黒犬の丘

釧路までSL撮りに行ってきました。
今年は冬の湿原号20周年なのですが、10周年のときとは違ってヘッドマークは例年通りのを掲示しています。サボと車票だけ20周年デザインだそうです。
去年悪天候で微妙だった黒犬の丘にリトライ。
快晴とまでは行かず煙もやや控えめでしたが、まあまあといったところ。
さすがに今年は道東も去年以上に雪少ないですね。

黒犬の丘

天候は回復する気配もありません。
細岡にある通称黒犬の丘に登ってみました。
丘の麓の小屋で放し飼いされている黒犬が凶暴なためこう呼ばれているのですが、昔の話ですし、犬も代変わりしているのか最近はちゃんと繋がれています。
涸れ谷に沿う感じで鉄ちゃん道を登るとすぐにカーブを俯瞰できるポイントに着きます。
線路は南東向きなので天気が良い日の方がよさそうです。

釧路川鉄橋

昨日の快晴から一転曇ってきたので、釧路川の鉄橋から接近戦で。
今日もスーパーおおぞらの遅れのために30分遅延。終点標茶ですれ違う普通列車が待っている関係で、SLは遅れを取り戻すべく爆走するので煙の上がりはよくなります。
復路は撮らずに今年3月で廃止になる初田牛駅を見に行ってみました。

釧路神社俯瞰

SLの復路を釧路神社からの俯瞰で。
いかにも釧路の一宮っぽい名前ですが、本当の釧路一之宮は厳島神社で、こちらは神主もいない小神社。丘の上にあってこの通り線路から雌阿寒岳まで俯瞰できます。社まで一応道路が通じていますが、下に停めて階段登った方がよいでしょう。
風の強い日で煙は流されがち。

まなぼっと幣舞

釧路までSLを撮りに来ました。
往路を市立美術館の最上階展望台から。
2年前にも同じ場所からの撮影を試みましたが、そのときは車両不具合でDLになってしまいました。
スーパーおおぞらが遅れたため、接続待ちで20分近く遅れてきました。展望台は室内なので寒くないので助かりましたが。

細岡の丘

天気がよいので復路はまた俯瞰に登ることにしました。というか今年はやや雪少ないようで、線路沿いの接近戦は普段なら雪の下に倒れているはずの藪が気になって撮る気にならないのです。
細岡駅の南側、仮監峠踏切の先の丘です。このあたりで紹介されている有名ポイントなのですが、実際には稜線沿いにさらに200メートル南下したところにある小さなハゲ山が最高高度になります。

細岡新伐採地

SLの復路は細岡の前にある達古武踏切のそばの丘陵からの俯瞰にしました。
ここは最近伐採されたらしく、Googleストビューでもただの森なのですが、航空写真ではきれいに樹が切られてハゲ山になっていることが分かります。
新しい撮影地なので空いてるかと思ったら普通に有名撮影地レベルの大混雑でした。まあ情報はネットですぐ出回りますし、道路に近く追っかけもしやすいのでこんなモンでしょうか。
伐採地はすり鉢状の地形になっていて、撮影場所は入口からはほぼ対面の崖の上なのですが、反時計回りか時計回りに稜線沿いに半周すると到着です。どちらのルートでも行けますが、反時計回りの方は距離が長く、時計回りの方は近い代わりに常識で考えてここは登らないだろといった感じの崖上りが1箇所あります。ほとんどの方は近道ルートを選択されるようです。

サルルン三角点

SLの往路をサルルン三角点から撮りました。
氷結した塘路湖をバックにカーブを回り込む有名撮影地です。よく晴れてよかったです。
従来の登り口の階段が崩落したそうで、駐車場から少し北回りでサルボ展望台を経由する迂回ルートで登るようになっています。距離は少し長くなったはずですが、あの階段は以前から半分崩れかけで危険だったので、以前よりは安全に到達できるようになったと思います。
その三角点の撮影地ですが、ここも樹木の繁茂が著しく、枝樹をかわすには三角点の頂上にさらに脚立を立てないといけなくなっています。国立公園内で樹が伐採されることはないでしょうから、ここで撮れるのはあまり長くないと思います。