T井氏宅ゲーム会

T井氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Lava Dragon (LEGO)・Kingsburg (FFG)・Railways of the World: The Card Game (Eagle)・Shipyard (CGE)・Homesteaders (Tasty Minstrel Games)をプレイしました。

まずはウォーミングアップにレゴのラヴァドラゴン。ブロックを組んで作った火山をダイスを振って登るゲームです。運のしゲーですがレゴなのでコンポーネントのできは満点です。

続いてキングスブルグ。Farmを建てて白ダイスを1個増やすと格段に収入は安定しますが、戦力-1が微妙に効いたせいか及びませんでした。

Eagle Gamesの新作はRailways of the World (旧Railroad Tycoon)のカードゲーム版。カードを置いて線路と都市を作り、エンジンレベルを上げ、商品キューブを同じ色の都市に運びます。基本的なシステムは元ゲームに似せているのですが、カードの補充が乗車券方式である影響が強すぎて、プレイの雰囲気はまるで乗車券です。短時間で終わる割にはピックアップ&デリバリーゲームとしてちゃんと遊べる良作かと思います。カードが謎の小さめサイズで普通のスリーブに合わないのが欠点(つうか欠陥)です。

チェコゲームズの新作の造船所。ワーカープレースメントとロンデルシステムの組み合わせで船を作るゲームで、同社の従来作とは全然雰囲気の違う重量級ゲーマーズゲームです。船自体の完成による得点の他に、ゲーム開始時に配られる政府契約カードの条件を満たすことによるボーナス得点が大きく、おのずとプレイヤーごとに目指す方向性が違ってきます。有利不利があるのかもしれませんが、今回はそこそこ接戦になったのでバランスもよさそうです。あまり売れてないそうですが、十分な佳作だと思います。

最後は全く無名のメーカーから出た話題の新作のホームステッダー。西部開拓を舞台にアメンラー式の競りで建物を建て、その建物から資金や資源や得点を獲得して次の競りに備えるというゲームです。何せ4人プレイなのに競りで建てられる建物は3軒なため脱落者は1回パス相当で、しかも借金のルールまであるので、収入はカツカツなのに競り値は景気よく上がります。序盤に何回か我慢して貯めた金で交易所とか弁護士などの高性能な建物を買うことができ、中盤以降それなりに資金的に余裕を持って打ち回せるようにできて勝てました。良いゲームなうえ、コンポーネントの量も多いのですが、紙質などの手触り感が微妙に悪いのが残念です。ただし牛トークンだけはすごいです。木製なのはまあ普通ですが、他のトークンより一回り大きくて、しかもちゃんとホルスタイン色に塗り分けられています。もしかするとこの牛トークンで予算を使いきったのかもしれませんw

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