雨宮21号と旧鶴居村営軌道のDLの同時運行が行なわれました。
例年の同時運行ではSLが通常とは逆回り、DLは正回りで運転して、機関庫そばの側線を利用してすれ違っていたようですが、今年はどちらも逆回りでDLがSLの後ろをつかず離れずの距離で追走し、機関庫そばの側線で分かれて並走するという形態でした。閉塞区間とはいったい。

石北臨貨

常紋峠が紅葉のピークなようなので、石北臨貨を撮りに行ってきました。
通常8:20ごろ通過の146キロポスト地点ですが、今日は待てど暮せどさっぱり来ません。
どうやら福島の地震の影響で最初から遅れていたそうです。貨物の遅れは普通はJR貨のHP等で公表されるのですが、特に何もなし。玉ねぎしか載らない石北臨貨は事実上JA北見の貸切便のため一般には発表しないようです。
結局3時間遅れの11:50ごろ146kpを通過。ダイヤグラム上にのみ存在していて普段は運行のない8073レのダイヤで途中まで来て、遠軽の長時間停車を短縮して少し早めの隠しダイヤに乗って来た模様です。
146kpは少し遅れた方が光線状態良くなるのですが、今日はちょうど来た瞬間に曇りました。