Phage合宿 2日め

2日め、まずはInvasion From Outer Space (FFP)。
Last Night On Earthの続編でシステムは共通ですが、今度はサーカス一座のテントに火星人が襲ってきます。6人なので火星人2人と人間4人に分かれて、シナリオは墜落した火星人のUFOから逃げ出した凶悪なモンスターを倒さなきゃというヤツを選択。
わらわらと群がるしかできなかったゾンビと違って、火星人は光線銃で遠距離射撃したり新兵器を技術開発したりとできることが増えた分、火星人担当プレイヤーもぐっと楽しめるようになりました。人間側もキャラクターの特殊能力が常時発動型1つと使用回数制限のあるより強力な能力1つというデザインになって、戦略性が増しています。これは期待以上のできでした。

続いてDavid&Goliath (Pegasus Spiele)。
5スートで各1~18と枚数はかなりありますが、マストフォロー切り札なしの普通のトリックテイクです。カードの獲得に少し工夫があり、各トリックで最下位カードを出したプレイヤーが最上位カード1枚を獲得し、残りはすべて勝者が取ります。スコアは1枚1点ですが各スート2枚以下ならカードの数字がそのまま得点になるので、弱いカードをうまく使って獲得枚数を絞ればダビデよろしく柔よく剛を制することができます。人数多い方が枚数差が出やすいので展開が派手になるようです。古いゲームですが常に難しいところのあるすばらしいトリックテイクです。

この日は昼夕兼用の焼肉。炭火の本格派です。GWだというのに外は全然雪積ったままでまだ少し寒かったです。

4人でMegaCorps (Z-man)。
中国を本拠とするLenogoを担当、序盤に軍需産業に投資し、中国の強力な軍事力と合わせてどうしてやろうかと思ってたらクーデター起きて追い出されてしまいました。方針転換して他社が1社で3~4箇所置いている産業に、独占はいかんですねと言いつつ1箇所ずつ差し込む小判鮫戦法に。そこそこ行けてるかなと思ったのですがやはりそんな簡単な話はありませんでした。

5人でGalactic Emperor (CrossCut Games)。
ヘクスタイルを組み合わせて作った宇宙でプエルトリコのように役職を選びながら戦争します。トワイライトインペリウム3版を簡略化したようなゲームです。各プレイヤーの初期状態はほとんど同じなのですが、多数ある技術カードがそれぞれ先着1名のみなので、ここで各陣営の特色がついてくるようになっています。ところが、ゲーム中盤には売れ残りの技術カードが全部ゲームから除去されてしまうので、のんびりしてると何も買えずに終わってしまいます。ここから終盤にかけて終了圧力がどんどん高まるデザインになっていて、時間の限られたプレイ環境向けにチューンされていることがよく分かります。一度プレイして匙加減が分かればより楽しくプレイできそうな雰囲気です。

最後はハイスクール・エレクション(Roll)。
近所では運ゲーすぎるとイマイチ評価高くなく、僕も持ってはいるのですが立てる機会がなくて今回が初プレイ。1手番2アクションというシステムが柔軟なプレイを可能にしていて、意外とゲーム性の高い良作です。

2日めも重いのから軽いのまで堪能できました。

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