ML.K 4月例会

札幌市北区民センターでML.Kの4月例会がありました。参加者8人。
Race for the Galaxy (RGG)・Codenames (CGE/HJ)・俺のケツをなめろ(天下布武/ゲンブンゲームズ)・Room 25 (Matagot/HJ)・アニュビスの仮面(ギフトテンインダストリ)をプレイしました。

最初から卓分かれる勢いで3人RftGはゼノ拡張入り。軍事力控えめ作戦でしたが微妙に2位、9火力のゼノが容赦なく襲ってくる割に勝っても1VPなので何もいいことありませんでした。負け。

卓マージして7人でコードネーム。例によってコードネームカードは全部ガンダムウォーです。黒い三連星が3人とも登場してうち1人が暗殺者という過酷な振り分けでした。こちら後手陣営で1枚残し、先手は2枚残しでマスターのヒントは1枚分という圧倒的優位から、最後の1枚をノーヒントで当てられるという驚愕の推理の冴えを喰らって負け。

3人で俺のケツをなめろは新版の2016年改訂版。一部のカードを追加カードと差し替えということですが、抜かれたカードは非常スイッチと迂回移動でした。確かに効果としては同じリアクションカードの俺のケツをなめろの下位互換にすぎないのでシステム上の存在価値はほとんどないのですが、どちらも名前といいイラストといい東部戦線の雰囲気を作る重要な役目を持っていたカードなので、安易に抜いちゃうセンスはちょっと疑わざるをえません。2山掘りましたが点数差で負け

6人でルーム25はシーズン2拡張入り。変更点は、部屋の種類が増えたのと、各キャラクターに特殊能力が追加されたのと、1人1回使い切りで3アクションめができるようになったところです。基本セットでちょっと閉塞感のあったところが打破されていて良い拡張だと思います。守衛1~2人の疑念シナリオをプレイ。難易度調整は面倒なので部屋タイル全部混ぜランダム配置という適当セットアップ。プレイヤー同士で情報共有できなくなるという強力な効果の新部屋ジャミングルームに無意味に籠ってる人がいて、まあ守衛くさいよねと思いながらも5ラウンドめに順調にルーム25を発見。守備よく残り全員集合するも集まった中にももう1人守衛がいて蹴り出されたりしましたが、2人の守衛がプレイ順で並んでしまっていてそれ以上の妨害は受けず、脱出に成功しました。

4人でアニュビスの仮面はスマホに表示される3D迷路を1人が見て口で説明して、残りのプレイヤーにマッピングしてもらうというゲーム。移動できない代わりに、何箇所か立ち位置を変えつつスマホ見る係を交代して、最終的にマップをつなげて全体像を明らかにします。アヌビスをかたどった厚紙製の仮面にスマホを差し込むのですが、微妙に崩壊しやすいのでアヌビス感を出している装飾部分はない方がよいかもです。外しちゃうと雰囲気半減ですが。

終了後は移動して裏例会。Roll for the Galaxy (RGG)をプレイしました。
あまり売れなかったとの噂も聞くロールフォーザギャラクシーですが、元のレースフォーザギャラクシー同様拡張なしの基本セットだと要素削ぎ落しすぎで物足りないところがあるので、拡張込みでもうちょっと流行って欲しいと思います。2戦1勝。

ML.K 3月例会

札幌市北区民センターでML.Kの3月例会がありました。参加者6人。
Hansa Teutonica (Argentum Verlag)・大怪獣コトバモドス(一年中未来)・Race for the Galaxy (RGG)・Puerto Rico (alea)をプレイしました。

最初から2卓に分けて3人ハンザテウトニカ。例によって基本マップの2~3人面はアクション数伸ばせる街が1列しかアクセスできない盤端のため最初のプレイ順の影響が大きいです。見た感じ拡張マップの方がバランス改善されていそうに思います。負け。

コトバモドスは上家から流れてきたひらがな9枚のタイルを並べ直して上家が選んだ3文字の単語3つを復元するゲーム。全然違う単語がちゃんと3つ復元されてしまうことがままあるので偶然を楽しむゲームでしょうか。

RftGはゼノ拡張入り。他の2人が順調に軍事力伸ばすのに対して、なかなか軍事上げる技術も星も引けずに低空飛行。ただこの状態だと弱いゼノ倒してコンスタントに2VP獲得できるのでそれほど悪くもないですが、ウェーブ3になるまでに3~4軍事力くらいは用意できないとさすがに失速します。負け。

最後は1人減って5人プエルトリコ。2番手で上家初手入植からタバコを拾ってそのままタバコに進んでもよかったのですが、下家のコーヒー締めるためにあえて小市場からコーヒーに方向転換してみました。さすがにあまり良い手ではなかったようで共倒れ。10金建物何も建てらない大負け。

ML.K 2月例会

札幌市北区民センターでML.Kの2月例会が開催されました。参加者6人。
Cthulhu Wars (Petersen Games)・M.U.L.E. The Board Game (Lautapelit.fi)・Race for the Galaxy (RGG)・ガンダムの世界の見方(同人)をプレイしました。

5人でクトゥルフウォーズ。基本セットでは4人までしかプレイできませんが、拡張要素の追加発送分が到着して最大7人までプレイできるようになりました。
自由に派閥選んでもらって、イタカ・ヨグソトース・クトゥルフ・シュブニグラス・ハスターという組み合わせでプレイしました。新派閥はハイスタック作りやすいイタカとゲートを使ったテレポート能力で機動性の高いヨグソトースといった感じで割と使い勝手よさそうでした。というかハスターの呪文書解放条件がダントツで厳しいだけなような気もしますが。
イタカを担当して勝ち。直接攻撃ありでプレイヤー間でバランス取るアメゲーなので、全員が各派閥の特殊能力に精通していないと強能力でゴリ押す展開にしかならないところがありますが、これをヘビーに回して練度を上げるには物理的にちょっと重いというのが難点です。

1人増えて2卓に分けて3人でM.U.L.E.。大昔のPCゲームのボードゲーム化ですが、さすがに元ゲーやったことはないので再現度がどのくらいなのかは分かりません。箱絵のロボットを使って惑星を開拓して各種資源を生産・売却して儲けるゲームです。資源ごとの価格変動に対応して開発と生産を柔軟に計画変更するのがキモかと。ちょっとイベントカードの効果が派手で、運要素強めな感じはしますが、見通しのよい経済システムがベースにあってプレイ感の良い経営ゲームだと思います。2位。

RftGはゼノ侵略拡張入り。今回は全員順調に軍事を伸ばして人類の勝利で早期に終了しました。軍事ボーナスの分で勝ち。

1人減って5人で私の世界の見方。ダミーを1枚入れるか2枚入れるかでプレイ時間がかなり変わってきますが、2枚だとちょっと多すぎで1枚だとちょモノ足りない気がします。

ML.K 1月例会

札幌市北区民センターでML.Kの1月例会がありました。参加者8人。
DORASURE (GIANTHOBBY)・ガンダムの世界の見方(同人)・Arcadia (APE Games)・The Prodigals Club (CGE)・Siggil (Capsicum Games)・シンデレラが多すぎる(大気圏ゲームズ)をプレイしました。

今日は最初から2卓立つ勢い。まずは3人ドラスレ。ワーウルフ・ハンター・グラディエーターという脳筋パーティー。クエストが探索系と戦闘系ばかりで失敗時のペナルティも軽いものばかりだったので、サクサク解決して万全の体制で決戦フェイズ。ワーウルフとハンターが即死してまさかの敗北でした。

私の世界の見方4人。ダミー2枚入れてみましたが、さすがに回答カードのジャンルを限定して4割ダミーは多かったです。手かげんしないダミー相手に収束しそうな気配がなかったので、ルール通りダミー1枚に減らしました。

1人減って3人でアルカディアは遊園地を建設するカードゲーム。乗車券方式で集めた従業員カードをコストとして支払って各種アトラクションを建設します。特に破綻のない普通のゲームなんですが、ただコストを集めて建設するだけの繰り返しです。得点システム上も序盤で大差がついて逆転難しい感じで、魅力的なテーマの割にプレイしていて何ともワクワク感がありません。遊園地は楽しいけど遊園地を経営するのは別に楽しくも何ともないと言われてしまえばそれまでですが…

1人増えて4人で浪費家倶楽部。おかしな遺言の続編で連結プレイも可能ですが、今回は単体でプレイしました。資産だけでなく、人望と政治力も失なって素寒貧になることを目指します。順番とアクション数の競りの部分が独特だったおかしな遺言と違い、システムはごく普通のワーカープレースに回帰しています。最終的に最も残ってしまった要素の残資産が負け点になるので、どのジャンルも均等に減らしていかなければならないのですが、分野ごとに固有のシステムで増減し、あれもこれもとやっていると効率上がらないようにイヤらしくできています。勝ち。結局全員お金が最も残っていました。おそらくお金は増えない代わりに減りにくいよう調整されていそうな感じです。

シジルは上海みたいな感じで並べたカードを1枚ずつピックしてセットコレクションするゲーム。ちょっと見では勝ち方分からない手強いゲームです。負け方はよく分かるのですが。

最後はシンデレラが多すぎる。勝ち。シンデレラは男の娘でした。

他の卓ではルアーブル・ナショナルエコノミーなどがプレイされていました。

ML.K 12月例会

札幌市北区民センターでML.Kの12月例会がありました。参加者7人。
ガンダムの世界の見方(同人)・Terra (HUCH! & friends/HJ)・IKI (UTSUROI)・Roll for the Galaxy (RGG)・Between two cities (Stonemaier Games)をプレイしました。

まずは私のガンダム世界の見方5人。ガンダムTo Appleと比べると微妙なモビルスーツとかも使い様ではあるのですが、やはり何に出しても強いカードというのもありそうな感じ。30バンチ事件とか。

フリーゼのテラはファウナのリメイク。システムは共通ですが、出題が動物だけじゃなくて何でもありになりました。基本的には同じゲームですが、2段階しかなかった難易度調整が細かくできるようになっているのが利点だと思います。負け。

1人減って4人でIKIは去年のゲームマーケットの江戸職人物語のリメイク。名前の割に一揆は発生しません。ボードの見た目はほとんど同じですが、ルールは大きく変わっているようです。前作見たことないですが、ネットに上がっているプレイレポートとは全く違うゲームのようでした。職人を雇って長屋に住まわせるとアクションマスになって、他人に利用してもらうと特典のあるケイラスっぽい感じのゲームになっています。プレイ順が火消し能力で決まるので、後半はプレイ順が固定ぎみになり逆転要素薄いのがちょっと気になりますが、おおむね手堅くまとまった完成度の高い作品です。大敗。

1人増えて5人でRftGは拡張入り。Galactic Federationから6コスト技術を連打して勝ち。

1人増えて6人でビトゥイーン・トゥー・シティーズ。街を構成する6種類の建物はそれぞれ得点方法が違いますが、どれも基本的には特化するほど得点高いので、全く違う都市を2つ作るのが良いように思います。うまいこと左右が1位2位都市となり勝ち。

終了後は場所を変えて裏例会。参加者4人。
Thunderbirds (Modiphius Entertainment)・Steampunk Rally (Roxley Games)をプレイしました。

サンダーバード50周年記念ゲーム。キックスターター版は箱絵が小松崎茂の豪華仕様です。中身はマットリーコックの協力ゲーム。パンデミックや禁断の島と似た感じのシステムで、各プレイヤーはトレーシー一家の1人となって世界中を飛び回って救助活動を行ないつつ、時間内にザフッドの陰謀を防ぎます。最大4人プレイで5人兄弟+レディ・ペネロープからランダムに1人を担当するので少なくとも2人はNPCです。機体は乗り換え自由なのですが、基本的に自分のサンダーバード機に乗ってる方が特殊能力使えて有利なため、高機動な1号と2号が肉入りかどうかで難易度ずいぶん変わってきそうです。難易度ノーマルで1戦1勝。

スチームパンクラリーはダイスをごろごろ振って走るレースゲーム。レース中に毎ラウンドドラフトで獲得したパーツを水道管ゲーム方式で追加していくので、自車はどんどん大きくなっていきます。1歩進むたびにコースの地形効果で機体にダメージが入るため、崩壊しないよううまくマネジメントしながら人より先に進むことを競うゲームで、カーレースというよりは登山をしているような雰囲気です。
登場人物はみんな歴史上の人物になっているようで、最初から地形を無視して飛行可能なパーツ持ってるライト兄弟を選んでみました。勝ち。

ML.K 11月例会

札幌市北区民センターでML.Kの11月例会がありました。参加者5人。
Kembre’s Cascade (Z-man/HJ)・Roll for the Galaxy (RGG)・Between two cities (Stonemaier Games)・タンクハンター(HJ/アークライト)・Peloponnes Card Game (Irongames)をプレイしました。

まずはケンブルカスケード。前回プレイ時はいろいろな属性耐性持ったボスだったので武器2種類確保して臨みましたが、今回は特に耐性も何もなく体力が多いだけのボスでした。5人はさすがに狭いと思います。強制スクロールでの衝突も多いので、遠慮なくPKするゲームなのかもしれません。勝ち。

ロールフォーザギャラクシーはアンビション拡張入り。序盤につまづいて離されやすかった部分を改善するようセットアップを中心にかなり手が入っています。レースフォーザギャラクシーで好評だったゴールタイルのシステムも追加されて、徐々に同じゲームに近付いているような。銀河帝国で赤ダイス集めまくりましたが、わずかに及ばず。

ビトゥイーン・トゥー・シティーズはヴィティカルチャーがヒットしたストーンメイヤーゲームズの新作。7ワンダーっぽい感じのドラフト箱庭建設ゲーなのですが、両隣のプレイヤーと協力して一つずつ都市を作るという他に見たことのない独創的なゲーム。2つの都市のうち得点の低い方が自分の得点になってしまうので、左右どちらも手を抜けませんが、ドラフトなので協力してるはずの相手から強烈に縛られたカードが流れてきます。左は世界一都市だったのですが当然勝敗には全く関係なく、右の都市が奮わず負け。

タンクハンターは拡張1+2入り。枚数増えすぎなので各戦車1枚ずつにしてみました。拡張2のテーマが指揮官なせいかペラペラな装甲車や軽戦車が大量に増えていて、たまたま引かれた重戦車が何もかも薙ぎ払っていく展開になりましたが、旧版もだいたいこんな雰囲気だったと思います。0点で最下位。

ペロポネスカードゲームはペロポネスのカードゲーム版(そのまんま)。競りや得点のシステムもボードゲーム版をほとんど踏襲しています。理不尽な土地タイルの隣接制限がなくなったとか、贅沢品が1対1交換になってかなり使いやすくなったとか、毎回全部ほぼ確実に発生していた災害の発生率の紛れが大きくなったとか、ボードゲーム版の欠点を潰した上位互換的な完成度です。対策できてなかった災害が最後まで起きずに済んだ分で勝ち。

終了後は場所を変えて裏例会。参加者3人。
Pandemic Legacy (Z-man)・New York 1901 (Blue Orange Games)をプレイしました。

パンデミックレガシーは8月を1戦1勝。7月と似た感じのシナリオでもう少しこれが続きそう。ストーリーは着実に進んでいますが、新しいクリア後アップグレードでまたもや驚愕。ここのところ連勝しているのでプレイヤーとしてはイマイチ緊迫感薄いのですが、小道具一つでこの危機に対する人類の覚悟のホドが強烈に表現されています。

ニューヨーク1901はマンハッタンを舞台に高層ビルを建てまくります。が、手番ごとにほとんど無料で1区画ずつもらえる土地に平たいタイルを並べていくだけで、高層建築らしさも何もなくぼんやりと陣取りをしてるうちにいつの間にかゲーム終わっていました。建て替えシステムで古いビルは取り壊してどんどん高いビルを建てているという設定なのですが、建て替えても広くなるだけで高くなったような気がしないんです。箱絵はすごく面白そうで、内容的にも決して悪くはないはずなのですが、イマイチピンと来ないゲームでした。勝ち。

ML.K 10月例会

札幌市北区民センターでML.Kの10月例会がありました。参加者6人。
Pandemic Legacy (Z-man/HJ)・Augustus (Hurrican)・Small City (Alban Viard)をプレイしました。

まずは4人でパンデミックレガシー。12本のシナリオを連続でプレイするキャンペーンですが、とりあえず最初は普通のパンデミックとして始まります。もともとプレイ人数多くても少なくても難易度上がるゲームですが、あえなく初戦敗退。
ルールの分かりにくい点が2つ。これはちゃんとルールに書いていますが、STOPカードのSTOPと書いてある面はしっかり読んでおく必要があります。ここ読み飛ばすといつまでたってもストーリーが進展しません。次にルールの割と前半に「ここにシールAを貼ってください」的なことが書いてありますが、ここにシールAを貼ってはいけません(えっ?)。この枠は将来シールAを入手したときに貼る場所なので、最初はスルーするのが正解です(英語版ではwillって書いてあって今貼らないことが示唆されています)。貼っても意味通じないので分かるとは思いますが。

6人で日本語版出るらしいアウグストゥス英語版。全く言語依存性はありませんが。全員共通のチップを袋から引いていくので、手元のカードのアイコンが揃ったらそのカードを完成させてお代わりをもらうというのを延々と繰り返すゲームです。ボーナス得点タイルの獲得が早い者勝ちなので、そこで他人の動向を見てプレイヤーインタラクション発生しますが、基本的には残りタイルの枚数と相談しながら次に手を出すお代わりタイルのピックを黙々と考えるゲームです。各カードは完成難易度と効果と得点でバランス取ってあるようですが、同じ効果のカードが2枚ずつくらい入っているみたいなので、セットコレクション系の得点カードを2枚重ねて取れると有利そうな雰囲気。2戦2敗。

卓分けてスモールシティ。さすがに2戦めになると思うように街作れるようです。時間切れ終了。
サイズ3の工場を3軒立てるという契約カードがありますが、普通に達成するには港と精錬所を特定の向きに並べて置く必要があるので、そこだけちょっと注意が必要です。まあ何となれば1軒だけは市議会ボードの特権で条件無視して建てることもできますが。

終了後が移動して裏例会。参加者3人。パンデミックレガシーの続きをプレイ。
1戦めの再挑戦と2戦めで両方勝ち。難易度はスペシャルイベントカードの枚数で調整されていて、負けると次が下がって勝つと次が上がるシステムなので、いずれほどほどのところに収束すると思います。とりあえず今のところは拡張を含む既存のパンデミックのシステムをうまく流用しながらなかなかに達成感のある調整がされていてさすがマット・リーコックといったところです。

ML.K 9月例会

札幌市北区民センターでML.Kの9月例会がありました。参加者6人。
Koryŏ (Asmodee)・ガンダム to Apple (同人)・Tesla vs Edison (Artana)・ワトソンの条件 (3D6)・Forbidden Desert (Gamewright)・Lords of Waterdeep (WotC)をプレイしました。

人待ち3人でコリョは高麗とどこが関係あるのかよく分からないスチームーパンク世界を背景に、9人の登場人物に対する影響カードをプレイして一番多い人がその人物の特殊能力使ったり得点もらったりするという、一見ありそうで独特のシステムのカードゲーム。全体の枚数少ない人物はマジョリティ取りやすく特殊能力が強力な代わりに得点は引くく、枚数多い人物はその逆という感じに調整されていますが、2枚しかない忍者(?)がとても強くてさすが忍者きたない、というゲームでした。

ガンダムウォーのカードでアップルトゥアップルをプレイするガンダムトゥアップルですが、いつの間にか旧版ガンダムウォーのカードが軒並紙屑になったそうなので、資源の有効活用としてもお勧めです。

テスラ対エジソン5人。社長はやはり白のエリフトムソンが強そうな感じ。GE創設者は伊達じゃないです。テスラは足りない能力値が多すぎて部下に恵まれないと会社回せません。能力値の査定が0~2の3段階しかないので、だいたいどの能力も1点の差で相当な強弱が発生します。特にファイナンス能力2の部下は相当に強力なので、ここを競りゲーにすることでゲームデザイン上のバランス調整を完全にプレイヤーに丸投げしているあたりは、ちょっと最近のゲームとして物足りない感じもします。

1人減ってワトソンの条件4人。1手あたり2VPずつ取らないと勝てないバランスなので、1VP獲得の役職はめっぽう弱いと評判でしたが、黒幕捕まえた最終ラウンドに1VP踏んで1点差勝ち。たまにはこういうこともあります。

禁断の砂漠はちょっと前に難易度ノービスでクリアしているので、今回はノーマルで。離発着場のそばにあったトンネルをベースキャンプにできた分で思ったよりは安全にクリアできました。意外とバランスはよくできているのかも。次はエリートレベルでしょう。

1人増えてウォーターディープの支配者たち5人。Undermountain拡張入り。D&Dゲーですが、背景世界良く知らないせいかそれほどD&Dっぽい感じはしません。システムは分かりやすいシンプルなワーカープレースに特殊効果のカードをたくさん入れてバリエーション出すタイプで、プレイ感は良好です。クエストの条件に必要な各種資源のキューブ(冒険者らしい)を集めるのがメインなのですが、全体的にキューブを産むアクションマスが足りないような印象です。クエストと建物の引き次第でキューブの需給はかなり変動するので運要素大きめかもしれません。時間切れ終了。

終了後は移動して裏例会。XCOM: The Board Game (BGG)をプレイしました。参加者4人。
最大人数の4人なので全員1役職ずつ担当です。ランダムに選ぶと今回は技術開発担当のチーフサイエンティストでした。初プレイ1人いるのでチュートリアルを1回プレイして問題なく勝てたので、イージーを飛ばして難易度ノーマルで1戦1勝でした。

ML.K 8月例会

札幌市北区民センターでML.Kの8月例会がありました。参加者7人。
Patchwork (Mayfair)・Belfort (TMG)・Castles of Mad King Ludwig (Bezier/アークライト)・Pandemic (Z-man)をプレイしました。

人待ち2人はパッチワーク。何度プレイしても何やれば勝てるのかよく分からないゲームですが、とりあえず勝ち。

ベルフォート5人プレイは謎の5角形の街を舞台にワーカープレースでエリアマジョリティするゲーム。共通のアクションマスが少ないのと、この手のゲームで一番重要な資源獲得アクションに人数制限がないおかげで、あまりワーカープレース感はありません。割とプレイ時間はかかりますが、システムの見通しは良い方だと思います。勝ち。

1人減って4人でノイシュヴァンシュタイン城はアークライトの日本語版。イマイチ日本語ルール分かりにくいと評判ですが。無計画に城を増築していく見ての通りの典型的な箱庭ゲーム。結局ボーナスカードの引きかなぁという感じがしないでもありませんが、プレイしていて楽しいゲームです。

卓分けて3人パンデミックは緊急事態拡張入り。奥地ルールだけ入れて変異種ルールはなしでプレイ。手札不足で治療薬は2色しか作れず人類滅亡。奥地ダイスの目は悪くなかったので単純に力不足だった模様。

もう1卓ではDominion (RGG)がプレイされていました。

終了後は移動して裏例会。参加者3人。
Viticulture (Stonemaier Games)をプレイしました。
ヴィティカルチャーはブドウを栽培してワインを作るワーカープレース。1年かけて畑にブドウ植えて収穫してワイン醸造して出荷してと、何にも奇抜なところのないシステムですが、序盤はなかなか収支カツカツなのが後半余裕が出てくると加速度的に進む典型的な拡大再生産系のゲームです。どど負け。
基本セットだけだとちょっともの足りない雰囲気なので、山ほど用意されている拡張を入れてどこまで変化でるかといったところでしょうか。

ML.K 臨時例会

札幌市北区民センターでML.Kの臨時例会がありました。参加者5人。
Pacific Typhoon (GMT)・Lost Legends (Queen)・Cuba (eggert)・Pepper (FX/テンデイズ)をプレイしました。

終戦記念日なのでパシフィックタイフーン。大鳳と飛龍を轟沈させるとか戦闘では活躍しましたがやや及ばず。

日本語版の出るロストレジェンドですがドイツ語版をプレイ。カードドラフトで装備を選んでモンスターと戦います。分かりやすく筋のよいシステムで戦闘も盛り上がる良作。カードの性能差大きい感じですが、そこはドラフトなので一応は平均化されるはず。モンスターとの戦いは1対1で常にプレイヤー側が先攻なので、即死させるのに十分な武器があればよいのですが、倒しそこねたときは都合よく属性の合う防具持ってないとサクサクとダメージが差さるので、バランスよくドラフトしておく必要があります。戦果を上げて得点チップを早い者勝ちで取り合うゲームなので、弱い敵を選んで次々と倒していくのが効率よさそうです。序盤に死ぬと差つきやすいのがバランス的にはちょっと難点でしょうか。

キューバは大統領拡張入り。砂糖→ラム酒→得点と変換できる建物を用意しましたが、手間の割にそれほど得点効率はよくなく、船を利用しない作戦なので他のプレイヤーの出荷を楽にしただけだったような。出荷できる建物がコスト安い割には強そうです。大統領拡張で増えた積荷を1個だけ自由に積み降ろしできる建物と組み合わせるといいんじゃないかと思うのですが。

ペッパーはテンデイズの日本語版。マストフォロー切り札なしのトリックテイクですが、各色最弱1点のカードだけは何度でも使用できる代わりに最後に持っているとマイナス点、それ以外には得点要素なしというルールです。配り切りで紛れが少なく、単純にトリック取らないことが最良なシステムなので、後半のトリックで手札に余裕のなくなったリーダーが次々と1点カードを吸い込むだけの展開になりやすく、もうちょっと何とかならなかったのかなぁという印象です。最終ラウンドで5色コンプリートして完敗。