ML.K 7月例会

札幌市北区民センターでML.Kの7月例会が開催されました。参加者6人。
Isle of Skye (Mayfair)・Burano (EmperorS4)・Scythe (SM)をプレイしました。

まずは5人で大賞記念のスカイアイランド。タイルの引きが良ければ良いほど、どんどんタイル買われてお金はあるのに土地は広がらない悲しいゲームです。セットコレクション系の勝利条件が多かったのですが、自分のキータイルをことごとく自力で引いてしまい当然買われて低空飛行。大賞相当の面白さは持っているのですが、何とも理不尽感の残るゲームです。

1人減って4人でブラーノ彩色島。外箱にメイド・イン・タイワンと高らかに製造年月日とともに記載されている台湾製のゲームです。自分のボードにピラミッド状に積み上げられたキューブを消費してアクションしつつ、そのキューブで街を建設していくリソース交換系のゲーム。何を表現しているのかはイマイチ分からないいかにもゲーム的なシステムですが、手数の管理のパズルにはなかなか他にない独自性があります。2位。

1人増えて5人で大鎌戦役。担当国ランダムに決めるとロシアっぽい赤い国。もともと同じアクションを2手番続けてできないという縛りがあるアクション選択システムのゲームなのですが、ロシアだけは国家特性でこの制限が免除されています。無駄アクションで1回休みしなくていいので、まさにスチームローラーのように目的に向かって進む強力な国です。メックの特殊能力も使いやすく、うまく組み合わせるとどの勢力よりも先にマップ中央のファクトリーに入ることができます。ファクトリーカードに当たりがあるかどうか次第ではありますが、うまく噛み合えばかなり有利になります。順当に押し切って終了トリガー引き勝ち。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Scythe (Stonemaier Games)・Zombicide: Black Plague (Cool Mini Or Not)・Above and Below (Red Raven Games)をプレイしました。

まずはキックスターターの大鎌戦役です。架空の東欧を舞台にした4Xゲームで、領土広げたりメックで戦争したりします。山のようにあるコンポーネントが示す見た目通りの重量級ゲームですが、手番には4つのアクション選択肢から1つを選んで実行するというのを繰り返すだけとか、システムのすみずみまで合理的で理解しやすくプレイもサクサク進む配慮の行き届いた設計になっていて、箱開けた直後の印象よりはずっとスピード感のあるゲームでした。箱にはプレイ時間115分という謎の表記がされていますが、実際その通りと思っていい稀有なゲームです。
担当勢力ランダムに選ぶとマップ南部の黄色はクリミアでした。目の前にワーカー増やせる村とメックの材料になる鉄が出る山があるので、一早くメックを4機とも配備して勢力固有ボーナスを全開放できました。おそらく国ごとに本拠地の地形に合わせた作戦がいろいろあるはずで、各国それぞれでプレイしてみたくなるあたりは良くできていると思います。終盤タッチの差で駆け込んでトリガー引き勝ち。

ゾンビサイド黒死病はシナリオ4。序盤はロックされていて探索進まないと地下室に侵入できないので、強力な装備がなかなか手に入らないことが予想されました。ウルフズブルグのアイテムとかヒーローパック1のキャラクターを投入しているので、ゲームが進めばアボミネーションも普通に倒せたりするのですが、割と序盤の準備できてないタイミングで2体とも登場してピンチに陥ります。1人死ぬもアボミネーションは何とか処理できたのですが、後半さらにもう1人犠牲者が出たところでそのキャラクターが持っていたシナリオ条件アイテムを失ったので投了としました。

1人減って3人でアボーブ・アンド・ビロウ。村人を雇用して地下世界を探検してその利益で建物建てて村を発展させるゲームです。地下世界の探検はパラグラフブックになっていて、雰囲気的には旅をしないアラビアンナイト(Z-man)といった感じです。村人の数がアクション数なので使用済みの村人を再起動させるベッドの数がそのまま手数に直結する拡大再生産システムになっている上、総ラウンド数の限られた短期決戦ゲームなので序盤に安くベッドを買えたかどうかでかなり有利不利が出てしまい、バランス的にはちょっと難ありかもしれません。1回のプレイではパラグラフブックはごく一部しか使わないので、もう少しプレイ回数重ねないと安易に評価はできないですが…

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
T.I.M.E. Stories (Space Cowboy)・Flick ‘em Up! (Pretzel Games)をプレイしました。

タイムストーリーズは前回のアンダーザマスクの続きから。ランの間にレセクタプルを乗り換えられる新システムですが、必要なときに必要な人物がいないとそれだけで失敗の原因となるので、どうしてもループ回数がかさみます。何度も組み立て考えながら最適解を探すことになるので、パズルを解く楽しみはありますが、規模の割にはプレイ時間のかかる方でしょう。それ以外には特にハマりポイントはない堅実なシナリオでした。
キ○ガイ病院・ゾンビ・ファンタジーときて、今回は歴史冒険ものと4回めにして初めてタイムパトロールらしい歴史修正シナリオが来ました。ストーリー面では今までで1番良かったと思います。

フリッケエン・アップは西部劇ゲーム。敵見方2チームに分かれて撃ち合いをしますが、移動も射撃も全部おはじきシステムで解決します。建物や樽や木箱・サボテンといったコマを並べて西部の町並みが表現されているので、これらの障害物をうまく遮蔽として利用することができるとか、なかなかそれらしく仕上がっている好ゲームです。無法者チームでしたが僅差負け。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Welcome to the Dungeon (Oink Games/IELLO)・T.I.M.E. Stories (Space Cowboy)をプレイしました。

まずはT.I.M.Eストーリーズですが、人待ちがてら3人でドラゴンの予言シナリオの前半戦のやり直しプレイ。前回とにかく後半に突入すること最優先で進めてしまってボロボロの状態だったので、もう1ループ再プレイして万全の状態で後半戦に入ったところまで進めておきます。

微妙な時間調整でダンジョンオブマンダム。低レベルモンスターは回復の餌で高レベルモンスターは無視できるけど中レベルモンスターはヴォーパルダガーで切るしかないというトリッキーなローグをプレイしました。2点先取して勝ち。

4人揃ってT.I.M.Eストーリーズはドラゴンの予言シナリオの後半戦。前半デッキの半分の厚みなのでそれほど時間はかかりませんが、難しめの謎ありヘビーな戦闘ありの濃厚なシナリオでした。結局ドラゴンは出てきませんでした。回を重ねてるだけあって、拡張セットのシナリオはどれも基本セットのような解けないと完全に詰まる系のシナリオ構造にはなっておらず、納得するかどうかはともかく丹念に周回重ねていけばドハマりはしない親切設計です。
若干時間余ったので次の拡張のアンダーザマスクを1ループだけプレイしました。舞台は古代エジプトで、ツタンカーメンのマスクが盗まれたのでなんとかしろという今までにない目的が明確なミッションです。最初はキャラクター4人しかいませんが、シナリオ中に登場する他の人物に1ループ中に5回まで乗り換えられるという新基軸が導入されています。序盤からこの新機能をガンガン活用していきますが、さすがに初回では一通り街を回った程度で時間切れでした。続きは次回。

ML.K 6月例会

札幌市北区民センターでML.Kの6月例会がありました。参加者5人。
Welcome to the Dungeon (Oink Games/IELLO)・Dominion (RGG)・Lancaster (Queen)・DORASURE (GIANTHOBBY)をプレイしました。

まずは人待ちダンジョンオブマンダム英語版。キャラクター増えてバリエーション違いのゲームができるようになりました。とりあえず分かりやすそうなバーバリアンを選択。ボーパルソードがボーパルアックスになっていてモンスター見てから使う使わない決められるとか、基本の戦士より扱いやすそうな感じです。その分だけ装備捨てたときの弱体化が激しく引き時見極めるのが難しそう。真っ先に1ポイント獲得するも後が続かず負け。

4人でドミニオンは最新拡張の帝国入り。借金システムだとか、同じ山札で上5枚と下5枚の内容が違うとか、サプライにVPが貯まっていくとか、新しいシステムが多数投入されています。全体としては後順不利なバランスの補正がメインな感じ。4戦2勝。

5人でEU離脱記念ということでイングランドが舞台のランカスター。他人を排除できるタイプのワーカープレースメントですが、排除する方もされる方も無用の浪費をしてしまうので、いかに他人を競合しないかが重要なゲームです。そのためにも可能なら人より先に騎士をレベルアップして他人の置けない城に行けるようしておくのが効果的かと思います。貴族全部揃えて勝ち。

最後ドラスレはサムライ・キャスター・ガンナー・ヴァンパイア・パラディンというパーティーでヴァンパイアが落ちて負け。ヴァンパイアをプリンスに交代して再戦しましたが、順調に最終決戦に進むも全滅。パラディンが初手で丸呑みされたのが痛かったです。

終了後は場所を変えて裏例会。Pirates vs. Dinosaurs (Jolly Roger Games)をプレイしました。参加者3人。
海賊ゲー以外出す気なさそうなメーカー名に始まりいかにも色物ゲームな海賊対恐竜。ロストワールドっぽい謎の島で次々と襲ってくる恐竜を撃退しながら宝探しをします。ゲームの前半は島の探索で、カードで他のプレイヤーを妨害しながら、各自事前に割り当てられた目的地を伏せ置きされたタイルから探します。自分の分を見つけた人は発掘ポイントに移動して、財宝を袋から引きまくり、火山が噴火して島が沈む前に脱出します。直接攻撃ありのテーベの東といった雰囲気のプレイ感で、見た目に反して意外としっかりしたゲームでした。負け。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Zombicide: Black Plague (Cool Mini Or Not)・Terra Mystica (Feuerland Spiele/テンデイズゲームズ)・A Study in Emerald (Treefrog/アークライト)・ドラフト戦国大名 (遊志堂)をプレイしました。

まずは3人でゾンビサイド:黒死病。狼の街拡張入り。プレイヤー側には新キャラ4人と新アイテムデッキ、ゾンビ側には1ラウンドに3アクションしてくる狼ゾンビが追加されます。アボミネーションの狼版、ウルフボミネーションも普通に3アクションしてきます。基本セットになかった高レベルキャラクターしか使えないアイテムが追加されて、カードの上のレベルインジケーターが意味あるようになり、高レベル武器には3ダメージ出るものがあるので、アボミネーションを戦闘で倒す目も出てきました。
シナリオ0は省略してシナリオ1から。新キャラ入れて1人2キャラ持ち、序盤アイテム揃うまでは薄氷でしたが、後半強力な武装が揃うとみんな次々とゾンビを薙ぎ払えるようになり、危げなく勝ち。

1人増えて4人でテラミスティカ。ドワーフ・カオスマジジャン・シェイプシフター・アコライトという配牌。シェイプシフターで最下位。隣接プレイヤーとのマナのやりとりで儲ける特殊能力なのに、初期配置で隣に誰もいないと箱の鍵は箱の中状態で全く前進できませんです。地形に関係なく好きなように進出できるアコライトが強そうでした。

ワレスの翠色の習作はクトゥルフテーマのデッキ構築+正体隠匿系のチーム戦。クトゥルフ側と探索者側のチームは均等に割れるとは限りませんが、今回は開けてみたら順当に2対2でした。序盤は正体探りながらデッキを育てていくのだと思いますが、陣営どちらでも結局は何でもダイナマイトで解決するゲームなので、火力重視でカードを買っていくのがよいと思います。探索者側は正体バレると即ゲーム終了ですが、クトゥルフ側は正体割れても特段のペナルティはない(どころかむしろ盤上の戦力が回復する)ので、序盤からどんどんリスク取っていってよさそうな雰囲気です。全体として悪くはなさそうですが、エリアマジョリティに勝たないとカードが買えないので序盤に他人と絡めば絡むほど出遅れるシステムとか旧支配者の皆さんは単に爆破されるのを待つだけの的だとか、原作知らない分を割り引いてもイマイチ訴求力には欠けると思います。ワレスの原作ものはだいたいそんな感じですが。

ドラフト戦国大名。担当勢力ランダムに決めると武田。戦国ゲームらしく普通に包囲されている立地ですが、常に行軍アクションが不足ぎみなゲームなので、マップ中央へのアクセスが良いのは悪くないです。1点差2位。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Theomachy (P.E.)・Mage Knight Board Game (WizKids)・Elements (Adlung-Spiele/B2FGames)・The Last Spike (Columbia)をプレイしました。

3人でテオマキー。神話体系や神様同士の強弱はあまりバランス取ってある感じしないですが、ある程度の不平等さはポーカーなので折り込み済みといったところかもしれません。やはりデッキがどんどん腐っていく欠点が目につきますが、相応の面白さは保証されています。脱落型のゲームなので最後の2人になってから展開加速するルールが一応はあるのですが、イマイチ機能してなさげで箱に30~60分と書いてあるのは明らかに嘘です。
バビロニア神話の女神イシュタルで相手はスラブ神話の邪神女神モッコスとクトゥルフ神話のニャルラトテップ。1番に脱落。バビロニア神話の固有カードで英雄王ギルガメッシュも登場しますが、あまり戦闘の役には立たない能力でした。

ちょっと古いゲームですが、BGGのランキングでも上位のメイジナイト。1人1キャラ持ってファンタジー世界を探検するルーンバウンド型のゲーム。彩色されたフィギュアが美しい。システムはデッキ構築がベースとなっていて、若干の引き運はあるものの、計画的にリソースマネジメントして探索や戦闘を詰めていく達成感のあるパズルライクなゲームで、高評価も納得です。
最初の入門シナリオの第1ラウンドだけプレイしたところで人が増えたので終了。

1人増えて4人でエレメンツは日本語版。色と数字のカードを配り切りで一見トリックテイクっぽく見えますが、アブストラクトな競りゲー。最初に色の強弱決める伏せ出しで手札の価値がぐっと変わってくるところが面白い。ある程度手札の色や数字が寄らないと全く勝負にならないところなど、トリックテイク風の運要素も強いですが、独特の面白さのあるゲームです。負け。

最後はラストスパイク。トリガー引き勝ち。無料権利書をほとんど取れなかったのでラストスパイク分入れても勝ってるとは思ってませんでしたが、線路敷設コストの差でしょうか。

ML.K 5月例会

札幌市北区民センターでML.Kの5月例会がありました。参加者9人。
Race for the Galaxy (RGG)・Theomachy (Petersen Entertainment)・コバンいただき(篠原遊戯重工)・Dungeon Fighter (Heidelberger Spieleverlag)・私の世界の味方(テンデイス)をプレイしました。

5人でRftGはゼノ拡張入り。今回は人類の軍事力勝利と12軒建設が同時に発生した割とバランスの良い展開でした。5人プレイだと下位2人まで侵略に勝てば2VPなので最下位で連戦連勝しましたが及ばず。

3人でテオマキーは古今東西の神様の1人となって信者を率いて他の神と戦うゲーム。システムとしては、まずドラフトで初期デッキを作って、信者を賭け金にしたテキサスホールデムで他プレイヤーの信者数を削り、デッキ構築で自分のパワーを育てていく、というゲームです。それ相応には面白いのですが、その面白さのほとんどはポーカーに由来していて、このゲーム独自のデッキ構築システムにはあまり光るところはありません。過去いくつもの出来の悪いデッキ構築ゲーが例外なく採用している、スルージエイジズ方式の流れる購入場と強制購入義務の組み合わせが、ここでもテキメンにゲームをつまらなくしています。お買い物システムをもう少し調整すれば大化けしそうな雰囲気はあるのですが。
一応ケルト神話のダヌ女神でスラブ神話のペルーンとクトゥルフ神話のヨグ=ソトースを倒して勝ち。

5人でコバンいただきはメイフォロー切り札なしのかなり自由なトリックテイクですが、勝つのは出た枚数の多かったスートの最高値で、不定数の勝ち点の中から同じ色出してくれた協力者に勝ち点を分配するフンタみたいなゲームです。一手一手がどう勝ちに近付いているのかよく分からん何ともプレイの難しいゲームですが、フタを開けたら3人同点トップという絶妙なバランス。

5人でダンジョンファイターは火風水土の4属性拡張の入ったフルセット。新キャラとか専用ダイスとかいろいろ増えています。新要素を駆使して序盤から快調に飛ばしていきましたが、最後に登場した黒の騎士の王のカードジャンプショットを誰も成功させられず全滅。机の材質が最大の敵でした。

最後は9人でガンダムの世界の見方。親以外の肉入り8人対ダミー1人でも割とダミーに当たります。

終了後は場所を変えて裏例会。5人。Thunderbirds (Modiphius Entertainment)をプレイしました。
本来4人用ですが、フッド拡張を入れると、1人フッド担当で5人プレイが可能になります。もともと難易度高いゲームなせいか、フッドの暗躍がどうこうという雰囲気は強くなかった感じでしたが、それでもなすすべもなく3戦3敗。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Key flower (R&D)・Favor of the Pharaoh (Bézier Games)・Caverna (Lookout/HJ)・Zombicide: Black Plague (Cool Mini Or Not)をプレイしました。

キーフラワーは農夫拡張と商人拡張入り。農夫拡張によってアグリコラのように羊豚牛の3種の動物が登場しますが、羊は得点低すぎ、牛は登場するタイミングが遅すぎなので豚が使い勝手良さそうです。負け。商人拡張の追加要素の契約タイルをガン無視したのがよくなかったのかも。船選ぶと1枚ついてくるのだけでも早めに取っておけば独走防ぎつつ方針も立てやすいかと思われます。

ファラオの寵愛。今回はダイスの数に恵まれて最後9個で6を9個振れば勝ちでしたが出るはずもなく。

カヴェルナはゲームマーケットで販売されたミニ拡張入り。部屋タイルが何枚か増えるだけなので建てなければ何も影響はないのですが、特殊な配置制限がある割に作者は分かってるのだろうけれど明確に書いてなくて何とでも解釈できるダメなルールライティングの見本となっています。元々記述が足りないので訳が悪いわけではなさそうです。
4人プレイだと最初から人増やすマスがアクティブですが、今回は収穫が立て続けに来て人増やしにくい雰囲気で全体的に低空飛行でしたが、最後まで3人にしかできず空きマスも多くて負け。

ゾンビサイドはシナリオ2。宝物庫の入口が遠いセットアップな上に、早速1人死ぬわものすごい勢いでゾンビが湧くわで、これはもうダメかも分からんねと思いましたが、地道に掃除してギリギリクリア。2回プレイした感じではキャラクターの能力差が結構あって活躍できるキャラできないキャラの格差が大きいです。拡張買わない限りどのシナリオも同じ面子の6人なので、それ踏まえてアイテムや経験値の配分を考えればよいのでしょうが。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Champions of Midgard (Grey Fox Games)・Hansa (ABACUS)・Quadropolis (DoW)・Favor of the Pharaoh (Bézier Games)・Zombicide: Black Plague (Cool Mini Or Not)をプレイしました。

ミッドガルドの王者たちはワーカープレースメントで戦士を募って怪物を倒すゲーム。ミッドガルドっぽいのは怪物の名前くらいであまり北欧神話感はないですが。戦士は専用ダイスで表されていて、振って必要な数の当たり目が出れば怪物倒せるのですが、何も書いてないハズレ目ばかりなので大軍用意しないと勝てないようになっています。ところが肝心の怪物は海の向こうにいて、積載量の限られた船に食料とバランス取って積まないと到達できずワーカープレースメントなので当然良い船は早い者勝ちだったりするため、少ないチャンスを確実にモノにしないと成果上がりません。1点差2位。最初に選ぶ特殊能力で貿易港を無料で使える人が強そうでした。角笛振り直しさんは相当遠征でリスク取らないと能力使う機会がありません。

少し古いシャハトのハンザは1隻の船を全員で共有しているところが独特なピック&デリバリー。移動先の制約がキツいので、次の移動先が1つしか選択肢のない都市の行き先に商館用意して待ってるのが効きそうに思います。大差2位。

クアドロポリスは毎手番1枚ずつタイルをピックして並べて街を作るゲーム。グリッドの外周を指定してその列から1枚選ぶという独特でありながらどこかで見たようなタイルの獲得方法が特徴ですが、ゲームの後半になればなるほど選択肢縛られるだけで特に拡大再生産要素も何もなく、イマイチ爽快感の薄いのが気になります。街は種類によって周囲のタイルだったり連続件数だったり得点計算の方法が違ってるのはよくあるシステムですが、タイルを重ねて高層建築ができるのがありそうでなかなかないように見えてやっぱりよくあるシステムという、何とも評価に困るゲームした。どど負け。

王への請願のリメイクのファラオの寵愛。ランダムセットアップになりましたが、ダイス操作よりそもそもダイスの数が十分にないと勝つ権利すらない基本システムは従来通りでした。最終ラウンドだけダイス増やせるタイルが逆転の要素を大きくしていて決定的な改良点ですが、出るかどうかはセットアップ次第です。負け。

ゾンビサイド黒死病はファンタジー世界が舞台の協力型のゾンビゲー。ゾンビが際限なく湧くので次々と撫で切りにしつつマップ上をあちこち探索していくハック&スラッシュに寄ったゾンビゲーです。チュートリアルシナリオに6人用と書いてあったので1人2キャラずつ担当して開始。6キャラしか入ってないので選択肢作ろうと思ったら拡張買うしかない商売上手です。チュートリアルは簡単すぎたので、協議終了してシナリオ1へ。さすがにシナリオ1だけあってそれほど難易度高くなく、ほとんど倒す手段のない大ゾンビも卒なく焼き払って手堅く勝利。孤立禁止の鉄則が有効なのはマップの狭い序盤だけでしょうけれど。