K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Andean Abyss (GMT)をプレイしました。

前回10月のときと同じ面子でアンデアンアビス。担当勢力をランダムに決めると政府でした。
前回と違って政府の能力を底上げしてくれる系の持続イベントがなかなかやって来ず、終始生性能で戦うしかない状態でした。この状態だと序盤の大統領の補正のせいで収入が少ないくせに、何やるにしても反政府勢力の3倍お金がかかる貧乏政府です。微妙なイベントを処理するのに手間取って兵力展開が遅れたのもよろしくありませんでした。やはりとっとと兵士だけでも全部盤上に出さないと魑魅魍魎の跳梁跋扈を防ぐことができません。
可動戦力さえあれば1手で他プレイヤーを攻撃できるゲリラたちと違って、政府軍は何をやるにも戦力用意する他に2手3手とかかり、ゲリラ側は正しく対処すればその間にいくらでも逃げることができてしまいます。プロパガンダカード間に平均15枚中せいぜい半分しか行動できないことを考えると、多少のイベントは甘受してでも計画的に勢力拡大を進める必要がありそうです。
勝ったのは3枚めのプロパガンダカードの直前で第1行動派閥として華麗に基地配置して駆け抜けることに成功した共産主義者さんでした。政府は箸にも棒にもかからない最下位。

ML.K 11月例会

札幌市北区民センターでML.Kの11月例会がありました。参加者6人。
Schlacht am Buffet (Kosmos)・El Capitán (Z-man)・Power Gird (2F)・Pictomania (Pegasus/HJ)をプレイしました。

まずはワレスのビュッフェの戦い。5人。ウントチュースのリメイクで箱入りボードゲームになりましたが、ボードとコマが全くプレイアビリティを上げておらず、カードだけでプレイした方が圧倒的にプレイしやすいという迷作。カードゲームなので引き運要素の方が大きいのですが、ワレス作だけあって相応のゲーム性はあります。2位。

ちょっと古めですがエルカピタンを基本ルールのみで。3時代中の第2時代で急激に収入が伸びるので第1時代の借金は延滞金払ってでも第2時代まで待ってもらう、都市数ボーナスは都市数増えるほど上昇カーブ上がるので第1時代は都市数抑えめで第2時代に一気に9都市達成して満額貰う、第3時代は勝ってそうな人が砦置いてる都市に倉庫建てまくって値下がりを誘う、などおおむね作戦通りに打てたのですがわずかに及ばず2位。

1人減って電力会社4人はベネルクスマップ。特殊ルールで風力発電所がやや出やすくなっているのですが、あまり違いを感じるほどの効果はありません。石炭少なめな代わりに石油がじゃぶじゃぶ出るようになっています。石油発電所をベースに17都市17電力を達成しましたが、資金負け2位。

1人増えてピクトマニア5人。毎回同じ面子で遊んでるとだんだんEPSで分かるようになってくるので、しばらく間を置いた方がいいのかも。これも2位。

終了後は場所変えて裏例会。Alien Frontiers (Clever Mojo Games)・Dominion (RGG)をプレイしました。参加者4人。

エイリアンフロンティアは異星人技術カードが大活躍する展開。マインドコントロールヘルメットが強力そうに見えました。ダイス目を地味に操作できるブースターポッドがフル稼動して1位。4位までずらっと1点差でした。

最後にドミニオンは2戦2敗。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
Chinatown (alea)・Strike (Ravensburger)・Age of Empires III (Eagle Games)・Quartett (Nürnberger-Spielkarten-Verlag)・Galaxy Trucker (CGE)をプレイしました。

まずはチャイナタウン。手早く4軒完成を作って幸先良いスタートでしたが、ボーナスカードの引きに恵まれず2位。

ラベンスバーガー社の新作ストライクは円形闘技場を模した箱にサイコロを1個ずつ振り込み、ぶつけあってゾロ目を作るダイスゲーム。気合を込めすぎて箱から飛び出したサイコロは除去されてしまうので、繊細なダイス捌きが要求される何とも言えないゲーム。運よく6の3ゾロが出てくれたおかげで逆転勝ち。

エイジ オブ エンパイアIIIは毎ターンDiscoveryにCaptainを貰える建物を建てたので、探検メインで進めてみました。もともと探検は余ったワーカーをいくらでも貯めておけるプールなので、カード引きのリスクがある割には投入したコストに対してそれほど利益上がるようにはなっておらず、メインの戦略にするにはちょっと非力すぎました。最下位。

いろんなメーカーから出ているカルテットは8種4枚ずつあるカードを種類ごとに集めるゲーム。4枚中3枚持ってると一見ゴール近いように見えるのですが、1枚しか持ってないプレイヤーに簡単に根こそぎブッコ抜かれてしまうという驚愕のゲームです。

ギャラクシートラッカーは拡張入りで5人までプレイ可。人数調整のため先着1名系のカードがすべて先着2名まで可に変更されるので、普段よりイベントカードの影響受けやすいような気がします。2位。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
1969 (Cranio Creations)・The Road to Canterbury (Gryphon Games)・Dominion (RGG)をプレイしました。

1969は月面探査ロケットの開発競争をテーマにしたダイスゲーム。1963年から毎年定期収入をもらって科学者を雇い研究分野を割り当ててダイスで成功判定し、最終ターン1969年には月に向かって打ち上げてやっぱりダイスで成功判定します。毎年の成功判定ごとに成果に応じて得点を獲得し、その合計の多い国の勝ちです。特に難しいルールはなくサクサク進む軽快なゲーム。思ったより簡単に月に行けてしまうので、もっと難易度高い方がそれらしいかもしれません。
安い代わりにマイナス得点のついてくる青服科学者雇いすぎた分で負け。

カンタベリーへの道は値段は気にせず免罪符の数を売って都市ボーナスと巡礼団ボーナスを狙う作戦で。予想外に早期終了してくれたおかげで逃げ切り勝ち。

なかなか暗黒時代の日本語版出ないようですが、英語版なので全部入りドミニオン。完全ランダムセットアップで毎回がらっと雰囲気変わりますが、どれもそれなりに面白いのが素晴しい。5戦2勝。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
Kolejka (Instytut Pamięci Narodowej)・Olympos (Ystari)・Copycat (2F-Spiele/RGG)をプレイしました。

まずはポーランドのコレイカ。5人プレイだと、5種類の商品のどれも世界の総需要数が同じなので、極めて均衡したゲームになります。9商品揃えるまではよかったのですが3人同時勝ちされて負け組。プレイ巡が固定されてしまうので、ゲームとしては4人以下の方が紛れが出て良いかもしれません。人数多い方がワーカーがゾロゾロ行列を作ってテーマに合ってはいるのですが。

イスタリのオリンポスは、古代ギリシャを舞台にテーベの東っぽい時間消費システムで地政学マルチと技術開発競争をします。最後は坊主めくりなテーベと違い戦闘システムにランダム要素がないので、きっちり計算して仲良く締め合うゲーム。得点の獲得方法がいくつも用意されているので、他人と被らない道を探すのが重要そう。完成度もゲーム性も高い良くできたゲーマーズゲームなのですが、面白さのほとんどがテーベの東に由来していて、このゲーム固有のエクスペリエンスというのが薄いのが難点でしょうか。大差2位。

フリーゼの新作はラクラク大統領になる方法。ドミニオンとアグリコラとスルージエイジスを混ぜたという驚異のゲーム。基本的にはシャッフルされた購入カードプールが流れていくタイプのデッキ構築ゲームです。巨大なボードには10ヶ所の固定のアクションマス・人数調整用のアクションカード置き場・ラウンドごとに1枚ずつ増えていくラウンドカード置き場が並んでいて、そのまんまアグリコラ。かと思えばデッキ構築部分は初期デッキ構成が1金7枚と1VP3枚で1手番5枚引き、3VPカードは5金・6VPカードは8金・10VPカードは11金と堂々とドミニオンそのまんまなところなど、世界広しといえどもフリーゼ以外にここまでできる男もそういないでしょう。アクション数無制限・購入数ゼロが基本で、毎ラウンド順番の競りをした後でワーカーのアクションで購入数増やしたりカード引いたり仮想コイン出したりして進めていきます。流れてきたカードに食いつくしかないアセンション方式の欠点はそのままで、展開の多様性などの部分でちょっと弱いかなと思わなくもないですが、ゲーム性そのものよりもフリーゼの鬼才っぷりに酔うゲームとみれば十分楽しめます。1点差1位。