石北臨貨

石北臨貨を撮りに北見方面に転戦しました。
通常冬期間は車では乗り入れられない146kmポスト地点ですが、材木伐採のためにきれいに除雪されています。いつまでこの状態かは分かりませんが。
道東らしい好天のはずだったのですが、通過時刻だけ猛吹雪に。めったに来れない厳冬期の常紋峠なのでこれはこれでよいかと。

宗谷本線ラッセル

稚内まで宗谷本線の排雪列車を撮りに行ってきました。
道北も今年は12月からどかんどかんと雪降ってるらしく、今日はいい感じに雪跳ねてくれました。天気が悪くて明るさが足りなかったですが、こればっかりは雪の量と排他なのでよほど運がいいか通い詰めるしかないでしょう。

ML.K 12月例会

札幌市北区民センターでML.Kの12月例会がありました。参加者4人。
Merchant of Venus (FFG)をプレイしました。

新版金星の商人を4人。プレイ人数上限が4人までになった代わりに、リバーシブルマップで旧版ルールでも新版ルールでも遊べるようにできています。せっかくなので新版ルールで。10円未満の端数が出なくなり30ターンで強制終了になったのでプレイ時間短かくなったと思いきや、その分特殊効果のカードやらタイルやらが大量に投入されたFFGらしいディテールに凝った煩雑なゲームに仕上がっていて、トータルのプレイ時間はむしろ長くなっています。さらに選択ルールで60ターンまでの延長プレイも可能で、アメリカ人どんだけヒマなんだよと思わずにはいられません。
宇宙船を買い替えて性能アップしていた旧版と異なり、共通フレームにパーツをどんどこ付加して強化していくシステムになりました。各星系で固有の強化パーツが売っているので、旧版でイマイチ役に立ってなかった未開文明星系のIOUを無駄なく活用でき、序盤のめくり運が悪かったときのガッカリ感がずいぶん軽減され楽しくプレイできるようになりました。特定の星系にお使いに行くミッションカードの存在によって、マップ全体を有効活用するようシステム的に誘導しているのも改良点だと思います。
宇宙船のタイプによって移動力と積載量を両立させないようにしてバランスを取っていた部分がなくなって、投資さえすれば何のペナルティもなく高速大輸送量の宇宙船を作ることができるようになり、終盤の展開に大味感が出ているところは欠点かもしれません。宇宙全体に常に一定数の商品が存在していた旧版ルールと違い、定期的に商品が補充されるようになったせいで徐々に商品が足りなくなってくる傾向にあるのも、後半の手詰り感を助長していて微妙です。
もともと手番順の優劣かなり強いゲームなのですが、その辺は変わっておらず4番手スタートでは全然新規星系発見できず微妙に出遅れていましたが、中盤から大量商いをたて続けに何度か成立させて優勢雰囲気。6時間もプレイしてもう少しで終わりそうでしたが時間切れ終了。

終了後は場所を変えて裏例会。5人。
Money (Gryphon)・Mansions of Madness (FFG)をプレイしました。

マネーはどど負け。
マンション・オブ・マッドネスは拡張シナリオの恐怖の館。探索アクションで同じ部屋に複数のカードがあるときは、配置リストの後ろの方のカードが上に来ているはずなので、きちんと上から順番通りに処理しなければなりません(もちろん配置時にちゃんと順番通りに置かれていることが前提)。特に同じ部屋に複数のロックや妨害カードがあるときは、それ同士の順番にも大きな意味があります。ここ間違えたため、いきなり最序盤に勝利条件をクリアしてしまい、ゲームが成立してませんでした。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
Dungeon! (WotC)・Money (Gryphon Games)・Linq (KOSMOS/アークライト)・Winner’s Circle (F2F)・Aktienrausch (Isensee Verlag)をプレイしました。

まずは4人でダンジョン!。ダンジョンに潜ってモンスターと戦闘して規程額分の財宝を持ち帰ってくるゲームです。古いゲームをそのまま再版したもので、システム的にはただの坊主めくりとあまり見るべきところはありませんが、ダンジョンクエストと違ってキャラクターが死ぬことがほとんどないので牧歌的にハック&スラッシュを楽しめます。

5人になってクニツィアのマネー。お金でお金を競るクニツィア初期の秀作競りゲー(だけど3大競りゲーには入らない)。Goldsieberの旧版は通貨偽造罪スレスレのいい感じなデザインだったはずなのですが、Gryphonの新版はどこの金だか良く分からんインチキ臭い札になってしまいました。しかも変なサイズで異様に上げ底です。クローズドビッドで、競りそのものも大事ですが、入札を公開した後でどのセットを獲得するかの方が効いてくる独特のシステム。すこし人数少なめにして、きっちりカウンティングしていくともっと面白くなると思います。200円越えを2セット作って勝ち。

ペアペア連想ゲームはアークライトの日本語版。せっかくの日本語版ですが固有名詞はそのままなんでしょうか、お題地名だとかなり苦しいので、も少し配慮があってもよかったかも。パートナーだけに通じるヒントを出して味方を見つけるゲーム、ではあるのですが、お題が分かってるだけあって自分の相方当てるのはそれほど難しくはなく、勝ち負け決めるのはいかに?さんに差し込まないかにあるように思います。全然点増えておらず大敗。

ウィナーズサークルはaleaのロイヤルターフのリメイク。馬のコマがやたらと豪華です。前半2戦でちょっと勝ちすぎたのか、第3戦で最下位馬に全力で突っ込んだ分で負け。

最後は株の恍惚。株を買って会社を設立し、配当収益と株の値上り益でさらなる株の売買を行なって資産を増やすゲーム。株式ラウンドと運営ラウンドが分かれてるとか、最多株式所有者が会社運営するとか、要するに列車走らせない簡易版18xxです。実際に株を売って利益を確定させない限り資産としての評価が低くなる陰謀ルールのおかげで、株の売買が活発に行なわれるあたりは良い工夫だと思いました。終盤、順番のマジックが勝敗にちょっと大きな影響を与えすぎな感じはしますが、総じて好ゲームと言ってよいでしょう。負け。

M上氏宅ゲーム会

ゲーム仲間の忘年会ということで昼からキリンビール園で宴会。参加者5人。広さの割にキーボードのU→Q状態でちょっと寒かったことを除けばおおいしいジンギスカンで大変良かったです。

終了後はM上氏の自宅ゲーム会。参加者3人。
The Impossible Machine (GlowFly Games)・Dungeon Fighter (Heidelberger Spieleverlag)・Porto Carthago (Irongames)をプレイしました。

まずはアリエナイマシーン。マシーンが動き始めてしまうとどんどんできることが少なくなっていくので、3枚ずつ進む標準ルールは引きゲーすぎでした。1回プレイして微妙さは分かっていたのですが、BGGの評価5.5はダテじゃありませんでした。

ダンジョンファイターはパーティーを組んでダンジョンに潜る協力型のダイスゲーム。順番にモンスターが出てくるので、巨大なボードの的にダイスを投げ込んで当たった箇所の得点分のダメージを与えます。カードの指示で後ろ向きに投げたり息で吹き飛ばして投げたりと様々なアクロバットな投法を要求されるという、他のゲームに応用できない固有のスキルが鍛えられる素敵なゲームです。N田氏のバックワードスローが炸裂してラスボスを瀕死にまで追い込むことができましたが、あと一歩及ばず。

最後はポルトカルタゴ。見るからにワーカープレースメントで酔っぱらいには厳しそうなゲーマーズゲーム。カルタゴの商人になって商品を買ってきて、安全だけど自分のところに来るとは限らない上に商品選り好みする定期便に届けたり、何でも受け付ける代わりにリスクのあるチャーター船に載せて出荷したりします。ワーカーの数は潤沢にあり、使いすぎると次ターンの順番と定期収入で不利にはなるのですが、割とやりたいことが自由にできるシステムです。アクションマスは他のプレイヤーをブロックしないので、プレイヤーインタラクションは主に順番のアヤで発生します。最終ラウンドは運次第で全員に勝ち目がありましたが、運よく同点タイブレーク勝ちでした。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Müll & Maney (HiG)・1830 (AH)をプレイしました。

まずは久しぶりな利益・廃液。契約カードの出が悪く、収入に対して人件費高すぎで借金まみれになって大敗。

続いてこちらも久しぶりな1830。AHの旧版です。プレイ順をランダムに選ぶと3番。個人会社はM&Hのみ獲得して1番に公共会社買う順番が廻ってきたのでNYNHを設立。以下H部氏のPRRとK川氏のC&Oが建ちました。順調に2列車3列車と売れて第3SRにH部氏NYC、K川氏のB&Oを強制設立させて自分はB&M。ちょっと展開速度の見通しが甘くB&Oにうまうまと5列車2両を獲得させてしまいました。そうならないように早建てさせたつもりだったのに。第5SRに私のErieとK川氏のCPRが建って全会社登場、私が5+6+下取りD、H部氏が6+D、K川氏が5+5+Dという配分でランニングになりました。なんとかNYNHは最高株価に届いてくれましたが、他の株価が低調だった分で負け。