グルームヘイヴンソロプレイ141回目。
コミュニティドリブンキャンペーン「未知なる世界へ」のプレイを開始しました。
これは2017年にグルームヘイヴン本編2版のキックスターターに合わせて実施されたもので、コミュニティドリブンキャンペーンとしては1回め。現在では全10回のシナリオのPDFがダウンロードできるようになっています。さらにアークライトのHPでは日本語版が公開されています。
というわけでシナリオ1「またいつかと同じ夜」
コミュニティドリブンキャンペーンの基本システムはこのときから変わっておらず、本編の進行とは関係なくレベル1のキャラクターを作成して30GPで繁栄レベル1の範囲内で装備を買ってスタートします。ロードイベント・シティイベントの類はなく、リアルタイムでプレイしていた人達はBGGのアンケートで先の展開を投票していたわけですが、今も結果だけは分かるようになっています。
作成したキャラクターは本編からソーボーンとジョーズオブザライオン拡張からレッドガード。
シールドが必要なのに自前の手札からは恒常的なシールドが出ないレッドガードに対して、他のキャラクターに恒常的なシールドを貼ってあげられるソーボーンはかなり有利な組み合わせだと思います。というか「アイテムの不利効果を無視」のパークを持ってないレッドガードをJotLの外の世界に出そうと思ったらほぼ必須のペアなのでは。
酒場での乱闘で、同じ1部屋にアイノックスがエリート4とノーマル1、バンディッドもエリート4とノーマル1、という敵強すぎ+多すぎなシナリオ。ただしすべての敵がすべての敵に敵対していて、放っておくだけでどんどん潰しあってくれます。プレイヤー数x3体の敵にトドメを刺すことが勝利条件。2人プレイだと4体までは勝手に死んでもらって構わないわけですが、3~4人プレイだと、プレイヤーが1人増えるごとにノーマルが2体増えるだけなのでだんだんマージンが減っていきます。
初期配置で2人ともエリートのアイノックスガードとバンディッドガードに挟まれているので、このままだと両者から1回ずつ殴られて瞬速で瀕死になるだけ。とりあえずできるだけ早いイニシアチブで先手を取って場所を移動して虎口を脱する必要があります。行き先ですが、2人とも最寄りのバンディッドアーチャーの後ろに回るか、ジャンプで中央のアイノックスアーチャーのそばで合流するのがよさそうです。前者の作戦であれば、アーチャーが不利を嫌って1歩下がることで残してきたガードと隣接するよう誘導できるので一石二鳥と思われます。
お互いエリートの同士打ちはさすがに火力が半端じゃないので敵もサクサクと沈んでいきます。チャンスがあればどんどんトドメを取っていくべきですが、4人のマージンをフルに使って敵が減るのを待つのでも全然問題ありません。大抵はアーチャー系が残りやすいので、数さえ減ってしまえば移動で接敵してターゲットを奪うことができます。
勝っても特別なシナリオ報酬はなく、さらなる冒険を求めて海へ向かうことになった模様です。