T井氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Darwin’s Choice (Treecer)・Magnastorm (Feuerland/テンデイズ)・Pandoria (Irongames)をプレイしました。
まずはキック発の新作、ダーウィンズチョイス。頭とか胴とか脚とか尻尾とかのパーツを組み合わせて動物を作り、より環境に適応した種が生き残って勝利得点になる、というクァークス系のゲームです。割と大きく天変地異が発生するので、パーツ差し替えて進化させて生き残りを計ったりします。シンプルなルールでありながらそこそこ面白いは面白いのですが、大きく2分されたカードデッキに各部位が渾然と入っていて、必要なパーツが揃わないと割と何もできないのが欠点でしょうか。負け。
マグナストームはテンデイズの日本語版。惑星規模の嵐が時計回りに回っているどっかで聞いたことのあるような星で、嵐に追われながら陣取りをするゲームです。上下2段のアクションスペースにあるコマを上段から下段に移すことで、アクションと次のラウンドのプロットをする独特のシステムです。システムのベースはエリアマジョリティなのですが、マジョリティの得点はそれほど多くなく、主要な得点源はコマを追いたマスの色に応じた技術レベルの向上と、技術を自発的に下げたり追いたコマを除去することによって発生する先着順のお題の達成となっています。なので技術レベルを追加で上げられたり、コマの配置コストを減少してくれる人を雇うことができると有利になると思います。勝ち。
パンドリアはいくつかの地形が描かれたタイルを手番ごとに1枚ずつ置いて自分のコマを置いて、地形が完全に囲まれたら決算が発生する、という、ここまで聞くだけだとカルカソンヌみたいなゲーム。決算でもらえる各種資源で手札を買ったり、カードを1回使い捨ての呪文として使ったり、永続効果のある建物として建てたりします。地形が囲まれることによって発生する決算は、周囲の囲んだ方の土地にコマ置いている人に収入として入り、囲まれた地形に置かれたコマは何もせず除去される、というルールが微妙な駆け引きを生んでいて見た目よりシビアな感じのゲームです。各プレイヤーで種族が違って固有の特殊能力を持っています。適当に好きな種族を選んでドワーフ。通常は1枚だけ引いたタイルを選択の余地なくどこに置くか決めるゲームなのですが、ドワーフは2枚手札として持って好きな方を置けるので作戦立てやすかったです。勝ち。