東千歳駐屯地祭

陸上自衛隊東千歳駐屯地の創立記念行事を見に行ってきました。
去年から7師団にも10式戦車が配備されているのですが、今年は観閲部隊指揮官の乗る戦車も10式になりました。
模擬戦は例年は冒頭にヘリからのラペリング降下で偵察部隊の浸透を行うことが多いのですが、今年は牽引迫撃砲の展開から始まりました。戦車メインの機甲師団なので模擬戦に迫撃砲出てくるのは最近では記憶になく、ちょっと珍しいはず。それ以外はおそらく普段通りの展開だったと思います。

別海駐屯地祭

別海駐屯地の創立記念行事を見に行ってきました。
日本で一番東にある駐屯地で北方領土に対する最前線となるため偵察隊が置かれています。
ここの駐屯地はチラシを見ても式典と観閲行進の後はアトラクションとしか書いてなくて訓練展示で何するか良く分からないのですが、偵察隊のバイクドリル・災害救助展示・模擬戦と盛りだくさんでした。
小規模部隊なので模擬戦もあまり多数の車両が出てくる感じではないですが、戦車は鹿追から90式が2両来ていました。

千歳基地航空祭

千歳基地の航空祭を見に行ってきました。
例年8月第1週の日曜ですが、今年はちょっと早かったです。理由はよく分かりませんが。
週間予報では千歳はずっと雨で今年はダメかと思ったのですが、前日からものすごい勢いで予報が更新され、当日未明の予報ではついに終日晴天ということで喜び勇んで出撃しましたが、現地に着くとどう見ても何も飛びそうにない低い雲が一面に広がっていました。晴れとは一体なんだったのか。
午前中いっぱい天気は回復せず、午前のメニューの飛行は救難ヘリ以外ほとんどがキャンセルとなりました。米軍のF-16だけは例年通りではあるのですが、悪条件をものともしない最高のパフォーマンスを披露。雲高が低くちょっとでも上昇すると雲の中という高度が限られる状況の中で、観客の度肝を抜く激しい機動飛行展示でした。
午後からブルーインパルスの時間になるにつれて徐々に天候が好転し、にわかに観客の期待も高まりましたが、ブルーインパルス各機が滑走路に並んだ時点で1番機が突然の機体不具合で滑走路上で立ち往生するというトラブルが発生。滑走路上ですでに編隊を組んでいた2~4番機も同様に滑走路から出られなくなり、離れて準備していて唯一無事だった56番機だけ離陸しましたが、彼らだけでは特にできることもなく空港上を1回旋回だけして着陸、1~4番機はトーイングカーに引かれて撤収という何とも期待外れの結果に終わりました。
滑走路に出る直前までは完調だったわけで機体不良は誰のせいということもなく、仮に離陸できても万全の演技ができたとは限らない気象条件でしたが、機材トラブルでミッション中止というのは近年ちょっと聞いたことのない珍事でした。

名寄駐屯地祭

名寄駐屯地の創立記念行事を見に行ってきました。
まさに真夏の快晴、消防車でグラウンドに放水してましたが文字通り焼け石に水で強烈に砂埃が舞っておりました。
ここの模擬戦は場面場面ごとに一旦止まってアナウンスで丁寧な解説が入る分かりやすい訓練展示です。ちょっとテンポに欠けるところはありますが。
空砲の音のショボい90式戦車ですが、今日たまたま撮れた写真を見ると砲口からわずかに発砲炎が見えています。

上富良野駐屯地祭

上富良野駐屯地の創立記念行事を見に行ってきました。
一日暗い雲の下で終了まぎわには雨も降ってくるイマイチな天気でした。
今年から工兵の第14施設群が新設され上富良野に配置されました。観閲行進には独特の特殊車両が一通り参加していました。それ以外には特に時間を取っての紹介もなく、模擬戦に登場したのも地雷原処理車1両だけだったようです。
目玉展示は空挺降下で、天候あまり良くなかったように見えましたが問題なく実施されました。グランドの左右と観閲台のすぐ前にピタリと着地する華麗な降下でした。
上富良野駐屯地の模擬戦は、対抗部隊の戦車2両が会場奥から進入して向かって右に陣取り、味方部隊は右手から進入して観客の前を通過してからUターンして左に陣取る、という構成で毎年行なわれています。
このため、観閲台右側の見学エリアのが味方部隊を正面向きに見れてよいのですが、今年はいつも左側奥に据え付けられる203mm自走砲に近い左の見学エリアに行ってみました。
何かいつもより空砲大量に撃ってたような気がしますが、発砲炎捉えられたのは1枚だけでした。

旭川駐屯地祭

陸上自衛隊旭川駐屯地の創立記念行事を見に行ってきました。
観閲行進ではいくつかの車両に説明ゼッケンで装備名を掲示して分かりやすくしていました。
目玉の展示としてF15戦闘機の航過飛行がありましたが、相当高い高度を2パスしただけで見応えとしてはちょっと残念な感じ。市街地なので仕方ないとは思いますが。
模擬戦は偵察→支援砲撃→戦車で攻撃のいつも通りの展開ですが、自走砲やミサイル車両等、途中で出てきた車両は全部引っ込まずにグラウンドに並べたままの進行で、最後にはいろんな車両がひしめき合っていて壮観でした。
99式自走榴弾砲について、せっかくの主力兵装なので観客の近くに置きたいけど空砲撃つには遠くに離しておきたいと悩ましい兵器なのですが、近くに3両置いてこちらは何させず、遠く林の向うにもう3両置いて空砲射撃はそちらでする、という方法で展示と迫力を両立させていました。
なかなか工夫された記念行事だったと思います。

鹿追駐屯地祭

陸上自衛隊鹿追駐屯地の創立記念行事を見に行ってきました。
例年鹿追はもう少し後の日程なのですが、今年は道内の駐屯地で一番早く実施されました。
朝から北朝鮮のミサイル騒動の日でしたが、平常通りの開催でした。
天気は良かったのですが、風が強く、空挺降下の実演は中止になりました。鹿追駐屯地60周年だそうですが、その他は特に変わったことはなかったようです。
道内にも駐屯地はたくさんありますが、観閲行進で観閲部隊指揮官がドリフトしながら登場するのはここくらいなもんでしょう。

千歳基地航空祭

千歳基地の航空祭を見に行ってきました。
昨日に引き続き朝から晴天でしたが、南から薄い靄のような雲が流れてくる不穏な雰囲気で始まりました。
午前の部はどの飛行もつつがなく行なわれました。特にF15の機動飛行が良かったと思います。例年は悪く言うとのんびり飛んでる感がありましたが、今年は2機が代る代るいろいろな方向から進入しては間を空けることなく激しい旋回を披露していて、とても見応えのある展示でした。
湿度少し高いようで、どの機体も少し姿勢を捻るとすぐに綺麗なヴェイパーが出ていました。
昼ごろから南の雲がどんどん濃くなってきて、ブルーインパルスが始まったときには周りが雲に囲まれる中、飛行場上空だけにぽっかりと青空が広がる状態でした。
通常通り離陸して序盤の演技が始まりましたが、天候調査の結果、残りは全部航過飛行になってしまいました。会場は十分晴れていたのでいささかしっくり来ない結果でしたが、ブルーが終わるやいなや、あたり一面真っ黒な雲に覆われて霧雨まで降ってきたので、さすがプロの判断だったというところでしょうか。

千歳基地航空祭予行

千歳基地の航空祭の予行を見に行ってきました。
もともと今日は午後のブルーインパルスの予行だけの予定だったはずですが、昨日の保安検査スルー事件の影響で中止になったF16の機動飛行の予行が午前に行なわれました。
場外の定番観覧ポイントの旧千歳空港ターミナル跡近くの南千歳の土手ですが、滑走路ちょっと遠めでF16は小さい感じしますが、ブルーインパルスは描きもの系の演技がちょうど真上で行なわれるベストポジションです。
丘珠の航空ページェントに引き続きエアショー日和の好天でしたが、いくつか大きめの雲が浮いていた影響か後半のスタークロスは2区分相当の低い高度での実施でした。上向き空中開花からなかなかスモーク焚かないなぁと思っていたら、驚くほど巨大な星が描かれました。

航空ページェント

丘珠空港の航空ページェントを見に行ってきました。
昨日に引き続いての晴天でした。
ブルーインパルス直前にまたドクターヘリの緊急出動が入ったらしく、一昨年同様上空でホールドかと騒然となりましたが、時間通りにブルーの演技を開始しました。途中で数分間だけヘリ待ちの中断がありましたが、時間をやや延長して予定されていたメニューをすべて披露して終わったようです。