てしお温泉 夕映

手塩温泉に行ってきました。
天塩川の河口近くに立派な建物があります。国道側からは看板も何も出ていないですが、1回曲がって真っすぐ進むだけ、港の方に迂回する必要はないです。
ここの温泉は異様なアンモニア臭で有名です。循環させているらしいのですが、まったく薄まることなく浴場全体がかなりキツい臭気で満たされています。湯は真っ黒で一見モール系ですが、分析書では腐植質ゼロですし、由来としても石油掘ってて出た温泉だそうなので違うようです。
内湯に3槽のうち2槽が温泉で高温・中温とどちらもほどよい温度です。本当は露天もあるのですが、工事のため閉鎖中でした。浴場2階にある構造なので見晴しはよいはずです。

データ
住所:天塩町サラキシ5807
料金:500円
時間:11:00~22:00(無休)
加水なし・加温あり・循環あり・消毒あり

増毛駅

改築された増毛駅を見に行ってきました。
本棟が留萌方面に増築され、トイレ棟の外壁が本棟と共通の下見板張り壁になって、後は屋根と壁が全体的に塗り直されました。ずいぶんと美しくなりましたが、いかにも昭和の遺構感のあった建物からちょっと小綺麗になりすぎた風でもあります。
本棟の増築部分は留萌本線の写真展に使われていました。
廃止された鉄道駅にお金かけるのはどうなの、というか廃止される前にかければよかったのではと思わなくもないですが、観光拠点として永く活用されるとよいと思います。
ここで売ってるタコザンギが絶品で、旅の途中いちょいとつまむのにも丁度よいのでお勧めです。

ながぬま温泉

長沼温泉に行ってきました。
浴場はいかにも増築した風な段差のある構造です。大きな浴槽が2つと小浴槽2つ、露天1となっています。広いのですが客も多いのでちょっと混み感はありますが。
この大きな浴槽に濃厚な食塩泉がふんだんにかけ流されています。湯は淡黄色透明でよくある化石海水系ですが、源泉温度が高いので、加温せずに熱交換で冷ましているだけというのがすばらしい。

データ
住所:長沼町東6線北4
料金:600円
時間:9:00~22:00(無休)
加水なし・加温なし・循環なし・消毒なし

豊浦温泉しおさい

豊浦温泉に行ってきました。
漁港のそばにやたら大きな建物があり、おそらく町一番の巨大建築物でしょう。

浴槽は内湯3・露天1、内湯の低温湯以外は加温されています。低温湯はちょっとぬるく、中温湯がちょっと熱いかなといったところ。成分分析書では動力揚湯で湧出量は測定不能との記述ですが、湯量豊富と見え、ざぶざぶと注がれる湯がオーバーフローしています。露天だけなぜか吐水口と排水溝が浴槽の同じ辺に並んで設置されていて、注いだ湯がダイレクトに捨てられる構造で、設計ミスでは?と思わなくもありません。湯は黄褐色透明。

データ
住所:豊浦町字浜町109
料金:500円
時間:10:00~21:00(無休)
加水なし・加温あり・循環なし・消毒あり

四季島

石北本線の玉ねぎ臨も夏季運休に入るなど、農産物輸送の貨物列車が減る時期になったせいか、JR東日本のクルーズ列車の北海道への乗り入れが再開されています。
平日にしか来ないのでなかなか撮影機会ないのですが、定番の有珠山バックで。
PMなんちゃらのせいで山も霞みがちです。

北海道新幹線

せっかく函館まで来たので帰る前に新幹線も1枚撮ってきました。
万太郎トンネルの木古内側坑口です。
撮影ポイントとして有名なのは函館側なのに対して、JR北の公式写真とかでも使われるアングルです。開業直後に反対側も同じように撮れるよと聞いたまま機会がなかったのを思い出して来てみました。
架線柱が多く勾配票と保守用の階段が邪魔なのと防音壁が高いので、後追いの方がすっきり撮れそうな雰囲気です。

谷地頭温泉

函館は谷地頭温泉に行ってきました。
もともと市営の温泉銭湯だったところ、20年くらい前に改築されてスパ銭並みにどどーんと大きくなった後、経営が悪化して5年くらい前に民間に売却されています。建物は変わっておらず入口の題字から市営の2字を消した程度で中の雰囲気は変わらず続いています。

ここはとにかく広く、100人来ても大丈夫な数の洗い場と巨大な浴槽が特徴です。シャワーが固定式だったりとさすがに古さは否めません。浴槽は内湯3・露天1。こちらも広さは十分です。温度は高め。黄色の不透明な湯です。加水しているにもかかわらず、体を拭くとタオルが茶色くなるくらい赤錆成分が含まれています。塩素消毒しているはずですが、循環させてるわけではないせいか、塩素臭はなく、硫黄とも違う独特の温泉臭が感じられます。

データ
住所:函館市谷地頭町20-7
料金:420円
時間:6:00~22:00(第2・4火休)
加水あり・加温なし・循環なし・消毒あり
シャンプー・ボディソープなし

松前の桜

松前まで桜を見に行ってきました。
松前城の桜は南殿という品種の八重桜がメインで、こちらも少し赤みが濃くて美しいのですが、ソメイヨシノはあまり数が植えられていません。
旧JR松前駅と、かつての松前線の線路跡地を利用した道路はソメイヨシノの並木道になっていて、一面満開となっておりました。

五稜郭機関区のED79

かつて青函トンネルで貨物列車や夜行列車を牽引していたED79形電気機関車は、北海道新幹線の開通によって使用できなくなり、全車廃車となりました。その後、北斗星などのような保存の引き取り手もなく、順次解体されていきました。
そのED79ですが、なぜか1両だけ解体されることなく、今でも五稜郭機関区の奧にボロボロの姿ですが留置されています。これはED79-5号機とみられ、2005年にはすでに車籍を失なって部品取りか何かに使われていたようです。といってももう部品を供給する相手もいないので、いつまでこのまま残っているか分かりません。

追記
2020年2月ごろ解体された模様。

長万部温泉丸金旅館

長万部温泉に行ってきました。
国道からは線路挟んで反対側になりますが、JR駅の北西側に数軒の小規模な温泉宿がまとまって建っていて、湯はすべて同じ源泉を共用しているそうです。

小さな宿なので浴場の広さもそれなり。洗い場はL字型に4人分、浴槽は内湯2・露天1でそれぞれ2人ずつくらいの規模です。
内湯の2槽は高温低温と分けられていますが、かなり熱い源泉がそのまま注がれるひとつの浴槽を仕切って冷めるに任せているので、気温と客の数次第ですが低温側でもそこそこの熱さ。露天はほどよくぬるめになっていました。
成分分析表には無色透明とありますが、淡黄色透明で相応の石油臭がありなかなか濃厚そうな湯です。

データ
住所:長万部町温泉町
料金:500円
時間:7:00~22:00(無休)
加水なし・加温なし・循環なし・消毒なし