ML.K 4月例会

札幌市北区民センターでML.Kの4月例会がありました。参加者7名。
ヴィレッジオブファミリア(ワンドロー)・Unlock! (Space Cowboys/HJ)・Stephenson’s Rocket (Pegasus/Grail Games)・Roll for the Galaxy (RGG)をプレイしました。

今日は集まりがよく最初から卓分けて3人でヴィレッジオブファミリア。リアルタイムのドラフトゲーで、上家からカードが回ってこないようなら山札から1セットのカードを新しく引いてドラフトを続けられるというせっかちさんも満足なゲーム。逆にゆっくりプレイすると上家から来たカードが滞留するので選択肢が広がります。カードは全部建物で色とレベルがあって、1レベルから順に色を揃えて建てると高得点という仕組みですが、3レベルくらいまでは1枚1点で変わらないので、最後の6レベルまで到達しないとあまり効率良くないです。カードの特殊効果とか陣取りとか要素はいろいろ盛り沢山ですが、なにせドラフトが忙しいのでなかなか活用しにくく惜しい感のあるゲーム。3人全員同点でタイブレーク勝ち。バランスは取れているのかもしれませんが。

6人でアンロック。第3弾の3本めのシナリオ、オズの魔法使いです。オズの魔法使いのストーリーに沿った謎解き、といってもストーリーよく覚えてない童話ナンバーワン(当社調べ)なのでそんな話だったっけ状態です。割と原作に忠実なストーリーで知ってると簡単に解けてしまうような気もするので、これくらいがちょうどよいでしょう。一応3本中難易度最高となっていますが、それほど難しいところはなかったと思います。1回ヒント見ましたが特に役に立たない情報だったりしつつ時間内にクリア。

スチーブンソンロケットを3人。アメリカマップ。全体的な傾向として、駅や株と比べると産業が少し得点力に欠けるような気がします。勝ち。

ロールフォーザギャラクシーはライバルリー拡張からオーブのみ投入。ダイス改造するのは楽しいのですが、やはり基本セットよりプレイ時間がかかるようになってしまうので時間切れ。

終了後は移動して裏例会。Scythe (SM)・Robotech: Ace Pilot (Japanime Games)をプレイしました。

大鎌戦役はフェンリス拡張の協力モード。全員でフェンリス軍(でなくても未使用勢力なら何でもいいのですが)を囲んで殴ろうというゲームです。フェンリス軍は負ければ負けるほど強くなっていくので全滅させるのはちょっと難しいですが、ランダムに選択された規定数の勝利条件に時間内に★を全員で分担して置ければ勝ちです。フェンリス軍はダイスでランダムに移動するのですが、今回はうまく内政向きな国から離れて武闘派な国に向かって進軍してきたおかげで若干余裕をもってプレイヤー側勝利となりました。

ロボテック:エースパイロットはマクロスのカードゲーム、ですが版権は米国編集版のロボテックです。なので登場人物の名前がちょっとずつ違います。ゼントラーディー軍が3×3の9マスのフォーメーションで襲ってきます。ダイスの出目で役を作って登場人物を雇用すると人物ごとに9マスのいずれかに特定のパターンでダメージを与えられるので、敵メカの耐久力以上の累積ダメージを与えれば撃墜して勝利得点、というシステム。見た目の割にはなかなかゲームになっていました。

ML.K 3月例会

札幌市北区民センターでML.Kの3月例会がありました。参加者8名。
NEOM (Lookout Games)・超人ロック(エポック/国通)・Space Park (Keymaster Games)をプレイしました。

7 Wonderにそっくりと評判のLookoutのネオムを5人プレイ。8枚配られたタイルを1枚ずつドラフトして計7枚プレイするというのを3ラウンド繰り返すところは7 Wonderそのまんまです。タイルのコストを自分が持ってる生産系タイルから出る資源と、隣からお金で借りてきた資源で払うところも7 Wonderそのまんまです。
なぜかラウンドごとにドラフト順が逆回りになるところは7 Wonderの真似をしなかったらしく、常に同じ向きに回るので、単色に染める作戦が邪魔されにくくなっています。というか上家に1色縛られるとその系統は全く手に入りません。何でそこだけ独自性出してしまったのか。
7 Wonderと違って灰色の生産系のタイルからそれなりに得点が出るのと、青色の固定収入系の金額が大きいので、まずは生産力を上げるのが王道でしょうか。3位。

7人で超人ロック。キャラクター配られるとヤマキI。惑星歩いてエネルギースーツとニケという強力ですがルール解釈に難のあるカードを獲得。しめしめと思っていたらブラックホールに落ちて何もできず敗北。ゲームはロードレオン+オクタヴィアス同盟がロックと改心ランを撲殺して勝っていきました。

卓分けて4人でスペースパーク。聞いたことないメーカーのキックスターター作品。ロケットに乗って宇宙のテーマパークを周回しながら得点を稼ぎます。システム的にはロンデル系の変種。アクションコマは全員共有なので、周りの動きを見ながらうまくやりたいアクションができるように調整していくゲームです。2戦1勝。

終了後は移動して裏例会。参加者5人。Tokaido (Funforge)をプレイしました。
キャラクターはMatsuri拡張からゲーム終了時に何でもカード1種につき追加1VPもらえる須勢理さん。もともと特定ジャンルを固め撃ちして得点効率上げつつ最後に達成ボーナスをもらうゲームなので、手を広げる系の能力が強いわけはないです。多人数プレイだとどのジャンルに進むにせよ競争相手も多いので誰とも被らない独自の道ということでワンチャンあるかな、と思いましたが結局2位にとどまりました。

ML.K 2月例会

札幌市北区民センターでML.Kの2月例会がありました。参加者6人。
Between Two Castles of Mad King Ludwig (SM)・Cthulhu Wars (Petersen Games)・Exploding Kittens (Ad Magic/HJ)・Nusfjord (Mayfair)をプレイしました。

6人でビトゥイントゥーキャッスルズ。二つの町の物語のシステムを踏襲して今度は自分の両隣と協力して城を建てます。ドラフトして16タイル置くのは変わらないのですが、街区の外形サイズが4×4と決まっていた二つの町と異なり、城は特に配置エリアの制限はなく自由に伸ばせるので閉塞感なくのびのびと建設できます。タイルは7種あってどれも3枚めを置くことでボーナスが発生するので、ある程度重点的に寄せた方がよいでしょう。隣の城がブービーで大敗。

2卓に分けて3人で第3拡張が着弾したクトゥルフウォーズ。今回の拡張のシャッガイマップです。シャッガイの地図とか考えるの面倒になったのか適当にヘクスマップにまとめられています。夜中に齧る蛆がどんどんシャッガイ星を食べてしまうので、ターンの経過とともに進入禁止ヘクスが増えていくという趣向。
登場勢力を自由に選び、今回の拡張からクン=ヤンの古代地底人・前回の拡張からチョーチョー人・基本セットのシュブ=ニグラスという組み合わせ。どれもあまり好戦的な勢力ではないのでシャッガイ星を食べ尽くされて終了。古代地底人には旧支配者がなく、このゲームの根幹ルールにおいて大きなハンデを持っていますが、安価で強力な怪物を持ち破壊不能な宮殿を建ててそこからエルダーサインを獲得できる手堅い勢力でした。シャッガイ星崩壊時点で唯一呪文書6枚を解放していて勝ち。

こねこばくはつはHJの日本語版。山札から手札を補充したときに子猫爆弾を引いてしまうと脱落、そうならないよう手札の効果でがんばって回避します。バカゲーの割には面白いです。2戦1勝。

ヌスフィヨルド。初手silviculturistで木を植えるも切るも自由自在と思いましたが、木が直接点になるわけでもないので普通に共通ボードにあるアクション取るのと大差なくそんなには効率良くありませんでした。やはり1マスしかなくて必要なときに空いているとは限らず代用も効きにくいTransfer ReserveができるStewardが強いんでしょうか。決算すると1手1点くらいしか稼げておらず、だったら株券全部発行した後は全アクション+1Goldしたのと変わらないじゃんという体たらく。相当気合入れてスピードアップしないと勝負にもならんです。

ML.K 1月例会

札幌市北区民センターでML.Kの1月例会がありました。年初から驚きの参加者9人。
Spring Fever (Filosofia Éditions)・Tiny Epic Zombies (Gamelyn Games)・7 Wonders (Repos)・Cat Shit One (ゲンブンゲームズ)をプレイしました。

5人スプリングフィーバー。-10点は何とか回避するも普通に-8点抱えたりで1人だけマイナス点で負け。

タイニーエピックゾンビーズ4人で完全協力モード。3つのミッションは周波数を集めろ・治療薬を作成せよ・武器庫を準備せよ。ゾンビ4体出るターンが少なかったせいか、犠牲者1名で済んで何とか成功。

7人で7不思議。アルマダ拡張入り。資源の茶色以外の各色の建物建てたときに追加で資源を支払うことで、海ボードを進めて追加の利益を得ることができるようになります。得られるものは色によって決めっていて、軍事の赤は海軍力、商業の黄色は貿易、VPの青はVPを獲得し、科学の緑は新しい特殊能力カードをランダムで引ける、となっています。このシステム上、陸戦で勝てる人は海戦でも普通に強いので、単純に戦争勝利のVPの得失が大きくなったとみなしてよいです。黄色も遅れてるプレイヤーにお金捨てさせる効果が強力です。青と緑は他人に迷惑かけないので、これらを比べるとやや劣るでしょうか。
担当ワンダーをランダムに引くとプロモのカタン島、同種資源2つで何でも好きな資源を出せるという能力で、時代1の緑カードならコストは灰資源1なのでどれでも建て放題というわけで緑メインに進めました。さすがに時代2以降は連鎖で無料にならない限りカタン島の能力では必要資源数に追いつかないですが。緑船で引いてきたカードが黄色の経済攻撃をブロックしてくれる霧の島でかなりダメージ軽減してくれましたが全く及ばず。

キャットシットワンは小林源文の漫画原作のカードゲーム。ベトナム戦争でベトコンの兵士を蹴散らしながら任務を達成する協力ゲーム。SA-2ガイドラインの対空砲陣地が強力です。何戦かして1勝のみ。

終了後は移動して裏例会。参加者4人。Crusaders (TMG)をプレイしました。
クルセイダーズはマンカラでアクション選択をして、蛮族を殲滅して空き地に建物を建てるゲーム。セットアップ以外にはランダム性ないゲームです。マンカラゲーは何でもそうですが、自分のマンカラの処理に忙しくて他人の手元見てる余裕のないゲーム。最初にキャラクターカードを1枚ずつランダムに配って自分だけの特殊能力が適用された状態で開始します。ゲームシステムの根幹にかかわらるマンカラ弄る系の能力がけっこう入っているのですが、バランス調整にはちょっと難があるような。
配られたキャラは黒騎士が追加されて1人多いマン。普通は1体しか持ってない騎士の置かれているヘクスでしかアクションできないので、騎士が多いだけ選択肢が増えるので困ることはないのですが、別に手数が増えるわけじゃないので大体は過剰なだけであまり強くはなかったです。2位。さすがタイトルだけあって、蛮族倒すクルセイドアクションがメインの得点源なので、特殊能力が何でもとりあえず戦力増強しとくのがよさそうです。

ML.K 12月例会

札幌市北区民センターでML.Kの12月例会がありました。参加者4人。
Dominion (RGG)・Cryptid (Osprey Games)・The River (DoW)・Hokkaido (Lautapelit.fi)・Forbidden Sky (Gamewright)をプレイしました。

まずは4人でドミニオン。新作拡張のルネッサンス入り。新ルールは一部のカードの効果でもらえていつでも使える+1アクショントークンと、共通場に置かれて誰でも購入可能なプロジェクトカードです。プロジェクトは冒険で登場したイベントと同じ仕組みですが、ワンショットだったイベントと違ってどれも永続的な効果を持っており、拡張によるルール改変としては今までになく影響力の大きいシステムです。全体的にアクション数と圧縮効果が多めで動きの派手な拡張といった感じ。
基本セット2版と半々に混ぜて一通り全部のカードを見るまでプレイして、5戦2勝。

1人減って3人でクリプティッド。各プレイヤーでバラバラに持っている手がかりを組み合わせて未確認生物を捜索します。手がかりは正解ヘクスの地形やマップ上に置かれたトークンからの距離などを指定するもので、すべてを組み合わせると1ヘクスが正確に決まるようにできています。要はクルー方式の推理ゲーム。
プレイヤーが持っている秘密情報が1人1つずつで、プレイ中の質問や解答は全部トークンをマップ上に置く形で可視化されているので、解けたタイミングでは全員盤面見れば割と正解は明らかであまり人と差がつかないです。人数と難易度によっては違ってくるんでしょうか。
正解発見したと思ったらお手つきで負け。

3人でザ・リバーは川沿いに開拓地を作るワーカープレースメント。システムはオーソドックスであまり特徴はありません。序盤が一番ワーカーの数が多くて、開拓が進むにつれてワーカーが減っていくのがちょっと珍しいです。設定的には開拓の結果に満足して定住したのでもう開拓の仕事はしなくなった、ということらしいですが、進んでるプレイヤーほどワーカーが減ってアクション数が減るので拡大再生産にブレーキをかけてバランスを取る機能を期待しているようです。
終了トリガーが土地を一定数埋めることと建物を一定数建てることの2つあって、土地は前述の通りワーカーが減るのですが、建物にはそのような陰謀ルールはないので、安い建物をたくさん建てるのも作戦としてはありでしょう。勝ち。

4人で北海道は本州の続編。相変らず北海道感はないです。微妙だったトリックテイクルールはなくなって普通のドラフトになりました。一番の変更点は、初期カード中央を縦に走る山脈の存在。山マスはこの山脈に隣接して1本の線を作るように置かなければなりません。この山脈で分割された左右のエリアでそれぞれ家の点を計算し、小さい方を採用するというシステム。家は1マス1点から1マス2点に増えているので均等に作れば効率的には同じですが、難易度は上がっているので家より他の地形で稼いだ方がよいでしょう。負け。

3人禁断の空。風も雷もタイルの配置と移動を注意深く行なえばかなり危険を避けることができます。やはりナビゲーターを入れて機動性を上げるのが良いようです。難易度ノーマルで成功。

終了後は移動して裏例会。参加者4人。Scythe (SM)をプレイしました。
大鎌戦役は第3拡張のフェンリス襲来。レガシーシステム風で全8シナリオのキャンペーンですが、コンポーネントに不可逆な変更はないので片付ければまたプレイできます。日本語版出てしまいましたが、買ってあった英語版でプレイ。第1シナリオは追加ルールはほとんどなく、おおむね普通にプレイするだけです。紫のトガワ幕府で勝ち。

ML.K 11月例会

札幌市北区民センターでML.Kの11月例会がありました。参加者7人。
Concordia Venus (PD-Verlag)・Fertility (Catch Up Games)・Forbidden Sky (Gamewright)・ボトムズタクティクス(国通)をプレイしました。

コンコルディアはビーナス拡張。チーム戦ルールはするっと無視して個人戦です。新しい役職カードのマギスターが追加されています。これは自分の使用済みのトップカードを再使用するという効果で、もともと同じ役職を2連発することはあまりないゲームなので強力ですが使い方としてはトリッキーになるでしょう。神様も新しいビーナスが割り当てられていて、これは同一エリアの家2軒ごとに2VPという計算で、効率的にはジュピターやサトゥルヌスとほぼ同等ですが両立は難しいというトリッキーな効果です。後から買うビーナスのカードは漏れなくデュアルユースカードで、既存のカード2種類と同一の効果を持っていて使用ごとにどちらか選んで使えるという柔軟性の高いカードです。基本的には盤面戦いやすくなる代わりに得点伸ばしにくい傾向でしょうか。マップは新マップのイオニア海。イタリア南部からギリシャ、トルコあたりまでが含まれます。海峡で陸地が分断されてて陸路は使いにくいのですが、海路だけではマップ全体をカバーできないという難易度の高いマップ。
5人戦でいつも通り微妙に不利なスタートプレイヤー。ビーナスに手を出してみましたが、イマイチ徹底せず3位。

卓分けしてファーティリティ。マップにタイルを配置して資源を集め、商店に出荷してVPを稼ぐセットコレクション。タイル配置時にタイル(と水面と小麦畑)で完全に包囲された1マスの空きを作ることでモニュメントを置くことができ、最終決算でモニュメント数の1位2位に大きなボーナスが入るのですが、リーチ状態作って下家にモニュメント建てさせてくれるような親切な人がいるはずもなく、完全に死にルールとなっています。というのはイマイチ原文ルールでも明確ではないというか図が悪いのですが、空きマスを作るときは斜めを埋める必要はなく、外周を利用してよいそうなので、本当はもっとモニュメント建てやすそうです。
3人戦で誰もモニュメント建てられずほぼ参考記録ですが2位。

禁断の空は前作の禁断の砂漠からの続きで、例の飛行船で脱出したはずが高空にある謎のロケット発射場に不時着しています。今度はここでロケットに乗り換えて再脱出するという話。今回はライフが普通のライフ点とロープ点の2本立になっていて、時々落ちてくる雷に当たるとライフが減り、時々吹く風に飛ばされて転落しそうになるとロープが減ります。どちらかでも0になると死ぬので、その前にロケットに起動用の電力を供給する回路を組み立てるという趣向。難易度ノービスで1敗1勝。おもちゃのロケットのギミックがよくできています。

ボトムズタクティクスは4人でラストマンスタンディング方式のバトルロイヤル。まっさきに弾切れでただのパンチングマシーンになって早々に脱落。

終了後は移動して裏例会。参加者4人。
Horizons (Daily Magic Games)をプレイしました。
宇宙人になってアクション選択で星系を開発する4Xタイプのゲームですが、戦闘はなくエリアマジョリティです。個人ボードは両面仕様で表の人間だと特殊能力なし、裏の宇宙人だと固有能力を持つ、というスタイルはEclipseっぽいです。エリアマジョリティのためのコマ置き場となる惑星がいくつあるかはどれだけ探査アクションが選ばれたかで決まるので、今回はみんな置きたいだけ置けたんじゃないでしょうか。カード効果も含めると割と派手ですが、それなりにバランスは取れているような取れていないような。勝ち。

ML.K 10月例会

札幌市北区民センターでML.Kの10月例会がありました。参加者5人。
Ticket to Ride: New York (DoW)・Chronicles of Crime (Lucky Duck Games)・Room 25 (Matagot/HJ)・Harem Wars (Dharker Studio)・Merchant of Venus (AH/FFG)・Spring Meadow (Edition Spielwiese/HJ)をプレイしました。

人待ち3人で乗車券ニューヨーク。中箱サイズに小型化された乗車券で、マップも小さくニューヨークはマンハッタン島の先っぽだけです。線路ではなくバスかタクシーの路線を作っているようで、15コマ中13コマ置くだけで終了です。ルール的には乗車券と全く変わりません。手軽に試す分には良いんじゃないでしょうか。勝ち。

キックスターター発のクロニクルズ・オブ・クライムは、スコットランドヤードの警察官になって殺人事件の捜査をする協力型の謎解きゲーム。ゲーム本体はスマホアプリになっています。VRメガネで3D表示された殺人現場を眺め回して遺留品を発見したり、カード化されている登場人物や手がかりに印刷されたQRコードをスマホで読み込むとアプリに詳しい情報が表示されたりして捜査を進めていきます。真相が分かればアプリの解答入力モードに答え合わせして正解ならクリアという趣向。今回はチュートリアルシナリオをプレイしました。チュートリアルなので難しいところはありませんでした。結局のところゲームブックのパラグラフ番号をQRコードに隠しているだけではあるのですが、コンピューターゲームとボードゲームの融合として新しさを感じられます。

ルーム25はエスケープルームのシナリオ6。慣れてきたのか謎の難易度的にはそれほどでもなく。と言っても最終ラウンドにギリギリ脱出成功でした。

ハーレムウォーズは何度プレイしても糞ゲーなのを確認できるだけです。一応勝ち。

1人増えて4人で金星の商人はクラシックモードをプレイ。ジャンプゲートだらけの宇宙でした。まっさきにクリッパーに買い換えましたが及ばす。

スプリングメドゥはホビージャパンの日本語版。春の雪解けとかのフレーバーとはあまり関係なく、テトリスのような形したブロックがテトリスのように降ってくるのでテトリスのように下から隙間なく埋めるゲームです。テトリス置き場に定期的に補充されるテトリスから欲しいタイルをピックするのですが、自分がピックできるタイルは必ずしも自由に選べるわけではなく、選択肢はかなり先まで確定しているので先々まで読んで大きめのブロックを綺麗にハメていくゲームのようです。勝ち。

終了後は移動して裏例会。参加者5人。
老師敬服(HOY GAMES/HJ)をプレイしました。

老師敬服はゲームマーケットの同人作品をHJがキックスターターで再版したもの。
弟子を育てて武闘会で戦わせるアクション選択ゲーム。敬服チットを消費することで他人のアクションに相乗りでき、相乗りされたプレイヤーはその分の勝利得点を得られます。ゲーム内で最も重要なリソースは酒なので、酒をよく買う師匠ほど他者の敬服を集められるというゲームでした。負け。

ML.K 9月例会

札幌市北区民センターでML.Kの9月例会がありました。参加者7人。
History of the World (Z-man/アークライト)・Scythe (SM)・Zendo (Looney Labs)をプレイしました。

新版ヒストリーオブワールドを6人プレイ。アークライトの日本語版。国名の訳もよく見ると微妙で、英語版で殷のはずのカードがなぜか夏になってたりしてました。最大人数でも1/4の国は出ないので今回はローマが登場しませんでした。それ以外は大物はほぼ登場したと思います。
初期プレイ順をランダムに決めると国選べないラス番。エポック1はシュメールが流れてきました、最初に行動するだけあって他のコマがないので普通に領土広げるだけで中東完全支配取ってしまいます。エポック2も選択肢なしでカルタゴ。ここから先は順番調整に励んでゴート・オスマン・イギリスと尻上がりにいい国を獲得できました。まあ得点は尻すぼみに沈んでるわけですが。最後のイギリスで大量得点しましたが僅差2位にとどまりました。
ABHtoWからマップが狭くなっているのですが、それに合わせてコマ数も減っているので盤面からリセットされやすくなってると思います。前作以上にコマ残すことを意識して配置するべき。あと、5時代に減ったということは国を選ぶ機会も減っているので、時代3・4で強国確保するのがかなり効いてきます。ここで微妙な国が廻ってくる位置取りだと挽回は難しそう。また、決算機会も当然ながら5回に減っているわけで、うまく連続手番になるような国を選んでターンオーバーする効果が非常に大きくなっています。

卓分けて3人大鎌戦役+第1拡張。担当国ランダムに決めると緑。相手は青と黒。やはり緑はメックの能力で移動+1がないのが厳しい。終盤戦闘で星置く計算が立てにくいです。メック出さない青に手早く6星置かれて大敗。メックと補充兵の星を置いた後は空き地に遭遇探しに行くのではなく、真っすぐファクトリー目指すべきでした。

終了後は移動して裏例会。参加者3人。
Tiny Epic Zombies (Gamelyn Games)・Nations: The Dice Game (Lautapelit.fi)をプレイしました。

タイニーエピックゾンビーズはタイニーエピックシリーズの新作。名前の通りのゾンビものです。タイニーエピッククエストあたりから導入された、アイテムを持てるミープルが特徴ですが、ゲーム的には普通にアイテム持ってるだけなので見た目だけです。
ゾンビ担当1人と残りの人間担当の対戦ゲームで、モールに取り残されてゾンビに包囲された人達が3つのミッションをクリアすることを目指します。ミッションは9つ用意されてるのからランダムに選ぶので、その組み合わせでリプレイ性高めています。ゾンビゲーとしてはまあ普通な感じで悪くはないです。ゾンビ担当プレイヤーは割と機械的に処理するだけなので、ゾンビはAIに任せる選択ルールでもよいでしょう。ゾンビを担当しましたが、特に危なげなく人間の勝ち。

ネイションズダイスゲームはアンレスト拡張入り。アンレストダイスを嫌って取らないようにしても、各色つきダイスの供給は減っているので生産力伸ばすのが難しくなっています。あきらめてアンレストダイスを取っていかないと食料とか武力とかが不足するのでよくなさそう。
白ダイス6個のアメリカを選びましたが、固定のチットはないので思ったよりはパワー不足でした。負け。

ML.K 8月例会

札幌市北区民センターでML.Kの8月例会がありました。参加者7人。
Petrichor (Mighty Boards)・Das tiefe Land (Feuerland/テンデイズ)・Unlock! (Space Cowboys/HJ)をプレイしました。

まずはキックスターターの新作、ペトリコールを3人。プレイヤーの立場は水という何ともつかみどころのない設定ですが、要はカードプレイで天候を操作して9枚ある畑カードの上でエリアマジョリティをするゲームです。
畑に自分の水を撒くには、雲を作って水分を蓄積して目的の畑まで移動して雨になって降ってと相当の段階を踏まなければならないのですが、雲の移動手数が少ないとか他人の雲と同じ場所に移動したら合流してしまうとか一定規模以上になったら勝手に降ってしまうとかでなかなか思うようにはいかないという仕組みになっています。
4ラウンドのショートゲームをプレイして勝ち。最後の1手次第で全員勝ち目変わってくるバランスでした。エリアの決算が最後の1回しか発生しなかったので、もう少し収穫ダイス回すのに手数使ってもよかったのかもしれません。

人増えたので卓分け3人で見た目アグリコラっぽいローランドはテンデイズの日本語版。アグリコラのように4×5の格子状の農場を柵で囲って羊を飼っているところにものすごい勢いで高潮が襲ってくるので、みんなで協力して堤防を建設して羊を守らなければなりません。
防衛が成功すると羊の価値は上がりますが、堤防の建設からは特に得点は得られず、逆に堤防が決壊すると羊が失われた上にその価値まで下がってしまうのですが、堤防への貢献度は高く評価される、というシステムでジレンマを生んでいます。逆の方が経済的にはリアルであろうとは思うのですが。
ワーカープレース風の見た目に反して中身は自由なアクション選択システムで、建物効果でいろいろボーナスがつくよくあるシステム以外ではアグリコラとはかなりプレイ感異なります。
今回は無事堤防が持ち堪えてくれて羊の価格が高騰しました。羊の飼育頭数がそのままVPに反映された感じで2位。

最後に全員でアンロック第3作のシナリオ1。第1作シナリオ2の続編で、邪悪なノーサイド教授の陰謀を暴くコミカルな絵柄のお話です。さすがに7人もいると目玉と脳ミソの数は十分で、特に詰まることもなく時間内にクリア成功でした、

終了後は移動してGloomhaven (Cephalofair Games)。参加者4人。
グルームヘイヴンを1人途中参加なので周りに合わせて3レベルのキャラを作ってもらって一応は均等レベルで。人増えても増えた数に合わせて敵も増えるので難易度は変わらないのですが、マップの広さは変わらないので混雑度が増してきます。移動力の重要性が増すというか、最低保証効果の2歩移動だと渋滞抜けるのが困難というか。
火と地のデーモンでいっぱいの異次元で雑魚どもを蹂躙してると親玉っぽいエラそうなデーモンが出てきてお使いを依頼されたところまで。

ML.K 7月例会

札幌市北区民センターでML.Kの6月例会がありました。参加者8人。
Imaginarium (Bombyx/HJ)・Space Base (AEG)・Iron Dragon (Mayfair)をプレイしました。

早速5人でイマジナリウム。HJの日本語版です。夢の世界で工場を経営するゲームで、ベルトコンベアで流れてくる機械を買って拡大再生産します。機械を組み合わせて出力を強化したり逆に破壊して資源に戻したりといろいろできるのですが、お金は足りないしアクション選択の制限もキツいし、肝心の機械も欲しいときに欲しいものが並んでいるとは限りませんというシステム。
環境厳しい分、助手の特殊能力が強力なので、序盤にコストパフォーマンスが高く使い勝手のよいのを雇えると強そうでした。負け。

卓分けて4人でスペースベース。宇宙船を買い集めてどーのこーのというフレーバーとシステムはあまり関係なく、ダイスの出目に対応したカードを買ってダイス振ってその目が出たらお金がもらえるのでカードを買うのを繰り返すという街コロそのまんまなゲームです。
ダイス2個の目を合計してもいいしバラバラにカード2枚起動してもよいというところがちょっとしたアイディアで、買い集めるカードの方向性に戦略性をもたらしている、と思うのですが、カードの性能差が大きいようで結局誰に感想聞いても大味ですねという答えが返ってきます。本当は大味じゃないような気がするのですが、実際以上に大味に感じてしまうところはあると思います。負け。

アイアンドラゴンはメイフェアのクレヨン列車ゲー。ファンタジー世界でドラゴンを機関車代わりに使って鉄道を走らせます。相当古いゲームですが、最近再版された2版。マップは変わってなさそうですが、需要カードとかイベントとかのバランスは調整されているはず。
旧版と比べると、商品チップがプラから紙にグレードダウンしてますが、色がついたので格段に遊びやすくなっています。紙質的にも特に違和感はありません。両面印刷なので旧版のように裏返すと何だか分からなくなるということもなくなったのですが、なぜか裏面はアイコンだけで商品名書いてない罠。どうせ印刷なので裏に字書いてもコスト変わらない気がするのですが。これ以外にも、カードとマップで都市名のフォントが違う(しかも読みにくい飾り文字)とか、旧版でジグゾー式ボード1枚に納まっていた地下世界が2枚に泣き別れになったとか、さりげなくプレイアビリティ下げにかかっていてグラフィックデザイナーの仕事はちょっと杜撰です。勝ち。

終了後は移動して裏例会。3人でGloomhaven (Cephalofair Games)をプレイしました。
BGG1位の超大作レガシーゲームのグルームヘブン。箱も超デカいです。
とりあえず最初の1番のシナリオをプレイ。難易度はノーマルでも激ムズだそうなのでイージー。キャラクターはスペルウィーバーの水晶お姉さんを選択しました。火力ありそうなのですが、カード枚数少なく射程も意外とシビアなので出し惜しみしてる間に終わってしまいました。
シナリオの前後にカード引いてイベントが発生する以外はただ戦闘するだけなのですが、キャラクターの成長余地はかなり取ってあって、確かに続けていけば相当面白そうです。