ML.K 10月例会

札幌市北区民センターでML.Kの10月例会がありました。参加者6人。
Pandemic Legacy (Z-man/HJ)・Augustus (Hurrican)・Small City (Alban Viard)をプレイしました。

まずは4人でパンデミックレガシー。12本のシナリオを連続でプレイするキャンペーンですが、とりあえず最初は普通のパンデミックとして始まります。もともとプレイ人数多くても少なくても難易度上がるゲームですが、あえなく初戦敗退。
ルールの分かりにくい点が2つ。これはちゃんとルールに書いていますが、STOPカードのSTOPと書いてある面はしっかり読んでおく必要があります。ここ読み飛ばすといつまでたってもストーリーが進展しません。次にルールの割と前半に「ここにシールAを貼ってください」的なことが書いてありますが、ここにシールAを貼ってはいけません(えっ?)。この枠は将来シールAを入手したときに貼る場所なので、最初はスルーするのが正解です(英語版ではwillって書いてあって今貼らないことが示唆されています)。貼っても意味通じないので分かるとは思いますが。

6人で日本語版出るらしいアウグストゥス英語版。全く言語依存性はありませんが。全員共通のチップを袋から引いていくので、手元のカードのアイコンが揃ったらそのカードを完成させてお代わりをもらうというのを延々と繰り返すゲームです。ボーナス得点タイルの獲得が早い者勝ちなので、そこで他人の動向を見てプレイヤーインタラクション発生しますが、基本的には残りタイルの枚数と相談しながら次に手を出すお代わりタイルのピックを黙々と考えるゲームです。各カードは完成難易度と効果と得点でバランス取ってあるようですが、同じ効果のカードが2枚ずつくらい入っているみたいなので、セットコレクション系の得点カードを2枚重ねて取れると有利そうな雰囲気。2戦2敗。

卓分けてスモールシティ。さすがに2戦めになると思うように街作れるようです。時間切れ終了。
サイズ3の工場を3軒立てるという契約カードがありますが、普通に達成するには港と精錬所を特定の向きに並べて置く必要があるので、そこだけちょっと注意が必要です。まあ何となれば1軒だけは市議会ボードの特権で条件無視して建てることもできますが。

終了後が移動して裏例会。参加者3人。パンデミックレガシーの続きをプレイ。
1戦めの再挑戦と2戦めで両方勝ち。難易度はスペシャルイベントカードの枚数で調整されていて、負けると次が下がって勝つと次が上がるシステムなので、いずれほどほどのところに収束すると思います。とりあえず今のところは拡張を含む既存のパンデミックのシステムをうまく流用しながらなかなかに達成感のある調整がされていてさすがマット・リーコックといったところです。

ML.K 9月例会

札幌市北区民センターでML.Kの9月例会がありました。参加者6人。
Koryŏ (Asmodee)・ガンダム to Apple (同人)・Tesla vs Edison (Artana)・ワトソンの条件 (3D6)・Forbidden Desert (Gamewright)・Lords of Waterdeep (WotC)をプレイしました。

人待ち3人でコリョは高麗とどこが関係あるのかよく分からないスチームーパンク世界を背景に、9人の登場人物に対する影響カードをプレイして一番多い人がその人物の特殊能力使ったり得点もらったりするという、一見ありそうで独特のシステムのカードゲーム。全体の枚数少ない人物はマジョリティ取りやすく特殊能力が強力な代わりに得点は引くく、枚数多い人物はその逆という感じに調整されていますが、2枚しかない忍者(?)がとても強くてさすが忍者きたない、というゲームでした。

ガンダムウォーのカードでアップルトゥアップルをプレイするガンダムトゥアップルですが、いつの間にか旧版ガンダムウォーのカードが軒並紙屑になったそうなので、資源の有効活用としてもお勧めです。

テスラ対エジソン5人。社長はやはり白のエリフトムソンが強そうな感じ。GE創設者は伊達じゃないです。テスラは足りない能力値が多すぎて部下に恵まれないと会社回せません。能力値の査定が0~2の3段階しかないので、だいたいどの能力も1点の差で相当な強弱が発生します。特にファイナンス能力2の部下は相当に強力なので、ここを競りゲーにすることでゲームデザイン上のバランス調整を完全にプレイヤーに丸投げしているあたりは、ちょっと最近のゲームとして物足りない感じもします。

1人減ってワトソンの条件4人。1手あたり2VPずつ取らないと勝てないバランスなので、1VP獲得の役職はめっぽう弱いと評判でしたが、黒幕捕まえた最終ラウンドに1VP踏んで1点差勝ち。たまにはこういうこともあります。

禁断の砂漠はちょっと前に難易度ノービスでクリアしているので、今回はノーマルで。離発着場のそばにあったトンネルをベースキャンプにできた分で思ったよりは安全にクリアできました。意外とバランスはよくできているのかも。次はエリートレベルでしょう。

1人増えてウォーターディープの支配者たち5人。Undermountain拡張入り。D&Dゲーですが、背景世界良く知らないせいかそれほどD&Dっぽい感じはしません。システムは分かりやすいシンプルなワーカープレースに特殊効果のカードをたくさん入れてバリエーション出すタイプで、プレイ感は良好です。クエストの条件に必要な各種資源のキューブ(冒険者らしい)を集めるのがメインなのですが、全体的にキューブを産むアクションマスが足りないような印象です。クエストと建物の引き次第でキューブの需給はかなり変動するので運要素大きめかもしれません。時間切れ終了。

終了後は移動して裏例会。XCOM: The Board Game (BGG)をプレイしました。参加者4人。
最大人数の4人なので全員1役職ずつ担当です。ランダムに選ぶと今回は技術開発担当のチーフサイエンティストでした。初プレイ1人いるのでチュートリアルを1回プレイして問題なく勝てたので、イージーを飛ばして難易度ノーマルで1戦1勝でした。

ML.K 8月例会

札幌市北区民センターでML.Kの8月例会がありました。参加者7人。
Patchwork (Mayfair)・Belfort (TMG)・Castles of Mad King Ludwig (Bezier/アークライト)・Pandemic (Z-man)をプレイしました。

人待ち2人はパッチワーク。何度プレイしても何やれば勝てるのかよく分からないゲームですが、とりあえず勝ち。

ベルフォート5人プレイは謎の5角形の街を舞台にワーカープレースでエリアマジョリティするゲーム。共通のアクションマスが少ないのと、この手のゲームで一番重要な資源獲得アクションに人数制限がないおかげで、あまりワーカープレース感はありません。割とプレイ時間はかかりますが、システムの見通しは良い方だと思います。勝ち。

1人減って4人でノイシュヴァンシュタイン城はアークライトの日本語版。イマイチ日本語ルール分かりにくいと評判ですが。無計画に城を増築していく見ての通りの典型的な箱庭ゲーム。結局ボーナスカードの引きかなぁという感じがしないでもありませんが、プレイしていて楽しいゲームです。

卓分けて3人パンデミックは緊急事態拡張入り。奥地ルールだけ入れて変異種ルールはなしでプレイ。手札不足で治療薬は2色しか作れず人類滅亡。奥地ダイスの目は悪くなかったので単純に力不足だった模様。

もう1卓ではDominion (RGG)がプレイされていました。

終了後は移動して裏例会。参加者3人。
Viticulture (Stonemaier Games)をプレイしました。
ヴィティカルチャーはブドウを栽培してワインを作るワーカープレース。1年かけて畑にブドウ植えて収穫してワイン醸造して出荷してと、何にも奇抜なところのないシステムですが、序盤はなかなか収支カツカツなのが後半余裕が出てくると加速度的に進む典型的な拡大再生産系のゲームです。どど負け。
基本セットだけだとちょっともの足りない雰囲気なので、山ほど用意されている拡張を入れてどこまで変化でるかといったところでしょうか。

ML.K 臨時例会

札幌市北区民センターでML.Kの臨時例会がありました。参加者5人。
Pacific Typhoon (GMT)・Lost Legends (Queen)・Cuba (eggert)・Pepper (FX/テンデイズ)をプレイしました。

終戦記念日なのでパシフィックタイフーン。大鳳と飛龍を轟沈させるとか戦闘では活躍しましたがやや及ばず。

日本語版の出るロストレジェンドですがドイツ語版をプレイ。カードドラフトで装備を選んでモンスターと戦います。分かりやすく筋のよいシステムで戦闘も盛り上がる良作。カードの性能差大きい感じですが、そこはドラフトなので一応は平均化されるはず。モンスターとの戦いは1対1で常にプレイヤー側が先攻なので、即死させるのに十分な武器があればよいのですが、倒しそこねたときは都合よく属性の合う防具持ってないとサクサクとダメージが差さるので、バランスよくドラフトしておく必要があります。戦果を上げて得点チップを早い者勝ちで取り合うゲームなので、弱い敵を選んで次々と倒していくのが効率よさそうです。序盤に死ぬと差つきやすいのがバランス的にはちょっと難点でしょうか。

キューバは大統領拡張入り。砂糖→ラム酒→得点と変換できる建物を用意しましたが、手間の割にそれほど得点効率はよくなく、船を利用しない作戦なので他のプレイヤーの出荷を楽にしただけだったような。出荷できる建物がコスト安い割には強そうです。大統領拡張で増えた積荷を1個だけ自由に積み降ろしできる建物と組み合わせるといいんじゃないかと思うのですが。

ペッパーはテンデイズの日本語版。マストフォロー切り札なしのトリックテイクですが、各色最弱1点のカードだけは何度でも使用できる代わりに最後に持っているとマイナス点、それ以外には得点要素なしというルールです。配り切りで紛れが少なく、単純にトリック取らないことが最良なシステムなので、後半のトリックで手札に余裕のなくなったリーダーが次々と1点カードを吸い込むだけの展開になりやすく、もうちょっと何とかならなかったのかなぁという印象です。最終ラウンドで5色コンプリートして完敗。

ML.K 7月例会

札幌市北区民センターでML.Kの7月例会がありました。参加者7人。
ダイスゲーム百科(スモール出版)・Roll for the Galaxy (RGG)・Till Dawn (8th Summit)・Indigo (Ravensburger)・Marco Polo (HiG)・Secret Moon (カナイ製作所/アークライト)をプレイしました。

人待ちでクニチーのダイスゲーム本から2人でカウンター・カメルーンと4人でしっぺ返しをプレイ。どちらもそれなりにゲームにはなっているようですが、ダイスを振って出目に従って淡々と処理をするだけで運ゲーなこと以外はイマイチ盛り上がりどころのない微妙なゲームでした。140ゲーム収録されているので中には当たりもあるのかもしれませんが…

RftGを5人。技術連打で勝ち。今日は割と全員進行方向バラバラで毎回ほとんどのフェイズがプレイされる展開でした。

4人でキックスターターのティルドーンは吸血鬼になって血を吸って夜が明ける前に棺桶に帰って寝るゲーム。棺桶型のボックスが雰囲気を出しています。カードを1枚めくるごとに全員に同じだけの血液が配給され、帰るか進むかを宣言して帰るならゲームから抜けて持ち帰った血液を得点化、進むなら次のカードで追加の血液の配給を受け、途中で死ぬか夜が明けると何も得られないという、基本的なシステムはインカの黄金のアレンジになっています。まだまだ大丈夫なところからあっさり即死したり夜が明けたりするので、インカの黄金より帰るタイミングつかみにくいです。1滴も血を得られず0点負け。

インディゴと全然関係ないことで有名なインディゴ。タイルを並べて路線を作るシステムはメトロ(Queen)と似ています。メトロのように長い路線作ればよいというわけではありませんが、自陣に雪隠詰めにされないよう生存空間作るのが重要なところは共通しているかもしれません。負け。

マルコポーロはヴェネツィアの商人になって中国をめざすワーカープレースメント。ワーカーがダイスになっていて、出目によって置けるマスや効果やコストが変わってくるという典型的なゲームです。何をするにも大量にお金がかかる割に収入増やす手段が限られていてこの手のワープレらしいカツカツ感がある一方で、プレイヤーキャラクターごとの固有能力や各都市の特殊アクションの効果が強烈なまでに大きく調整されています。プレイ中は様々なアクションの組み合わせを工夫するのが楽しいのですが、いざ勝敗を考えると相当に大味なゲームであるように思われます。同点2位。

シークレットムーン5人。2戦1勝。2戦とも僧侶入らず大臣陣営の勝ちだったので、姫陣営2人はちょっと不利なようです。さすがにもう少し人数多い方がよいでしょうか。

終了後は場所を変えて裏例会。参加者3人。
XCOM: The Board Game (FFG)・Clocktowers (Jolly Roger Games)をプレイしました。

XCOMは宇宙人の侵略から地球を守る協力ゲーム。XCOMという地球防衛組織の役職を1つずつ担当して、iPhoneアプリの指示に従ってリアルタイムにプロットするフェイズと、ダイスを振ってプロットの結果をチェックするフェイズを繰り返します。プロットフェイズの管理がアプリ化されているので、世界各地の制空権の有無によって決まる宇宙人の進行度合いに応じて、襲ってくる宇宙人の数やフェイズの進行順が自動的に変化します。ボードゲームで表現の難しいシステムのブラックボックス化を無理なく実現する次世代のゲームとして十分な完成度を持っています。とりあえず時間無制限で説明つきのチュートリアルモードをプレイ。というか紙のルールブックが入ってないので、チュートリアルモードからプレイしないと全く分からないようになっています。途中危ういところもありましたが、ギリギリのところで任務達成できました。

最後はアラン・ムーンのクロックタワー。時計塔を建てるカードゲームです。後から建てる塔は高くしなければならないルールがあるのに、高い塔はむしろ得点低くなりやすいシステムなので、にょきにょき塔が伸びていく見た目の割には低めの良い塔をきちんと建てていた人が勝ちます。短時間で終わる小品としてはまずまず。負け。

ML.K 6月例会

札幌市北区民センターでML.Kの6月例会がありました。
日本全国特急旅行ゲームの作者さんを迎えて参加者6人。
The Game (Nürnberger-Spielkarten-Verlag)・Black Vienna (Kosmos)・Pandemic: the Cure (Z-man)・よこにならぶ日 (GODICE GAMES)・Roll for the Galaxy (RGG)・Peloponnes (Irongames)をプレイしました。

まずは赤ポーン候補作のザ・ゲーム。1~100まで1枚ずつあるカードをケルトとかでよくある要領で昇順か降順に並べる協力ゲーム。相談自由で待った自由ですが、数字そのものを言ってはいけないという制限とか、1の位を合わせれば後戻り可能とかのスパイス的ルールが効果的で、作者日本人じゃないですが最近流行りのミニマリズム感たっぷりな良作です。これは大賞もワンチャンあるかもしれません。

卓分けて4人ブラックウィーン。質問カードの巡りによっては特定文字だけ全然情報出ないということはよくあるので、そこで手札と組み合わせて候補絞れると強そうといったところか。全然及ばず。

日本語版出るらしいパンデミック完全治療3人。英雄的レベルで2戦1勝。やはりどれだけ速く1色めの治療薬作るかどうかで勝敗に大きく影響します。とりあえずこれ以上の難易度はないので一旦卒業でしょうか。

よこにならぶ日はコロレットシステムでカードを引き取って1列に並べて連鎖を作るゲーム。肝心の連鎖システムはよく考えられてはいますが、さすがにコロレットを過去のものにするところまでは行ってない感じ。

RftGは初期星系が緑に寄ったのでそのまま出荷型を試しましたが6コスト技術に手が出ず負け。

ペロポネスは色々拡張を投入(たぶん仙骨拡張以外全部)。どれもミニ拡張クラスで、そこまで劇的にゲームが変わるものではありません。一番変化大きそうなのは山羊拡張でしたが、肝心の山羊を資源に変換できる機会が少なく見た目ほどは役に立ちません。初期国ランダム引きで基本セットのアルカディア、定期収入で人口増える珍しい文明です。人口はお金の定期収入に影響するのでそこそこ強力、あとは人口を維持する食料の生産を優先して危げなく勝ち。

残り時間でザ・ゲームに再チャレンジ。何度かプレイして残り1枚まで行きましたが、完全勝利は遠そうです。

他の卓では作者さんを交えて日本全国特急旅行ゲームをプレイしていました。

終了後は場所を変えて裏例会。参加者3人。Captains of Industry (TMG)をプレイしました。
最近話題のキャプテンズ・オブ・インダストリー。工場建てて商品作って売って儲けるゲームです。工場を建てるための材料として他の工場で作られた産品を買って来る必要があり、自分の商品を他人に買ってもらえれば収入+勝利得点、値付けは(選択性ですが)完全自由といったシステムで自然に市場競争が発生するよくできた経済ゲームです。人数少なかったからかもしれませんが、テーマとシステムの割には意外と展開速い短時間ゲームです。基本資源3種と応用資源3種に技術開発も1種の資源と数え、独占が決まると簡単に大儲けできてしまうので、3人プレイで担当資源がきれいに分かれるよりは人数多い方が面白そうではあります。社長のボーナス点で僅差勝ち。

ML.K 5月例会

札幌市北区民センターでML.Kの5月例会がありました。参加者7人。
BoardGameGeek: The Card Game (BGG)・Dominion (RGG)・くだものあつめ (ちゃがちゃがゲームズ)・Tank Hunter (アークライト)・Dead of Winter (Plaid Hat Games)・ウミガメの島 (メビウス)・Pandemic: the Cure (Z-man)をプレイしました。

ボードゲームギークカードゲーム4人。ボードゲーム版と違ってプレイヤーの立場は純粋にプレイヤーです。というわけでひたすらゲームを収集するだけです。採録ゲームはボード版よりちょっと一般向けに振ってある感じで、聞いたことない子供向けゲームとかもたくさん入っています。購入者の傾向とはちょっと方向性違うような気もしますが。システムは8色各10枚のカードを同色集めるか各色1枚ずつ揃えて得点にするオーソドックスなセットコレクション。運よくいい感じに色揃って勝ち。

ドミニオン4人は最新のアドベンチャー拡張入り。新たに使用するたびに別のカードにアップグレードするアクションカードが2種入っているなど、今までにない新しいアイディアが盛り込まれています。1戦1勝。

卓分けてくだものあつめ3人。種まきテーマでマンカラシステムという割とそのままなデザイン。色とりどりのビーズが入っていますが、種の色には意味はありません。マンカラでいたずらに複雑なシステム追加しても、手元の打ちまわしだけでいっぱいいっぱいになるだけなので丁度いい塩梅だと思いますが。勝ち。

タンクハンターは追加セットのイェーガーも全部混ぜ。カード枚数だけは山のように増えましたが、たぶん1車種1枚だけ残して箱に戻してしまった方がいいでしょう。

ゾンビゲーにしては面白いと評判のデッドオブウィンター4人。とりあえずゾンビ殺しまくるだけの初回推奨シナリオ。序盤まだ時間はあるけどちょっとうまく行ってないかな、くらいの雰囲気だったのが、移動中にゾンビに噛まれて感染したキャラクターから次々と被害が連鎖して一瞬で全滅。裏切り者に余裕で勝たれてしまいました。危機カードにカード供出しないプレイヤーは速やかに吊るした方がよいでしょう。間違っててもとりあえず食いぶち減らす効果はあるので。

ウミガメの島5人。さすがに5人いると乗ったり乗られたりです。

パンデミックダイスゲーム4人は今回からやっと標準難易度で。ギリギリですが勝てたので次から英雄レベルでいいでしょう。

終了後は移動して裏例会は3人。Dominionをプレイ。
次々とアドベンチャー拡張の新カードを投入。リザーブカードやイベントカード・トークンなど、新要素は何かと手順のかかるものが多いので、どうしてもプレイ時間は長くなりがちです。5戦1勝。

ML.K 4月例会

札幌市北区民センターでML.Kの4月例会がありました。参加者7人。
Tindahan (Bambus Spieleverlag/NGO)・6 nimmt (AMIGO)・ホラーハンター(翔企画)・Coyote (Kidultgame/NGO)・Neue Spiele im alten Rom (Piatnik/NGO)・Edel, Stein & Reich (alea)・Pandemic: the Cure (Z-man)をプレイしました。

人待ち4人ティンダハン。一見トリックテイクで実際トリックテイクなのですが、トリックを取る、トリックを取れないにしてもカードを減らして失点を防ぐ、屋台の点を取る、と基本的にどんな手を打っても得点につながるゲームなので、実際は手札をいかに得点に変換するかのリソースマネジメントゲームな感じ。負け。

6ニムトはSpielbox誌2014年4号付録の宝箱拡張入り。最初にランダムなプレイヤーに牛-10匹相当の宝箱が進呈されます。そのプレイヤーが牛を引き取ったら宝箱は下家に移動、1回も牛引き取らなかった悪い人は牛+10匹追加、という運ゲー要素です。宝箱とは関係なく勝敗決まったので拡張の効果は薄そう。牛大量ゲット。

ホラーハンター5人。人数多いと精神力尽きる前にゲームが終わるので、トーマスやキャロルアンなどの精神力が低いことがあまりペナルティになりません。キャロルアンは火力も足りないですが。負け。

コヨーテ。ブラフと違って1人だけ極端なカード引くと俄然不利なあたりが困りもの。人数増えてきたので1人落ちて終了。

卓分けて古代ローマの新しいゲームからカトリーヌの陰謀3人。ブラックウィーンと一緒で5枚一気にバレると変な情報格差がでます。数字で聞くときはあまり核心の数字を言わない方がいいのかも。

宝石商4人。熟練プレイヤー同士だと宝石トップが割れやすく得点差つかないのですが、2ラウンドめにイベントカードの引きにも助けられてちょっと抜け出すことができ、そのままリードを保って勝ち。4人だと必ずどこかでバッティングが発生するので、勝ってる人はむしろ後続潰すためにあえてぶつける手もあって悩ましい。

パンデミックキュア。何度かプレイした感じでは、ダイス7個振れるジェネラリストが大量にバイオハザード目を振ってしまい、1個無視の特殊でもカバーしきれずそこから崩れることが多かったような気がしますが、今回はジェネラリストが豊富なダイスをうまく活用してサンプルを安定供給してくれて、テンポよく治療薬を全部作って勝ち。これで次からやっと難易度上げられます。

最後は全員でコヨーテ。残り2人からが強烈にブラフ以上のブラフゲー。

終了後は移動して裏例会。参加者4人。Goa (RGG)をプレイしました。
割と久しぶりなゴア。久し振りすぎて色々思い出すのに時間かかりましたが、そういえばゲーマーズゲームっぽい見掛けの割にかなり引きゲーでした。2番が異様に不利なので、上家にスタートプレイヤー取られるとヤバイのも重要です。順番は競りゲーなのでそこで頑張れという話ではあるのですが。競りで畑の数取れなかったので、とりあえず黒を1レベルだけ上げて植民地を早急に確保、赤と黒の産物から一早くカード技術を上げる作戦で。そこそこうまく回りましたが、最終ラウンドひたすらカード引いて回すもマーク揃いは3枚までで及ばず2位。

ML.K 3月例会

札幌市北区民センターでML.Kの3月例会がありました。参加者6人。
Splendor (Space cowboys)・Coup: Guatemala 1954 (La Mame Games)・Roll for the Galaxy (RGG)・Pacific Typhoon (GMT)・Black Viena (Kosmos)をプレイしました。

巷でボードゲーム運搬鞄として人気沸騰中のカホンバッグを買いました。リーズナブルな価格でサイズが大きく、スポンジバッグ構造で内容物を保護できるようになっていて便利です。持ってったゲームは立ちませんでしたが。

人待ち宝石の煌めき4人戦。貴族の要求色にほとんど引っ掛かってなかった競争少なそうな色で進めてみましたが、やはり貴族取れないと得点見劣りします。負け。

微妙に気の抜けたイラストが特徴のクーガテマラ1954はクーのバリエーションの一つ。役職がたくさん入っていて、毎回ランダムにいくつか選んでプレイします。プレイ感はそれほど変わりませんが、攻撃カードが必ず同じカードの防御カードを兼ねているので元のクーより少し攻撃が通りやすくなっていて、サクサクと進行します。繰り返しプレイする分にはよいのでは。

RftGは2戦1勝。フェイズ1の探索でタイルとお金を補充できるので、探索と技術を交互に連打しているだけでそこそこ回転してしまう感じです。こうなってくるとカード版よりも終盤の収束が速いので、出荷型で追い上げるのが難しくなっているのかも。でも得点切れで終わる卓もあるようなのでやはりタイル引きと打ち回し次第なのか。

武蔵発見記念でパシフィックタイフーン。武蔵は43年からしか稼動しないのでイマイチ使い勝手悪いです。負け。

ブラックウィーン。ルール通り残りチップ数の時間制限入れるとまだほとんど何も分からないタイミングで時間切れになります。あんまりなので途中から選択ルールの時間無制限にしました。負け。

終了後は移動して裏例会。参加者4人。
Dream Heist (Pilot Study)・Get Lucky (Cheapass/cosaic)・Vegas Showdown (AH)をプレイしました。

かっこいいアルミケースに入ったドリームヘイストは映画インセプションのボードゲーム化。映画見たことないですが、他人の夢の中に潜り込んで潜在意識を操作して時間内に脱出する話だそうです。ゲームは2D6振って出目の歩数だけ移動して行き先のマスの指示に従うという、要は複雑スゴロクですが、終盤時間に追われながら他プレイヤーの妨害をかいくぐりつつ脱出を目指すあたりは盛り上がります。トリガー引き負け。

ゲットラッキーはキルドクターラッキーのカードゲーム化。最近出た日本語版です。フレーバーテキストまでまめに訳されていて品質は高いです。ドクターラッキーが順繰りに部屋を巡って行く先々で殺されそうになる元ゲームの雰囲気はよく出ています。収束性も良くなっています。

ベガスショウダウンは新しいリプリント版。箱絵がおっさんから箔押しされてキラキラ光るラスベガスの風景になりました。中身は特に変わってないような。高額建物ほとんど買えなかった分が効いてまたトリガー引き負け。

ML.K 2月例会

札幌市東区民センターでML.Kの2月例会がありました。参加者9人。
Roll for the Galaxy (RGG)・Safranito (Zoch)・Florenza (Placentia Games)をプレイしました。

人待ちRftGを5人。5人いるとほとんどすべてのフェイズがプレイされる、と思いきや意外と出ないフェイズが多い印象。他人の場を見て次の行動予測しても、肝心のダイス目が出なければそのようには動けないので、予想外のフェイントかけられます。トリガー引き負け。

卓分けて3人サフラニート。典型的なこのゲームでしか使わない技術を問われるアクションゲームですが、運よく最後に必要なスパイスの皿にコマが止まって勝ち。アクションマスはもう少し発動しやすいように大きく作ってあった方がいいような。

再版フロレンツァを4人で。ルネッサンス期のフィレンツェを舞台に芸術家を雇って様々な芸術品を作るワーカープレースメント。ルール以外のコンポーネントは全部イタリア語ですが、言語依存性はないのでプレイに支障はありません。肝心の芸術品もイタリア語の一般名詞の名前だけなので何作ってるのか全然分からないのがちょっと残念ですが。資源キューブとお金で建物を建てて、それが新しいアクションマスになっていき、自分のでも他人のでも(コストはかかりますが)自由に使えるといったシステムで、箱庭を作っていくケイラスといった雰囲気のゲームです。プレイ時間超長いと聞いていたので少し早めに開始しましたが、インスト込み5時間プレイして終わらず。あと1ラウンドだったのですが。

終了後は移動して裏例会。こちらでもFlorenzaをプレイ。3人。
アクションマスの処理をできるだけ同時進行するとかプレイ時間の短縮に努めてみました。その甲斐あってインスト別で2時間で完走。このくらいなら普通にプレイ可能でしょうか。アクションマスになる代わりにあまり得点にならない普通の建物、得点低めですが全く手をつけないとペナルティのある個人の芸術品、コスト高く早い者勝ちな代わりに高得点で定期収入のある公共の芸術品、という3ジャンルをまんべんなく建設していく必要があります。定期収入のありなしがバカにならないので、序盤からガンガン公共の芸術品建てるのも悪くなさそうです。僅差勝ち。