ML.K 裏例会

某所でML.Kの裏例会がありました。参加者4人。
ドミニオン(RGG)・キューバ(Eggert)・マチュピチュの王子(PD Games)・パンデミック(Z-man)・シラ(Ystari)・ルアーブル(Lookout)をプレイしました。たっぷり14時間。遊びすぎです。

キューバ3人。出荷を捨てて議会を掌握したT井氏が法律を思いのままに操って勝利。タバコ出荷型で追い付けませんでした。池を潰してしまって生産数を増やせなかったのがよくなかったみたいです。建物は前からしか建てられないルールでプレイしましたが、BGGによると本当は並びに意味はなくどれでも好きなのから建てていいようです。ゲームボードは紛らわしすぎです。

1人増えてマチュピチュの王子。インカ帝国の滅亡まであと9日に迫ったマンコ2世(人名です)の治めるマチュピチュの街をうろうろして資源を集めて得点を稼ぐゲーム。ボードはリバーシブルで英独2カ国語対応なのですが、周囲の得点トラックはゲーム終了時に1回しか得点計算をしないので全然意味がありません。各種資源を払って街の各エリアにコマを配置して資源を再生産し、神に生贄に捧げてカードを獲得し、カードに指定されたエリアにうまくコマを置いていれば最後に得点になるというメカニズムです。終了時にはカードに書いてある黄金の合計順位によって得点に1倍から3倍の係数がかかりますが、黄金そのものは得点になりません。熱心に祈って黄金の量ではトップで得点3倍のボーナスを獲得したのですが、エリアに配置した人の位置がいまいち噛み合わず1点差2位でした。残念。ちょっと運ゲーすぎるきらいもありますが、アクション数のマネジメントが難しいやりがいのある良いゲームと思います。

1人減ってパンデミック3人は早速英雄的レベル。サイエンティスト・メディック・ディスパッチャーでした。薬の開発は1枚少なくて済みますが、研究所を建てるのに結局カードが1枚必要なのであまり得した感じがしません。さすがにエピデミックカードが1枚増えると手ごわく、治療薬を開発しても手数が足りなくて病気を撲滅するまではいきません。それでも3人集まればなんとやらでアウトブレイク数ぎりぎりで人類を救うことができました。おめでとう。

イスタリのシラはローマで権力闘争をするゲーム。もっともローマなのは設定だけで内容的にあまりローマっぽい感じはありません。例によってコンポーネントに文字のない文盲仕様ですが、アイコンが分かりやすく問題はありません。ルールは細かいところで記述の欠落しているザルルールなような気がします。最初に何枚か持っている人物カードが毎ラウンド回復する固定的なリソースで、これを使って建物を建てたりイベントを起こしたりして、勝利得点そのものや最後に得点に変換できるチップを集めます。人物カードはラウンドごとに各自1枚だけ必ず増え、性能差はあまりないので逆転の要素は少ないです。初期手札である程度決めたコースが他人と衝突しないことを祈って、後は最後まで真っ直ぐ進むだけのゲームかと。イスタリの複雑なゲームは最近そういうのが多いような。結局僅差だったのでバランスは悪くないようですが、それが面白いかどうかと言われると微妙です。

ルアーブルはアグリコラと一緒でソロプレイで練習すると変な癖がつくのか、ダブルスコア近い大敗でした。慣れてくるとなるべく他人が船を建造できないよう縛るプレイをしてくるようになるので、その分パン工場や屠殺場などの食料を供給する建物が強いようです。

最初と最後にドミニオン。いずれも3人。礼拝堂圧縮デッキは一見泥棒に弱いように見えるのですが、圧縮しないで泥棒で抜くだけのデッキでは追い付かず、互いに圧縮デッキ同士なら自分も泥棒を使えば相互にお金をキャッチボールするだけになるので、泥棒ではイマイチ止めきれなさそうな感じがしました。7戦3勝。

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