K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Pandemic Legacy: Season 0 (Z-man/HJ)をプレイしました。
パンデミックレガシーの3作目。HJの日本語版です。
今回のプレイヤーはソ連のスパイと戦うCIAのエージェントという設定。このテーマのせいか、シーズン2までは出ていたロシア語版が発売されず、BGGでロシア人が大量に1点つけてるそうな。
シーズン2ではかなりシステム弄ってきましたが、今回はシーズン1程度には通常のパンデミックに近いゲームシステムです。病原体が名前だけソ連のスパイになっていますが、普通に感染フェイズに増殖していくのを駆除していくゲーム構造は変わっていません。4個めが置かれたときに感染爆発する代わりに破壊工作を実行するという違いがありますが、8回目で敗北するところは共通なのでゲームバランス的には同じくらいの感覚です。
都市の色分けが1色減って親米・中立・親ソの3色になっています。同じ色を5枚揃えると、治療薬の代わりに実戦部隊を編成できて、それを適当な都市に送り込んでミッションを解決するのが勝利条件です。シーズン2までは毎月完全勝利か完全敗北かの2択でしたが、今回は未達成の勝利条件が1つだけなら部分的勝利で次の月に進めることになっていて、惜しかったときもテンポよく進むようになっていると思います。
練習プレイのプロローグシナリオ(通称0月)からスタートして0月×◯・1月△・2月◯・3月◯・4月◯・5月×◯・6月◯という具合で割と順調に前半戦終了。1962年という思わせぶりな設定ですが、今のところキューバ危機要素は特に出てきていません。
ゲームシステムには関係ないのですが、自分の担当するスパイの顔写真をシールのモンタージュで作成するのがなかなか笑えます。コンポーネントは全体的によくできていておおむね不満はないのですが、銀紙はがしが異様に剥きにくく、台紙まで一緒に削れてきて下に書いてあったはずの内容が全く分からないところだけが難点。これ絶対製造ミスだと思います。