ML.K 9月例会

札幌市白石区民センターでML.Kの9月例会がありました。参加者9人。
Pandemic: Contagion (Z-man)・Dominion (RGG)・Burn Rate (Cool Studio)・Legacy: Gears of Time (Floodgate Games)・Love Letter (カナイ製作所)をプレイしました。

まずは人待ちでパンデミックカードゲーム5人。元のパンデミックとは逆にプレイヤーの立場は病原菌です。進化と感染を繰り返して人類を滅ぼすのが目的の競争ゲーム。パンデミック風のフレーバーが組み込まれてはいますが、システムはオーソドックスなエリアマジョリティで要は名前だけ借りた別物です。ゲーム終了までのアクション数は全員同じなので、都市壊滅ボーナスを活用して手札とかのリソースを補充するのがキーになる感じ。負け。

ここから2卓に分けて3人ドミニオンは全部入りランダムで2戦1勝。
組み替えて3人バーンレートは最初に破産。線表書くしか能のないPMでもいないと会社回りません。

4人でレガシー。拡張セットのルールがとても読み易くなっていると評判です。今回は基本セットにミニ拡張が入り、少し技術が増えたせいか古い時代の技術がかなり混みあっていた印象です。最大コストの銀行を建てるもコストに見あった得点ではなかったような。負け。

ラブレターは私だけ1通も届けられず大敗。

他の卓ではTicket to Ride: Nordic Countries (DoW)・Caverna (Lookout)・Bargain Hunter (Valley)などがプレイされていました。

終了後は場所を変えて裏例会。参加者4人。Among the Stars (Artipia Games)をプレイしました。
アモングザスターズは世界の7不思議っぽいドラフトゲーム。全員同時進行で廻ってきた手札から1枚選んで建物を建てて箱庭を作っていきます。SFテーマですがいくつかのジャンルごとに色分けされていて、同じ種類の建物を集中して建てると相乗効果で得点伸びやすくなるところもよく似ています。建ててすぐ得点になるタイプの建物とゲーム終了時に決算するタイプの建物があるので、ゲーム中の得点トラックの進み具合は必ずしも勝敗を正しく反映しているわけではありません。即時決算系の建物ばかり建てたせいでちょっと目立ちすぎてしまい、華麗に逆転負け。

ML.K 8月例会

札幌市東区民センターでML.Kの8月例会が開催されました。参加者10人。
北区民が使えないので放浪中です。来月は白石区民の予定です。Basari: Das Kartenspiel (Nürnberger-Spielkarten-Verlag)・Corporate America (Nothing Sacred Games)・Boxcars (RGG)をプレイしました。

まずは人待ち5人でバザリカードゲーム。小箱ですが開けると中身の半分は宝石コマです。ダイスを振ってトラックを周回する代わりにカードが配られます。アクションのプロットとバッティング時の宝石による行動権の競りのシステムは全く変わっておらず、リメイクの宝石商以上にバザリのままです。負け。

続けて6人でキックスターターのコーポレイトアメリカは、アメリカの政財界を舞台に企業を経営したり大統領になったりしてお金を稼ぐゲーム。ラウンドの前半はアメリカ人の消費活動をコントロールしてお金を稼ぎ、後半はそのお金で票を買って大統領になって自分に有利な政策を実行する、というのを繰り返します。勝利判定は最終的な所持金のみという分かりやすいシステムで、プレイヤー間交渉はお金のやりとりを含めて自由という、いかにもなアメゲーです。所持金が完全に隠蔽情報なのがちょっと気になりますが、総じて期待以上の完成度のゲームです。あまりお金を使わずにうまく上家に大統領になってもらうのがよさそう。負け。

卓分けて4人でボックスカーは裏面のイギリスマップ。正しい収入表を印刷してきましたが、アメリカより都市の数が多くて字が細かく、非常にプレイアビリティ低いです。どうやらイギリスマップは単純に最短距離の歩数がそのルートの収入のようなので、近距離は表見なくてよいかもしれません。アメリカと比べると鉄道会社の数が少なく値段も安いので、終盤に突入するタイミングが早くなっています。これなら勝利条件をルール通りの20万ドルよりも低く設定して短時間でプレイできるようにした方がよいと思います。イギリスの地形的にマップ中央のくびれた地域を通るキーとなる鉄道会社が2社しかないので、あまり多人数プレイには向かない雰囲気です。どど負け。

他の卓ではCaverna (Lookout)やLove Letter (カナイ製作所)がプレイされていました。

終了後は場所を変えて裏例会。参加者3人。
The Cards of Cthulhu (DVG)・Quantum (Funforge)をプレイしました。

カードオブクトゥルフはクトゥルフものとしてはよくある、システムを相手に旧支配者の復活を阻止する協力ゲーム。コンポーネントは専用ダイスや金属製のコインなどが入っていて豪華ですが、4人までプレイできるはずなのに1人分しか用意されていないという噴飯ものの構成です。手番ごとに使い回すなり適当な代用品を用意する必要があります。復活を企む邪悪な旧支配者とその教団は、クトゥルフ・ヨグ=ソトース・チャウグナル=ファウグンとアルワッサの4種。正直アルワッサとか誰お前ですが、特に神格固有の特殊能力はないのでどれも名前だけの存在です。手番ごとに山札から何枚かカードを引いて各教団のカルティストや怪物を出現させ、ダイスで攻撃してそれらを除去して溢れないよう管理するシステムです。特筆すべきシステム上の特徴はないオーソドックスなゲームですが、それなりにクトゥルフっぽい感じは出ていると思います。システムはそこそこ手強そうです。2戦2敗。

クォンタムはSFテーマの陣取りゲーム。ダイスが宇宙船なゲームはおおむね当たりですが、このゲームも例外ではありません。最初に持っているダイスの個数は全員同じですが、ダイスを振った出目によって宇宙船の艦種とそれに応じた移動力と戦闘力が決まり、戦闘で負けて撃沈されるかアクションを消費して振り直すまで基本的には変わらないというユニークなシステムです。攻撃側有利な戦闘システムでプレイヤー間の小競り合いを誘導していますが、3人プレイだと巻き込まれなかった1人が有利になってしまいがちなので4人いた方がよさそう。負け。

ML.K 7月例会

札幌市北区民センターでML.Kの7月例会が開催されました。参加者7人。
Caverna (Lookout)・Qwixx: Das Kartenspiele (Nürnberger-Spielkarten-Verlag)・7 Wonders (Repos)・Love Letter (カナイ製作所/アークライト)をプレイしました。

まずは5人でカヴェルナ。人増えてもアクションマスで調整されるので、あまりプレイ感は変わりません。安価なイミテーションアクションが増える分、資源が蓄積されるタイプのマスより、探検などのいつも同じ効果のマスの方がやや有利になっているのかもしれません。といっても基本はアグリコラなので、他の人と行動被らないことの方がより重要ですが。順番決めるとスタートプレイヤーだったので、材木2本獲得から強力なタイルらしいビールパーラーを建て、最後まで非武装のまま農業系に進んで勝ち。

1人増えてクウィックス・カードゲーム。本来4人までですが、システム上5人でも特に問題なく回ります。カードの数字を色ごとに順番に(なるべく詰めて)埋めていく、ケルトとかストリームスのようなゲームです。カードの裏面には数字だけ、表面には色と数字が書いてあって、裏だけ見て補充するので必ずしも欲しいカードが来るとは限りません。同じカードは1枚としてなく山が尽きたら捨て札を再利用するので、運だけでなくカウテゥングも重要という、なかなかに戦略性のあるゲームでした。終了トリガー引き勝ち。

7不思議は拡張全部入り。お金のVP効率が上がるミダス王を出しましたが、他のプレイヤーの黒カードで相当資金を捨てさせられて全然得点にならず。どど負け。

さらに1人増えてアークライトの再版ラブレター。1~4人用となっていますが、最初から2セット入っているので全部使えば7人でも支障はありません。もちろんごいたもプレイ可能というお買い得な一品。1回も取れず負け。

久しぶりに夜の部も立って参加者4人。
Qwixx: Das Kartenspiele (Nürnberger-Spielkarten-Verlag)・惨劇Rooper (Bakafire)をプレイしました。
クウィックスはトリガー引き負け。
惨劇Rooperは拡張0の独自シナリオ。ニンジャとか偽装事件とか高難度化する要素の入った拡張ですが、それらを使わずとも十分に手ごたえのあるシナリオでした。主人公側の勝ち。

北区民センター改装工事のため来月からは東区民センターに移動となります。

ML.K 6月例会

札幌市北区民センターでML.Kの6月例会がありました。参加者5人。
名もなき魔王(蓑竹屋GAMES)・シンデレラが多すぎる(大気圏内ゲームズ)・彼女のカレラRSトリックテイキングゲーム(Product Arts)・Vorpals (I was games)をプレイしました。

今回はゲームマーケットの戦利品大会になりました。
まずは4人で傑作と評価の高い名もなき魔王。配下の魔物の戦力で領地や新たな魔物や財宝を競るのですが、配下の魔物はお金を払わないと働かないくせに、余ったお金を持ち越しできないという江戸っ子システムが潔い。領地を取って収入増やすと戦力が足りなくなり、魔物を雇って戦力増やすとそれを稼動させる資金が足りなくなります。山札の中身以外には秘匿情報はほとんどなく、限られた資源と残り手番数からきっちり計算できるシビアな戦いです。ゲーム内容もさることながら、フルカラーのドット絵で構成されたカードデザインも必見。勝ち。

シンデレラが多すぎるは18人の候補の中から自分に手札として配られた4人のどれかをうまいことシンデレラに推挙するカードゲーム。謎にシンデレラは消去法で選ばれるので、実は女ですらないかもしれないというエキセントリックな設定。短時間で決着つく小品ですが、とりあえず18人全員の属性覚えてからが本番かと。

1人増えて彼女のカレラはマストノットフォローな変則トリックテイク。カードの数字だけではなく、手元から投入したガソリンチットの個数をカードの数字に加算してトリックの勝者を決めます。ゲーム中に存在するガソリンの総量は進行とともにもの凄い勢いで減っていくので、終盤はガソリンの一滴は血の一滴になります。あまりレース感はありませんが、よく練られたゲームです。ゲームマーケット購入者特典のプロモカードがあまりに重要なキーカードになっていて、これの有無で全然別ゲームなのがちょっと残念。

ヴォーパルスはVicious拡張入り。カード増えてはいるのですがルールの変更はないのであまり変わった感じはしません。序盤に腐敗の王を投入したおかげで一気にトップに踊り出ましたが、当然次ラウンドにはほぼ全滅なわけで順調に失速して負け。

北区民センターの改装の影響ですが、次回7月例会までは北区民センター開催、次々回8月例会は東区民センターに移動となります。

ML.K 5月例会

札幌市北区民センターでML.Kの5月例会がありました。参加者7人。
Ugo! (PLAYTHISONE)・Black Stories (moses.)・Sleuth (3M/Gryphon)・Caylus Magna Carta (Ystari)・Russian Railroads (HiG)をプレイしました。

人待ち3人ウゴ。タイトルに特に意味はなく、切り札なしマストフォローの普通のトリックテイクです。スート5種でちょっと多めなのと、フォローできたかどうかとは関係なく数字勝負なところ以外はオーソドックスなシステムですが、中くらいの数字でトリックを取るか小さい数字をディスカードすることによって得られるトークンを貯めないと、2色までしかプラス得点にできず余った色は大失点になるという厳しい制限があります。色を減らして自由度を上げていくのが通常以上に重要です。大差2位。

2人増えて5人でブラックストーリーズ。中身知ってしまうともう遊べないので、まだまだ一部しか見てませんが、ノーヒントの割にはかなり荒唐無稽な話が多い印象。やはりマスター次第でしょうか。

1人減ってスルース。何度か再版されていますが、今回はグリフォンゲームズ版。版変わっても弄るところ少ないゲームですが、F2F版と比べるとかなり視認性のよいデザインに改められていて遊びやすくなっています。1要素しか尋問できないカードは全員に答聞かれてしまい他人と情報格差作れずイマイチなのですが、多数のカードにHitするので自分の持っている情報とうまくマッチすると意外なほど情報が浮かんできて使いようかなぁと思いました。勝ち。

1人増えてケイラスマグナカルタ。拡張入りで5人まで遊べます。5人もいるとものすごい勢いで家が伸びていくのですが、特にバランスが悪いという感じはしません。城建てるゲームなので城に参加できないとダメダメです。負け。

さらに1人増えたので2卓に分けてロシア鉄道。シベリア鉄道で白線路を4歩まで進めましたがx2トークン取ってなかったので全然追いつかず負け。

他の卓ではDominion (RGG)がプレイされていました。

ML.K 4月例会

札幌市北区民センターでML.Kの4月例会がありました。参加者8人。
Big Bang!! (同人)・Blood Bound (FFG/アークライト)・CV (Granna)・Friese’s Landlord (2F-Spiele)・Pandemic (Z-man)をプレイしました。

久しぶりのビッグバン6人はアイオリア担当、サガ・シャカを一手に引き受ける形でしたが力及ばず負け。

アークライトのブラッドバウンドは正体隠匿系。敵味方2陣営に分かれて誰が誰やら分からない状態で殴り合い、4回ダメージを受けたら死亡、誰か一人でも死んだタイミングでその犠牲者が敵陣営に一人だけいるリーダーならば陣営全体が勝ち、それ以外の人殺してしまうと陣営全体が負けという勝利条件で、誰でも死ぬまでのどこかの負傷タイミングで役職を明かして特殊能力を使うというシステムです。正体明かして役職効果を使うタイミングが大きくゲームに影響するかなり独特なプレイ感のゲームです。奇数人数だと第三勢力の異端審問官が入りますが、これは早期にバレるとかなり勝ち目低いので大事にプレイしないといけません。7人で2戦して1戦異端審問官やって負け、1戦普通に勝ち。

2卓に分けて4人CVは今度はカードの維持コストにも気を使ってそれなりにうまく回せましたが、個人の人生の目的の引きが微妙で箸にも棒にもかからず。今のところ5色1セット7点の勝利条件で勝った人しか勝ってないので、うまく均等に揃えるのが勝利の秘訣のようですが、出目振らないと買いたいカード買えないゲームなので難しい。

5人で大家、スタートプレイヤーでしたが入居者の引きがよろしくなく、全然儲からず。

最後パンデミックは研究所拡張入り。エピデミック5枚入れてギリギリ勝ち。最後薬作るのは3枚でよいので、科学者の1枚少なくてよい能力はあまり使いでないかと思いましたが、これはこれでないと危なかったです。

その他、ナゲッツ・ウゴなどがプレイされていました。

終了後は場所を変えて裏例会。参加者3人。
Mansions of madness (FFG)をプレイしました。
基本セットのシナリオ2をプレイ。以前プレイしたことあるはずですが、微妙に毎回シナリオの勝利条件などの組み合わせが変化するゲームなので、多少の繰り返しプレイは問題ありません。怪物が出まくる戦闘系のシナリオでした。探索者の選択が良かったのか、なんとか勝利できました。

ML.K 3月例会

札幌市北区民センターでML.Kの3月例会がありました。参加者6人。
Pandemic: in the lab (Z-man)・Catan Explorers & Pirates (Mayfair)・モテねば。(大気圏ゲームズ)をプレイしました。

まずは5人パンデミック。新拡張の研究所にて入り。日本語版旧版+英語版互換パック+英語版拡張と用意しましたが、互換パックなしでも単に拡張の新イベントカード3枚と新役職4枚の裏がまる分かり、というだけで研究所ルールそのものは無理なく導入可能です。
研究所は、治療薬の作成が従来同色カード5枚集めるだけだったのが、キューブを除去して獲得したサンプルを回収・解析し、作成した試験薬による治験を経て、最後に同色カードを集めてやっと完成(ただし3枚で可)というように複雑な手順を取るようになりました。手間かかる分、時間との関係で総合的なバランスは難化している感じですが、5人プレイだと都市名合わせてカード交換という役職効果の有無で難易度が激変する代わりにリアリティの低いシステムよりも回しやすいかもしれません。
新役職は1アクションで3歩移動できるパイロットが強力でした。
あと、治療薬マーカーとして、ガラス製のよくできた薬瓶が入っています。中まで詰まった色ガラスの塊に蓋を模した金属製の帽子を被せてあるという構造です。
この他に今回は使用しませんでしたが、2人ずつのペアを組んでのチーム戦ルールとかソロプレイルールなどが入っています。
とりあえずエピデミック4枚の簡単レベルでプレイ。1回めはあっというまにアウトブレークして人類滅亡、2回めはギリギリ最終手番1歩前で勝利。

1人増えて2卓に分けてカタン探検家と海賊。3人プレイだと1人少ない分のタイルが探索される前に終わる感じです。それでも十分長時間ゲーですが。勝ち。

最後は最近話題の同人ゲーのモテねば。テーマの割に内容はランダム要素の薄いハードなエリアマジョリティ。大敗。

他の卓ではTerra Mystica・Aristo-Mazeなどがプレイされていました。

ML.K 2月例会

札幌市北区民センターでML.Kの2月例会がありました。参加者7人。
Race for the Galaxy (RGG)・The Resistance: Avalon (Indie)・Tzolk’in (CGE)・Love Letter (カナイ製作所)・Sail to India (gamefield)・はやぶさ君の冒険(ワンドロー)をプレイしました。

まずはRftG AA拡張入り3人。オーブカード切れ終了でエイリアン関係の技術も星系もそれなりに集まっていましたが出荷点などが全くなくて最下位。

7人と大人数なのでアヴァロン。善人4悪人3と最初からこの円卓はどうかしている比率です。2戦してどちらも普通の村人でなすすべもなく2敗。

卓分けてツォルキン部族拡張入り3人。各プレイヤーに部族カードが2枚配られて1枚選んで固有の特殊能力が使えます。今いる歯車の代わりに他の歯車の同じランクのアクションができる、という部族を選んでみました。うまく足並み揃えれば、木を切って即その下のコーンを収穫できたりします。他の2人の部族もなかなか強力そうでした。その他にもタイルなど細々と追加のコンポーネントが入っていて正統派の拡張セットといった雰囲気。大差2位。

ラブレター3人。全員リーチ状態からが本番なので、やはり元の日本語版のルール通り1戦だけプレイすれば十分なような。負け。

セイルトゥインディアは大航海時代のポルトガルの商人のゲーム。船団を派遣して商品を買い、ポルトガルに帰って売却してお金と勝利得点を稼ぎ、そのお金で新しい船買ったり建物建てたり技術開発したりという鉄板なテーマですが、船も商品も建物も所持金マーカーも勝利得点マーカーも全部1種類のトークンを使い回すというあたりは最近流行りのジャパニーズミニマリズムゲームです。コンポーネントが寂しいのが弱点ですが。商品が6種類もあってちょっと多すぎな感じの割には単に名前が違うだけで特徴も何もないとか、技術カードの効果が大味とか、残念ながらゲームとしてはちょっと凡庸です。勝ち。

最後ははやぶさ君の冒険。バッティングゲームなのに3人プレイだとダミー君1人が空気読まずにカードをプレイするので本当にただの運ゲー。運もあったにせよ運だけであれが帰ってきたとはとても言えないわけで、再現性には難ありかもしれません。一応無事帰還。

ML.K 1月例会

札幌市北区民センターでML.Kの1月例会がありました。参加者7人
ダンジョンオブマンダム(Oink games)・Race for the Galaxy: Alien Artifacts (RGG)・Modern Art (Mayfair)・Circus Flohcati (AMIGO/NGO)・Dominion (RGG)・Mogul (Timbuktu/ゲームフィールド)をプレイしました。

まずは4人で人待ちダンジョン。みなさん降りるのが早すぎたのかスルスルっと勝たれてしまいました。

1人増えてレースフォーザギャラクシー。さんざん延期されていたものがやっと発売されたエイリアンアーティファクト拡張入り。今までの拡張1~3とは混ぜられず、基本セットとこの拡張だけでプレイします。
フェイズI (探索)のアクションが強化されていて、カードを引く前にテーブルの中央にカードを並べて作ったエイリアンの遺跡を探検し、遺物を回収してボーナスや得点を得ることができます。RftGなので誰かが探索のアクションカードをプレイしさえすれば、全員に探検の機会が与えられますが、この拡張で追加された専用の探索アクションカードをプレイした人にはちょっとだけ特典があります。
延期に良作なしという格言もありますが、取ってつけたような拡張の割にはカードを置いて迷路を作ってそれを探索してという部分はなかなか遊んでいて楽しいシステムに仕上がっています。巨大な領域を必要とするのでテーブル狭いと遊べないとか、プレイ時間が大幅に増えたとか、RftGがもともと持っていた切れ味の良さを失っているような気もしますが、拡張3のバランス調整が疑問だったのと比べると手堅くできていると思います。

1人入れ替わって5人でモダンアート。人数多いと、1回の競りで売買が成立して何らかの利益を得るのが2人しかいないのに対して、関係ない人が3人もいて多いので、相場が上がりがちな感じです。負け。

なつのたからもの。やはりこれくらい人数いた方が安易にカード揃えられなくていい感じ。アクションカードでいいカードを引き抜かれないように、しょぼいカードをある程度手札に持っておきたいのですが、そう都合よくは行きません。

1人減って4人でドミニオン全部入り。立て直しははやり強力でした。たまたま一緒に出ていた破壊工作員に弱そうな気もするのですが、破壊工作員買っても別に勝てるわけじゃないのが悩ましい。2戦1勝。

最後は再版ムガル。上家が色絞ってると直前でパスされることが多くて一度減ったお金が全然回復しません。座り順重要かも。負け。

ML.K 12月例会

札幌市北区民センターでML.Kの11月例会がありました。参加者6人。
Nugets (NGO)・Mascarade (Repos)・Hol’s der Geier (Ravensburger/メビウス)・The Resistance: Avalon (Indie/HJ)・成敗(カナイ製作所)・Coup (La Mame Games/NGO)・ひも電輸送編(Okazu)をプレイしました。

人待ちナゲッツ3人。勝ち。序盤の定跡ができないよう、そろそろナゲットを自由配置にした方がよいかも。

フェドゥッティのマスカレードを5人。割と少人数でもちゃんと回ります。1勝1敗。2回めは適用に役職混ぜてみました。お金の降ってくる職業が少なめの方がじわりじわりと臨界に向かって面白いかも。

はげたかのえじきを6人。バッティングは回避できても全然取れず負け。

T木さんのリアル脱出ゲームっぽい自作ゲームのテストプレイ2回め。かなり洗練されてきました。基本的に同じ人とテストプレイ繰り返せないのでデザイン難しそう。

レジスタンス:アヴァロン。マーリン・アサシン入りで役職引いたら普通の善人。善人3勝するもマーリンの場所がバレて悪人の勝ち。

成敗は人数分の悪人が並んでいるので各自1人受け持って暗殺する協力ゲーム。少なめの手札とアクション数を駆使して自分を強化したり障害を排除したりして最適な担当者を配置し無駄なく仕事を完遂します。完成度は高いですが、カード数が多いせいもあって状況カードの調べ残しがあると運ゲー、調べるのにリソース使い切ると詰みゲーという結果が待っているので、公開情報と隠蔽情報のバランスにもう一工夫欲しいかなとも思います。

全然違うけどかなりマスカレードに似ているクー。脱落系で全員残り1ライフかつ人数絞られてきてからが本番というところが弱点かもしれません。

2卓に分けて3人ひも電。エキセントリックなコンポーネントと比べると、驚くほど普通のピック&デリバリーの鉄道ゲームでした。勝ち。

他の卓ではCarcassonne: Südsee (HiG)がプレイされていました。

終了後は場所を移して裏例会。参加者3人。
Concordia (PD)をプレイしました。

ゲルトなのにロンデルじゃない最新作として話題のコンコルディア。マチュピチュと違って本当にロンデルじゃないですが、1回使ったアクションカードが1アクション使って全回収するまで帰ってこないシステムがどことなくロンデルっぽい雰囲気です。ローマ各地に商館を作って産物を生産する拡大再生産系で煉瓦・食料・鉄・壺・布の5種類の産物があるのですが、壺だけ換金以外にゲーム上の用途がなく、換金価値も布に負けているというトラップ産物になっています。他の2人が布に進んだのに対して壺に手を出して負け。人数多いときは不人気産物で競争相手が少ない利点を出せるかもしれませんが、少人数プレイの場合は3ヶ所しかない布の産出都市をきちんと分け合うのがバランス的な大前提になります。