ML.K 5月例会

札幌市北区民センターでML.Kの5月例会がありました。参加者7人。
Ugo! (PLAYTHISONE)・Black Stories (moses.)・Sleuth (3M/Gryphon)・Caylus Magna Carta (Ystari)・Russian Railroads (HiG)をプレイしました。

人待ち3人ウゴ。タイトルに特に意味はなく、切り札なしマストフォローの普通のトリックテイクです。スート5種でちょっと多めなのと、フォローできたかどうかとは関係なく数字勝負なところ以外はオーソドックスなシステムですが、中くらいの数字でトリックを取るか小さい数字をディスカードすることによって得られるトークンを貯めないと、2色までしかプラス得点にできず余った色は大失点になるという厳しい制限があります。色を減らして自由度を上げていくのが通常以上に重要です。大差2位。

2人増えて5人でブラックストーリーズ。中身知ってしまうともう遊べないので、まだまだ一部しか見てませんが、ノーヒントの割にはかなり荒唐無稽な話が多い印象。やはりマスター次第でしょうか。

1人減ってスルース。何度か再版されていますが、今回はグリフォンゲームズ版。版変わっても弄るところ少ないゲームですが、F2F版と比べるとかなり視認性のよいデザインに改められていて遊びやすくなっています。1要素しか尋問できないカードは全員に答聞かれてしまい他人と情報格差作れずイマイチなのですが、多数のカードにHitするので自分の持っている情報とうまくマッチすると意外なほど情報が浮かんできて使いようかなぁと思いました。勝ち。

1人増えてケイラスマグナカルタ。拡張入りで5人まで遊べます。5人もいるとものすごい勢いで家が伸びていくのですが、特にバランスが悪いという感じはしません。城建てるゲームなので城に参加できないとダメダメです。負け。

さらに1人増えたので2卓に分けてロシア鉄道。シベリア鉄道で白線路を4歩まで進めましたがx2トークン取ってなかったので全然追いつかず負け。

他の卓ではDominion (RGG)がプレイされていました。

ML.K 4月例会

札幌市北区民センターでML.Kの4月例会がありました。参加者8人。
Big Bang!! (同人)・Blood Bound (FFG/アークライト)・CV (Granna)・Friese’s Landlord (2F-Spiele)・Pandemic (Z-man)をプレイしました。

久しぶりのビッグバン6人はアイオリア担当、サガ・シャカを一手に引き受ける形でしたが力及ばず負け。

アークライトのブラッドバウンドは正体隠匿系。敵味方2陣営に分かれて誰が誰やら分からない状態で殴り合い、4回ダメージを受けたら死亡、誰か一人でも死んだタイミングでその犠牲者が敵陣営に一人だけいるリーダーならば陣営全体が勝ち、それ以外の人殺してしまうと陣営全体が負けという勝利条件で、誰でも死ぬまでのどこかの負傷タイミングで役職を明かして特殊能力を使うというシステムです。正体明かして役職効果を使うタイミングが大きくゲームに影響するかなり独特なプレイ感のゲームです。奇数人数だと第三勢力の異端審問官が入りますが、これは早期にバレるとかなり勝ち目低いので大事にプレイしないといけません。7人で2戦して1戦異端審問官やって負け、1戦普通に勝ち。

2卓に分けて4人CVは今度はカードの維持コストにも気を使ってそれなりにうまく回せましたが、個人の人生の目的の引きが微妙で箸にも棒にもかからず。今のところ5色1セット7点の勝利条件で勝った人しか勝ってないので、うまく均等に揃えるのが勝利の秘訣のようですが、出目振らないと買いたいカード買えないゲームなので難しい。

5人で大家、スタートプレイヤーでしたが入居者の引きがよろしくなく、全然儲からず。

最後パンデミックは研究所拡張入り。エピデミック5枚入れてギリギリ勝ち。最後薬作るのは3枚でよいので、科学者の1枚少なくてよい能力はあまり使いでないかと思いましたが、これはこれでないと危なかったです。

その他、ナゲッツ・ウゴなどがプレイされていました。

終了後は場所を変えて裏例会。参加者3人。
Mansions of madness (FFG)をプレイしました。
基本セットのシナリオ2をプレイ。以前プレイしたことあるはずですが、微妙に毎回シナリオの勝利条件などの組み合わせが変化するゲームなので、多少の繰り返しプレイは問題ありません。怪物が出まくる戦闘系のシナリオでした。探索者の選択が良かったのか、なんとか勝利できました。

ML.K 3月例会

札幌市北区民センターでML.Kの3月例会がありました。参加者6人。
Pandemic: in the lab (Z-man)・Catan Explorers & Pirates (Mayfair)・モテねば。(大気圏ゲームズ)をプレイしました。

まずは5人パンデミック。新拡張の研究所にて入り。日本語版旧版+英語版互換パック+英語版拡張と用意しましたが、互換パックなしでも単に拡張の新イベントカード3枚と新役職4枚の裏がまる分かり、というだけで研究所ルールそのものは無理なく導入可能です。
研究所は、治療薬の作成が従来同色カード5枚集めるだけだったのが、キューブを除去して獲得したサンプルを回収・解析し、作成した試験薬による治験を経て、最後に同色カードを集めてやっと完成(ただし3枚で可)というように複雑な手順を取るようになりました。手間かかる分、時間との関係で総合的なバランスは難化している感じですが、5人プレイだと都市名合わせてカード交換という役職効果の有無で難易度が激変する代わりにリアリティの低いシステムよりも回しやすいかもしれません。
新役職は1アクションで3歩移動できるパイロットが強力でした。
あと、治療薬マーカーとして、ガラス製のよくできた薬瓶が入っています。中まで詰まった色ガラスの塊に蓋を模した金属製の帽子を被せてあるという構造です。
この他に今回は使用しませんでしたが、2人ずつのペアを組んでのチーム戦ルールとかソロプレイルールなどが入っています。
とりあえずエピデミック4枚の簡単レベルでプレイ。1回めはあっというまにアウトブレークして人類滅亡、2回めはギリギリ最終手番1歩前で勝利。

1人増えて2卓に分けてカタン探検家と海賊。3人プレイだと1人少ない分のタイルが探索される前に終わる感じです。それでも十分長時間ゲーですが。勝ち。

最後は最近話題の同人ゲーのモテねば。テーマの割に内容はランダム要素の薄いハードなエリアマジョリティ。大敗。

他の卓ではTerra Mystica・Aristo-Mazeなどがプレイされていました。

ML.K 2月例会

札幌市北区民センターでML.Kの2月例会がありました。参加者7人。
Race for the Galaxy (RGG)・The Resistance: Avalon (Indie)・Tzolk’in (CGE)・Love Letter (カナイ製作所)・Sail to India (gamefield)・はやぶさ君の冒険(ワンドロー)をプレイしました。

まずはRftG AA拡張入り3人。オーブカード切れ終了でエイリアン関係の技術も星系もそれなりに集まっていましたが出荷点などが全くなくて最下位。

7人と大人数なのでアヴァロン。善人4悪人3と最初からこの円卓はどうかしている比率です。2戦してどちらも普通の村人でなすすべもなく2敗。

卓分けてツォルキン部族拡張入り3人。各プレイヤーに部族カードが2枚配られて1枚選んで固有の特殊能力が使えます。今いる歯車の代わりに他の歯車の同じランクのアクションができる、という部族を選んでみました。うまく足並み揃えれば、木を切って即その下のコーンを収穫できたりします。他の2人の部族もなかなか強力そうでした。その他にもタイルなど細々と追加のコンポーネントが入っていて正統派の拡張セットといった雰囲気。大差2位。

ラブレター3人。全員リーチ状態からが本番なので、やはり元の日本語版のルール通り1戦だけプレイすれば十分なような。負け。

セイルトゥインディアは大航海時代のポルトガルの商人のゲーム。船団を派遣して商品を買い、ポルトガルに帰って売却してお金と勝利得点を稼ぎ、そのお金で新しい船買ったり建物建てたり技術開発したりという鉄板なテーマですが、船も商品も建物も所持金マーカーも勝利得点マーカーも全部1種類のトークンを使い回すというあたりは最近流行りのジャパニーズミニマリズムゲームです。コンポーネントが寂しいのが弱点ですが。商品が6種類もあってちょっと多すぎな感じの割には単に名前が違うだけで特徴も何もないとか、技術カードの効果が大味とか、残念ながらゲームとしてはちょっと凡庸です。勝ち。

最後ははやぶさ君の冒険。バッティングゲームなのに3人プレイだとダミー君1人が空気読まずにカードをプレイするので本当にただの運ゲー。運もあったにせよ運だけであれが帰ってきたとはとても言えないわけで、再現性には難ありかもしれません。一応無事帰還。

ML.K 1月例会

札幌市北区民センターでML.Kの1月例会がありました。参加者7人
ダンジョンオブマンダム(Oink games)・Race for the Galaxy: Alien Artifacts (RGG)・Modern Art (Mayfair)・Circus Flohcati (AMIGO/NGO)・Dominion (RGG)・Mogul (Timbuktu/ゲームフィールド)をプレイしました。

まずは4人で人待ちダンジョン。みなさん降りるのが早すぎたのかスルスルっと勝たれてしまいました。

1人増えてレースフォーザギャラクシー。さんざん延期されていたものがやっと発売されたエイリアンアーティファクト拡張入り。今までの拡張1~3とは混ぜられず、基本セットとこの拡張だけでプレイします。
フェイズI (探索)のアクションが強化されていて、カードを引く前にテーブルの中央にカードを並べて作ったエイリアンの遺跡を探検し、遺物を回収してボーナスや得点を得ることができます。RftGなので誰かが探索のアクションカードをプレイしさえすれば、全員に探検の機会が与えられますが、この拡張で追加された専用の探索アクションカードをプレイした人にはちょっとだけ特典があります。
延期に良作なしという格言もありますが、取ってつけたような拡張の割にはカードを置いて迷路を作ってそれを探索してという部分はなかなか遊んでいて楽しいシステムに仕上がっています。巨大な領域を必要とするのでテーブル狭いと遊べないとか、プレイ時間が大幅に増えたとか、RftGがもともと持っていた切れ味の良さを失っているような気もしますが、拡張3のバランス調整が疑問だったのと比べると手堅くできていると思います。

1人入れ替わって5人でモダンアート。人数多いと、1回の競りで売買が成立して何らかの利益を得るのが2人しかいないのに対して、関係ない人が3人もいて多いので、相場が上がりがちな感じです。負け。

なつのたからもの。やはりこれくらい人数いた方が安易にカード揃えられなくていい感じ。アクションカードでいいカードを引き抜かれないように、しょぼいカードをある程度手札に持っておきたいのですが、そう都合よくは行きません。

1人減って4人でドミニオン全部入り。立て直しははやり強力でした。たまたま一緒に出ていた破壊工作員に弱そうな気もするのですが、破壊工作員買っても別に勝てるわけじゃないのが悩ましい。2戦1勝。

最後は再版ムガル。上家が色絞ってると直前でパスされることが多くて一度減ったお金が全然回復しません。座り順重要かも。負け。

ML.K 12月例会

札幌市北区民センターでML.Kの11月例会がありました。参加者6人。
Nugets (NGO)・Mascarade (Repos)・Hol’s der Geier (Ravensburger/メビウス)・The Resistance: Avalon (Indie/HJ)・成敗(カナイ製作所)・Coup (La Mame Games/NGO)・ひも電輸送編(Okazu)をプレイしました。

人待ちナゲッツ3人。勝ち。序盤の定跡ができないよう、そろそろナゲットを自由配置にした方がよいかも。

フェドゥッティのマスカレードを5人。割と少人数でもちゃんと回ります。1勝1敗。2回めは適用に役職混ぜてみました。お金の降ってくる職業が少なめの方がじわりじわりと臨界に向かって面白いかも。

はげたかのえじきを6人。バッティングは回避できても全然取れず負け。

T木さんのリアル脱出ゲームっぽい自作ゲームのテストプレイ2回め。かなり洗練されてきました。基本的に同じ人とテストプレイ繰り返せないのでデザイン難しそう。

レジスタンス:アヴァロン。マーリン・アサシン入りで役職引いたら普通の善人。善人3勝するもマーリンの場所がバレて悪人の勝ち。

成敗は人数分の悪人が並んでいるので各自1人受け持って暗殺する協力ゲーム。少なめの手札とアクション数を駆使して自分を強化したり障害を排除したりして最適な担当者を配置し無駄なく仕事を完遂します。完成度は高いですが、カード数が多いせいもあって状況カードの調べ残しがあると運ゲー、調べるのにリソース使い切ると詰みゲーという結果が待っているので、公開情報と隠蔽情報のバランスにもう一工夫欲しいかなとも思います。

全然違うけどかなりマスカレードに似ているクー。脱落系で全員残り1ライフかつ人数絞られてきてからが本番というところが弱点かもしれません。

2卓に分けて3人ひも電。エキセントリックなコンポーネントと比べると、驚くほど普通のピック&デリバリーの鉄道ゲームでした。勝ち。

他の卓ではCarcassonne: Südsee (HiG)がプレイされていました。

終了後は場所を移して裏例会。参加者3人。
Concordia (PD)をプレイしました。

ゲルトなのにロンデルじゃない最新作として話題のコンコルディア。マチュピチュと違って本当にロンデルじゃないですが、1回使ったアクションカードが1アクション使って全回収するまで帰ってこないシステムがどことなくロンデルっぽい雰囲気です。ローマ各地に商館を作って産物を生産する拡大再生産系で煉瓦・食料・鉄・壺・布の5種類の産物があるのですが、壺だけ換金以外にゲーム上の用途がなく、換金価値も布に負けているというトラップ産物になっています。他の2人が布に進んだのに対して壺に手を出して負け。人数多いときは不人気産物で競争相手が少ない利点を出せるかもしれませんが、少人数プレイの場合は3ヶ所しかない布の産出都市をきちんと分け合うのがバランス的な大前提になります。

ML.K 11月例会

札幌市北区民センターでML.Kの11月例会がありました。参加者8人。
Black Spy (Z-man)・Mascarade (Repos)・Nugets (NGO)・Filipino Fruit Market (NGO)・Dominion (RGG)・Zan (HJ)をプレイしました。

まずは人待ちブラックスパイ6人。傾向としてラウンドの中盤で一度リーダーになるともうそれ以降全トリック取ってしまうのがツラい。途中終了。

ブルーノ・フェドゥッティのマスカレード。13人まで吸収できる便利な作品です。1人1枚役職カードを持って、それを他のプレイヤーとこっそり交換しながら正体を探りつつ、役職の能力でお金を稼ぐゲーム。7人と8人で1戦ずつ。やはり人数多い方が面白そうです。

2卓に分けて4人ナゲット。パートナーとの連携がバッチリ決まって、高得点ナゲットを狭く囲いつつユニット数で相手チームを圧倒するという必勝の態勢を作ったと思ったら、戦力の配分が悪くことごとく1点差で取られていたという最悪の結果に。

卓組み換えて4人ティンダハン。バランスが重要で、店員とトリックのどちらかに寄せると得点伸びないという説が。毎ラウンド大崩れすることなく得点を重ねて勝ち。

卓組み換えて4人ドミニオン。全部入り完全ランダムで3戦2勝。たとえ呪いを廃棄できる場でも、呪い配る系の攻撃カードを独占させるのはよろしくなさそう。

他の卓ではEdel, Stein & Reich (alea)・ロストレガシー(ワンドロー)・Love Letter (カナイ製作所)・Hanabi (R&R)・シェフィ(冒険企画局)・Coloretto (Abacus)がプレイされていました。

人減って6人で斬。役職配られたら侍。6人のときは侍1人しかいないうえに将軍より得点係数が高いので、一度将軍殴って迷彩しておいた方がよいかもしれません。防御力高い千代でしたが防御能力の効かない全体攻撃に巻き込まれて即死。

終了後は移動して裏例会。参加者4人。
Spyrium (Ystari)・Agricola (Lookout)をプレイしました。

イスタリのスパイリウム。意味ありげなタイトルですが、YとSのつく適当な造語のようです。謎の鉱石を掘って儲けるワーカープレースメント。ケイラスのアティアの作品で、資金カツカツなところはよく似ています。欲しいカードにワーカーを送って、お金払ってカードを買うか、カード買わずに帰ってお金もらうか選択します。大抵の場合、そもそもお金が足りないのでどちらにせよカードは手に入らないという悲しいゲーム。一部のカードがバランス崩しそうな勢いで強力なのが気になりますが、歯応えのある良作です。3位。

最後はアグリコラを世界選手権デッキで。4人だと資源もアクションマスも足りないので全員穴開き農場という低調な展開。どど負け。世界選手権デッキはどれ取っても他人のカードの方が凶悪に見えるのはなぜ。

ML.K 10月例会

札幌市北区民センターでML.Kの10月例会がありました。参加者4人。
Ra (alea)・Dominion (RGG)・Poison (Playroom)・Suburbia (Bézier Games/アークライト)・OWACON (Bakafire)・Hanabi (R&R)をプレイしました。

人待ち3人ラー。全然モニュメント買えず最下位。
ドミニオンは全部入りで完全ランダム。3人で2戦2敗、4人で1戦1勝。

箱絵のクニチーが素敵なポイズンは本質的にはシンプルなバースト系ですが、3つ同時進行というところが独特のゲーム。どど負け。

日本語化されたシティビルダー。スルージエイジズ方式で流れてくる建物を買っていく箱庭系。結構建物の能力差があるような気はしますが、バラエティに富んでいていくつも戦い方がありそうで、なかなかに楽しいです。得点が先行するとどんどん調整が入る露骨な陰謀ルールも、厳しすぎず楽させすぎずとそれなりに良く機能している感じ。
黄色い産業建物メインで進めて空港を多数配置した相乗効果と目標タイルの得点で勝ち。

オワコンは人の条件一通り見た割には時すでにお寿司で結局手も足も出ず。最近の流行りは終盤スタートプレイヤー取って防御マスに置くのが鉄板なようです。

最後に花火は1色出せず残り4色完成の20点。普段と面子違う割には健闘でした。

ML.K 9月例会

札幌市北区民センターでML.Kの9月例会がありました。参加者6人。
Room 25 (Matagot/HJ)・Keyflower (R&D)・Terra Mystica (White Goblin Games/テンデイズ)をプレイしました。

6人でルーム25。役割引いたら看守。出口は割と早いタイミングで見つかったのですが、看守2人がかりで妨害するとなかなか簡単には出られません。看守の勝ち。

1人減って5人でキーフラワー。初手に配られた冬タイルはイマイチ方向性の指針にならないKeythedralとJeweller。人数分のタイルはないゲームなので、資源と輸送力がきちんと出るようにタイルを取って悪くない展開でしたが届かず2位。

テラミスティカは黄色はヨガテレポートの行者。船に乗れない代わりに最大2マス先まで飛行できます。最後の得点計算では隣接扱いですが都市建てる役には立たないので後半の伸びが悪いです。船に乗れないのも特権タイルが1枚死ぬのでさりげなくダメージがあります。似たようなワープ能力を持つ種族は他にもいるので、あまりこれ独自の強みというのを感じない微妙な種族でした。時間切れ終了。

終了後は移動して裏例会。参加者4人。
Empire Express (Mayfair)をプレイしました。僅差勝ち。

ML.K 8月例会

札幌市北区民センターでML.Kの8月例会が開催されました。参加者7人。
We Didn’t Playtest This at All (Asmadi Games)・Hanabi (R&R)・Room 25 (Matagot/HJ)・Elder Sign (FFG)・Dominion (RGG)をプレイしました。

まずは人待ちでふざけたタイトルの「プレイテストはやってない」を1戦。基本ルールは手札2枚で毎手番1枚引いて1枚プレイ、勝利条件と敗北条件は全部カードに書いてある、という要するにFluxxの変種です。Fluxxよりバランスは派手めで、勝つにしろ負けるにしろ1枚かそこらですぐ決まってしまう短時間ゲームです。多人数向きな気もしますが、あまり多いとしばしば順番回って来る前に負けてたりします。

5人で花火は面子変わると以心伝心関係の再構築から始まるのでなかなか得点伸びません。

ルーム25はタイルを並べて作ったランダムマップ上で隠蔽した正体を探りつつ囚人と看守が追いかけっこをするゲーム。10ラウンド以内に1ヶ所だけある脱出に全員集合できれば囚人の勝ち、脱出を阻止するか囚人を2人殺せば看守の勝ちです。システムはプロット方式なので、後順のプレイヤーは全然予定立たないのですが、そもそも選べるアクションの種類が少ないのであまり悩んでも仕方ありません。その数少ない選択肢の中に同室の他人を隣の部屋に押す、というアクションがあって、看守の主な殺害手段がトラップ部屋に囚人を突き落とすことなので、押すなよ絶対押すなよ、ドーン、なダチョウ倶楽部ゲームです。囚人の手数的にはけっこうギリギリなので、看守としては殺害を目指すよりは脱出を妨害した方が手堅そうですが。バランス的にはやや看守有利かもしれません。5人で2戦、6人で1戦プレイ。6人いた方が面白そうです。

エルダーサイン6人は拡張入り。拡張入るとエルダーサイン買えなくなってしまうのですが、祝福ダイスがやはり強力なため、展開的にはそれほど不利にはなってない感じです。旧支配者をランダムに引くとヨグ・ソトース。最終戦闘で旧支配者を倒して勝ち。基本的に人数変わってもバランスには影響ないシステムのはずなのですが、多すぎても少なすぎても難易度上がるような気がします。

2卓に分けて3人ドミニオンは拡張全部入り。やっとギルドの日本語版も出たそうです。やはり蝋燭職人が強いのですが、結局のところ1枚で1金しか出てないので、大量投入しても意外とパンチ力はありません。1戦1勝。時間調整に「テストプレイは~」も2回ほどプレイ。

その他の卓ではハートオブクラウン(FLIPFLOPs)がプレイされておりました。

終了後は場所を変えて裏例会。参加者4人。
Falsche FuFFziger (2F-Spiele)をプレイしました。

フリーゼの古いゲームと思ったら94年なので言うほど古くはなかったです。ニセ札を刷って勝利得点を競るゲーム。
プレイヤーの最初の資産は3台のニセ札印刷機だけで、ニセ札を刷る→競りで資金洗浄して現金に替える→印刷機を買う→ニセ札を刷るというサイクルを回して資金を稼ぎ、できた資金で別途勝利得点を競ります。印刷機は現金でなければ買えないのですが、勝利得点はニセ札でも現金でも競れるというあたりがうまく工夫されていて、リソース変換サイクルを切り替えるタイミングがゲームの鍵を握っています。フリーゼらしい独特のシステムの好ゲームなのですが、実はニセ札印刷機にものすごく当り外れがあって、引き運が悪いとどうにもなりません。見た目以上の運ゲーで、その辺なんとかならんかなーと思わないでもないですが、引き運は印刷機の数を揃えてリスクヘッジするといったあたりまでデザイン意図なようなそうでもないような、微妙な評価のゲームです。大敗。