ML.K 1月例会

札幌市北区民センターでML.Kの1月例会がありました。参加者10人。近年の最大記録なような気がします。
Formula Motor Racing (GMT)・ガンダム to apple (同人)・Italia (Phalanx)をプレイしました。

一応今月のテーマは「F」ということでクニツィアのフォーミュラ・モーター・レーシング。6人。2007年リプリント版なのでボードがついてきてますが、基本的に各車の1位から12位までの1列にずらっと並び、カードプレイで相対位置だけ前後するゲームです。クニツィアにしてはすごくF1っぽいゲームでした。
人待ちでガンダム to appleの後、人が増えたので2卓に分けました。

Italia 4人。
イタリア史は良く知らんのですが、システムはBritannia (AH)なので面白くないはずがありません。違いとしては、人口ポイントがお金になっていて、お金でユニットを買うようになっています。また、キャンペーンという特殊システムが追加されています。これはリーダーのいるスタックに限りお金を払って何度でも移動・戦闘ができるという仕掛けです。フン族のように一瞬だけ暴風のように通り過ぎていった勢力でメジャーインベーションの代わりに用いられているようです。手順的にはちょっと複雑です。
3人シナリオと4人シナリオを完全に分けることで、バランス調整やらコマの色やらの問題を解決しているのは良いところです。箱には180分と書いてありましたが、インスト後3時間近くプレイして半分の第5ターンまでしか進みませんでした。
西ローマ帝国とフランク人の赤を担当。第5ターン終了時点では暫定トップでしたが、この後の展開がどんなもんなのか分からないので何とも。

その他の卓ではLe Havre・RftGがプレイされていました。

終了後、某所に移動して夜の部。5人。Cuba (Eggert)・RftG (RGG)をプレイしました。

Cubaは最初の法案に票をお金で買えなくする汚職禁止法が出ていたので、早速+2票の建物を押さえて「これで勝つる!」と思ったら全然そんなことありませんでした。議会制圧戦法は法案の出る順番頼みで運まかせすぎです。どの建物からでも建てられる正しいルールだと好みの作戦に進めるので変なガマン比べにならず楽しめます。ちょっと評価アップです。上家が出荷型だと早い番手になりやすくてやや有利なような。
RftGはエイリアン作戦で初期手札からフル回転しましたが及ばず。エイリアンのお題タイルさえあれば。

ML.K 12月例会

札幌市北区民センターでML.Kの12月例会がありました。参加者7人。珍しく初参加の人がいました。
Dominion (RGG)・Cosmic Encounter (Mayfair)・Bluff (FX Schmid)・TransAmerica (Wining Moves)・Ra (alea/Uberplay)をプレイしました。

とりあえず4人ドミニオン。基本セット。Remodel&Cellarでデッキを圧縮しつつ早回しと思ったのですが、Militiaにテキメンに弱いことが判明。全くのダメ作戦でした。2戦2敗。

1人増えてコズミックエンカウンター。FFGから新版が出ているようですが、今回はMayfair版準拠の私家訳日本語版。1戦めはキャバルリー族で、他はゾンビ・バンパイア・エンパス・オラクル。バンパイアとゾンビは能力が矛盾するのでタイミングの問題でどちらが発動するか決まるという興味深い組み合わせでしたが、コンバットカードの引きが寄ったのかあっという間に終了。2戦めはギャンブラー族で、他シンバイオト・ワーム・アサシン・バンパイア。いるだけで時間のかかるアサシンが大活躍してワープに大量にコマが送られる展開でした。

ブラフ5人。ベテランゲーマー同士だと、ピタリ賞で何も悪いことしていない人がどんどん脱落していきます。これはシステム上の弱点なような気が。2戦2敗。

1人減って久しぶりのトランスアメリカ。みんな粘って4ラウンドめまで長びきました。というか第1ラウンドで私が失点しすぎて足切りラインを思いっきり下げたせいかもしれません。さすがに挽回しきれず1点差2位。残念。

1人増えてラー。何となくラータイルの引きが速そうな予感がしたので、序盤から積極的に競り落とすようにしてみました。予想通りの展開で序盤は王様と文明で好調に得点できたのですが、さすがに最終ラウンドには息切れして沈みました。畑を堅実に集めた初参加のK村氏が手堅く洪水も確保し大量得点して堂々の勝利でした。
最後にもう1人増えてブラフを1回プレイして終了しました。

終了後は某所に移動して裏例会。4人。
Big Bang (同人)・Dominion (RGG)・RftG (RGG)をプレイ。

BigBangはサガで瞬・カシオス組を一蹴。
ドミニオンはランダム引きで2戦。どちらもWitch入りでしたが、1戦めではMoat大量投入で容易に防御できることが判明、2戦めはGarden入りだったのでカードが増えるのは大歓迎と、全然攻撃力がありませんでした。むしろBureaucratあたりの方がイヤらしいです。さっぱり勝てません。
RftGはやはりお題タイルの引きで決まる傾向が。2戦1勝。

ML.K 11月例会

札幌市北区民センターでML.Kの11月例会がありました。参加者7人。
Dominion (RGG)・Last Night on Earth (FFP)・Big Bang (同人)・Arkham Horror (FFG)をプレイしました。

とりあえず人待ちでDominionの後、卓分けして3人LNoE。WebダウンロードシナリオのAll Hallows Eve (ハロウィーン)をプレイしました。ゾンビ担当。6人の村人が盤上の各所にランダムに配置されていて、その中の一人がゾンビマスターという設定です。ゾンビマスターを倒して魔術書を焼き捨てることができればヒーローの勝利、時間までそれを阻止すればゾンビの勝利です。ハロウィーンでみんな変装しているので、接近して判定に成功しないとゾンビマスターか普通の村人か分からないということになっています。ゾンビマスターといえどもちょっと強いだけの普通のゾンビなので、アイテムの引きの良かったヒーローに信号煙管で即死させられ、本もあっさりとライターで焼かれてしまいました。

1人増えて4人BigBang。星矢で味方は一輝、敵はアルデバランとアステリオン。途中終了。

2人減って2人アーカムホラー。最新エキスパンションのThe Black Goat of the Woodsを投入。新しいヘラルド「森の黒山羊」が登場、どうやらアーカムホラーのクトゥルフ神話体系では、外なる神シュブ=ニグラスとは別に上級の奉仕種族ないしは旧支配者としての森の黒山羊がいて、その下に下級の奉仕種族の黒い子山羊(Dark Young)が存在するということのようです。基本的に黒い子山羊などの地獄由来の神話怪物を強化する拡張です。せっかくなのでシュブ=ニグラスと組み合わせてみましたが、2人でもゲートが開くごとに2体ずつ怪物が出現する仕様なので全く歯が立たず2連敗。2戦めはあと1ライフまで削ったのですが、わずかに届きませんでした。

その他の卓ではアグリコラ・ドミニオン・RftGがプレイされていました。

終了後は某所に移動して夜の部。参加者3人。
Dominion (RGG)・The Red Dragon Inn (Slagfest)・RftG (RGG)をプレイしました。

ドミニオンは勝ち勝ち。レッドドラゴンインは2入り、ハーフオーガーでプレイ。特殊な行動はあまりないのですが、攻防ともに強力なベーシックなキャラクターでした。2の新登場キャラなのに。性能のおかげでぎりぎりで勝ち残り。RftGはDoomed Worldから開始。初手の探索で格好の移住先星系を発見できて圧勝でした。この初期星系はかなり運次第です。

ML.K 10月例会

札幌市北区民センターでML.Kの10月例会がありました。参加者8人。
China: the Middle Kingdom (Decision Games)・クイーンズブレイドザコロシアム(メガハウス)・BigBang (同人)をプレイしました。

DGのChinaはBritannia (AH)システムの中国史ゲーム。春秋戦国時代から国共内戦までを扱いますが、前半または後半だけをプレイするハーフゲームも可能です。今回は前半だけをプレイ。これだと唐の成立でゲーム終了です。
Britanniaを引き継いだシステムはよくできています。ルールの違いは、スタック制限の変更と征服ボーナス(どの国でも他国を滅ぼすとその国力に応じたボーナスが得られる)の追加程度です。これがほどよく機能し、中原を平定する大王朝が入れ替わり立ち代わり登場しつつ辺境に様々な蛮族が根強くはびこる中国史をよく再現できています。
前半プレイだけだと大国ばかりの人や蛮族ばかりの人がいて、プレイヤー間の国の配分はやや疑問。それでも最後にT口氏が最後の唐の得点で逆転して0.5点差でトップになったあたりバランスはそれなりに取れているようでもあります。

クイーンズブレイドはフルメンバーの5人プレイ。人数が増えても女王の体力は変わらないので、多人数だと一撃の大きいキャラにも勝ち目が出てくるようです。女王の方から来てくれないと攻撃が当たらないのでどうしても運次第になりますが。
星矢5人。冥闘士入り。アテナ+星矢(G)対サガ+シャカ(E)対シオン(S)という豪華対決。サガでしたがE陣営が真っ先に脱落してGの勝ち。

他の卓ではアグリコラ(Lookout)・China Rails (Mayfair)がプレイされていました。

終了後、移動して裏例会。参加者3人。
A Touch of Evil (FFP)・RftG (RGG)をプレイしました。

A Touch of Evilは村に潜む魔獣を捜索して倒すホラーゲーム。ボード上を移動してカードを引いて遭遇を行い、装備が整ったらラスボスとの最終決戦に挑むというシステムはまるでアーカムホラー(Chaosium/FFG)にそっくりです。もともとヘビーゲーム化したところにエキスパンションがいくつも投入されて今や混沌と化しつつある新版アーカムホラーから精髄だけをうまく再抽出した感じの好ゲームです。
多数の銃器を揃えて弁慶のように武装し、いの一番に魔獣の巣に突入しましたがあと一歩で及ばず。2人めのK川氏にうまくさらわれてしまいました。
対決プレイだと最終戦闘を楽しめる人はせいぜい2人かそこらなので、人数によらず協調プレイかチームプレイを選択した方がよいかもしれません。

RftGはInterstellar Bankと低コスト技術という無駄のない初期手札でうまく発進でき、後半には必要な6コスト技術がタイミングよく手に入るという都合のよい展開で快勝できました。

ML.K 9月例会

札幌市北区民センターでML.Kの9月例会がありました。参加者6人。
Canal Mania (Ragnar Bros)・BigBang (同人)・San Juan (alea)をプレイしました。

カナルマニア4人。リバプール~マンチェスター線を起点にうまく一筆書きな水路を引くことができました。これから稼ごうというところで人が増えたので途中終了。この時点では全員割と僅差でした。複数回プレイすると序盤の展開にあまり変化がないのがちょっと気になります。
BigBangを6人・6人・5人と3回プレイ。ダイスをひたすら振るゲームなので肩が疲れました。
最後は余り時間で4人サンファン。蝦夷総督のY田氏はやはり強かったです。

終了後場所を移して裏例会。3人。Conquest of Paradise (GMT)・Giganten (Queen)・Agricola (Lookout)をプレイしました。

GMTのConquest of Paradiseはオセアニアにおける征服ゲーム。サモアやトンガなどの島からスタートして南太平洋を探検し、自分の部族の集落を増やしていきます。探検は本当にランダムで現実の場所に島があるとは限らないので、近場の海域に手頃な島がなければ豊かな島を襲って手に入れることになります。海上には移動を妨げるものはなく戦闘に地形的な要素は何もないので、あまり作戦や戦術面で見るべきものはありません。ひとしきり探検を楽しんだ後は、順番のマジックで大スタックをぶつけあって決着をつけるゲームです。序盤から地道にカードと戦力に投資した分が実って勝利。
Queenのギガンテンは別名AirShipでダイスを振って飛行船を開発するゲーム。同社のラッキーループとそっくりですが、こちらの方がテーマに合ったシステムになっていると思います。以外と簡単に終了スイッチを押されてしまい最下位。
アグリコラはKデッキ2人対Zデッキ1人。Zデッキの双子の母が強力で全く太刀打ちできませんでした。

ML.K 8月例会

札幌市北区民センターでML.Kの8月例会がありました。参加者7人。
AoE3 (Tropical)・天下布武(GJ)・High Society (Uberplay)をプレイしました。

5人でAge of Empires IIIはインスト的にAge1のみプレイ。インカ帝国を征服した金でたくさん建物を建てたのですが、4戦力を投入したDiscoveryに失敗してがっかりな出だしでした。

1人増えて天下布武6人。最大人数なので全勢力が登場します。戦国ものの陣取りですが勝利条件は領土数ではなく、あくまで官位を上げて征夷大将軍になること。本願寺は1人だけ独自の秘密勝利条件を持っています。浅井長政を担当しました。織田と並んで日本のまんなかに位置してるくせに織田より戦力が劣るのが弱点で、初期領地が近江越前と少し豊かなのが長所です。
N田武田とK保上杉は北信濃を武田が取ることで話がまとまったらしく、武田は征夷大将軍になるための5エリアを確保、上杉は取り分が少ないので足りない分をM元織田か浅井あたりから切り取る方針のようです。となると織田より浅井の方が与しやすしということで日本海沿いに北陸道を直進してきました。浅井で謙信を真っ向迎え撃つのはなかなかの難事業なのですが、四の五の言っている余裕はないので加賀まで進出して前進守備の態勢をとります。西方ではM上松永が近畿一帯を押さえて十分な態勢、織田は手堅く美濃を確保しましたが領土数的にはやや不足な感じ。K川本願寺は全国に薄く広く一向宗を広める以外にはあまり悪さをせずに全員をまんべんなく支援しており、正体不明で不気味な存在です。
戦闘力的には最も劣る松永と背後に不安をかかえたくない織田浅井の利害が一致したので、武田上杉本願寺同盟対松永織田浅井同盟という組み合わせができました。ゲーム中盤には、越前に突入した上杉を迎撃する浅井に武田と織田がそれぞれ援軍を派遣して大野戦が発生。戦闘解決はハンニバルシステムなので勝敗の予想は全くつかないのですが、浅井織田同盟が騎兵突撃の連打で勝利し上杉軍を壊滅させました。といっても戦国大名(Epoch)などとは違って行軍費用がかかるわけでもなければ大名が死ぬこともなく兵士の雇用コストも安いので、それほど打撃を与えたわけではありません。
結局、天皇と足利将軍を擁した松永が順調に官位を上げて勝利。同時に本願寺も寺9個の勝利条件を満たして勝利していました。松永の同盟国の織田浅井が一応それに続く順位という結果になりました。
プレイ時間1日というよくわからない表記がされているのですが、インスト込み4時間と手頃なマルチでした。本願寺の勝利条件はルールでは自由に選べることになっているのですが、これはランダム引きの方がよいかと思います。

1人増えて卓分けハイソサエティ4人。今日は正しいルールでプレイ。2戦2敗でした。もう1卓ではRftGがプレイされておりました

ML.K 7月例会

7/26は札幌市北区民センターでML.Kの7月例会がありました。参加者7人。
Last Night on Earth (FFP)・Falling (Titanic)・Wealth of Nations (TableStar)をプレイしました。

LNoEは村人を守れ(Save the Townfolk)シナリオ。6人。村人4人を救出して夜明けまで耐えるのが勝利条件です。
ヒーロー陣営は神父・女探偵・女子高生・看護婦でこれ以上は望めない布陣。神父の特殊能力でゲームタイトルでもある「Last Night on Earth」というゾンビイベントカード(男女のペアがイチャイチャし始めて1ターン休み)の影響を受けることがないという素敵な組み合せです。いつもは武装の足りない序盤が最も危険なのですが、女探偵が最初からショットガンを持っているので大丈夫。またたくまにゾンビを減らして高校で立て籠り体制に入りました。村人の捜索はアイテムの探索と同じなので山が半分尽きるころにはあらかた探し終えてしまい、後は粘るだけ。ゾンビイベントカードはほとんどが神父が特技で無効化し負傷は看護婦が治療するので、ゾンビ陣営は戦力を逐次投入する以外にできることがなく投了。初めてヒーロー陣営が勝利するところを見ました。

フォーリングは落下速度を競うゴブリン達のチキンレース。ロビンマスクの鎧を奪って敵より先に落ちるゲームですね。わかります。
制御可能なリソースは1枚制限の手札だけなので、無理にアクションゲームにしなくても成り立ちそうなもんですが。

卓分けで国富論3人。タイルは前回プレイ時に強かったエネルギーを取って、これを初手からオートメーション化してみました。これで生産を回すのはかなり楽になるので、速やかに銀行を建てる作戦です。ただもう一種類のタイルが農場なので食料を節約しても戦術的には今いち感も。結果は一人で大学を独占したK川氏の勝ち。3VP差で一見僅差なのですが、$30差ということなのであまり僅差でもないです。ちなみに産物は5種類あるので初期タイルの2種類に1つ足して一人3種類ずつ生産すると1人だけ何かを独占するプレイヤーが出てきます。当然といえば当然ながら、2回ともその競合なしプレイヤーが勝っているので、銀行なぞより他人の産物に被せて独占を阻止する方が優先っぽいです。3人プレイ以外だとまた違うのかもしれません。

終了後、某所で裏例会。3人。
Through the Ages (CBG)をプレイしました。

今回は農業も鉱業も初期手札からアップグレードできなくてトークン数のやりくりに苦労する展開。時代1以降の農業も鉱業も人数分はない上に、カードドラフトシステム的に出たばかりのカードを高いからと見送ると次の手番にはもう残ってないのが確実だったりします。仕方ないのでアクション数の増える技術を優先して、アクションカードを取って補完することにしました。必要なときに必要なリソースをブーストできるので、これはこれで悪くないです。航海術のおかげで勝利得点つきの植民地を安く落札できた分で勝利しました。

ML.K 6月例会

6/28は札幌市北区民センターでML.Kの6月例会がありました。参加者7人。
Arkham Horror (FFG)・Big ang (同人)・Chang Cheng (TENKIGAMES)・Bacchus’ Banquet (Mayfair)・Acquire (AH)をプレイしました。

4人アーカムホラー。旧支配者はイブ=スティトル。最終戦闘の戦闘修正が取り残しのクルートークン数なのでうっかりすると強敵ですが、注意してクルートークンを回収していればそれほど難敵ではなく探索者側の勝利。守護者に猫神バーストを選んでみたのですが、全く使う機会がありませんでした。
BigBangで時間調整し、続いて長城。壁のコマを並べて万里の長城を作るゲームです。基本的にエリアマジョリティで、壁に接する中国側のエリアの分がプラス得点、モンゴル側のエリアの分がマイナス得点になります。僅差で勝ちましたが微妙に不明瞭な訳のせいで間違ったルールでプレイしていたような気が。
バッカスの宴5人。皿を盥回ししながらメタボの限界に挑戦するゲーム。キャラクター間で勝利条件の有利不利が大きそうに感じますが、正体は秘密なのでそれを推理するところも含めてバランスの範囲ということでしょうか。
アクワイア5人。位置的にうまく吸収されそうな会社で2社社長1社副社長に収まりあとはキータイルを引くだけだったのですが全然潰せないまま資金ショート。引きのよくないときに社長になるのもどうかと。結局時間切れ終了。
他の卓ではルーンバウンド・サンドオブアルカリムがプレイされていました。

終了後、某所に移動して裏例会。参加者5人。
Last Night on Earth (FFP)・Arkham Horror (FFG)をプレイしました。

今回はBurn ‘em outシナリオをプレイ。ゾンビの発生穴を3つ焼き払うのが目的です。エキスパンションGlowing Horrorでカードが増えたせいか引いても引いてもガソリンもダイナマイトも見つかりません。これは厳しい。
続けてアーカムホラーはイゴーロナク。たびたび苦労させられてきたゲートを封印できなくなる環境カードで今回もスローダウン。予想外に長びいたのですが、その分準備を整えて最終戦闘を開始。ところがあと一歩のところでイゴーロナク用の英雄的戦闘バリアントカードの1枚でいきなり全滅しました。旧来ルールでは神相手にできの悪いRPGのラスボスまがいの攻略パターンを組めてしまっていたので、キングスポートホラーで追加されたこのシステムは非常にスリリングです。

ML.K 5月例会

5/25は札幌市北区民センターでML.Kの5月例会がありました。参加者8人。
Big Bang(同人)・Blackbeard (GMT)をプレイしました。

今月のテーマは「海賊ゲーム」ということで、Blackbeardを4人。BGGでオフィシャルのエラッタが出ていますが、まだまだ細かな修正や変更がありそうで油断なりません。前回プレイ時の経験から、全員に「イニシアチブとアビリティの低い海賊はほとんど活躍できない」「最初に配置する海賊は優秀な方1人で十分」というTipsを周知してから開始しました。全員それぞれ1人の海賊をそれなりに稼がせてから無事引退させることができました。カード1山分しかない通常ゲームではプレイヤー1人あたり海賊1人分くらいしかありません。若干ものたりない感もあるので、プレイ時間は倍になりますが、カード2山分を使用する長時間ゲームの方がよさそうです。

後は人待ちやら人数調整やらでBigBangばかりプレイしました。いつもよりダメージの出方が派手でプレイ時間短め。その他の卓ではWinds of Plunder (GMT)・Race for the Galaxy (Rio Grande)がプレイされていました。

ML.K 4月例会

4/26は札幌市北区民センターでML.Kの4月例会がありました。参加者8人。
BigBang(同人)・RftG (Rio)・History of the Roman Empire (UGG/GMT)をプレイしました。
BigBangは冥闘士入り7人。デスマスクから途中でサガを引き当てるも真っ先に脱落。RftGを始めてしまったので結果は見てません。アクションカードの1/3くらいがごっそり抜けていてゲームになってなかった模様。

1人増えて2卓に分け、今月の本命はHistory of the Roman Empireです。時間の都合で途中終了でしたが。
HotW (AH)のシステムを流用したローマ帝国もの。3人でもプレイ可能ですが、ほぼ4人固定。HotW同様7ターンあり、各ターンには蛮族1部族とローマ1派閥を担当します。得点システムはHotWとほぼ同じで、蛮族とローマの得点の合計で勝敗を競います。
蛮族はHotWの帝国と同様にターン開始時にドラフトして戦力分のコマを持って登場しますが、同じ蛮族が複数ターンに渡って登場するあたりがHotWと違います。ローマの派閥の方は代々の皇帝をドラフトします。皇帝の特殊能力に若干の性能差があるくらいで、各派閥の支配地は前のターンからの引き継ぎです。戦力はほとんどついてこない代わりに、除去された戦力を勝利得点を支払って回復させるようになっています。
各蛮族や派閥の戦力がHotWの帝国と比べて少なめなので、得点的には大差はつきにくく、プレイ時間も倍まではかからないようです。理不尽に近東エリアの得点が低く設定されているなどバランス面は注意深く設定されているらしく、ゲームバランスはかなり良好な方だと思われます。
蛮族の担当プレイヤーがターンごとに入れ替わるので侵攻先が右往左往したり、ローマ派閥も揚陸能力の制約で蛮族征伐よりローマ人同士の内紛にあけくれたり皇帝の特殊能力の都合で突然大攻勢に出たりと、帝政以降のローマ史というテーマの再現性としてかなり興味深い作品です。

その他、クォバディス(Mayfair)・RftG等がプレイされていました。
終了後、場所を移して裏例会。4人。HotREを再戦。今回は最後までプレイできました。最終ターン開始時でVP最下位のK川氏が華麗なごぼう抜きで逆転勝利。