室蘭の旧絵鞆小学校を見に行ってきました。
南側円形校舎と矩形校舎を今年度中に解体する方針となり、お盆に合わせて校舎内の最後の一般公開が行なわれました。
職員室など一部の部屋は資材置き場にされていて立ち入り禁止でしたが、それらを除くとほとんどの教室と校舎内をすべて見て回ることができました。
一番の目玉はやはり南側円形校舎の体育館でしょう。最上階3Fのフロア全体を使った丸い体育館です。走ると下の階に響くとか、面積を確保するための張り出し構造が耐震性を弱めていて今回の解体決定の要因になったとか、そこまでやってもちょっと狭い(バスケットのコート1つがギリギリなのに無駄な空間がある)とか、正直設計ミスなのですが、同心円とアーチを組み合わせた屋根の構造はやはり美しいです。
私が通ってた30年以上前から、この体育館の梁にボールが1つ挟まってて気になっていました。今日見たら、今も挟まったままでした。まあ先代は落下して2代目が新しく挟まったのかもしれませんけど。