M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Mansions of Madness (FFG)・Professor Evil and The Citadel of Time (Funforge)をプレイしました。

マンション・オブ・マッドネス2版。拡張セット「境界を越えて」入り。
未訳拡張のコンポーネントもアプリ上でチェックをつけておけば自動的に組み込まれますが、それ由来のアイテムは当然アプリ上では和訳されてないわけで、シナリオのキーアイテムではないことが丸わかりなのが欠点。
アプリの日本語訳はかなり残念な品質で、何かゲーム中の「壁」の語が全部「壁トークン」になっています。確かにコンポーネントには壁トークンはあるのですが、普通に壁のこと指してる記述まで謎に壁トークンにされています。極めつけは、エンディングのナレーションで成功と失敗時のパターンが入れ替わっているところ。おそらくは音声が誤りで表示されている文章の方が正と思われます。
今回和訳されたシナリオは2本で、アプリの特性を生かしたマップギミック系のハック&スラッシュと、戦闘のほとんどない推理系という正反対の構成。ゴリ押しできる前者と比べると、後者の方が表記上の難易度は低いのですが、告発は時間制限つきの1発勝負で実際にはちょっと難しいと思いました。

プロフェッサーイビル・アンド・ザシタデルオブタイムは悪の秘密基地に侵入してお宝を盗み出す協力ゲーム。プロフェッサーイビルはドクターラッキーよろしく基地の中を気ままに歩き回るので、その行き先をうまくかわしつつアクションポイントシステムで移動したり罠解除したりキャラクターの特殊能力活用したりします。お宝にはそれぞれ時間制限がついているので、盗み出す対象とあきらめるものをうまく区別しつつプロフェッサーイビルと競争するスピード感のあるゲームでした。初回プレイ向けの簡単モードで勝ち。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
The Voyages of Marco Polo (HiG)・Reworld (eggertspiele)・Nations: the Dice Game (Lautapelit.fi)をプレイしました。

マルコポーロはヴェネツィア拡張入り。ヴェネツィアボードが追加されたのが目を引きますが、他にもキャラクターとか各種カードとかタイルとかも増えています。せっかくのヴェネツィアボードですが、3人プレイだともともとアクションマスが足りなくて困るということはあまりないので選択肢が増えたことによるバランス改善的な効果はあまり感じられません。ヴェネツィアそのものはダイス1個で交易所を1軒建てられる強力な行動なので、基本的に終了までには全部建てる勢いなのが前提っぽいです。
せっかくなので拡張のキャラクターだけから選択してプレイ。配置済みのダイスを除去してから自分のを置ける君を選びましたが、ダイス目しょぼいと普通に金払って置いても別に大したことないのでイマイチ生かせません。強いは強いのでしょうが、大都市のアクションマスで連打できるのを早期に押さえる必要がありそう。負け。

リワールドはクラマーとキスリングの新作。前半後半の2部構成で、前半はカードプレイでタイルをピックして自分の移民船団を編成し、後半でその移民船団タイルを1枚ずつ使って植民していきます。
おおまかには前半に取った逆順で後半をプレイしていかなければならないので、ルミ+的な計画性が要求されます。後半戦では早い者勝ちシステムのボーナス点がたくさん用意されているので、前半でタイルの枚数を取りすぎて出足が遅くなると意外と点が伸びないので注意が必要です。勝ってはいなかったんですが、キングメーカー効果で勝ち。

ネイションズダイスゲームはアンレスト拡張入り。基本ルールではどの国も性能一緒だったのですが、固有の能力を持った4色8国が追加されました。こうして見ると、基本の4国も元のネイションズみたいに固有能力持ったB面が欲しかったと思います。
また、新たに緑ダイスが追加されました。緑ダイスはどの面も何がしかの資源を2つずつ生む高効率なダイスなのですが、1面だけゲームタイトルを表した暴動面になっていて、それが出ると1手番強制リロールというハイリスクハイリターンなダイスです。というのがデザイナーの意図なのでしょうが、従来の赤青黄の上級ダイスでも普通に2つ以上の資源が出るので、緑ダイスならではのリスクに見あった効果があるとは言えず赤青黄より優先して取るほどの必要は感じられません。
ラス番で最初に国選べたのでバイキングにしましたが、初期から持っているリロール即行動チットと緑ダイスは相性良くなかったです。負け。

えべおつ温泉

江部乙温泉に行ってきました。
国道12号の滝川を過ぎて旭川に向かう途中の廃屋じみた納屋の屋根によく目立つ巨大な看板が掲げられているのですが、そこからずいぶん離れた江部乙駅前にあります。まあ看板に書いてある通りではあるのですが。
小さな駅前旅館です。中に入っていかにも増築した結果の低い天井と不自然な段差を下りてお風呂に向かうと、脱衣所の前にはなぜか土の標本が掲示されています。
タイル張りの浴場は長年の湯の花がこびりついて茶色く変色しています。洗い場も固定式のシャワーとケロリン桶といかにも年季が入っています。浴槽はどれも小ぶりなサイズですが、18℃・30℃・40℃・44℃と各種取り揃えられています。熱いのと温いのに交互に入るとちょうどよいです。白濁した濃厚な湯で、すべすべ感があります。露天はありません。

データ
住所:滝川市江部乙町西12丁目
料金:500円
時間:9:30~23:00(月13:00~23:00)
加水なし・加温あり・循環なし・消毒なし
コインロッカー有料50円

宗谷本線ラッセル

宗谷本線のラッセル車を撮りに行ってきました。
和寒~東六線間の平地は夕日をバックに北上するラッセルを撮れる名撮影地として有名なのですが、今年のダイヤは普通列車とのすれ違いの都合でかなり遅くなってしまい、シーズン中はほとんど日没後の通過になっています。
3月上旬まで待てば日没に何とか間に合いそうと見ていたのですが、都合よく週末に晴れ予報が来たので出撃。特急宗谷がキハ183ノースレインボー車両の代走になって遅れたあおりでラッセルも遅れるかと思ったらほぼ定時で通過、さすがに雪撥ねはありませんが絶好の光線状態でした。
ここまで条件良い日はそうないと思うのですが、他の撮影者はゼロ。皆さん石北本線の特急大雪に入ったキハ183スラント車か、函館本線のH100形試運転を撮りに行かれたようです。

石北本線ラッセル

前回は全然除雪してくれなかったので石北本線ラッセルに再挑戦です。
場所は同じく愛別の小春トンネル近辺。
積雪量的にはちょっと物足りないのですが、複線型で全部一方向に跳ねるのでそこそこ掻いているように見えます。これで天気さえ良ければといったところですが、晴れたり曇ったりという天気が通過時のみ猛吹雪に。

妹背牛温泉ペペル

妹背牛温泉に行ってきました。
役場の隣に日帰り温泉とかすごいですが、加水加温循環消毒なしの完全かけ流しという贅沢な施設です。
なのですが浴室入ると塩素臭がします。内湯に2槽あるジャグジーが温泉じゃなくて消毒しているためのようです。
内湯主浴槽と露天に1槽ずつ温泉があり、こちらは十分な広さ深さでじゃぶじゃぶと注がれ、そのまま浴槽へりからオーバーフローしています。色は無色透明で匂いもありませんが、吐水口まわりには温泉成分が付着しています。
湯温は熱くもなくぬるくもなくほどよい感じ。露天の方がやや熱めでしょうか。広びろとのんびりあったまれます。休憩所も広いです。

データ
住所:妹背牛町字妹背牛5208-1
料金:500円
時間:10:00~22:00(無休)
加水なし・加温なし・循環なし・消毒なし

ML.K 2月例会

札幌市北区民センターでML.Kの2月例会がありました。参加者7人。
Altiplano (dlp games)・Azul (Plan B Games/HJ)・Café Melange (Clicker Spiele)をプレイしました。

まずは5人でアルティプラーノ。オルレアンを改良したようなシステムで、袋からチットを引いてその組み合わせでアクションをします。作者は同じです。
オルレアンとの一番の違いは、アクションをするにはチットを揃えることに加えて、自分のポーンをアクションマスまで移動させる必要があるところ。ポーンの移動には袋から引いてくる食料チットを使用するので、建物による追加アクションをうまく同種で揃えて同じアクションマスで重ねがけできるようにしておけば移動が必要なくなって食料チットを節約できる、ということのようで、あからさまに特化型を優遇するシステムです。
全員に平等に配られる初期ボードのアクションではどう頑張っても高価値の商品チットは手に入らないようになっていて、良い建物買ってできるアクションの種類を増やさないとなかなか得点伸びないようなっているとか、圧縮したチット置き場は各個人に専用のボードが用意されていて早い者勝ち要素はかなり削られたとか、オルレアンとはかなりプレイ感変えてきています。その効果か、プレイして自分の箱庭が進んでいくのを見るのはかなり楽しくなっています。バランス的にはカカオが様々な高得点商品と交換できて非常に強力なのにカカオを入手できるのは数少ないカカオ生産設備を買えたプレイヤーだけとか、ちゃんと計算されてるのか不安なところもあります。まあオルレアンも拡張でいろいろバランス調整頑張っていたので、そういうデザイナーなのでしょう。
初期手札の役割タイルで食料で木がもらえる人だったので、材木を増やして、道路を伸ばしてチット数増やしつつ丸木船でレア商品ゲット作戦。建物を建てずとも好きな商品をゲットできる良作戦と思ったのですが、丸木船では各種1個ずつしか取れないので、強力なカカオを複数運用されると全く歯が立ちませんでした。

4人で今世紀最もインスタ映えすると噂のアズール。5色の石をピックしてうまく色が重ならないように並べていきます。石の数が足りないと得点化できず、逆に同じ色の石取りすぎると溢れてマイナス点なので、下家を邪魔するように取り難い石が残るようにピックするのが重要そうです。連鎖が長くなるごとに得点高くなるのと、上の段の石から順に得点を計算するルールのため、上から2段めと3段めあたりから先に埋めるように打っていくと効率良さそうです。1段めと5段めから先に埋め始めて中段を残してしまうと全く連鎖しないので要注意。負け。

4人でカフェメランジェ。マイナス点のVIPが来たテーブルをうまく避けることができた分で勝ち。

終了後は移動して裏例会。Nusfjord (Mayfair)をプレイしました。参加者3人。
メイフェア潰れてしまいましたが、ローゼンベルグのヌースフィヨルドです。北欧のどこだかで魚を釣ってお金を稼ぎます。ワーカープレースメントなのはいつも通りとして、今回は食料供給がほとんどないとか、資源は材木と魚しかないとか、株券の要素が入ってるとか、今までにないシステムなのですが、プレイ感は意外なほどアグリコラです。1つ1つのアクションマスの行動がシンプルなのと、総ラウンド数が少なくて気がつくと終盤なのが共通点でしょうか。
無料で船をアップグレードしてくれる港長が強そうだったのですが、当然ながらアップグレード前の船は返却するので手数の割には漁獲量増えずイマイチでした。負け。食料供給義務がないのでドはまりすることはないのですが、建物や長老の効果でアクションの効率を上げる以外に他プレイヤーに差をつけるところがないので、次こそはもっとうまくやろうという気になる好ゲームです。

こうしんの湯

札幌市内の銭湯、こうしんの湯に行ってきました。
新道から少し市街地に入ったところにあります。
温泉ではありませんが、露天に浴槽が2つあって人工炭酸泉と薬湯になっています。
炭酸泉の方はちょっとぬるめの湯で尋常じゃない泡つきです。薬湯の方は赤く色づいた熱めの湯で何だか良く分からない薬品臭もします。効きそうな匂いではあるのですが、炭酸泉と薬湯が並んでるので炭酸泉の方まで匂いが漂ってくるのはちょっと閉口です。
内湯の方もそれほど熱くはなかったです。
土曜日の午前中ですがかなり混んでいました。繁盛してて結構なことですが。

データ
住所:札幌市東区北30東19
料金:440円
時間:12:00~23:00(土日祝10:00~23:00)
温泉ではありません
シャンプーボディソープなし

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Indulgence (Restorarion Games)・Trans Atlantic (PD-Verlag)・Bios: Megafauna (SMG)・Fabled Fruit (2F/アークライト)をプレイしました。

まずはインダルジェンス。ドラゴンマスターのリメイクです。テーマはルネサンス期のイタリアで免罪符を求める貴族の争いに変わってますが、箱絵とかコンポーネントはなるべく旧版の雰囲気残そうとしています。システムは調整されて、若干マイルドになっているでしょうか。旧版では1枚しかないドラゴンカードが配られた1人だけにパワープレイの権利がありましたが、新版では全員にパワープレイを宣言する権利が回ってきて、パワープレイを宣言したプレイヤーにドラゴンカード相当の指輪が与えられます。配り運の要素が少し減って作戦立てやすくなりました。勝ち。

ゲルツのトランスアトランティックはマップのないコンコルディアといった雰囲気のゲーム。コンコルディアのカードプレイシステムで、船を建造して航路に就役させ、運行収益でまた新しい船を買うというのを繰り返します。
航路はどれも特に違いはないので後番プレイヤーが雪隠詰めになる心配はなくなりました。最初の1順で初手番プレイヤーのアクションを他の全員がコピーするところはコンコルディアと一緒ですが。コンコルディアシステムの弱点の、手札回収アクションのとき1回休みでルール上全員平等とはいえ一手損した感がすごいところは、手札回収アクションとカード購入アクションが一緒になって、かつ買ったカードを即プレイ可能なように変更され、全く通常の手番と同じにプレイできるようになりました。コンコルディアと違って買ったカードは直接は勝利得点にはならず、回収を我慢すると別のボーナスがもらえるようにしてバランスを取っています。総じてコンコルディアの不満点をうまく解消していると思います。
船の数がそのまま収入と得点の源泉になっているので、安い船でよいので1隻でも多く買うのがよさそうです。そうなってくると、選択ルールの社長バリアントを入れた方が各船のパラメーターの違いによるゲーム上の効果が出てきて良いように思います。負け。

バイオス:メガファウナは2版。動物を進化させつつ繁殖を繰り返して生息域を広げるゲームなのは変わりませんが、アメリカ大陸だけだった初版から、2版は舞台が全世界に広がりました。といっても我々が知ってる世界地図ではなく、地殻変動で地形がダイナミックに変わります。初版では植物など食物連鎖の最底辺のエサにも様々な種類があって、適切な遺伝子を持ってないと何も食べられなかったのですが、2版ではとりあえず競合のない草食動物なら手ぶらで生きていけるようになり、ずっと生存条件が緩和されました。小さなコロニーから徐々に生息地域を広げて他の種に出会って競合したり肉食化したりする、このゲームが元々目的としていたと思われるメカニズムに進むストーリーをなぞりやすくなっています。とはいっても、せっかく育てた動物がイベントであっさり絶滅する賽の河原ゲーなところは相変わらずですが。負け。

最後はフルーツジュース。かなり先のカードまで進みました。みんなが便利に使っていたアクションが消えるごとに劇的にゲームの雰囲気が変わるところがすごいです。4戦2勝。