M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
Hab & Gut (Winning Moves)・銀河帝国の興亡(エポック)・Family Business (Mayfair)をプレイしました。
人待ちでHab & Gutを4人。最近あまりヒット作のなかったWinning Movesの久々の快作だそうです。そう言われてみればそんな気もします。カードプレイで相場を操作しながら商品を売買して資産を増やします。カードの情報は半分ずつ左右のプレイヤーと共有しているので、相場の動きは分かるようで分かりません。例によって資産の一部を寄付するルールがあって、寄付の少ないプレイヤーは脱落です。
寄付した商品に限ってシブい値動きしかしなくて脱落でした。実は手元資金も全然届いておらずいいところなし。
何年ぶりか分からない銀帝を5人。
配られた勝利条件カードは「聖なる星を破壊せよ」こんなん勝てるかという条件の筆頭ですが、他人の勝利条件と共存できる可能性もないことはないので、大人しく地道に艦隊を建造する方針です。
序盤はセオリー通りDDを中立星系に派遣して開拓ですが、どうも僕の行く星系には必ず中立艦隊がいて全然国力が増えません。他の人のもアメーバが出たり宇宙気流が出たりと派手めな星域チットが続きます。いつも通りといえばいつも通りな展開ではあるのですが。K川氏が早々に聖なる星を発見してくれたので、とりあえず目標ははっきりしました。序盤はK川氏が貿易で稼いで経済的に頭一つ抜けた雰囲気、中立を全然取れなかった僕と貿易でむしり取られたM上氏が貧乏国、他2人はおおむね順調そうです。
中盤にイベント「新総督着任」で3枚降ってきたカードを活用すべく、なけなしの国庫から建造したBBを含む艦隊を隣の経済価値の高い星系に派遣してみました。案の定強力な中立艦隊の前に我が軍は壊滅しますが、ここで総督で引いた「大本営発表」をオープン。偽りの大戦果で国民を騙して本国星系の生産力が3増えました。BBの建造費と比べるとどう見ても赤字です。ありがとうございました。しかも次のターンにもう1回イベントを振ったら「勝利の確信」。どうも嘘に嘘を重ねたツケが払えなくなったらしく、とても達成できそうにない勝利条件が全宇宙に発表されてしまいました。新総督大活躍です。
そんな感じで笑いをとっていたら、頃はよしとばかりにK村氏が僕の本国星系に攻めて決ます(2勢力壊滅が条件でした)。こちらはBB2が主力なのに向こうのはHgB。自分よりデカい船には勝てないシステムでこれは困ります。とりあえず外郭防衛ラインで止まって1ターンの猶予を得ました。
とりあえず何でも買えるだけ艦を買って反撃準備をしつつ次のターン。僕やK村氏より早かったM上氏が、無人艦を駆使した電撃戦で手薄になっていたK村氏の本星を陥落させて勝利宣言。この時点で勝利条件を満たしていたのは、M上氏の他には領有星域数が勝利条件だったT口氏でした。
古いゲームなので時間はかかるのですが、久しぶりにプレイすると途中何が起きても盛り上がるよいゲームです。
最後は古くて軽いゲームを何かということでファミリービジネス。シュレッダーにかけられた紙のように、皆さんどんどん構成員がR.I.P.に吸い込まれていきます。K川氏僕の順に最後の2人が並ぶところまではなんとか踏みとどまったのですが、K川氏の番に華麗に脱出されて負けました。