M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Kemet: Blood and Sand (Matagot)・Gizmos (CMON)・Detective: A Modern Crime Board Game (Portal Games)をプレイしました。
ケメトは最近出た2版。デザインが少し垢抜けた感じになっていますが基本的なルールは旧版と変わっていません。カードやパワータイルの内容も以前とそんなには変わっていないのですが、微妙に調整されているのかずいぶん遊びやすくなった感じがします。
旧版ではパワータイルのセットが赤青白の3色固定でしたが、黒と緑が増えて5色中3色を使うようになったので、リプレイ性も上がっていてよいと思います。
セットアップ時に持っている祈りポイント(お金)がちょっと増えたので、初手からさっさとピラミッドレベルを4にしてアクション数を1増やすレベル4のパワータイルを買うことができるようになりました。5アクションが6アクションになるのはかなり効くのでこれが定石ということでいいんでしょうか。3人なら人数分あるので平等ですが4人以上だと後手番不利そうです。6アクションにするのが遅れた分で最下位。
ギズモ。1~2レベルのカードに多数存在する~したら1球ピック/~したらランダムに1球ドロー/~したら1VPといったパターンのものが連鎖の基本になるわけですが、基本的に1球1VPなゲームなので、拡大再生産の元になる球に比べて追加VPはほとんどただの劣化版で意味がなさすぎだと思います。追加VPのカードばかり建てて負け。
1人減って2人でディテクティブは2本めのシナリオ。話としては前回の続きですが、過去の殺人事件の再捜査というやや奇妙な任務。
このゲームは基本的に「~について調べるならカードXXX番」みたいな指示が列挙されているのですが、ケース2の最初の選択肢には唐突に「~について調べるならファイル1」という指示が出てきます。ファイル1というのはケース1の捜査中に発見できる 物理的なコンポーネント なのですが、進行によってはスルーしたままケース2に進むことがあります。このことはおそらくルールには何も言及がなく、入手してない人にとっては全く意味が分からない指示なのでちょっと不親切です。もし持ってなければ単にその選択肢が選べないというだけ。ファイル1自体はケース2に入ってからでも入手機会があるので詰まるということはないと思います。
ケース2の期間の全6日間のうち3日まで消費して重要参考人が浮かびあがってきたところで中断。