ML.K 1月例会

札幌市白石区民センターでML.Kの1月例会が開催されました。参加者6人。
Pandemic: the Cure (Z-man)・Coyote (Kidultgame/NGO)・Age of War (FFG/アークライト)・Dominion (RGG)をプレイしました。

5人でパンテミック:ザ・キュアはパンデミックのダイスゲーム化。全然別ゲームになっていたパンデミックカードゲームと違い、元のパンデミックのシステムを踏襲したデザインです。感染デッキからカードを引く代わりに、バッグから4色の病原体ダイスを引き、それを振って出目の地域に配置します。色ごとに出目が偏っているので、地域によって集まりやすい色が決まっています。プレイヤーのアクションも役職ごとに構成が違う専用ダイスを振って、出た目の行動を行ないます。運ゲー度はかなり上がっていますが、パンデミックの雰囲気をよく再現していて難易度も十分な良作です。2戦とも人類滅亡。

6人になってコヨーテ日本語版。小箱になりましたが、開けるとタロットサイズ?の大型カードが入っています。要するにインディアンポーカーでブラフをします。見えている情報が多いのに自分の知らない情報は全員に知られているので、どのコールも自分以外の全員が自分を陥れるために結託しているかように思えてしまい、ブラフよりさらにブラフ度が上がっています。負け抜けゲーですが、さすがにちょっと長いと思うので、1人脱落したところで終了しました。

クニチーの戦国時代。簡単な城から手堅く押さえる作戦でしたが届かず。
3人ずつ2卓に分けてドミニオン。6戦2勝くらい。隠遁者+封土のコンボが強かったです。
他の卓ではテラミスティカ・黄金時代などがプレイされていました。

終了後は場所を変えてHistoria (Giochix.it)をプレイしました。参加者4人。
せっかくキックスターターでプレオーダーしたのにかなり遅れて届いたヒストリア。文明発展系でボード中央の巨大な文明マトリックスが特徴ですが、主要な得点源はボードの片隅の地図上でひっそりと行なわれる陣取りです。マトリックスは横軸が技術力、縦軸が軍事力を表わし、それらのバランスで部族社会とか重商主義など政治体制が決まるという独特のシステム。実際のところそれほど政体の効果は大きくないです。技術の発展が完全に一次元なのはちょっと弱点で、早い遅いはあっても全員同じ順序で同じ技術を開発することになるので、文明間の特徴があまり出ません。プレイヤー間の差が出るのは唯一無二なモニュメント。この手のゲームらしく、世界各地の有名な建造物がカード化されていて、それぞれ固有の特殊能力を持っています。他のゲームとは違って建てるのはとても簡単でほとんど早い者勝ちで取るだけで建ってしまいます。ここまでモニュメント建てるの簡単な文明発展ゲームもちょっと珍しい。プレイヤー数に対して数が足りないくらいなので、得点調整してプレイ順を少しでも早くするのが後々でかなり勝敗に影響します。
初回プレイなので選択ルールや拡張の類は一切入れずにプレイ。序盤から軍事力中心に快調に飛ばすも土地からの得点は比較的簡単にブロックできるので終盤沈んで3位。
同時プロット方式で他人の行動読む要素はありますが、運の影響は薄い方なので色々追加要素投入した方が意外性出て良いかもしれません。コンポーネントに言語依存性はなく、アイコンも分かりやすそうなのですが、肝心のルールの方にアイコンの細かい所の説明がほとんどないのが難点です。BGG等で補完しないと特に拡張要素のレアなアイコンは何が何だか分かりません。BGGのFAQスレによると土地の支配を表わす旗のアイコンは、土地から得点するときは単独支配を必要とし、キューブの回復とリーダーの得点条件のときは共同統治でもよいそうな。どっちも同じアイコンなのに…

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