芋臨

士幌のジャガイモを帯広から埼玉まで運ぶ芋臨が今年も運行されています。
地震の影響で微妙にダイヤが変更されているらしく、芋臨に限らずどの列車も時刻表通り来たり来なかったりでなかなか予想がつきません。
とりあえず今日の上りの芋臨8054レは、時刻表より早く3056レの続行で13時50分ごろ北舟岡の1番線に停車。普通とS北斗(12号?普通より後に来ました)を退避して14時10分ごろ発車していきました。下り8055レは時刻表通りに14時50分ごろ稀府を通過しました。何とどちらも赤スカでした。

特急大雪

17日から石北本線のタマネギ臨が開始されたというので写真を撮りに行ってきました。
タマネギ臨は146キロポスト地点1箇所に絞って待ちましたが、定刻より1時間以上遅れて9時50分ごろ通過。17日はもっと大幅に遅れていたようですが、今日は去年の落ち葉の時期の時変ダイヤに近いです。この時間で確定なのか通常ダイヤに戻るのか気になるところではあります。
タマネギ臨は1日1往復で撮影効率悪いので、ついでに廃止を打診されている石北本線のいくつかの駅を廻ってみました。
その一つの瀬戸瀬駅では14時すぎに特急大雪1号と4号がすれ違います。おそらく廃止後も運行用の信号場としては残るのでしょう。

鉄道貨物フェスティバル

札幌貨物ターミナルで鉄道貨物フェスティバルIN札幌2018というイベントをやっているので見に行ってきました。
JR貨物のイベントは過去に函館や室蘭で開催されたことがありましたが、札幌では初めて、ということでなかなか賑わっておりました。
DF200に記念のヘッドマークをつけて来場者を乗せて構内を走行していました。DF200はちゃんとヘッドマークつけるためのステーを設置できる構造をしていて、このようなイベントではヘッドマークつけて展示されていることが多いのですが、なぜかこの状態で本線に出てくることはありません。

五稜郭機関区のED79

かつて青函トンネルで貨物列車や夜行列車を牽引していたED79形電気機関車は、北海道新幹線の開通によって使用できなくなり、全車廃車となりました。その後、北斗星などのような保存の引き取り手もなく、順次解体されていきました。
そのED79ですが、なぜか1両だけ解体されることなく、今でも五稜郭機関区の奧にボロボロの姿ですが留置されています。これはED79-5号機とみられ、2005年にはすでに車籍を失なって部品取りか何かに使われていたようです。といってももう部品を供給する相手もいないので、いつまでこのまま残っているか分かりません。

追記
2020年2月ごろ解体された模様。

石北臨貨

常紋峠が紅葉のピークなようなので、石北臨貨を撮りに行ってきました。
通常8:20ごろ通過の146キロポスト地点ですが、今日は待てど暮せどさっぱり来ません。
どうやら福島の地震の影響で最初から遅れていたそうです。貨物の遅れは普通はJR貨のHP等で公表されるのですが、特に何もなし。玉ねぎしか載らない石北臨貨は事実上JA北見の貸切便のため一般には発表しないようです。
結局3時間遅れの11:50ごろ146kpを通過。ダイヤグラム上にのみ存在していて普段は運行のない8073レのダイヤで途中まで来て、遠軽の長時間停車を短縮して少し早めの隠しダイヤに乗って来た模様です。
146kpは少し遅れた方が光線状態良くなるのですが、今日はちょうど来た瞬間に曇りました。

石北臨貨

今月頭から石北本線が復旧したそうなのでタマネギ列車を見に行ってきました。
最近は上川~遠軽間で車輪空転でしばしばダイヤ乱れるため、早朝1番列車の前に砂撒き列車が走っています。その効果があったのかなかったのか、昨日からの雨降りにもかかわらず今日は貨物も旅客も定時で走っていました。
遠軽過ぎて常紋峠あたりはよく晴れていました。

DD51廃車回送

寝台・夜行列車を牽引していた北斗星色のDD51機関車が廃止後不用となり、廃車のために室蘭の陣屋町臨港駅に回送されました。
DF200の後ろにDD51が8両も連なる珍編成で、普段は使用していない貨物線をゆっくりと走って行きました。
到着後は旧チップヤードの仕分け線に並べるために小型のスイッチャーで押したり引いたりしていましたが、機関車は相当に重いらしく3両ずつ小分けにして入れ替えているのに苦しそうな金属の軋み音が響いていました。この後、解体するのか売却するの分かりませんが何とももったいない話ではあります。

芋臨

今日もニセコ号を撮りに出撃しました。
羊蹄山の雲が取れそうになかったのでSLは午前中で切り上げて、室蘭本線の季節貨物に移動しました。
今の時期に限り、ジャガイモの出荷のために早朝帯広を出発して本州へ向かうダイヤで走っているそうです。
写真は下りの8055列車なので中身は空かもしれませんが、同色に統一されたコンテナと最後尾の赤色反射板が特徴です。ほとんどの北海道発着の定期貨物は、冬に雪で見えなくならないようバッテリー式の尾灯を設置しているので、反射版は珍しいです。

石北臨貨

石北本線のタマネギ臨の運行が始まったそうなので見に行ってきました。
今年から機関車がDD51からDF200に変更になっています。編成は従来通り貨車11両の前後重連で牽引能力的には1両で足りそうなので、2両使うのはもっぱら遠軽での方向転換のためでしょうか。機関車が大きくなった分編成が長くなった感じがします。実際には見た目ほどには全長違わないはずですが。

札幌行きの最終列車

新聞等でも報道されている通り、今日で北海道内の石油輸送列車が廃止になりました。
最後の便は正午ごろ本輪西を発して札幌に向かう9775列車で、DD51重連と貨車16両からなる大編成で先頭には記念のヘッドマークがつきました。
写真は本輪西近くの有名撮影地のトクデン前、比較的収容人数に余裕のある撮影地ですが三脚のヒナ段がいくつもできる大盛況でした(非電化区間なので架線柱はないですが、線路手前に電信柱や信号があって邪魔なのでいくつかの集団に分かれるのです)。
昔はこうもりマークの貨車が無数に並んでいた国道37号線沿いの旧日石の引き込み線も、本州への回送を待つ数量の貨車が置かれているだけの寂しい状態になっていました。