M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
The Romans (Ragnar Brothers)・Soviet Kitchen Unleashed (HYBR)をプレイしました。
ローマンズ。去年のキックスターターだそうです。王政から共和制・帝政期まで、ローマの歴史を通して周囲の蛮族を征服したりされたりして得点を競うワーカープレース。
個人ボードがヨーロッパの地図になっていて、各人自分のボード上で戦争をしてローマの領土を広げていきます。平行世界か何かなんでしょうか。各ラウンドは、ワーカープレースで戦争の準備をする→ローマが攻撃側になって領土を広げる→蛮族が反撃してローマの領土が減るというシーケンスになっています。蛮族がなかなか強いので割と一進一退というか、王政時代のローマはヒストリカルにローマが蹂躙されかねないです。イタリア半島を統一すると神殿でお祈りして強力なアクションができるようになるので、まずはそれが目標ではあるのですが、攻め込まれる分のバッファとして外地も征服しておかないと安心できないというバランス。
マップ端にあるゲルマニア・ブリタニア・メソポタミアの3エリアを征服するとボーナス得点タイルを早い者勝ちで選べて、割と性能格差があるのでバンバン外征するのが重要そう。勝ち。
ソビエトキッチンはソ連軍で働くコックさんになって兵士のための料理を作る協力ゲーム。
謎にレガシーシステムで、スマホアプリを併用します。アプリから作って欲しい料理の「色」が指定されるので、各プレイヤー1枚ずつ手札から食材(食べられるとは言ってない)を供出します。各食材には固有の「色」があって、それがミキサーでブレンドされて全員の中間色になったのが完成した「料理」です。ここの作業はカードの裏面のQRコードをアプリに読み込ませるだけで自動的に計算してくれるという便利なシステム。リクエストにより近い色ができれば高得点という仕組みです。ただしあまり食べられない食材を使いすぎると食べた人死んでしまって失敗になります。
バカゲーですが独特のアイディアがうまく機能していてなかなか面白いです。残念ながら最初の一連のシナリオをクリアできませんでした。