M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Sleeping Gods (Red Raven Games)をプレイしました。

スリーピングゴッズ。前回の続きでとりあえず1周目完了。箱に書いてある20時間はまったくその通りでした。ゲーム会とかで遊ぶにしても1日で終わらないのはちょっと立てにくいのでは。
イベントデッキが尽きたらラストバトルみたいなのをやって、勝ったら最終的に獲得したトーテムの数などでエンディングが分岐する模様です。終わってから読まされる文章が多いような。その後、獲得したフラグやアイテムの数で得点を計算して終了。特に得点に対する評価表とかはないので、前回との比較とか自己満足とかに使うのでしょうか。
結局行けたマップは世界全体の1/3以下で大した数のトーテムも見つけられずで総得点100点未満。おそらく得点としては相当低そう。アチーブメントシートにあるすべてのトーテムの一覧を見る限りでは、各見開きマップに2つ以上あってもおかしくないはずです。
とりあえず基本的な作戦としては
・戦闘が多いので、強力な武器を早期に手に入れる。防具もあった方がよい
・強いアビリティカードは優先的に船長に挿して、みんなで使えるようにする
・どこのパラグラフでどのフラグが要求されているかはちゃんとメモっておく
とよいと思います。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Sleeping Gods (Red Raven Games)をプレイしました。

スリーピングゴッズ。日本語版も出るらしいですが、今回は英語版。
謎の多島海に飛ばされた蒸気船マンティア号の冒険を描いた協力ゲームです。異世界なのかどこなのか良く分かりませんが、普通に英語は通じてるみたいです。
各プレイヤーの手番にはイベントカードを処理してマップ上を移動したり地図に書いてある番号でパラグラフブックを読んだりで、要はゲームブックです。
Above and Belowと同じ作者ですが、脈絡なくノーヒントの選択肢がくり返されるだけでただの運ゲーだったAbove and Belowとは違って、十分なストーリー性を持たせつつバランスや意思決定の要素も的確だと思いました。
箱には1~20時間と書いてありますが、実際その通りでかなりの長時間ゲームです。1日では半分も終わりませんでした。イベントカードが1山18枚で、それを3山プレイするので計算上は1手番20分くらい。実際にはパラグラフブック読んだり戦闘したりと忙しいので体感プレイ時間は全然長く感じません。パラグラフの総量から見ると1プレイでは世界の全体像のごく一部しか経験できないので、当然これを複数回プレイすることが想定されているものと思われます。もうちょっと細かく区切って続きは次回、みたいなシステムにしてもよさそうですがどうなんでしょうか。まあとにかく1回終わらせてみないと何とも言えせんが。

ML.K 6月例会

札幌市北区民センターでML.Kの6月例会がありました。参加者5人。
Sweet Treats (Darkly Darkly Studios)・Dungeons, Dice & Danger (alea)・Project L (Boardcubator)・Stich-Meister (Amigo)・Paper Dungeons (MeepleBR/テンデイズ)・Flash Point (Indie Boards & Cards)をプレイしました。

人待ち3人スイート・トリーツ。
同名のゲームがあるようですが、それとは全く関係ない最近のキックスターター発。出資者の集まりが悪かったのか、プロジェクトをキャンセルしてオンデマンド出版に移行したという作品。
M:tGの土地のように機能するお菓子カードからお菓子マナを出して、女の子を召喚したり奪ったり脱がしたりします。女の子には得点が設定されていて、ゲーム終了時に自分の手元に出ている女の子の合計得点が多い方が勝ち、というゲームのはず。はず、というのは、得点の合計で競うとはルールのどこにも書いてないから。
BGGにはページがなく世間の評価は分かりませんが、まあナシよりのナシでしょう。ルールがちゃんと書けてればBGG5点台は狙えると思います。

4人でダンジョン・ダイス・デンジャーはaleaの紙ペンゲー。箱には謎に1と書いてありますが、新たに紙ペンシリーズを始めてその1番ということでしょうか。
ダイス4つ振って2個ずつのペアにして、その数字で手元の紙のマスを埋めていくシステム。手番プレイヤーだけは黒ダイスを追加で1個振って5個から4個選べばいいので選択肢広いという感じ。
手元の用紙はダンジョンで、各マスが廊下か、部屋にいるモンスターのHPボックスになっています。モンスターをすべて倒すのが目的なので、さっさとボスのHPを埋めたくなるのですが、ボスは出目の待ちが広いのであまり急いで倒すと書けない数字が増えて危険、という構造です。
真っ先にボスを倒してどど負け。

5人でプロジェクトL。やっぱり序盤は点数なくてもさっさと埋められてすぐ報酬もらえるタイルがいいんでしょうかね。負け。

トリックマイスター。日本語版が出るとか出ないとかいう話を聞いたような気がしますが、どうなったんでしょうか。
だいたい毎回毎回雑な得点ルールになりがちなシステムですが、今日は意外と差のつかない接戦。同点トップ。

ペーパーダンジョンもダイス振って紙ペンなダンジョン探索ゲーム。こっちのがデカい特殊ダイスでちょっと豪勢です。
6個振られたダイスから3個をピックして、ダンジョンを進んだりレベルを上げたりアイテムを開発したりします。
ダンジョンは罠だらけでちょっと進むだけでガンガンHP減らされるリスクがあるのですが、ダイス1個で敵倒して報酬拾ってというのを2回または3回できるので、単純にダイス1個でレベルを1上げたりアイテムを1/2個獲得したりするより効率がよいようです。
ダンジョン探索は最小限にしてボス部屋に直行して残ったダイスはレベルに全投入する作戦で大敗。

1人減って4人でフラッシュポイント。たぶん基本セットの平屋の民家。かんたんレベルでも3戦してやっと1回成功。
消防車の放水銃が当たるかどうかでほぼ決まってしまうような気がします。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Argent: The Consortium (Level 99 Games)・The Agents (Saar Shai)・Lost Ruins of Arnak (CGE)をプレイしました。

アージェント:ザ・コンソーシアム。日本語版も出ていますが、英語版。
魔術師学園の学長選挙をするというワーカープレース。12人の投票人のうち最初から公開されているのは2人だけで、残りの10人は何を条件に投票するのか不明、ほとんどは何とかを一番多く持っている人、みたいな条件なので、それを調べつつリソース変換で投票されやすそうな資源を揃えていく、というゲーム。
ワーカーが5色に分かれていて、それぞれ色ごとに固有の能力を持っています。各色A面B面の2種類の能力があって1回のプレイで使うのはどちらか一方。アクションマスになる建物もA面B面あって、どの建物がどっちの面で登場するかでゲームの様相は大きく変わるというリプレイアビリティに配慮したシステムです。
とりあえずランダムセットアップかつ全部A面でプレイ。この場合、追加アクションで置ける紫のワーカーをさっさと置ききる速攻作戦が強そうでした。魔術師学園なのに呪文の勉強しにくい環境だったせいか、呪文の影響を受けない能力の青のワーカーはほとんど何の役にも立たず圧敗。

エージェントは10年くらい前のキックスターター発のカードゲーム。
様々な能力を持ったスパイカードをプレイして得点を稼ぎます。どのカードも上段に得点、下段に特殊能力が書いてあります。正向きでプレイすると特殊能力を自分で使用し相手プレイヤーに得点を献上、逆位置で使用すると自分は得点をもらい相手に特殊能力を使用させる、というデュアルユースシステム。どのカードをどっち向きに使うのが総合的に点になるか考えながらプレイします。
とは言うものの、何だか良く分からないうちに勝ち。

アルナックの失われし遺跡+エクスペティションリーダー拡張。
前回使用しなかった残り3人のリーダーを使用しました。ランダムに選ぶと女男爵。1ターンに1回、買ったアイテムカードがアマゾンお急ぎ便で直接手札に配送されてくるという能力です。ただし、この能力が毎ラウンド自動的に回収される手札の1枚として表わされているので、実質的には手札1枚減というペナルティつき。
能力を生かすべくお金とカードドロー効果のあるアイテムを重点的に買いまくり。探検は控えめで余った資源を研究に投入、という作戦でしたが及ばず。当然ですがデッキが厚くなるので、強いカード買ってもあまりぶん回すことはできません。やはり普通にワーカーが多いとかいっぱいアクションできるリーダーが強そうです。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者2人。
Imperial Struggle (GMT)・Undaunted: Normandy (Osprey Games)をプレイしました。

インペリアルストラグルはトワイライトストラグルのシステムで18世紀のイギリス対フランスの対立をシミュレートするウォーゲーム。
全6ターンで、途中でスペイン継承戦争・オーストリア継承戦争・7年戦争・アメリカ独立戦争と4回も世界規模の大戦争が発生します。冷戦時代より展開は派手めでしょうか。
システム的には、トワストみたいな普通のカードドリブンではなく共通場からアクションポイントタイルを1枚ずつドラフトするタイプであること、ランダムに配られるイベントカードと最初から固定で持ってる国ごとの閣僚カードのどちらも基本自分に有利な効果しかないことから、カードの引き運ではそこまで差がつかないと思います。ただし、各地域に自分の影響力を置いて支配を奪いあうところはトワストと同様なので、先置きが有利なところは変わっていません。
陣営ランダムに選んで英国担当。どうやら英国はお金持ち、フランスは外交巧者、と性格づけられているように見えます。フランスが旧大陸を政治的に支配し、英国が新大陸で経済的に伸びていく、という展開になりました。ヨーロッパの政治支配によるVPが大きく終始フランス優勢だったのと、最後にアメリカ独立戦争で完勝された分でフランスのサドンデス勝ち。

不屈のノルマンディーはUndaunted: Reinforcements拡張入り。日本語版は最初からこの拡張入りらしいです。英語版はカードの裏面があからさまに色違うという。
追加ルールの一番の目玉はやはり戦車でしょうか。不屈の北アフリカの車両ルールは煩雑な割に全然強くなかったですが、今回のは単純に強い普通のユニットとして表現されているのでとても使いやすいです。M3スチュアート<4号戦車<M4シャーマン<パンターという強弱関係です。シャーマンの評価がちょっと高すぎではという気がしないでもないですし、M3も高機動で歩兵が相手なら他の戦車と大差ない性能なので、シナリオ次第ですが総合的にはアメリカ軍やや有利かなと思います。
追加シナリオの1本めをプレイ。米軍を担当。米軍は2個分隊+迫撃砲+M3+M4、独軍は3個分隊+4号x2と戦力はほぼ互角ですが、米軍はさりげなく最初から迫撃砲を持っています。迫撃砲は照準と射撃が別アクションですが距離の影響を受けないので支援火力としては申し分ありません。火力で押し切って勝ち。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Lost Ruins of Arnak (CGE)・Ark Nova (Feuerland/テンデイズ)をプレイしました。

アルナックの失われし遺跡。エクスペティションリーダー拡張入り。
各プレイヤーに6人の探検隊リーダーを1人割り当ててます。プレイヤーごとの固有能力が追加され、初期手札にちょっと変化がつきます。
その他、カードやタイルの追加、ボード右側の研究トラックの差し替えなど。リーダー以外にもゲームの展開に幅が出る要素が盛り盛りなので必須拡張と言ってよいでしょう。
リーダーをランダムに選ぶとキャプテン。ワーカーが1人多くて3人使えるという能力。序盤はアクションマス不足しがちですが、個人ボードに自分専用アクションマスが一つあるので全く問題ありません。その代わり手札には-2VPで1回破棄しても普通のFearに化けるだけの強化Fearが1枚入っていてバランス取ってあります。
さすがにワーカー2人固定のゲームで最初からワーカー3人は強いです。勝ち。といっても新しいカードにはワーカーなしでもいろいろ盤面弄れる効果のものが追加されているので、そこまで一強というわけでもないと思いますが。

アークノヴァ。全員特殊能力なしのマップ0。
ゲームの構造上、訴求点は動物園が満杯になるとそれ以上増やしにくいので、そこから先は保全点で緑の点数を伸ばして終了トリガーを目指す、という展開が想定されていると思います。ところが、特別囲い地の爬虫類館と大型鳥類館はかなりの収容能力を持っていて、特に小型爬虫類は爬虫類館の消費マス数が0に設定されていたりするので、いくらでも詰め込んで訴求点を大きく伸ばすことができます。というわけで、できるだけ速く建設アクションをII面にして動物園じゃなくてワニ園を作るのが勝利の秘訣のような。
初期手札が良かったのと、ワニ園作った分で勝ち。

ML.K 5月例会

札幌市手稲コミュニティセンターでML.Kの5月例会がありました。参加者6人。
Dominion (RGG)・Imperial Steam (Capstone Games)・Minigolf Designer (Thematic Games)をプレイしました。

4人ドミニオン同盟+移動動物園。WayとEventとAllyで横長カード3枚も出すとただでさえ複雑なのがますます複雑になります。1戦1勝。

3人インペリアルスチーム。見ての通りの鉄道ゲー。オーストリアのウィーンを起点に鉄道ネットワークを建設してピック&デリバリーします。
誰かがトリエステまで線路を引くか、8ラウンドでゲーム終了、一番お金持ってた人の勝ち。
ゲームの見た目はワーカープレースですが、他人を邪魔する要素はなく単なるアクションポイント制です。
マップはウィーンとトリエステがそれぞれ端と端にある構造で、一応ウィーンからは線路4本出せますが4人プレイはちょっと狭いのでは。
お金が勝利得点とは言うものの、定期収入は雀の涙、商品の輸送でまとまったお金が入ってはきますが、一度配達した街は同じ商品をもう受け取らないのでゲームを通して最大15回と決まっていて、さらには商品は自分で工場建設して用意しなけりゃならんのに他人と競合するなどして機会を逃すと投資が無駄になるという厳しさ。おおむねゲーム中は常に自転車操業で、契約カードのセットコレクション要素と借金のマイナスで勝敗決める、といった感じではないでしょうか。2位。

5人ミニゴルフデザイナー。最初に自分のゴルフ場建設予定地をカード3枚から選ぶ際、複雑で広い土地は基礎点が高く、単純で狭い土地は基礎点低いという調整がされているのですが、単純な土地をさっさと埋めてしまえば先抜けボーナスで基礎点の差と大差ない点が入るので、高難度土地は単に不利なのではないかというバランス。1点差勝ち。