幌別駐屯地

今日は千歳基地の航空祭だったのですが、空港の天気予報によると一日中雲底高度が低く靄もかかってちょっと何も飛びそうになさそうでした。と思ったら午後からグイグイ晴れてきて、ブルーインパルスは第3区分ですがアクロバット飛行したそうです。2014年航過飛行・2015年飛行せず・2016年航過飛行・2017年飛行せずだったので、結局ここ5年間で最良のショーだったという結果。やはり天気予報なんか信用しちゃだめですね。

というわけで、千歳は避けて登別は幌別駐屯地の創立記念行事を見に行ってきました。
小規模な駐屯地ですが、施設隊の基地なので行進にはレアな車両が登場します。
訓練展示は模擬戦ではなく、今年は工事機材の紹介のみでした。

滝川駐屯地

陸上自衛隊滝川駐屯地の創立記念行事を見に行ってきました。
さすがに16式は四国に帰ったのか、基地司令の訓示でちょろっと触れた程度で実車はありませんでした。
訓練展示は空挺降下と模擬戦でした。模擬戦の内容はいつも通りで最後に火炎放射器が出てきました。

真駒内駐屯地

陸上自衛隊真駒内駐屯地の創立記念行事を見に行ってきました。
ここは手荷物検査があって行列できるので早めに並ぶと公称入場時刻の1時間前の8時ごろ開門。ただ今年は模擬戦がないせいか、割と空いてました。
今年の目玉は道内初公開となる16式機動戦闘車。4台ほどが観閲行進に参加し、そのうち1台が装備品展示に置かれました。模擬戦も機動展示もないので結局真っ直ぐ走ってるのを見てきただけ。滝川の普通科を改編してこれを装備するそうです。現時点ではまだ道内には配備がないため、今回の展示にははるばる四国の14旅団から車両が来ています。
今年は旅団改編10周年だったのですが、この16式の他には特にこれといって特別な展示はなかったです。札幌のご当地アイドルグループが来てミニコンサートをしていました。まさかこれが10周年記念なのかしらん。

東千歳駐屯地

陸上自衛隊東千歳駐屯地の創立記念行事を見に行ってきました。
去年から7師団にも10式戦車が配備されているのですが、今年は観閲部隊指揮官の乗る戦車も10式になりました。
模擬戦は例年は冒頭にヘリからのラペリング降下で偵察部隊の浸透を行うことが多いのですが、今年は牽引迫撃砲の展開から始まりました。戦車メインの機甲師団なので模擬戦に迫撃砲出てくるのは最近では記憶になく、ちょっと珍しいはず。それ以外はおそらく普段通りの展開だったと思います。

別海駐屯地

別海駐屯地の創立記念行事を見に行ってきました。
日本で一番東にある駐屯地で北方領土に対する最前線となるため偵察隊が置かれています。
ここの駐屯地はチラシを見ても式典と観閲行進の後はアトラクションとしか書いてなくて訓練展示で何するか良く分からないのですが、偵察隊のバイクドリル・災害救助展示・模擬戦と盛りだくさんでした。
小規模部隊なので模擬戦もあまり多数の車両が出てくる感じではないですが、戦車は鹿追から90式が2両来ていました。

千歳基地航空祭

千歳基地の航空祭を見に行ってきました。
例年8月第1週の日曜ですが、今年はちょっと早かったです。理由はよく分かりませんが。
週間予報では千歳はずっと雨で今年はダメかと思ったのですが、前日からものすごい勢いで予報が更新され、当日未明の予報ではついに終日晴天ということで喜び勇んで出撃しましたが、現地に着くとどう見ても何も飛びそうにない低い雲が一面に広がっていました。晴れとは一体なんだったのか。
午前中いっぱい天気は回復せず、午前のメニューの飛行は救難ヘリ以外ほとんどがキャンセルとなりました。米軍のF-16だけは例年通りではあるのですが、悪条件をものともしない最高のパフォーマンスを披露。雲高が低くちょっとでも上昇すると雲の中という高度が限られる状況の中で、観客の度肝を抜く激しい機動飛行展示でした。
午後からブルーインパルスの時間になるにつれて徐々に天候が好転し、にわかに観客の期待も高まりましたが、ブルーインパルス各機が滑走路に並んだ時点で1番機が突然の機体不具合で滑走路上で立ち往生するというトラブルが発生。滑走路上ですでに編隊を組んでいた2~4番機も同様に滑走路から出られなくなり、離れて準備していて唯一無事だった56番機だけ離陸しましたが、彼らだけでは特にできることもなく空港上を1回旋回だけして着陸、1~4番機はトーイングカーに引かれて撤収という何とも期待外れの結果に終わりました。
滑走路に出る直前までは完調だったわけで機体不良は誰のせいということもなく、仮に離陸できても万全の演技ができたとは限らない気象条件でしたが、機材トラブルでミッション中止というのは近年ちょっと聞いたことのない珍事でした。

名寄駐屯地

名寄駐屯地の創立記念行事を見に行ってきました。
まさに真夏の快晴、消防車でグラウンドに放水してましたが文字通り焼け石に水で強烈に砂埃が舞っておりました。
ここの模擬戦は場面場面ごとに一旦止まってアナウンスで丁寧な解説が入る分かりやすい訓練展示です。ちょっとテンポに欠けるところはありますが。
空砲の音のショボい90式戦車ですが、今日たまたま撮れた写真を見ると砲口からわずかに発砲炎が見えています。

上富良野駐屯地

上富良野駐屯地の創立記念行事を見に行ってきました。
一日暗い雲の下で終了まぎわには雨も降ってくるイマイチな天気でした。
今年から工兵の第14施設群が新設され上富良野に配置されました。観閲行進には独特の特殊車両が一通り参加していました。それ以外には特に時間を取っての紹介もなく、模擬戦に登場したのも地雷原処理車1両だけだったようです。
目玉展示は空挺降下で、天候あまり良くなかったように見えましたが問題なく実施されました。グランドの左右と観閲台のすぐ前にピタリと着地する華麗な降下でした。
上富良野駐屯地の模擬戦は、対抗部隊の戦車2両が会場奥から進入して向かって右に陣取り、味方部隊は右手から進入して観客の前を通過してからUターンして左に陣取る、という構成で毎年行なわれています。
このため、観閲台右側の見学エリアのが味方部隊を正面向きに見れてよいのですが、今年はいつも左側奥に据え付けられる203mm自走砲に近い左の見学エリアに行ってみました。
何かいつもより空砲大量に撃ってたような気がしますが、発砲炎捉えられたのは1枚だけでした。

旭川駐屯地

陸上自衛隊旭川駐屯地の創立記念行事を見に行ってきました。
観閲行進ではいくつかの車両に説明ゼッケンで装備名を掲示して分かりやすくしていました。
目玉の展示としてF15戦闘機の航過飛行がありましたが、相当高い高度を2パスしただけで見応えとしてはちょっと残念な感じ。市街地なので仕方ないとは思いますが。
模擬戦は偵察→支援砲撃→戦車で攻撃のいつも通りの展開ですが、自走砲やミサイル車両等、途中で出てきた車両は全部引っ込まずにグラウンドに並べたままの進行で、最後にはいろんな車両がひしめき合っていて壮観でした。
99式自走榴弾砲について、せっかくの主力兵装なので観客の近くに置きたいけど空砲撃つには遠くに離しておきたいと悩ましい兵器なのですが、近くに3両置いてこちらは何させず、遠く林の向うにもう3両置いて空砲射撃はそちらでする、という方法で展示と迫力を両立させていました。
なかなか工夫された記念行事だったと思います。

鹿追駐屯地

陸上自衛隊鹿追駐屯地の創立記念行事を見に行ってきました。
例年鹿追はもう少し後の日程なのですが、今年は道内の駐屯地で一番早く実施されました。
朝から北朝鮮のミサイル騒動の日でしたが、平常通りの開催でした。
天気は良かったのですが、風が強く、空挺降下の実演は中止になりました。鹿追駐屯地60周年だそうですが、その他は特に変わったことはなかったようです。
道内にも駐屯地はたくさんありますが、観閲行進で観閲部隊指揮官がドリフトしながら登場するのはここくらいなもんでしょう。