K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
Dice Town (Asmodee)・Trick of the Rails (OKAZU brand)・Flash Point (Indie Boards and Cards)・Mansions of Madness (FFG)・Québec (Le Scorpion Masqué)をプレイしました。
年納めのゲーム会。5人も集まったので普段あまりできないゲームができました。

まずはダイスタウン拡張入り。ポーカーダイスをごろごろ振って出目ごとに一番ダイスの数の多い人が対応するアクションを行えるというダイスゲーム。ダイス数が同じときは保安官が順位を決めるので、保安官の座を争ったり交渉したりと大活躍のハズなのですが、拡張入りだと各2位まで何がしかのアクションができるので、イマイチ保安官人気ないという罠。聞いた限りでは拡張入れない方が尖ったゲームになりそうな気がします。負け。

TRICK OF THE RAILSはトリックテイクの鉄道ゲームという異色作。プレイしたカードが株券になる株式トリックと、プレイしたカードが路線になる運営トリックを交互に行うという誰も思いつかなかった画期的な方法で18xxのゲームシステムを完全に再現しています。会社ごとの路線のよしあしとそれに合わせた列車の選択、株式保有数競争など、18xxの特徴的な要素がこれでもかと盛り込まれていて、それがすべて複合的に機能しています。手に持つと重要な情報が全部隠れてしまうカードデザインが少し残念ですが、それ意外には文句のつけようのない傑作でした。
トリック数はそれなりに取って展開コントロールしてたはずなのに2戦負け負け。

フラッシュポイント:火災救助隊は今まさに燃え上がっている邸宅にそれぞれ異なった特殊能力を持った消防士のチームが突入し、火災を防ぎつつ生存者を救出するというパンデミック型の協力ゲームです。
1戦めはあらから鎮火したかと思って消火の手を緩めたら、消し残しの炎が突然に屋敷中に燃え広がって生存者全滅、これを教訓に2戦めは最後まで消防車からの放水を絶やさず続けてギリギリのところで規定人数を救出してクリアできました。なかなかの好ゲームです。

マンションオブマッドネスはシナリオ4。冷蔵庫が壊れたらしい怪しい学校を調査するシナリオで、おおむね入口から奥までまっすぐな構造です。4人プレイだとキーパーの脅威ポイントも潤沢なので毎ターンものすごい勢いで妨害を受けますが、やはり探索の手数が増える効果は大きく、各部屋をシラミ潰しにしながら奥へ奥へと進んで行きました。最深部から出てきた頑強な魔女をトミーガンとショットガンで蜂の巣にして邪悪な陰謀を阻止して探索者の勝利。

最後はケベック。ケベック400年の歴史を4ラウンドで再現する建設ゲーム。派手な原色でよくあるドイツゲー風に見せかけていますが、初期配置とわずかなイベント以外にはランダム要素のほとんどないガチガチなゲームです。1点差2位。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者2人。
Nippon rails (Mayfair)・Tetris the Card Game (Fundex edition)・Labyrinth (GMT)をプレイしました。

まずはニッポンレイルズ。2人なので狭さはまったく気になりません。地形的に引いた線路が無駄にならないので、ゲーム開始直後からものすごい勢いで商売が回ります。
北陸から東日本を結ぶ線をメインに引いてみましたが今イチ良い商売引けず負け。面積の割に都市数の多い四国~九州の方が美味しいのかも。

見るからに微妙そうなテトリスカードゲーム。カードは表がテトラミノ1ブロックの絵、裏が途中までブロックが積み上がったお題の図になっていて、自分の番には手元の1枚と新しく引いてきた1枚のどちらかを使って、山札の上に見えているお題を何ライン消せるか判定します。うまく消せれば得点で、先に計10ライン分消した人の勝ち。他にデキの悪いウノのような特殊カードが何枚か入っています。
ブロック落してライン消すという作業を繰り返すだけのほぼ多人数ソロプレイゲームで、確かにプレイ感はテトリスです。が、先の展開予想しながらブロック積み上げていくという、落ちモノゲーの面白さを感じさせる部分は何もありません。もう少しルールを工夫すれば何倍にも化けそうな予感だけはする何とも惜しいゲームです。

最後はラビリンス。今回はテロリスト側を担当。基本的にはイベントでセルを配置、配置したセルを政情不安国に集結させ、イラク→トルコ→シリアと順番にイスラム革命、という流れで原理主義化させていきました。さすがにイラクには侵攻されて潰されましたが、ゲーム終了時の国力計算でテロリストの勝ち。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者2人。
A Few Acres of Snow (Treefrog)・Mansions of Madness (FFG/アークライト)をプレイしました。

まずはワレスの数エーカーの雪。史実上どういう経緯なのかよく分かりませんが、イギリスとフランスが北米は五大湖周辺で戦争します。システムはデッキ構築ゲームで、支配地域を増やしたりお金で戦力を買うことで使えるカードを増やしていきます。シミュレーションゲームとしてはかなり制限の強いカードドリブンで、必要なカードが手元に揃わないとどうにも身動きできません。英仏で若干非対称なのもあって、少しヤリ込まないと見えてこなさそうです。
イギリスを担当、最終手番にしこたま戦力引いてきたのに攻勢発起点になる地域カードがなくて何もできず。負け。

次はマンションオブマッドネス。アークライトの日本語版です。言語依存性の極めて高いゲームですが、完全に日本語化されていてプレイアビリティが大幅に改善しました。やはりこういうゲームこそ日本語化の恩恵が大です。
シナリオ3を探索者側で。知力の高いハーベィ・ウォルターズでパズルをすぱすぱ解いて探索進めていきますが、さすがに1人では手が回らず、ゾンビとミ=ゴの包囲で足止めされている間に闇に儀式が始まってしまいます。全速力で祭壇を目指すも間に合わず、敗北。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Navegador (PD)・Elder Sign (FFG)・Agricola (Lookout)・China Moon (Eurogames)をプレイしました。

早速3人でナビガドールから。ロンデルシステムの特徴として、あるアクションがリソース不足等で十分な効果が得られなかったとしても、再度同じアクションをしてリカバーするにはロンデルが一周するのを待たなければならない、というのがあります。このゲームのリソースは船とか人とかいくつかありますが、結局はお金から導かれるものなので、ダイレクトにお金を集金する市場アクションをいかに効率よく回すか、が重要になって来ます。市場アクションの効果は手持ちの植民地と工場の種類と数で決まるので、未開の地をガンガン探検して船を失うより、人が探検した後から付いていって残りモノの植民地を余さず回収し、足りないところを補うように工場を建てていくのがよさそうな感じです。
全員きれいに違う傾向に発展して勝ち負け読みにくい展開でしたが、最後集計したら僅差勝ち。

エルダーサインは対ニャルラトテップ。あまり強烈な試練やイベントが出なかったせいか、死亡者ゼロ、破滅トラックもやや余裕を残して旧支配者を封印してクリア。拡張出すぎで持ち出すのも大変になったアーカムホラーより稼動させやすくてよいです。

アグリコラは基本セットEデッキのみ。畜産専門で畑無視のペナルティは自作農家(E165)でキャンセル、というのをやってみましたがドド負け。

最後のチャイナムーンはカエルの競走です。色鮮かな柔らかいゴム製のカエルコマなど見た目はほのぼのとしていますが、いざ始めてみるとランダム要素はボードの初期配置だけ、以後はキッチリ計算でき、他のプレイヤーのコマも自由に動かしてペナルティマスを踏ませたり、踏み台にして自分のコマを進めたりと大変殺伐としたゲームでした。恐るべしフェドゥッティ。2着から4着まで独占して勝ち。

ML.K 12月例会

札幌市北区民センターでML.Kの11月例会がありました。参加者4人。
Elder Sign (FFG)・Nippon Rails (Mayfair)・Dominion (RGG)・Forbidden Island (Gamewright)・San Juan (alea)をプレイしました。

まずは3人エルダーサイン。旧支配者はランダム引きでイグ。難易度高いのは相変わらずですが、集中と協力のシステムをうまく使うとそこそこの確率で成功させられるようです。それでも破滅トラックはあと1マスでギリギリでした。

続いてニッポンレイルズ。3人が十分上限人数に近く、4人め入れるとかなりキツそうです。日本列島が細長いので、線路が無駄になりにくく1回1回の取引が大きくて、狭いことを除けばプレイのテンポは軽快です。

ドミニオンは辺境入り。勝ったり負けたり。Schemeで1枚の攻撃カードが何回も回ると強烈です。

1人増えて4人で禁断の島。ノーマルレベルで余裕勝ち、エキスパートレベルでちょうどいいタイミングで勝ち。パンデミック並みのハードなゲームを楽しむなら、やはりレジェンダリーレベルに手を出すべきかもしれません。

最後にサンファンはアレアの宝箱の拡張入り。安い建物しか建たず惨敗。

終了後は場所を変えて裏例会。参加者3人。Dominionをプレイしました。
3枚ずつ投入して8戦して辺境の新しいカードを全部一通り見ました。見ただけで、まだ一枚も買ってないカードも多いですが。次からは全部入りランダムでもよいかも。勝ったり負けたり。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Elder Sign (FFG)・Automobile (Mayfair)をプレイしました。

まずはエルダーサイン。クトゥルフ神話ものの協力ゲームです。各プレイヤー探索者1人を担当し、旧支配者が覚醒しようとしているので、イベントをクリアしつつ古き印を規定数集めて邪神の復活を阻止しようというゲームです。これではアーカムホラーと同じですが、イベントの解決が専用のカスタムダイスを6個ごろっと振り、イベントごとに決まっている役ができていればクリア、できていなければペナルティを受けてダイスを減らして振り直し、というダイスゲームになっています。
難易度は相当プレイヤー側に不利なバランスに設定されているらしく、2人でニャルラトホテップと1戦、3人でイタクァと1戦して全然歯が建ちませんでした。まぁそりゃこの手のゲームであまり簡単でも興醒めですが。

オートモビル3人。色々と処理が複雑なゲームですが、ランダム性薄いので、鍵となるのはやはり有利な新車種を有利なタイミングで開発できるようにする順番の選択。他のプレイヤーがどの車種をどのくらい生産しようとしているかに大きく影響されてくるので、有利不利の判断も一筋縄では行かないわけですが。突き詰めると実はプレイ順選択ゲーだというあたり同じワレスの蒸気の時代に似たところがあると思います。借金して増産して利息以上に儲けたハズなのに無借金経営に圧敗。