K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Lakota(KOSMOS)・Serengeti (Abacus)・The Manhattan Project (Minion Games)・4 in 1 (AMIGO)をプレイしました。
メビウス便のラコタは丸いボードの上に積み木を積むゲーム。一見バランスゲームですが、構造上そうそう崩れることはないので、他人の足場として利用されないようにうまく距離を測りながら位置取りするゲームです。3人で2戦2勝。
そのまま3人でセレンゲティ。人数少ないせいか簡単に言えない数字が増えたような気がしました。2戦2敗。
4人になってタイムリーと言えなくもないマンハッタンプロジェクト。原爆開発競争のゲームです。基本セットでは全員同条件でスタートするのですが、国ごとの違いの出るNations拡張を入れてみました。システムはオーソドックスなワーカープレースメント、ワーカーを置いてウラン鉱石掘ったり濃縮したり核実験したりして、勝利条件は規定数の原子爆弾を先に完成させること、と非常にシンプルです。直接攻撃要素として気に入らないプレイヤーを空爆で邪魔できるあたりは、とても直球なデザインです。
国をランダムに選ぶとイギリス。特殊能力として制空戦闘機を安価に製造できます。他のプレイヤーは原爆の設計図を入手しやすいフランス、戦闘機で爆撃できる日本、1アクションで技術者が2回働くドイツでした。今回は序盤に産出量の大きな鉱山を押さえたフランスが核実験1回とウラン原爆1個とプルトニウム原爆1個を作成して一抜けとなりました。
建築アクションで建てた建物が自分専用のアクションスペースになるシステムなので、基本的には箱庭感覚で個人ボードを充実させていく展開になります。ゲームの進行に伴ってワーカー数がどんどん増えていくよう設計されているので、ある程度生産体制が整うと数手番で一気に勝利条件が達成できるバランスになっています。必要な濃縮燃料と設計図が揃ってしまうともう止められないので、本当はその前に空爆やスパイのアクションで邪魔していかなければならないようです。
4 in 1は4種類のトリックテイクが入ったお得な作品。MeinzとNjet!をプレイしました。
マインツはマストフォローのオーソドックスなトリックテイク、と見せかけて、トリックの勝者は数字や色とは全然関係なくリーダーから順に取りたいかどうかを宣言して自動的にそれで決まる、というトリックテイクでも何でもない異常なゲーム。何出そうが強制的に2トリック必ず取らされて、取ったカードの数字の合計の大小で勝ったり負けたりします。勝ち。
ニエット!は配られたカードを見てから切り札や1トリックあたりの得点などのルールを表から順番に選んでいくという、トリックマイスターを戦略的にしたようなゲーム。しかもチーム戦なので、自分以外のプレイヤーが何を条件に指定したかをよく見て相方を選ぶという極めて心理的なゲーム。負け。