細岡新伐採地

SLの復路は細岡の前にある達古武踏切のそばの丘陵からの俯瞰にしました。
ここは最近伐採されたらしく、Googleストビューでもただの森なのですが、航空写真ではきれいに樹が切られてハゲ山になっていることが分かります。
新しい撮影地なので空いてるかと思ったら普通に有名撮影地レベルの大混雑でした。まあ情報はネットですぐ出回りますし、道路に近く追っかけもしやすいのでこんなモンでしょうか。
伐採地はすり鉢状の地形になっていて、撮影場所は入口からはほぼ対面の崖の上なのですが、反時計回りか時計回りに稜線沿いに半周すると到着です。どちらのルートでも行けますが、反時計回りの方は距離が長く、時計回りの方は近い代わりに常識で考えてここは登らないだろといった感じの崖上りが1箇所あります。ほとんどの方は近道ルートを選択されるようです。

サルルン三角点

SLの往路をサルルン三角点から撮りました。
氷結した塘路湖をバックにカーブを回り込む有名撮影地です。よく晴れてよかったです。
従来の登り口の階段が崩落したそうで、駐車場から少し北回りでサルボ展望台を経由する迂回ルートで登るようになっています。距離は少し長くなったはずですが、あの階段は以前から半分崩れかけで危険だったので、以前よりは安全に到達できるようになったと思います。
その三角点の撮影地ですが、ここも樹木の繁茂が著しく、枝樹をかわすには三角点の頂上にさらに脚立を立てないといけなくなっています。国立公園内で樹が伐採されることはないでしょうから、ここで撮れるのはあまり長くないと思います。

硫黄山バック

SLの前に少し移動して始発の普通列車を撮ってきました。
川湯温泉駅の隣の踏切で、硫黄山を背景に撮ることができます。
相当以前からの有名撮影地ではあるのですが、周辺の樹が伸びすぎて、最近見かける写真はうっそうと茂った森の中のようなものばかりです。葉が落ちた後の冬ならどうかと思って来てみたのですが、少しは往年の雰囲気が出ているのではないでしょうか。

DL冬の湿原号

釧路に転進してSLを、と思ったら車両不具合で運休になってしまいました。
今季はSLは復旧不能ということで、今日以降はディーゼル機関車での代走となるそうです。207号機を東部鉄道に譲渡して1台での運用になったのが致命的でした。
牽引機はDE10 1690号機、これ以前は函館でSLの補機についていた機関車で、当時は黒い塗装だったはず。いつの間にか国鉄色に戻されていました。ヘッドマークの掲出はありませんでした。一昨年まで使ったのは廃棄したんでしょうか。
写真は釧路川鉄橋を俯瞰する美術館の展望台から。DL代走の割には定番撮影ポイントがそこそこ賑わっているのが見えます。機関車はちょうど橋の上でエンジンを吹かしてSLさながらの黒煙を上げています。イマイチありがたみ薄いですが…

流氷物語号

お休み取って網走まで鉄道撮りに来ています。
先月末から始まっている流氷物語号です。流氷ノロッコ廃止の代替としてキハ54の外装塗り替えた2両編成です。鮮やかな青と白でなかなか美しいです。昨日は鹿と衝突したとかなにかでキハ40での代走だったそうですが、今日は専用車両に復帰していました。
今年は流氷当たり年のようで、水平線まで一面真っ白な氷原に埋め尽くされています。

流氷ノロッコ号

網走に転進して流氷ノロッコ号も撮ってきました。
こちらも絶好の快晴、何の工夫もない定番撮影ポイント北浜駅の定番構図ですが、真正面の山頂に見えているのは最近建て替えられた天都山の展望台ではないでしょうか。こちらから見えるということは向こうからも見えるということで、意外な高度から撮れるかもしれません。

SL冬の湿原号

釧路までSL撮りに行ってきました。
冬の湿原号ですが、例年最初の土日は川湯温泉までの延長運転なのですが、今年は最初から最後まで標茶折り返しの通常運転です。噂によると171号の検査期限をできるだけ引き伸ばすために走行距離稼ぎたくないとか。今後の運転も心配ですね。
釧路らしい快晴の下、定番撮影ポイントの釧路川鉄橋を渡るC11171です。逆光なので黒く見えますが、気温が低いため完全に真っ白な煙を軽快に上げながら走って行きました。

SL湿原号

昨日に引き続き釧路のSL。
達古武湖畔の夢ケ丘展望台からです。絶景ポイントと分かってはいたのですが、散策道の崩壊で長らく立ち入り禁止だったところ、去年やっと修理されて利用できるようになりました。ただし2km以上の山道を歩くので追っかけには向いていません。展望台からは右に釧網本線、左に達古武湖が見えるはずなのですが、線路側の樹木しか伐採されてないので湖は木々の影です。

SL冬の湿原号

SL冬の湿原号最終日。
今日は往復とも追い掛けてみました。風が強くどの撮影地でも煙があらぬ方向に倒れてしまい写真としてはイマイチでした。天気は良かったのですが、春分の日だというのに体感気温はかなり低く冬に逆戻りしたみたいでした。
最後に釧路を目指すところを定番撮影地の釧路川鉄橋から後追いで。完全に絶気状態でしたが、ちょうど日没直前の夕日に向って走るところが撮れました。