ML.K 11月例会

札幌市北区民センターでML.Kの11月例会がありました。参加者6人。
Seven Card Samurai (Mindtwister USA)・The Impossible Machine (GlowFly Games)・Telestrations (USAopoly)・俺の嘘彼女は世界一(童想会)・Airlines Europe (AbacusSpiele/HJ)・Trendy (Spiel Spass)・Geschenkt (Amigo)をプレイしました。

まずは5人で7人のカード侍。8人までとプレイ可能人数の幅は妙に広いですが、5ラウンドプレイすることになっているので多分5人が丁度よいのだと思います。

アリエナイマシーンは全員で協力してピタゴラスイッチを作るゲーム。原題はおそらくThe Incredible Machineのパロディなので、日本語タイトルもちょっと工夫して欲しかった。通常ルールでも一瞬で終わるので、ゲーマー向きには長時間ルールの方がよいのかもしれません。

1人増えてテレストレーションはCOQさんから訳をいただきました。142枚のカードの両面が完璧に訳されていてがぜん遊びやすくなります。ありがとうございました。今日はプレイ時間<シール貼り時間でしたが…
このゲームはやはり人数多いほどよいです。そして席順が超重要です;-)

1人減って俺の嘘彼女…ですが最初に彼女を2人選ぶところに意外な罠が。どちらを使うかはシチュエーションカードを見る前に決めなければならないので、弱点を補いあうように選んでも無意味です。逆に主張カードで強制的に入れ換えられてしまう可能性があるので、どちらを出しても作戦が狂わないよう似たキャラで揃えた方がよいかもです。負け負け。

エアラインズヨーロッパはホビージャパンの日本語版。エアラインズのリメイクのユニオンパシフィックのリメイクです。ところでボード上の地名とか訳されてないんですが…
UPとの最大の違いは線路カードの概念がなくなって、つながってさえいればお金だけでどこでも好きなところに路線を引けるようになったこと。メンテナンスしなければならない手札が1セット減ってかなり遊びやすくなりました。盤上に登場しないエア・アバカス(以前のUPに相当)の収益が大きく、ここをどう制するかがキーになるなど、ゲーム性はあまり変わっていないようです。
最終ターン、手をつけた会社がほとんど2位どまりでしたがAAの社長を取った分で僅差1位。

クニチーのトレンディ。モダンアートカードゲームに似ていますが(こっちが先なのでMACGの方が似ているのですが)、驚くほどスピーディーな短時間ゲームでした。負け負け。

最後はゲシェンク。2回プレイして2回ともやむなく取ったデカい数字の前後が綺麗に抜かれてて大敗。

終了後は移動して裏例会。参加者4人。
Dominion (RGG)・Travel Blog (CGE)をプレイしました。

ドミニオンは異郷入り。今回の新趣向は獲得時に発動する効果だそうで、確かにそのようなカードが揃っているのですが、結局プレイ中1回しか発動しないので、それほど驚異というわけでもない感じです。それなりに癖のあるカードが揃ってはいるのですが。勝ったり負けたり。

トラベルブログはヨーロッパ(もしくはマップの選択によってアメリカ)をなるべく費用をかけずに旅行するゲーム。移動手段の選択などはなく、単に国境越えるごとに一律10ユーロという計算なので、ロシアやフランスなどの大きな国をうまく活用することがコツでしょうか。地理の勉強ゲーム。システムは単純なのでご当地ものをいくらでも作れそうです。僅差勝ち。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Maria (Histogame)・Perpetual-Motion Machine (Bezier Games)・Seven Card Samurai (Mindtwister USA)・Quarriors! (WizKids)・Labyrinth (GMT)をプレイしました。

まずはマリア。オーストリア継承戦争のウォーシミュレーションゲームです。初級ゲームではマップを半分だけ使い、単純にプロイセン・フランス連合軍対オーストリアの2対1の戦争をします。
ポイント・トゥ・ポイント方式のマップがかなり広い割に各国3~5ユニットしかないのですが、都市の支配に関して各ユニットが3リンク分という広めの影響範囲を持つのでそこそこ会敵機会は多いです。
戦闘システムが独特です。戦力+カードの数値の多い方が勝ちという単純なシステムなのですが、自分の現在位置のスートに対応するカードしか使えないという制限のため、絶好の好機になぜか戦闘を回避したり、あらぬ方向に旅立って行ったりというプレイが頻発し、敵の機動が全然読めません。何をシミュレートしているのかよく分かりませんが、少なくとも同じ場所で2回続けて戦闘するとテキメンに弱くなるので、自然と機動戦の様相を見せるようになります。
プロイセンを担当しました。史実で戦争を仕掛けた側なので、1人だけ初期手札が多く、戦いの火蓋を切る役割が期待されているようです。おおむね史実通りにシュレージエンを席巻して国境近くでオーストリア軍と決戦すると、手札がものすごい勢いで消えていきます。3カ国とも一進一退で最終ターン、勝利条件まであと1都市というところまで押し込みましたが、手番順の差でフランス軍に先に勝利を許してしまいました。

永久駆動マシンは、永久機関を作るカードゲーム、なのですが、実際はトランプを使って乗車券システムでカードを集めてポーカーの役を作るという地味なゲーム。役を1回作るごとに補充能力や手札枚数上限が強化されるという成長要素があって割と面白いですが、永久機関はあまり関係ありません。勝ち。

七人のカード侍は七人の侍をモチーフにしたカードゲーム。忍者や盗賊を放って他プレイヤーの米を奪う一方で、7人の侍を集めて自分の村を守るのが目的です。アメリカ人のサムライ観に噴くところもありますが、七人の侍らしさは出ていますしゲームとしても十分面白いです。妨害カードが強力すぎてちょっと引きゲーですが。2位。

クォーリアーズはBGGのプロモカード3枚入り、日本語版の拡張セットに入る予定のプロモカード3枚と同じものだと思います。裏面が日本語版とちょっと違うので混ぜられません。英語版買おうかしらん。3枚ともクリーチャーで呼べればどれも強そうです。勝ち。

1人減ってGMTのラビリンスはアメリカ対イスラム教のテロ戦争が題材の2人用シミュレーション。システムはTwilight Struggleがベースですが、非対称戦争を表現するため双方でできることが全然違います。去年のゲームですが早々に売り切れ、やっと再版されました。
アメリカを担当、2ターンめにアフガニスタンに侵攻、地道にテロリストを摘発して名声を上昇させます。世界世論が穏健派に傾いた最終ターンに同時に選挙イベントで穏健派にスッチすると高まった名声を背景にサウジ・湾岸諸国・トルコの政権を安定化させ、石油価格高騰で儲けて勝利。テロリストの大量破壊兵器入手の試みがことごとく失敗したのに助けられました。どっちでやっても難しそうなゲームです。

新栄野俯瞰

石北臨貨を撮りに行ってきました。
減便で今年から1日1往復のみ、しかも撮影可能な日中の便は早朝の下りだけと、効率悪いことはなはだしいです。

新栄野の俯瞰ポイントで待っていると、燃えるようなカラマツをバックにコンテナ満載でやって来ました。良く見ると先頭原色です。線路そばから正面ドーンなところで撮った方が良かったかも。

新栄野俯瞰も有名撮影ポイントなのですが、なぜかガイドブックでも簡単にしか触れられておらず迷いやすいので行き方をメモしておきます。まず瀬戸瀬から道道711を北上、写真にも写っている町道との分岐を直角に折れる踏切が新栄野駅跡で、踏切を渡った先のダート路に入って東進します。途中何度か左に分岐がありますが全部直進です。畑が開けたところの分岐路あたりから悪路になるので、車を停めて歩きます。車種によっては最後まで車で登れそうですが。駐車スペースは2台分ほど、木の影になるので写真に写り込む心配はありません。ここの分岐路もやや下っている直進の方を進みます。そのまま九十九折の山道になり、10分ほどで頂上まで登ったところが撮影地です。木立の隙間から撮る感じになるので収容人数は少なめです。頂上にも若干の駐車スペースがあります。