K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
History of the World (Z-man/アークライト)・Monuments (ABACUSSPIELE)・Ganz schön clever (Schmidt)をプレイしました。

まずは日本語版が出たばかりのヒストリー・オブ・ザ・ワールド。前作A Brief History of the World (Ragnar Brothers)からさらに1時代減って全5時代になりました。各時代の帝国数は7から8に増えたので、フルメンバーの6人でプレイしても1/4の国は抜ける計算です。今回は4人プレイなので使用する国は実質半分、実際ローマやモンゴルなどの中盤の大国が全然出なかったのですが、それなりに盤上の混雑感はありました。ABHotWと同じマップで、エリアの区切りが荒いせいでしょうか。AH版からずっとHokkaidoとHonshuだった日本列島はなぜかアイヌモシリと倭に改名されてます。これは日本版だけの独自改変で英語版は昔のままです。センスがないのに余計なことするアークライトの悪い癖が出たようです。
その他のルールの変更点は、ボーナストークンがなくなった、イベントカードの使用コストがなくなった、小帝国カード以外のイベントカードの使用時代制限がなくなった、オーバーランがなくなった、一部の帝国はキャラバンの特殊能力で侵入不可地形を(あたかも海域のように)通過できるようになった、といったあたりでしょうか。ABHotWで追加された分かりにくかったルールをバッサリ削除して基本に返って調整がんばった感じです。
コンポーネントは大幅にクオリティアップしています。カードが読みやすくなり、そして何より戦力コマが転がらなくなりました。この改善だけでもマストバイと言っていいでしょう。小さいですがマップ上の得点表もちゃんと復活しています。
序盤からいい感じに得点を重ねて時代3終了時点でトップ。そこからインカ=アステカ→ドイツのコンボで最下位に沈みました。

モニュメントはカードプレイで12種のモニュメントを建てるセットコレクションとエリアマジョリティのゲーム。モニュメントの建設は早い者勝ちで同じカードを複数揃える必要があるので、初期手札と序盤の引きがバラバラだと立ち上がりで非常に苦労します。最終盤に無造作にカード引きすぎてトップが簡単に終了トリガー引けるようにしてしまい、トップ以外全員-12点の罰符を食らった上でさらに最下位という体たらく。

ガンシュンクレバーは最近流行りの紙ペンゲーム。ダイスをごろごろ振って1個ずつピックして記録用紙のマス目を埋めていく割とオーソドックスなシステム。1ジャンルに注力することで得点効率が上がっていくよくあるタイプですが、最後に一番手を抜いたジャンルの得点を基準にボーナスが発生するので、ある程度は均等に伸ばす必要があります。勝ち。

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